出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『蝶々のしゃぼん玉人生』(ちょうちょうのしゃぼんだまじんせい)は、1958年11月17日から1960年10月31日まで、大阪テレビ → 朝日放送の製作により、ラジオ東京テレビ系列局で放送されていたコメディ番組である[1]。共進社油脂工業(現・牛乳石鹸共進社)の一社提供。全100回。放送時間は毎週月曜 20:00 - 20:30 (日本標準時)。
上方漫才師のミヤコ蝶々が主役、南都雄二が副主役となるコメディを、毎回設定を変えながら放送していた番組。2人にとって初のテレビレギュラー番組であり(当時2人が出演していた『夫婦善哉』はまだラジオ放送のみだった)、後に蝶々が出演する朝日放送の番組『スチャラカ社員』に先駆けたコメディでもある。また、共進社油脂工業の一社提供番組でひらがな表記の「しゃぼん玉」を冠したのは、本番組が初である。
番組はその後、放送100回達成を機に『しゃぼん玉劇場』と改題リニューアルした。こちらもひらがな表記の「しゃぼん玉」をタイトルに冠していた。
- 原作:名和青朗
- 脚本:名和青朗
- ^ 『朝日放送の50年 III 資料集』p.177