西原にしはらバイパス (沖縄おきなわ県けん)

国道こくどう330号ごう標識ひょうしき

西原にしはらバイパス（にしはらバイパス）は沖縄おきなわ県けん宜野湾ぎのわん市し我如古がねこの我如古がねこ交差点こうさてんから浦添うらぞえ市し西原にしはらと宜野湾ぎのわん市し嘉数かかずの市し境さかいにまたがる広栄こうえい交差点こうさてんまでの国道こくどう330号ごうのバイパス道路どうろ。広栄こうえい交差点こうさてんから先さきはバイパスとなっており、この西原にしはらバイパスもその「バイパス」に含ふくまれることがある。なお、路線ろせんバスの線せん名めいに「バイパス」の名なを含ふくむ路線ろせんがいくつかあるが、広栄こうえい交差点こうさてん以南いなんのバイパス区間くかんを通過つうかすることから名付なづけられたものであり、それらのバスのどれもこの西原にしはらバイパスは通過つうかしない（国道こくどう330号ごう旧道きゅうどう区間くかんのほうを通過つうかする）。バス路線ろせんは沖縄おきなわ自動車じどうしゃ道どうに乗のり入いれるやんばる急行きゅうこうバスが西原にしはらIC以南いなん西原いりばるバイパスを通過つうかするが、西原にしはらバイパス内ないに停留所ていりゅうじょはない。

真栄原まえはら交差点こうさてんの渋滞じゅうたい緩和かんわのため、那覇なは市しから沖縄おきなわ市し方面ほうめんへ向むかう場合ばあいに広栄こうえい交差点こうさてん・真栄原まえはら交差点こうさてん・我如古がねこ交差点こうさてんの3回かいも右みぎ左折させつしなければならないため（西原にしはらバイパス開通かいつう前まえはこの区間くかんが国道こくどう330号ごうに指定していされていた）、また沖縄おきなわ自動車じどうしゃ道どうの石川いしかわIC - 那覇なはIC間あいだの建設けんせつが決きまり、ICがこの地域ちいきに必要ひつようであるためなどの理由りゆうにより、この西原にしはらバイパスは建設けんせつされた。

1987年ねん10月に沖縄おきなわ自動車じどうしゃ道どう西原いりばるIC開通かいつうにあわせて2車線しゃせんで暫定ざんてい開通かいつう。その後ご1990年ねん春はるに4車線しゃせん道路どうろとして正式せいしき開通かいつうし、同時どうじにバイパスとを結むすぶ立体りったい高架こうか橋きょうが開通かいつうした。なお、開通かいつう後ごに国道こくどう330号ごうの本線ほんせんはこの西原にしはらバイパスへと移うつり、それまでの旧道きゅうどうは県道けんどうに降格こうかく、我如古がねこ交差点こうさてん - 真栄原まえはら交差点こうさてん間あいだは沖縄おきなわ県けん道どう34号ごう宜野湾ぎのわん西原いりばる線せん、真栄原まえはら交差点こうさてん - 広栄こうえい交差点こうさてん間あいだは沖縄おきなわ県けん道どう241号ごう宜野湾ぎのわん南風原はえばる線せんとなった。

本ほん区間くかん内ないには沖縄おきなわ自動車じどうしゃ道どう西原いりばるICがあるほか、西原にしはらトンネルがある。西原にしはらトンネルの“西原にしはら”とは浦添うらぞえ市し西原いりばると中頭なかがみ郡ぐん西原いりばる町まちが接せっしているからと2つの意味いみがある（西原にしはらバイパスは西原いりばる町まちに接せっしているが同どう町内ちょうないには通かよっていない、通かよっているのは浦添うらぞえ市しと宜野湾ぎのわん市しのみ）。

関連かんれん項目こうもく

• バイパス (国道こくどう330号ごう)（その先さきに接続せつぞくする国道こくどう330号ごうのバイパス、浦添うらぞえバイパス・安里あさとバイパスともいう）
• 日本にっぽんのバイパス道路どうろ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 沖縄おきなわ総合そうごう事務じむ局きょく南部なんぶ国道こくどう事務所じむしょ