追伸ついしん

追伸ついしん（ついしん）とは、手紙てがみなどの最後さいごに、付つけ加くわえる形かたちで足たされた文章ぶんしょうのこと。二伸にしん。英語えいごのpostscriptの頭文字かしらもじからP.S.またはPS（「P.S」は間違まちがい）とも書かく。

通常つうじょう、手紙てがみの末尾まつび、宛先あてさき・差出人さしだしにん名めいが書かかれたさらに後のちに、「追伸ついしん」「追おい」「P.S.」「PS」を行頭ぎょうとうに置おく。さらに追伸ついしんする場合ばあいは、「追つい追伸ついしん」「P.P.S.」「PPS」と行頭ぎょうとうに記述きじゅつする。

手書てがきによる手紙てがみでは、書かき忘わすれた文ぶんを本文ほんぶん内ないに挿入そうにゅうすることができない。そのため、最初さいしょから書かき直なおすのも大変たいへんなので、よく使つかわれる便利べんりな言葉ことばである。電子でんしメールは書かき直なおしが可能かのうなため、本来ほんらいは使用しようする必要ひつようはないが、それまでの話題わだいを変かえるための語かたり、一いち呼吸こきゅう置おくための語かたりと解釈かいしゃくしている人ひともいる。

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