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おく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
京都きょうと五山ごさんおくのうち大文字おおもじ

おく(おくりび)とは、ぼん行事ぎょうじひとつで、おぼんかえってきた死者ししゃたましい現世げんせいからふたたびあのへとおく行事ぎょうじである(反対はんたいむか)。 家庭かてい玄関げんかんさきにわおこなわれるものから、地域ちいき社会しゃかい行事ぎょうじとしておこなわれるものまで、さまざまな規模きぼおこなわれている。だい規模きぼなものではおおきくけて、やまおくうみおくの2つがある。仏教ぶっきょう庶民しょみんあいだ浸透しんとうした室町むろまち時代じだい以後いご年中ねんじゅう行事ぎょうじとして定着ていちゃくしたといわれている。

やまおくとしては、京都きょうと五山ごさんおく奈良なら高円山たかまどやま大文字おおもじおくなどが有名ゆうめいうみおくとしては、「灯籠とうろうなが」が全国ぜんこくてきおこなわれている(「精霊流しょうりょうなが」と地方ちほうもある)。地方ちほうによってその由来ゆらい意味いみあい、行事ぎょうじ内容ないようおこなわれる時期じきなどはそれぞれことなっている。観光かんこう行事ぎょうじとして、最近さいきんおこなわれはじめたものもあるようだ。