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「遣らずの雨」(やらずのあめ)は、1983年9月21日に発売された川中美幸の12枚目のシングル。
川中は、本楽曲の詞を読みメロディを聴いたとき、鳥肌が立ち、「これこそ私が求めていた曲だ」と思ったという[1]。18年後に自著で「私がいまでも愛してやまない曲」であるとも述べている[1]。
テレビ朝日『江森陽弘モーニングショー』の「今週の歌」コーナーでこの曲を歌ったところ視聴者から大きな反応があったが、レコード会社は乗り気ではなく、発売後すぐに売れることはなかった[2]。ただ、演歌好きでない若い世代に隠れファンが多い曲である[3]。
川中は本楽曲を『NHK紅白歌合戦』で「二輪草」「ふたり酒」に次ぐ2回歌唱している(1983年 第34回、1992年 第43回)。
- 遣らずの雨(3分20秒)
- 作詞:山上路夫/作曲:三木たかし/編曲:高田弘
- ひとり花(4分51秒)
- 作詞:吉岡治/作曲:市川昭介/編曲:斉藤恒夫
- ^ a b 『人・うた・心 心をこめて…二十五年』132頁。
- ^ 『人・うた・心 心をこめて…二十五年』132-133頁。
- ^ 『人・うた・心 心をこめて…二十五年』133頁。