(Translated by https://www.hiragana.jp/)
第34回NHK紅白歌合戦 - Wikipedia コンテンツにスキップ

だい34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん > だい34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん
だい34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん
会場かいじょうNHKホール外観がいかん
ジャンル 大型おおがた音楽おんがく番組ばんぐみ
出演しゅつえんしゃ 黒柳くろやなぎ徹子てつこべにぐみ司会しかい
鈴木すずき健二けんじしろぐみ司会しかい
タモリ総合そうごう司会しかい
ほか
製作せいさく
制作せいさく NHK
放送ほうそう
音声おんせい形式けいしきステレオ放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき日本の旗 日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん1983ねん昭和しょうわ58ねん12月31にち
放送ほうそう時間じかん21:00 - 23:45
放送ほうそうぶん165ふん
回数かいすうNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせんだい34
NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん 公式こうしきサイト
テンプレートを表示ひょうじ
だい34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん
ジャンル 大型おおがた音楽おんがく番組ばんぐみ
放送ほうそう方式ほうしき 生放送なまほうそう
放送ほうそう期間きかん 1983ねん昭和しょうわ58ねん12月31にち
放送ほうそう時間じかん 1983ねん昭和しょうわ58ねん12月31にち
放送ほうそうきょく NHKラジオだい1
制作せいさく 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい(NHK)
公式こうしきサイト 公式こうしきサイト
テンプレートを表示ひょうじ

だい34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん』(だいさんじゅうよんかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、1983ねん昭和しょうわ58ねん12月31にちNHKホールおこなわれた、通算つうさん34かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん。21:00 - 23:45(JST)にNHK生放送なまほうそうがされた。ステレオ放送ほうそう

概要がいよう

[編集へんしゅう]
  • 前回ぜんかい視聴しちょうりつ70%れ(69.9%。70%れは69.7%であっただい20かい1969ねん以来いらい2度目どめ)から「視聴しちょうりつ復活ふっかつさせよう」とNHK・かくレコード会社かいしゃ躍起やっき番組ばんぐみづくりがおこなわれた。最初さいしょおこなわれたのはりょうくみ司会しかい人選じんせんであり、しろぐみ司会しかいについては、前回ぜんかいまで9ねん連続れんぞくでの担当たんとうしゃだった山川やまかわ静夫しずおからかれ先輩せんぱいであり当時とうじ視聴しちょうりつ40%を記録きろくしていた『クイズ面白おもしろゼミナール』の司会しかいしゃ著書ちょしょくばりのすすめ』が300まん突破とっぱのベストセラーを記録きろくした鈴木すずき健二けんじ交代こうたい鈴木すずきはこれまで音楽おんがく番組ばんぐみえんがなく、紅白こうはく視聴しちょうしたことがなかった(ただし、だい31かい1980ねん〉に応援おうえんゲストとして出演しゅつえんれきはあり)。さらに歌手かしゅうたらず、カラオケうたったこともないという[1]
  • 鈴木すずき対抗たいこうするべにぐみ司会しかいについては、当初とうしょ当時とうじ放送ほうそうちゅうこう視聴しちょうりつ最高さいこう60%)を記録きろくしていた連続れんぞくテレビ小説しょうせつおしん』の出演しゅつえんしゃである田中たなか裕子ゆうこ(ヒロイン、結局けっきょく特別とくべつ審査しんさいんとしての出演しゅつえんとなった)かいずみピン(ヒロインの母親ははおややく)をえる計画けいかくがあったという(60%の『おしん』、40%の『クイズ面白おもしろゼミナール』で合計ごうけい100%構想こうそう)。しかし最終さいしゅうてきには1はリストから完全かんぜんえていた黒柳くろやなぎ徹子てつこ続投ぞくとうすることとなった(4ねん連続れんぞく起用きよう[注釈ちゅうしゃく 1]黒柳くろやなぎ司会しかい発表はっぴょう会見かいけんで「週刊しゅうかんでは『くばり先生せんせい』と『おしん』とかれていたようで…。新鮮味しんせんみけるわたしもうわけありません」とべた。一方いっぽう黒柳くろやなぎ著書ちょしょまどぎわのトットちゃん』がこの時点じてんで563まん突破とっぱしており、ベストセラー作家さっか同士どうしりょうくみ司会しかいとして話題わだいにもなった[2]黒柳くろやなぎの4ねん連続れんぞく通算つうさん5かいべにぐみ司会しかいはいずれも佐良さら直美なおみなら史上しじょう最多さいた記録きろくである(ただし、黒柳くろやなぎ通算つうさん5かいべにぐみ司会しかいくわえて総合そうごう司会しかいにも1かい起用きようだい66かい2015ねん>)されている)。
  • 総合そうごう司会しかいには前年ぜんねん開始かいしフジテレビ系列けいれつ森田もりた一義かずよしアワー わらっていいとも!』でだいブレイクしていたタモリ起用きようはじめてNHKアナウンサー以外いがい人物じんぶつ総合そうごう司会しかいつとめた。総合そうごう司会しかいにNHKアナウンサーが起用きようされなかった事例じれいはじめて。
  • 前回ぜんかいまで2ねん連続れんぞく総合そうごう司会しかいつとめた生方うぶかた惠一けいいち得点とくてん集計しゅうけい進行しんこう担当たんとう。なお生方うぶかた翌年よくねんだい35かいで2ねんぶりに総合そうごう司会しかい復帰ふっきしている。
  • 山川やまかわ降板こうばんについて、かく新聞しんぶん雑誌ざっしは「山川やまかわろされる」とほうじた。民放みんぽうワイドショー静岡しずおかけん山川やまかわ自宅じたく突撃とつげき取材しゅざいし、山川やまかわ母親ははおやに「(息子むすこしろぐみ司会しかい降板こうばんが)くやしいですか?」と質問しつもんをぶつける一幕ひとまくもあった(母親ははおやは「くやしくないです。大晦日おおみそか一緒いっしょごせるので」と回答かいとうしたが、ワイドショー制作せいさくはんはしつこく「くやしいですか?」とつづけたという)。山川やまかわ自身じしん黒柳くろやなぎべにぐみ司会しかい続投ぞくとうとなったため「(NHK職員しょくいん立場たちばである)ぼくだけが責任せきにんらされた」とおもっており、に「くやしいよりはらりつしかった」「69.9%のどこがわるいのか」とかんじていたとはな[3]。また、先輩せんぱい鈴木すずき交代こうたいとなったため、山川やまかわ相当そうとうショックをけ、鈴木すずき山川やまかわなか一時いちじ悪化あっかしたともつたえられている[4]
  • 今回こんかい歌手かしゅリーダーについて、べにぐみみやこはるみ[注釈ちゅうしゃく 2]しろぐみ北島きたじま三郎さぶろう(3ねん連続れんぞく)がそれぞれつとめた。
  • オープニングでタモリが鈴木すずきを「このあたまなかくばりがいっぱいまっている」と紹介しょうかいし、黒柳くろやなぎからは「アラレちゃん」と揶揄やゆされた。
  • このかい黒柳くろやなぎ鈴木すずき両者りょうしゃたがいに毒舌どくぜつ終始しゅうし敵対心てきたいしん際立きわだった演出えんしゅつがなされていた。
  • 今回こんかいはオープニングの「優勝旗ゆうしょうき返還へんかん」がく、優勝旗ゆうしょうきは「金杯きんぱい」と「銀杯ぎんぱい」の紹介しょうかいとき紹介しょうかいされる程度ていどだった。
  • オープニングでタモリは客席きゃくせきに「選手せんしゅ宣誓せんせいおこなってもいいかな?」とき、観客かんきゃくに「いいともー!」とわせるコール&レスポンスをおこなった[5]
  • しろぐみトップバッターから3番手ばんてまでに、西城さいじょう秀樹ひでき野口のぐち五郎ごろうごうひろみの「しん御三家ごさんけ」を起用きようし、対戦たいせん相手あいてべにぐみトップバッターから3番手ばんてまでに、岩崎いわさき宏美ひろみ柏原かしわばら芳恵よしえ河合かわい奈保子なほこ起用きようしたり、当時とうじ人気にんきNo.1のアイドルであった松田まつだ聖子せいこ田原たはら俊彦としひこきょくじゅん終盤しゅうばんむなど、前回ぜんかい反省はんせいから、きょくじゅんにも大胆だいたんこころみがなされた。
  • 3度目どめ出場しゅつじょうとなったサザンオールスターズ頭髪とうはつを“紅白こうはくカラー”にめた桑田くわた佳祐けいすけとタキシードにつつんだ関口せきぐち和之かずゆき松田まつだひろし野沢のざわ秀行ひでゆき大森おおもり隆志たかしとドレスにつつんだはら由子ゆうこが、楽器がっき演奏えんそうをせずにミュージカル調ちょう軽快けいかいなダンスをおどった[6]
  • 当時とうじは、きょくあいだ出演しゅつえんしゃたちが総出そうででアトラクションをおこなうことがあり、さと歌唱かしょうにラテンふう衣装いしょうで「ビギン・ザ・ビギン」がうたわれ、沢田さわだ研二けんじ歌唱かしょうに「紅白こうはくたわら合戦かっせん」、サザンオールスターズ歌唱かしょうに「日本にっぽん四季しきメドレー」がおこなわれた。中森なかもり明菜あきな若手わかてアイドル中心ちゅうしんとして「ビギン・ザ・ビギン」「日本にっぽん四季しきメドレー」に参加さんか予定よていだったが、本番ほんばん数日すうじつまえあし脱臼だっきゅうしたため、急遽きゅうきょ杏里あんり代役だいやくつとめた。
  • 同日どうじつだい25かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう最優秀さいゆうしゅう歌唱かしょうしょう受賞じゅしょうしたもり昌子まさこは、「越冬えっとうつばめ」の歌唱かしょう途中とちゅう感極かんきわまり、なみだながしながらの熱唱ねっしょうとなった。
  • べにぐみトリは水前寺すいぜんじ清子きよこ出場しゅつじょう19かいにしてはじめて、しろぐみトリおよびだいトリには細川ほそかわたかしがこちらも出場しゅつじょう9かいにしてはじめて抜擢ばってきされた。
    • 水前寺すいぜんじ紅白こうはく直前ちょくぜん父親ちちおや死去しきょ彼女かのじょの1かぎりのべにぐみトリは終始しゅうしなみだかべてのかなしみをころしてのステージとなった。黒柳くろやなぎは「天国てんごくのおとうちゃん、こえますか?」ときょく紹介しょうかいべた。なお、水前寺すいぜんじ11月20にち時点じてんべにぐみトリ担当たんとうらされていたが、関係かんけいしゃ親族しんぞくにもそのことをかしてはならないとの注文ちゅうもんがNHKがわからけられていたために、病床びょうしょう父親ちちおやにもその事実じじつげることができなかったことが心残こころのこりとなっているとい、この事実じじつ父親ちちおやげていれば、紅白こうはく本番ほんばんときまで父親ちちおやきていてくれたのかもとおもっているとはな[3]
    • しろぐみトリは当初とうしょ北島きたじま三郎さぶろう内定ないていしていたが、「きりわた」がだいヒットしていた細川ほそかわ最終さいしゅうてき逆転ぎゃくてんして起用きようまった[7]。なお、コロムビア所属しょぞく男性だんせい歌手かしゅがトリをつとめるのは今回こんかい細川ほそかわ史上しじょうはつ。その細川ほそかわ同日どうじつだい25かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう獲得かくとく紅白こうはくはつだいトリにおもわず男泣おとこなきの歌唱かしょうとなったが、その最中さいちゅうゆめ芝居しばい」のロングヒットで紅白こうはくはつ出場しゅつじょう梅沢うめざわ富美男ふみおみずか女形おんながたまい披露ひろうしていた[注釈ちゅうしゃく 3]
  • 優勝ゆうしょうしろぐみ
  • 今回こんかいから金杯きんぱい銀杯ぎんぱい授与じゅよ採用さいようされた(だい36かい1985ねん〉まで)。今回こんかい金杯きんぱい沢田さわだ研二けんじに、銀杯ぎんぱい水前寺すいぜんじにそれぞれ授与じゅよされた。翌年よくねんだい35かい以降いこう優勝ゆうしょうしたチームから金杯きんぱい受賞じゅしょうしゃが、敗退はいたいしたチームから銀杯ぎんぱい受賞じゅしょうしゃ選出せんしゅつされることとなった。
  • 今回こんかい平均へいきん視聴しちょうりつは74.2%を記録きろく、70%たい復活ふっかつたした。
  • 放送ほうそう、マスコミが鈴木すずきたいし「NHKのピエロ」と批判ひはんおこなった[8]
  • 翌年よくねんだい35かい当初とうしょ番組ばんぐみがわ黒柳くろやなぎべにぐみ司会しかい打診だしんおこなったが、黒柳くろやなぎは「もう今年ことしときでは」と辞退じたいもうれる(べにぐみ司会しかい同年どうねん紫綬褒章しじゅほうしょう受章じゅしょうし、黒柳くろやなぎとも親交しんこうがあるもり光子みつこ交代こうたいとなった)。黒柳くろやなぎだい66かい2015ねん)で総合そうごう司会しかいつとめるまで紅白こうはく司会しかいをすることはなかった。一方いっぽう鈴木すずき翌年よくねんしろぐみ司会しかい続投ぞくとうした(今回こんかい実績じっせきから続投ぞくとう早々そうそうまったという。わせて鈴木すずきとのトーク技術ぎじゅつから、当初とうしょ黒柳くろやなぎべにぐみ司会しかい続投ぞくとうまりかける格好かっこうとなる)。
  • タモリの紅白こうはく司会しかい担当たんとう今回こんかいかぎりとなっている[注釈ちゅうしゃく 4]
  • 1995ねん1999ねんに、『おも紅白こうはく歌合戦うたがっせん』(BS2)でさい放送ほうそうされた。

司会しかいしゃ

[編集へんしゅう]

演奏えんそう

[編集へんしゅう]

審査しんさいん

[編集へんしゅう]

大会たいかい委員いいんちょう

[編集へんしゅう]

出場しゅつじょう歌手かしゅ

[編集へんしゅう]

      はつ出場しゅつじょう      かえ

べにぐみ しろぐみ
きょくじゅん 歌手かしゅ かい きょく きょくじゅん 歌手かしゅ かい きょく
1 岩崎いわさき宏美ひろみ 9 家路いえじ 2 西城さいじょう秀樹ひでき 10 ギャランドゥ
3 柏原かしわばら芳恵よしえ はつ はるなのに 4 野口のぐち五郎ごろう 11 19:00のまち
5 河合かわい奈保子なほこ 3 UNバランス 6 ごうひろみ 11 素敵すてきにシンデレラ・コンプレックス
7 川中かわなか美幸みゆき 3 らずのあめ 8 大川おおかわさかえさく はつ さざんかの宿やど
9 榊原さかきばら郁恵いくえ 6 かなしきクラクション 10 シブがきたい 2 挑発ちょうはつ
11 小柳こやなぎルミ子るみこ 13 ひさしぶりね 12 沢田さわだ研二けんじ 11 れのちBLUE BOY
13 島倉しまくら千代子ちよこ 27 積木つみきくずし 14 三波みなみ春夫はるお 26 放浪ほうろう茣蓙ござまくら(さすらいござまくら)
15 牧村まきむら三枝子みえこ 3 樹氷じゅひょう宿やど 16 せん昌夫まさお 11 夕焼ゆうやくも
17 日野ひの美歌みか はつ 氷雨ひさめ 18 梅沢うめざわ富美男ふみお はつ ゆめ芝居しばい
19 早見はやみゆう はつ なつしょくのナンシー 20 ALFEE はつ メリーアン
21 中森なかもり明菜あきな はつ きん 22 近藤こんどう真彦まさひこ 3 ためいきロ・カ・ビ・リー
23 高田たかだみづえ 6 そんなヒロシにだまされて 24 山本やまもと譲二じょうじ 3 海鳴うみな
25 杏里あんり はつ CAT'S EYE 26 新沼にいぬま謙治けんじ 8 さけとふたりづれ
27 みやこはるみ 19 浪花なにわこいしぐれ 28 村田むらた英雄ひでお 22 空手からていちだい
29 青江あおえ三奈みな 17 大阪おおさかブルース 30 サザンオールスターズ 3 東京とうきょうシャッフル
31 松田まつだ聖子せいこ 4 ガラスの林檎りんご 32 田原たはら俊彦としひこ 4 さらば‥なつ
33 八代やしろ亜紀あき 11 日本海にほんかい 34 北島きたじま三郎さぶろう 21 りょう
35 けんナオコ 7 かせて 36 菅原すがわら洋一よういち 17 アマン
37 もり昌子まさこ 11 越冬えっとうつばめ 38 五木いつきひろし 13 細雪ささめゆき
39 小林こばやし幸子さちこ 5 ふたたびの 40 もり進一しんいち 16 ふゆのリヴィエラ
41 水前寺すいぜんじ清子きよこ 19 あさくさ物語ものがたり 42 細川ほそかわたかし 9 きりわた

日本にっぽん四季しきメドレー」の曲目きょくもく歌手かしゅ[注釈ちゅうしゃく 7]

  • はる小川おがわ」:河合かわい奈保子なほこ柏原かしわばら芳恵よしえ早見はやみゆう
  • 朧月夜おぼろづきよ」:岩崎いわさき宏美ひろみ高田たかだみづえ、杏里あんり
  • 浜辺はまべうた」:もり昌子まさこ沢田さわだ研二けんじ
  • あかとんぼ」:島倉しまくら千代子ちよこ榊原さかきばら郁恵いくえ
  • さとあき」:川中かわなか美幸みゆき牧村まきむら三枝子みえこ日野ひの美歌みか
  • ゆき」:菅原すがわら洋一よういちもり進一しんいち五木いつきひろし、せん昌夫まさお
  • たきび」:みやこはるみ、八代やしろ亜紀あきけんナオコ、小林こばやし幸子さちこ
  • ふゆよる」:水前寺すいぜんじ清子きよこ青江あおえ三奈みな
  • はる」:参加さんかしゃ全員ぜんいん

選考せんこうめぐって

[編集へんしゅう]
  • 前回ぜんかい出場しゅつじょう歌手かしゅなかより今回こんかい選出せんしゅつとなった歌手かしゅ以下いか
  • 同年どうねんデビュー10周年しゅうねんで、前回ぜんかいまではつ出場しゅつじょうだい28かい(1977ねん以来いらい6ねん連続れんぞく出場しゅつじょうした石川いしかわさゆりは、当時とうじ産休さんきゅうはい臨月りんげつ間近まぢかため今回こんかい発表はっぴょうまえみずか辞退じたい。しかし、当時とうじのNHKプロデューサーから「まだ入院にゅういんしてないなら応援おうえんだけでいので、紅白こうはくのステージへしい」との熱意ねついされ、べにぐみ特別とくべつ応援おうえんゲストでなま出演しゅつえんマタニティードレス衣装いしょうで、あかバラ花束はなたばかか登場とうじょうした。なお石川いしかわのゲスト出演しゅつえん本番ほんばん直前ちょくぜんまでらされず、五木いつきひろしをはじ紅白こうはく出場しゅつじょう歌手かしゅたちから「どうしたの⁉︎」と吃驚びっくりされた、と懐古かいこしている[9][10]。その石川いしかわ翌年よくねんだい35かい1984ねん)へ2ねんぶりに復帰ふっき以降いこう出場しゅつじょう継続けいぞくちゅうである。
  • 「メリーアン」がだいヒットしたALFEE(げんTHE ALFEE)がはつ出場しゅつじょうたす[注釈ちゅうしゃく 10]。その数々かずかずのヒットきょく輩出はいしゅつするが、紅白こうはく歌合戦うたがっせん出場しゅつじょう今回こんかいだけであり、以降いこう紅白こうはく出演しゅつえんのオファーを辞退じたいしている。
  • 紅白こうはく常連じょうれんだった青江あおえ三奈みな榊原さかきばら郁恵いくえらも今回こんかい紅白こうはく出場しゅつじょう途切とぎれている(青江あおえは7ねんだい41かい〈1990ねん〉で1かいのみ復帰ふっき)。また通算つうさん3かい出場しゅつじょうだったサザンオールスターズも、正式せいしき出場しゅつじょう歌手かしゅとしては今回こんかい最後さいご出演しゅつえんとなっている(ただしメンバーのはら由子ゆうこが、ソロでだい42かい〈1991ねん〉で正式せいしき出場しゅつじょうしている)。
  • また西城さいじょう秀樹ひでき2018ねん5月16にち逝去せいきょしたため、結果けっかてき今回こんかいごうひろみと野口のぐち五郎ごろうふくめた、いわゆるしん御三家ごさんけそろってなま出演しゅつえんした最後さいご紅白こうはくとなった。また野口のぐち今回こんかいを以って出場しゅつじょう一旦いったん途切とぎれたが、だい73かい(2022ねん)の特別とくべつ企画きかく桑田くわた佳祐けいすけfeat.佐野さの元春もとはる世良せら公則まさのりChar野口のぐち五郎ごろうとして39ねんりに紅白こうはく復活ふっかつした。

出場しゅつじょう歌手かしゅ希望きぼう世論せろん調査ちょうさ結果けっか

[編集へんしゅう]
順位じゅんい 女性じょせい 男性だんせい
歌手かしゅ 出場しゅつじょう 歌手かしゅ 出場しゅつじょう
1 松田まつだ聖子せいこ 五木いつきひろし
2 もり昌子まさこ 細川ほそかわたかし
3 みやこはるみ 北島きたじま三郎さぶろう
4 中森なかもり明菜あきな もり進一しんいち
5 八代やしろ亜紀あき 近藤こんどう真彦まさひこ
6 岩崎いわさき宏美ひろみ 田原たはら俊彦としひこ
7 川中かわなか美幸みゆき せん昌夫まさお
8 島倉しまくら千代子ちよこ シブがきたい
9 小林こばやし幸子さちこ ごうひろみ
10 石川いしかわさゆり × 大川おおかわさかえさく

出典しゅってんは『読売新聞よみうりしんぶん[11]

ゲスト出演しゅつえんしゃ

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 田中たなかほん紅白こうはく審査しんさいんとして出演しゅつえんした。いずみ1977ねんに「あいこいちょう」が10.9まんまいオリコン最高さいこう37)のヒットを記録きろくしたが紅白こうはくには落選らくせんとなった経緯けいいがある。紅白こうはくたいしては「歌手かしゅとしての意地いじがある」となん応援おうえん出演しゅつえんっていた(おにしゅうとピン ポリシーげて紅白こうはくねらう! デイリースポーツ(2014ねん9がつ4にち))。
  2. ^ 前回ぜんかいまで2ねん連続れんぞくつとめた同期どうき盟友めいゆう水前寺すいぜんじ清子きよこわって担当たんとう。なお翌年よくねんだい35かいでは、水前寺すいぜんじがこのに2ねんぶりに復帰ふっきしている。
  3. ^ 梅沢うめざわは1982ねんからちあきなおみ歌唱かしょうばんきりわたし」を舞踊ぶようきょくとして使用しよう好評こうひょうはくしていた。
  4. ^ そのだい65かい(2014ねん)に審査しんさいんとしてさい出演しゅつえんするまで紅白こうはくへの出演しゅつえん自体じたいもなかった。だい66かいふたたびタモリに総合そうごう司会しかいのオファーがおこなわれたが、本人ほんにんがスケジュールの都合つごうなどを理由りゆう辞退じたいした。
  5. ^ だい56かい総合そうごう司会しかい担当たんとう
  6. ^ 杉浦すぎうら圭子けいこだい39かい女性じょせいはつ総合そうごう司会しかい担当たんとう)。
  7. ^ うた以外いがいでは黒柳くろやなぎ徹子てつこ(ナレーション)、鈴木すずき健二けんじ新沼にいぬま謙治けんじ近藤こんどう真彦まさひこ山本やまもと譲二じょうじ・シブがきたい以上いじょう大道具おおどうぐがかり)、大川おおかわさかえさく小柳こやなぎルミ子るみこ漁師りょうしとそのつま)、三波みなみ春夫はるお村長そんちょう)、村田むらた英雄ひでおむらまつりの責任せきにんしゃ)、野口のぐち五郎ごろうごうひろみ・西城さいじょう秀樹ひでき以上いじょうのぼりち)、ALFEE(神輿しんよかつしゅ)、北島きたじま三郎さぶろう地蔵じぞう)、細川ほそかわたかし(いぬ)、タモリ(中洲なかす産業さんぎょう大学だいがく教授きょうじゅふう?風神ふうじん)、桑田くわた佳祐けいすけ(サザンオールスターズ。黒衣くろご)が参加さんかした。
  8. ^ 下記かきによる出場しゅつじょう辞退じたい歌手かしゅとして)のため。
  9. ^ ただしシルヴィアは、菅原すがわら洋一よういちとのデュエットきょく「アマン」のサポートやくで、今回こんかいしろぐみとして特別とくべつ出場しゅつじょうたしている(なおとうかいのシルヴィアは通算つうさん4かい紅白こうはく出演しゅつえんとなったが、正式せいしき紅白こうはく出場しゅつじょう回数かいすうふくまない)。
  10. ^ ただし今回こんかい以前いぜんに、裏方うらかたとして由紀ゆきさおりのバックバンドとして、メンバー2めい出演しゅつえん経験けいけんる。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ 紅白こうはく50かい』、85ぺーじ
  2. ^ 合田あいだ道人みちひと紅白こうはく歌合戦うたがっせん舞台裏ぶたいうら全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ、2012ねん
  3. ^ a b 紅白こうはく50かい
  4. ^ 週刊しゅうかん現代げんだい』1985ねん1がつごう
  5. ^ 『litera』2013ねん12月3にちづけ
  6. ^ サザン、35ねんぶりの紅白こうはく! NHKホールから「特別とくべつわく出演しゅつえん アノ名曲めいきょく解禁かいきんは…zakzak 2018ねん12月12にち 2020ねん10がつ18にち閲覧えつらん
  7. ^ 合田あいだ紅白こうはく歌合戦うたがっせん舞台裏ぶたいうら
  8. ^ 紅白こうはく50かい』、86ぺーじ
  9. ^ 石川いしかわさゆり、うたおおきな存在そんざい紅白こうはくかた日刊にっかんスポーツ 2009ねん12月26にち記事きじ
  10. ^ はなし肖像しょうぞう歌手かしゅ石川いしかわさゆり<3>じつは46ねん連続れんぞく!?「紅白こうはく最多さいた出場しゅつじょう産経さんけいニュース、2023ねん1がつ3にち記事きじ
  11. ^ 読売新聞よみうりしんぶん』1983ねん12月10にちづけ夕刊ゆうかん、8ぺーじ

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]
  • NHK『テレビ50ねん あのあのとき、そして未来みらいへ』(NHKサービスセンター 2003ねん2がつ

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]