第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん

NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん > 第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん

第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん
会場かいじょうのNHKホール
ジャンル	大型おおがた音楽おんがく番組ばんぐみ
出演しゅつえん者しゃ	有働うどう由美子ゆみこ、膳場ぜんば貴子たかこ（紅べに組ぐみ司会しかい） 阿部あべ渉わたる、高山たかやま哲哉てつや（白しろ組ぐみ司会しかい） 武内たけうち陶すえ子こ（総合そうごう司会しかい）他た
エンディング	『蛍ぼたるの光ひかり』
製作せいさく
制作せいさく	NHK
放送ほうそう
音声おんせい形式けいしき	ステレオ放送ほうそう （デジタル放送ほうそうは5.1chサラウンドステレオ）
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	2003年ねん（平成へいせい15年ねん）12月31日にち（水曜日すいようび）
放送ほうそう時間じかん	19:30 - 23:45
放送ほうそう分ぶん	255分ふん
回数かいすう	NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん第だい54
番組ばんぐみ年表ねんぴょう
前作ぜんさく	第だい53回かい（平成へいせい14年ねん）
次つぎ作さく	第だい55回かい（平成へいせい16年ねん）

第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん
ジャンル	大型おおがた音楽おんがく番組ばんぐみ
放送ほうそう方式ほうしき	生放送なまほうそう
放送ほうそう期間きかん	2003年ねん（平成へいせい15年ねん）12月31日にち
放送ほうそう局きょく	NHKラジオ第だい1

『第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん』（だいごじゅうよんかいエヌエイチケイこうはくうたがっせん）は、2003年ねん（平成へいせい15年ねん）12月31日にちにNHKホールで行おこなわれた、通算つうさん54回かい目めのNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん。19時じ30分ふん - 21時じ20分ふんおよび21時じ30分ふん - 23時じ45分ふんにNHKで生放送なまほうそうされた。

概要がいよう

• 12月1日にちより東京とうきょう、大阪おおさか、名古屋なごやの3地区ちくで地上ちじょうデジタルテレビ放送ほうそう（通称つうしょう・地ちデジ）の本ほん放送ほうそうが始はじまり、紅白こうはくも今回こんかいより地ちデジでも放送ほうそう開始かいし。それまで、総合そうごう・BS2とBShiでは、テロップを別べつに挿入そうにゅうしていた（後者こうしゃでは、16:9サイズを前提ぜんていにした位置いちに表示ひょうじするため）が、今回こんかいから第だい60回かい（2009年ねん）までは全ぜんテレビ放送ほうそう波はでアナログ放送ほうそうの4:3サイズの範囲はんい内ないでのテロップ表示ひょうじになった。
• 本ほん紅白こうはくの裏番組うらばんぐみとして、民放みんぽうで三みつ巴どもえの格闘技かくとうぎ中継ちゅうけいが行おこなわれた。
  • TBS系列けいれつ：『K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!』（ナゴヤドーム）
  • フジテレビ系列けいれつ：『PRIDE SPECIAL 男おとこ祭まつり 2003』（さいたまスーパーアリーナ）
  • 日本にほんテレビ系列けいれつ：『INOKI BOM-BA-YE 2003』（神戸こうべウイングスタジアム）

放送ほうそうまで

• 司会しかい発表はっぴょうは11月13日にちに行おこなわれた。
• 両りょう組くみ司会しかいについて、紅べに組ぐみが有働うどう由美子ゆみこ・膳場ぜんば貴子たかこ、白しろ組ぐみが阿部あべ渉わたる・高山たかやま哲哉てつやとなり、第だい37回かい（1986年ねん）以来いらいの両りょう組くみ司会しかい2人にん体制たいせいとなったが、NHKアナウンサー同士どうし（両りょう組くみ司会しかい4人にん全員ぜんいんアナウンサー）の両りょう組くみ司会しかい2人にん体制たいせいは史上しじょう初はつである。なお、有働うどう・阿部あべはここ2年間ねんかんも両りょう組くみ司会しかいを担当たんとうしており3連投れんとうとなった一方いっぽう、膳場ぜんば・高山たかやまは前回ぜんかい共ともに審査しんさ員いんリポートを担当たんとうしており事実じじつ上じょうの昇格しょうかくという形かたちになった。また、当時とうじ30歳さいの高山こうざんは男性だんせいアナウンサーの史上しじょう最年少さいねんしょう司会しかい記録きろくを打うち立たてた。
• 一方いっぽう総合そうごう司会しかいについては、ここ2年間ねんかんの担当たんとう者しゃだった三宅みやけ民夫たみおから後輩こうはいの武内たけうち陶すえ子こに交代こうたいとなった。有働うどうと武内たけうちは同期どうき入局にゅうきょく且かつ神戸女学院大学こうべじょがくいんだいがく出身しゅっしん同士どうしである（大学だいがくでは武内たけうちが先輩せんぱい）。
• 当時とうじNHK会長かいちょうの海老沢えびさわ勝二しょうじは早はやい時期じきに「今年ことしも司会しかいはアナウンサーの起用きよう」との方針ほうしんを打うち出だし、アンケート調査ちょうさなどで評判ひょうばんの良よかった有働うどう・阿部あべの両りょう組くみ司会しかい続投ぞくとうを決定けっていさせつつ、隠かくし玉だまとして膳場ぜんば・高山こうざんを初はつ起用きようした。総合そうごう司会しかいについては、武内たけうちを初はつ起用きようしフレッシュ感かんを薫かおらせたという。
• 司会しかい発表はっぴょう前まえ、『スポーツニッポン』（10月がつ14日にち付づけ）が「有働うどう・阿部あべを軸じくに両りょう組くみ司会しかいの人選じんせんが進すすんでいる」、『読売新聞よみうりしんぶん』（司会しかい発表はっぴょう当とう日付ひづけ）が「有働うどう・阿部あべの両りょう組くみ司会しかい続投ぞくとうおよび武内たけうちの総合そうごう司会しかい初はつ起用きようが決定けってい」とそれぞれリークがされた。
• 前回ぜんかい設もうけられた「サポーター代表だいひょう」は廃止はいしされた。一方いっぽう、司会しかい者しゃや出場しゅつじょう歌手かしゅの発表はっぴょう前まえ、このポジションに翌年よくねんの大河たいがドラマ『新選しんせん組ぐみ!』の出演しゅつえん者しゃ同士どうしである優香ゆか・香取かとり慎吾しんご（SMAP）らの起用きようが濃厚のうこうとの報道ほうどうがされた。
• 今回こんかいは曲きょく順じゅんをギリギリまで公表こうひょうしないと発表はっぴょうされたが、後のちに29日にちに発表はっぴょうする可能かのう性せいがあると報道ほうどうされ、実際じっさいに29日にちに曲きょく順じゅんが発表はっぴょうされた。
• 有働うどう・膳場ぜんばと出場しゅつじょう歌手かしゅで行おこなった打うち合あわせの際さい、有働うどうと膳場ぜんばの間あいだで対立たいりつが見みられたとの報道ほうどうがされた。

当日とうじつのステージ

ゆずが「またあえる日ひまで」などをメドレーで披露ひろうした横浜よこはま松坂屋まつざかや（現在げんざいはカトレヤプラザ伊勢佐木いせざきに改築かいちく）

倉木くらき麻衣まいが「Stay by my side」を歌唱かしょうした東寺とうじ（教王護国寺きょうおうごこくじ）の五重塔ごじゅうのとう

• ここ3年間ねんかん設もうけられていた審査しんさ員いんリポートは撤廃てっぱいされ、審査しんさ員いん紹介しょうかいは今回こんかいから第だい58回かい（2007年ねん）までは総合そうごう司会しかいが担当たんとうする体制たいせいに戻もどった。
• 監督かんとくとしてプロ野球やきゅう・阪神はんしんタイガースを18年ねんぶりの優勝ゆうしょうに導みちびいた星野ほしの仙せん一いち監督かんとくが審査しんさ員いんを務つとめた。また、この年としメジャーリーグ・ニューヨーク・ヤンキースに移籍いせきし、4番ばん打者だしゃとしてワールドシリーズ出場しゅつじょうを果はたした松井まつい秀喜ひできとその父親ちちおやの松井まつい昌雄まさおが「デジタルお茶ちゃの間あいだ審査しんさ員いん」となり、自宅じたくからの中継ちゅうけいもあった。ちなみに、昌雄まさおはこの年とし本ほん紅白こうはく出場しゅつじょう歌手かしゅである香西こうざいかおりとデュエット曲きょく「ゆきずり物語ものがたり」を発表はっぴょうしており、歌手かしゅとしての出演しゅつえんも噂うわさされたが、実現じつげんしなかった。
• 有働うどうが今回こんかい着用ちゃくようした衣装いしょうの総額そうがくは6000万まんにも及およんだとされる。
• 今回こんかいも爆笑ばくしょう問題もんだいが応援おうえんゲストとして登場とうじょう。だが今回こんかいを最後さいごに爆笑ばくしょう問題もんだいは紅白こうはくに出演しゅつえんしていない。
• 初はつ出場しゅつじょうした第だい41回かい（1990年ねん）でドイツの首都しゅと・ベルリンから中継ちゅうけいで3曲きょく歌唱かしょう（15分ふん以上いじょう）したことが問題もんだいになり、以後いご長ながらくNHKに出演しゅつえんしていなかった長渕ながぶち剛つよしがこの年とし5月がつ、11年ねん半はんぶりのNHK出演しゅつえんとなった『夢ゆめ・音楽おんがく館かん』に続つづき、13年ねんぶりに紅白こうはく出場しゅつじょう。初はじめてNHKホールで出演しゅつえんし、この年としのヒット曲きょく「しあわせになろうよ」を歌唱かしょう。
• 今回こんかいからモーニング娘むすめ。として参加さんかした道みち重おもさゆみと田中たなかれいなの2人ふたりは初はつの平成へいせい生うまれの出場しゅつじょう歌手かしゅとなった。
• ZONEは当時とうじ、リーダーのTAKAYOが脱退だったい前ぜん最後さいごのステージとなった。
• お笑わらいブームの影響えいきょうで、はなわとテツandトモが当日とうじつ限かぎりのユニットで歌手かしゅとして出場しゅつじょうした。なおこの2組くみは『爆笑ばくしょうオンエアバトル』の常連じょうれんであり、彼かれらの応援おうえんゲストとしてダンディ坂野さかのをはじめとした番組ばんぐみ常連じょうれんのお笑わらい芸人げいにんが大勢おおぜい登場とうじょうした。当時とうじ『オンエアバトル』の司会しかいを担当たんとうしていた藤崎ふじさき弘ひろし士しも一時いちじラジオ実況じっきょう席せきを離はなれステージに登場とうじょうしたが小野おの文惠ふみえから呼よび出だしを食くらいラジオ実況じっきょう席せきに戻もどってしまった。
• ゆずが初はつ出場しゅつじょうしデビュー前まえに歌うたっていたという横浜よこはま松坂屋まつざかや（現げん：カトレヤプラザ伊勢佐木いせざき）前まえからの中継ちゅうけいで「夏なつ色しょく」、「濃こ」、「またあえる日ひまで」のメドレーを歌うたう。ギター弾ひき語がたり形式けいしきだった。
• 第だい1部ぶの白しろ組ぐみトリおよび大だいトリとなる森もり進一しんいちの「狼おおかみたちの遠吠とおぼえ」のステージでは、楽曲がっきょく提供ていきょうした長渕ながぶちがギター・コーラスで参加さんかした。
• aikoは当時とうじ交際こうさいしていた国分こくぶ太一たいちが属ぞくするTOKIOと直接ちょくせつ対決たいけつした。
• 平井ひらい堅けんは「見上みあげてごらん夜よるの星ほしを」を披露ひろうしたが、オリジナルを唱うたった坂本さかもと九きゅうの映像えいぞうを流ながす演出えんしゅつで、感動かんどう的てきな共演きょうえんを果はたした。
• 前回ぜんかいに引ひき続つづき、和田わだアキ子あきことSMAPの中居なかい正広まさひろを進行しんこう役やくに据すえた輪唱りんしょうがテーマのコーナーが行おこなわれた。
• 応援おうえんゲストで登場とうじょうした仲間なかま由紀恵ゆきえは、仲間なかまが自みずから主演しゅえんを務つとめるテレビ朝日てれびあさひ系けいドラマで映画えいが作品さくひんでもある『トリック』で使用しようされる台詞せりふを用もちいて紅べに組ぐみの応援おうえんを行おこなった。
• 毎年まいとし恒例こうれいの小林こばやし幸子さちこと美川みかわ憲一けんいちの豪華ごうか衣装いしょう対決たいけつについて、美川みかわが赤あかいドレスから白しろいドレスへと早変はやがわりするパフォーマンスを披露ひろう。早変はやがわり後ごは背中せなかに大おおきな羽はねが現あらわれ、ドレスが前年ぜんねんに続つづき青あおい電でん飾かざりで輝かがやく演出えんしゅつを披露ひろうした。「さそり座ざの女おんな 2003」はアラビアン風ふうのアレンジで歌唱かしょうされた。歌唱かしょう終了しゅうりょう後ご、裏番組うらばんぐみである『K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!』でのボブ・サップ曙あけぼの太郎たろう戦せんを意識いしきして、「ボブ・サップなんか、イチコロよ!」と言いい会場かいじょうの笑わらいを誘さそった。一方いっぽうの小林こばやし幸子さちこは「孔雀くじゃく」をイメージした衣装いしょうで登場とうじょうするはずだったが、間奏かんそうあたりでセットが故障こしょう。3つある羽はねのうち1つしか作動さどうしないというトラブルに見舞みまわれた。当とうの小林こばやしは観客かんきゃくのブーイングで失敗しっぱいを悟さとったという。その後ご、小林こばやしは1ヶ月かげつ半はん後ごに放送ほうそうされた『NHK歌謡かようコンサート』で改良かいりょうと調整ちょうせいを重かさねて同どう衣装いしょうを披露ひろうし見事みごと成功せいこうさせた。
• 今回こんかい最大さいだいの目玉めだまは当時とうじ立命館大学りつめいかんだいがくの学生がくせいであった倉木くらき麻衣まいであった。倉木くらきは地元じもと京都きょうとの教王護国寺きょうおうごこくじ（通称つうしょう・東寺とうじ）からの中継ちゅうけいで、五重塔ごじゅうのとうを背後はいごに「Stay by my side」を歌うたい、紅白こうはく史上しじょう初はつの国宝こくほうからの中継ちゅうけいとなった。

SMAPの大だいトリと史上しじょう初はつの完封かんぷう勝利しょうり

• 紅べに組ぐみトリは天童てんどうよしみが務つとめた。歌唱かしょうした「美うつくしい昔むかし」は外国がいこく曲きょくであり、外国がいこく曲きょくがトリとなるのは史上しじょう初はつである。なお、天童てんどうが紅べに組ぐみトリに起用きようされたことに関かんし、和田わだが「（紅べに組ぐみトリは）天童てんどうよりあゆだろう」と番組ばんぐみ側がわに苦言くげんを呈ていした。
• SMAPが初はじめて白しろ組ぐみトリおよび大だいトリを担当たんとう（グループがトリを務つとめるのは史上しじょう初はつ）し、この年としのオリコン年間ねんかんシングルチャート1位いとなった「世界せかいに一ひとつだけの花はな」を歌唱かしょうした。この結果けっか、SMAPは史上しじょう初はつのトップバッターとトリの双方そうほうを経験けいけんしたグループとなったほか、同どうリーダーの中居なかいは男性だんせいで初はつの組くみ司会しかい・トリ（大だいトリ）の双方そうほう経験けいけん者しゃとなった。また、本ほん紅白こうはくがきっかけで翌週よくしゅう同どう曲きょくはオリコン週間しゅうかんシングルチャートで1位いに返かえり咲ざいた。なお、歌唱かしょう終了しゅうりょう後ごのファンファーレにも同どう曲きょくが使つかわれた。
  • 曲きょく順じゅん発表はっぴょう前まえ、『サンケイスポーツ』（2003年ねん12月18日にち付づけ）が「白しろ組ぐみトリおよび大だいトリの候補こうほにはSMAPが急きゅう浮上ふじょう。従来じゅうらい通どおり演歌えんか勢ぜいからのトリ選出せんしゅつの場合ばあいは出場しゅつじょう40回かい目めの北島きたじま三郎さぶろうの起用きようが濃厚のうこう」、『日刊にっかんスポーツ』（2003年ねん12月25日にち付づけ）が「SMAPの白しろ組ぐみトリおよび大だいトリが決定けってい。紅べに組ぐみトリには和田わだアキ子あきこ（この年としデビュー35周年しゅうねん）、浜崎はまざきあゆみ（歌手かしゅデビュー5周年しゅうねん。同日どうじつ『第だい45回かい日本にっぽんレコード大賞たいしょう』で史上しじょう初はつとなる3年ねん連続れんぞくでの大賞たいしょう受賞じゅしょうを達成たっせい）、小林こばやし幸子さちこ（25年ねん連続れんぞく出場しゅつじょう達成たっせい）らが有力ゆうりょく視しされている」とトリについてのリークを行おこなった。なお紅べに組ぐみトリの候補こうほに挙あがった浜崎はまざきについては、カウントダウンコンサートを掛かけ持もちしていた。
• 前回ぜんかい好評こうひょうだった『爆笑ばくしょうオンエアバトル』方式ほうしきが会場かいじょう審査しんさ全体ぜんたいに拡大かくだいし、球たま数すうで会場かいじょう審査しんさが争あらそわれた。審査しんさ方式ほうしきは会場かいじょう審査しんさ（2票ひょう）とBSデジタルハイビジョンまたは地ちデジの双方向そうほうこう機能きのうを用もちいた「デジタルお茶ちゃの間あいだ審査しんさ員いん」の投票とうひょう（2票ひょう）と特別とくべつ審査しんさ員いんの11名めい（11票ひょう）の合計ごうけい15票ひょうで争あらそわれた。結果けっかはSMAPの大だいトリ効果こうかで白しろ組ぐみが15-0で紅白こうはく初はつの完封かんぷう勝利しょうり（ストレート勝利しょうり）であった（それから20年ねん後ごの2023年ねん・第だい74回かいに於おいて紅べに組ぐみが完封かんぷう（ストレート）勝利しょうり（この時ときのスコアは3-0）を収おさめている）。これに伴ともない、日本にっぽん野鳥やちょうの会かい（1981年ねん〜1985年ねん・1992年ねん）・麻布大学あざぶだいがく野鳥やちょう研究けんきゅう部ぶ（1993年ねん〜2002年ねん）と続つづいた双眼鏡そうがんきょうを使つかっての計測けいそくが姿すがたを消けすことになった。
• 恒例こうれいである最後さいごの勝敗しょうはいを決きめる両りょう組くみ司会しかいのボール投なげは、過去かこ2年間ねんかんから司会しかいをしている有働うどう・阿部あべが行おこなった。しかし、先述せんじゅつの通とおり白しろ組ぐみが15-0と紅白こうはく初はつの完封かんぷう勝利しょうりだったので、有働うどうは一いち球きゅうも投なげられず、騒然そうぜんとしていた（有働うどう本人ほんにんは後のちにこのことが「傷きずに残のこっています」と発言はつげんした）。
• エンディングの「蛍ぼたるの光ひかり」の大だい合唱がっしょうでは、今回こんかいから第だい56回かい（2005年ねん）までバックコーラスが出演しゅつえんしなくなった。

その後ご

• 谷村たにむら新司しんじの「いい日び旅立たびだち・西にしへ」、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」をはじめ、JRグループに関かんする歌うたが多おおかったこともあり、翌日よくじつますだおかだに漫才まんざいで「あれは絶対ぜったいJRから金かね貰もらってるで!」と言いわれていた。
• 平均へいきん視聴しちょう率りつは第だい1部ぶが35.5%、第だい2部ぶが45.9%（ビデオリサーチ調しらべ、関東かんとう地区ちく）を記録きろく。第だい2部ぶは当時とうじの歴代れきだいワーストとなった。今回こんかいを最後さいごに関東かんとう地区ちくでの45%超ちょうは達成たっせいされていない。
• 翌よく2004年ねん2月がつ11日にちには地上波ちじょうはでは初はつの完全かんぜん再さい放送ほうそうが行おこなわれた。16:50 - 18:40に第だい1部ぶを放送ほうそうし、中断ちゅうだん番組ばんぐみを挟はさんで19:30 - 21:45に第だい2部ぶを放送ほうそうした。なお、再さい放送ほうそう終了しゅうりょう直後ちょくごの『NHKニュース10』（開始かいし時刻じこくを15分ふん前倒まえだおしして拡大かくだい）ではそのスポーツキャスターでもあった有働うどうが勝敗しょうはい発表はっぴょうを再現さいげんした上うえで「あれ〜1個いっこも無ない!」とおどけて見みせた。
• 翌年よくねんの第だい55回かいにおける組くみ司会しかいは1人ひとり体制たいせいに戻もどされた。阿部あべが翌年よくねんも白しろ組ぐみ司会しかいを続投ぞくとうした一方いっぽう、有働うどう・膳場ぜんば・高山たかやまは翌年よくねん組ぐみ司会しかい担当たんとうを降おりている。なお、有働うどうは第だい63回かい（2012年ねん） - 第だい66回かい（2015年ねん）に総合そうごう司会しかいとして司会しかい復帰ふっきしている。

司会しかい者しゃ

• 紅べに組ぐみ司会しかい：有働うどう由美子ゆみこ、膳場ぜんば貴子たかこ（いずれも東京とうきょうアナウンス室しつ）
• 白しろ組ぐみ司会しかい：阿部あべ渉わたる、高山たかやま哲哉てつや（いずれも東京とうきょうアナウンス室しつ）
• 総合そうごう司会しかい：武内たけうち陶すえ子こ（東京とうきょうアナウンス室しつ）
• ラジオ中継ちゅうけい：小野おの文惠ふみえ、藤崎ふじさき弘ひろし士し（いずれも東京とうきょうアナウンス室しつ）

メイン演奏えんそう

• 三原みはら綱木つなきとザ・ニューブリード・東京放送とうきょうほうそう管弦楽かんげんがく団だん（指揮しき 三原みはら綱木つなき）

審査しんさ員いん

• 浅野あさのゆう子こ（女優じょゆう）：第だい42回かい（1991年ねん）の紅べに組ぐみ司会しかい。この年下としした期きの連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『てるてる家族かぞく』の岩田いわた照子てるこ役やく。
• 五木いつき寛之ひろゆき（作家さっか）：この年とし『百ひゃく寺てら巡礼じゅんれい』などの著書ちょしょを出版しゅっぱん。
• 優香ゆか（タレント）：翌年よくねんの大河たいがドラマ『新選しんせん組ぐみ!』の深雪みゆき太夫たゆうとお幸こうの二に役やくおよび『ポップジャム』の司会しかい者しゃ。
• 三谷幸喜みたにこうき（脚本きゃくほん家か）：『新選しんせん組ぐみ!』の作者さくしゃ。
• 村山むらやま由佳ゆか（作家さっか）：この年とし『星ほし々の舟ふね』で第だい129回かい直木賞なおきしょう受賞じゅしょう。
• 末續すえつぎ慎吾しんご（陸上りくじょう選手せんしゅ）：この年としの世界せかい陸上りくじょうパリ大会たいかい男子だんし200mで銅どうメダル獲得かくとく。
• 村主むらぬし章あきら枝えだ（フィギュアスケート選手せんしゅ）：この年としのNHK杯はいおよびグランプリファイナル女子じょしシングルで優勝ゆうしょう。
• 武田たけだ真治しんじ（俳優はいゆう）：この年としの金曜きんよう時代じだい劇げき『転ころがしお銀ぎん』の井上いのうえ宗太郎そうたろう役やくおよびNHK教育きょういく『トップランナー』の司会しかい者しゃ。
• 有馬ありま稲子いねこ（女優じょゆう）：この年としの春はるに勲くん四よん等とう宝冠章ほうかんしょうを授与じゅよ。
• 星野ほしの仙せん一いち（阪神はんしんタイガース前まえ監督かんとく）：この年とし阪神はんしんタイガースを18年ねんぶりにセ・リーグ制覇せいはに導みちびく。
• 中村なかむら季き恵めぐみ・NHK番組ばんぐみ制作せいさく局長きょくちょう
• 客席きゃくせき審査しんさ員いん（NHKホールの観客かんきゃく全員ぜんいん）
• お茶ちゃの間あいだデジタル審査しんさ員いん（デジタル総合そうごう・BShiデジタルの視聴しちょう者しゃ）

大会たいかい委員いいん長ちょう

• 関根せきね昭義あきよし･NHK放送ほうそう総そう局長きょくちょう

出場しゅつじょう歌手かしゅ

      初はつ出場しゅつじょう、      返かえり咲ざき。

紅べに組ぐみ				白しろ組ぐみ
曲きょく順じゅん	歌手かしゅ	回かい	曲きょく	曲きょく順じゅん	歌手かしゅ	回かい	曲きょく
第だい1部ぶ
1	BoA	2	DOUBLE	2	w-inds.	2	Long Road
3	後藤ごとう真希まき	初はつ	オリビアを聴ききながら	4	175R	初はつ	空そらに唄うたえば
5	愛あい内ない里菜りな	初はつ	FULL JUMP	6	EXILE	初はつ	Choo Choo TRAIN
7	長山ながやま洋子ようこ	10	じょんから女おんな節ぶし	8	山本やまもと譲二じょうじ	12	みちのくひとり旅たび
9	水森みずもりかおり	初はつ	鳥取砂丘とっとりさきゅう	10	山川やまかわ豊ゆたか	10	函館本線はこだてほんせん
11	香西こうざいかおり	12	無言むごん坂ざか	12	前川まえかわ清きよし	13	東京とうきょう砂漠さばく
13	モーニング娘むすめ。	6	Go Girl 〜恋こいのヴィクトリー〜	14	Gackt	3	Last Song
15	松浦まつうら亜弥あや	3	ね〜え?	16	布施ふせ明あきら	19	君きみは薔薇ばらより美うつくしい
18	神野かみの美伽みか	2	浮雲うきぐもふたり	17	鳥羽とば一郎いちろう	16	兄弟きょうだい船せん
20	石原いしはら詢子	2	ふたり傘かさ	19	堀内ほりうち孝雄たかお	15	河かわ
22	綾戸あやど智絵ともえ	初はつ	テネシーワルツ	21	伊藤いとう多喜雄たきお	2	TAKIOのソーラン節ぶし
23	華原かはら朋美ともみ	5	ありがとね!	24	谷村たにむら新司しんじ	16	いい日び旅立たびだち・西にしへ
25	ZONE	3	Secret base 〜君くんがくれたもの〜	26	さだまさし	15	たいせつなひと
27	女子じょし十じゅう二に楽らく坊ぼう	初はつ	自由じゆう	28	錦織にしきおり健けん	2	荒城こうじょうの月つき
29	安室あむろ奈美恵なみえ	9	SO CRAZY	30	森もり進一しんいち	36	狼おおかみたちの遠吠とおぼえ
第だい2部ぶ
32	浜崎はまざきあゆみ	5	No way to say	31	森山もりやま直ただし太朗たろう	初はつ	さくら（独唱どくしょう）
34	一青ひとと窈	初はつ	もらい泣なき	33	ゆず	初はつ	またあえる日ひまで、濃こ、夏なつ色しょく
36	aiko	2	えりあし	35	TOKIO	10	AMBITIOUS JAPAN!
38	Every Little Thing	7	また あした	37	はなわ	初はつ	佐賀さが県けんなんでだろう〜スペシャル合体がったいバージョン〜
					テツandトモ	初はつ
40	島谷しまたにひとみ	2	元気げんきを出だして	39	CHEMISTRY	3	YOUR NAME NEVER GONE
42	小林こばやし幸子さちこ	25	孔雀くじゃく	41	美川みかわ憲一けんいち	20	さそり座ざの女おんな 2003
44	藤ふじあや子こ	12	曼珠沙華まんじゅしゃげ	43	平井ひらい堅けん	3	見上みあげてごらん夜よるの星ほしを
バラエティーコーナー・紅白こうはくRING SHOW
45	中島なかじま美嘉みか	2	雪ゆきの華はな	46	ゴスペラーズ	3	新大阪しんおおさか
47	坂本さかもと冬美ふゆみ	15	あばれ太鼓たいこ	48	細川ほそかわたかし	29	浪花節なにわぶしだよ人生じんせいは
49	森山もりやま良子りょうこ(8)・BEGIN(2)・夏川なつかわりみ(2)「涙なみだそうそう」
50	倉木くらき麻衣まい	初はつ	Stay by my side	51	長渕ながぶち剛つよし	2	しあわせになろうよ
52	和田わだアキ子あきこ	27	古ふるい日記にっき2003 KOUHAKU Remix	53	五木いつきひろし	33	逢あえて…横浜よこはま
54	石川いしかわさゆり	26	能登半島のとはんとう	55	北島きたじま三郎さぶろう	40	風雪ふうせつながれ旅たび
56	川中かわなか美幸みゆき	16	おんなの一生いっしょう〜汗あせの花はな〜	57	氷川ひかわきよし	4	白雲しらくもの城しろ
58	天童てんどうよしみ	8	美うつくしい昔むかし	59	SMAP	12	世界せかいに一ひとつだけの花はな

選考せんこうを巡めぐって

• 倉木くらき麻衣まい、愛あい内ない里菜りなの2組くみのビーイングアーティストが初はつ出場しゅつじょう。愛あい内ないは巨大きょだいな衣装いしょうで登場とうじょうした。後ごの会見かいけんで「今後こんごは小林こばやし・美川みかわ・愛あい内ないの衣装いしょう対決たいけつになれたら嬉うれしいです」と答こたえている。また、倉木くらきにとっては初はつのテレビ生放送なまほうそう出演しゅつえんであり、京都きょうと市しの東寺とうじからの中継ちゅうけいという特別とくべつ待遇たいぐうでの出演しゅつえんであった。
• 森山もりやま良子りょうこ・森山もりやま直ただし太朗たろうの親子おやこ競演きょうえんが実現じつげん。親子おやこが単独たんどく出場しゅつじょう歌手かしゅとして同おなじ回かいに出場しゅつじょうするのは第だい7回かい（1956年ねん）の鈴木すずき正夫まさお・鈴木すずき三重子みえこ以来いらいとなる。
• 今回こんかいは紅べに組ぐみ・白しろ組ぐみの垣根かきねを越こえたアーティスト競演きょうえんがあった。
  • 錦織にしきおり健けんと女子じょし十じゅう二に楽らく坊ぼう
  • 「涙なみだそうそう」を大だいヒットさせた夏川なつかわりみ、作詞さくしの森山もりやま良子りょうこ、作曲さっきょくのBEGIN
• 『爆笑ばくしょうオンエアバトル』の常連じょうれんでもあるはなわとテツandトモが出場しゅつじょうし競演きょうえんした。同おなじく『爆笑ばくしょうオンエアバトル』の常連じょうれんであるダンディ坂野さかのもCDを発売はつばいして紅白こうはくを狙ねらったが出場しゅつじょう歌手かしゅとしては不ふ選出せんしゅつとなり、応援おうえんゲストとして登場とうじょうした。
• 坂本さかもと冬美ふゆみが同年どうねん4月がつに1年ねんぶりに歌手かしゅ活動かつどうを再開さいかい、前年ぜんねんは不ふ出場しゅつじょうだった紅白こうはくを第だい52回かい（2001年ねん）以来いらい2年ねんぶりに復帰ふっき出場しゅつじょうを果はたす。デビュー曲きょく「あばれ太鼓たいこ」を歌唱かしょうしたが、坂本さかもとは歌うたの最後さいごで感極かんきわまって涙声なみだごえとなるシーンがあった。
• この年期ねんき間あいだ限定げんていで再さい結成けっせいしていたSPEED（同どうメンバーの上原うえはら多香子たかこがこの年下としした期きの連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『てるてる家族かぞく』にヒロインの姉あね・岩田いわた夏子なつこ役やくで出演しゅつえん）の再さい出場しゅつじょうが有力ゆうりょく視しされていたが、実現じつげんしなかった。
• 宇多田うただヒカルは制作せいさく活動かつどうのため、この年としデビュー25周年しゅうねんを迎むかえたサザンオールスターズは余力よりょくがないため、松任谷まつとうや由実ゆみは休養きゅうようのため、矢沢やざわ永吉えいきちは渡米とべいのため、吉田よしだ拓郎たくろうはコンサート活動かつどうのため、それぞれ出場しゅつじょうを辞退じたいした。
• 『スポーツニッポン』（10月がつ14日にち付づけ）が「西城さいじょう秀樹ひできの返かえり咲ざき出場しゅつじょうが有力ゆうりょく」と報ほうじたが、実現じつげんせず。
• この年とし「RUI」名義めいぎで発表はっぴょうしたシングル「月つきのしずく」（この年とし自身じしんが出演しゅつえんした映画えいが『黄泉よみがえり』の主題歌しゅだいか）が大だいヒットした柴しば咲さきコウに対たいし、番組ばんぐみ側がわは夏なつ頃ごろから出演しゅつえん交渉こうしょうを行おこなったが、本人ほんにんが辞退じたいした。関係かんけい者しゃは辞退じたいの理由りゆうについて、「柴しば咲さき自身じしんはやはり自分じぶんを女優じょゆうとして考かんがえている。RUIはあくまで映画えいがの役柄やくがら。紅白こうはくには日本にっぽんを代表だいひょうする歌手かしゅの方々かたがたが出でられるので、その場所ばしょに自分じぶんがいるのは失礼しつれいだとの思おもいからじゃないでしょうか」と語かたった。
• 特別とくべつゲストとしてスティーヴィー・ワンダーと交渉こうしょうを行おこない、順調じゅんちょうに進すすんでいると報道ほうどうされていたが出演しゅつえんはなかった。同おなじくCHAGE&ASKAの出演しゅつえんも有力ゆうりょく視しされたが実現じつげんに至いたらなかった。

その他た

• 北島きたじま三郎さぶろうが史上しじょう初はつの40回かい出場しゅつじょうを達成たっせいした。
• 第だい48回かい（1997年ねん）の返かえり咲ざき出場しゅつじょう以来いらい7年ねん連続れんぞく出場しゅつじょう（通算つうさん12回かい）をしていた香西こうざいかおりは今回こんかいで連続れんぞく出場しゅつじょうが途絶とだえる。香西こうざいは第だい56回かい（2005年ねん） -第だい58回かい(2007年ねん)および第だい63回かい(2012年ねん) - 第だい65回かい（2014年ねん）、第だい67回かい（2016年ねん）で再さい出場しゅつじょうを果はたしている。
• 前回ぜんかい返かえり咲ざき出場しゅつじょうをし今回こんかいも出場しゅつじょうしたSMAPも翌年よくねんの第だい55回かいは出場しゅつじょうを辞退じたいしたため今回こんかいで連続れんぞく出場しゅつじょうが途絶とだえたが、第だい56回かい（2005年ねん） - 第だい66回かい（2015年ねん）に再さい出場しゅつじょうした。
• 第だい46回かい（1995年ねん）の初はつ出場しゅつじょう以来いらい9年間ねんかんで連続れんぞく出場しゅつじょうしていた安室あむろ奈美恵なみえは正式せいしき出場しゅつじょう歌手かしゅとしては今回こんかいが最後さいごの出場しゅつじょうとなった。翌年よくねん以降いこうは辞退じたいを続つづけたが、第だい68回かい（2017年ねん）に特別とくべつ歌手かしゅとして1回かい限かぎりの復帰ふっきを果はたしてから、翌よく2018年ねん9月に引退いんたいした。
• 第だい38回かい（1987年ねん）の初はつ出場しゅつじょう以来いらい連続れんぞく出場しゅつじょうした（第だい51回かい（2000年ねん）のみアリスとして出場しゅつじょう）谷村たにむら新司しんじもソロでは最後さいごの出場しゅつじょうとなった（第だい56回かい、第だい60回かい（2009年ねん）にはアリスとして出場しゅつじょう、以後いご再さい出場しゅつじょうがないまま2023年ねん10月8日にち死去しきょ）。
• 第だい52回かい（2001年ねん）の初はつ出場しゅつじょう以来いらい3年間ねんかんで連続れんぞく出場しゅつじょうしていたZONEも今回こんかいが最後さいごの出場しゅつじょうとなっている。
• 2年ねん連続れんぞく出場しゅつじょうをしていた華原かはら朋美ともみ（通算つうさん5回かい）、BEGIN（初はつ出場しゅつじょう以来いらい）も今回こんかいを最後さいごに出場しゅつじょうしていない。

ゲスト出演しゅつえん者しゃ

• 松井まつい秀喜ひでき（ニューヨーク・ヤンキース外野がいや手しゅ）：お茶ちゃの間あいだデジタル審査しんさ員いん。
• 石坂いしざか浩二こうじ：長山ながやま洋子ようこ〜前川まえかわ清きよしの曲きょく紹介しょうかい。
• QRIO（ソニーが開発かいはつした二に足そく歩行ほこうロボット）：松浦まつうら亜弥あやの曲きょく紹介しょうかい。
• ドン・ガバチョ（人形にんぎょう劇げき『ひょっこりひょうたん島とう』のキャラクター）：松浦まつうら亜弥あやの曲きょく中ちゅう。
• 猪名寺いなでら乱らん太郎たろう（アニメ『忍しのぶたま乱らん太郎たろう』のキャラクター）：同上どうじょう。
• 坂ノ上さかのかみおじゃる丸まる（アニメ『おじゃる丸まる』のキャラクター）同上どうじょう。
• たーちゃん（NHK-BSマスコットキャラクター）同上どうじょう。
• 藤田ふじたまこと：堀内ほりうち孝雄たかおの曲きょく中ちゅう。
• 石原いしはらさとみ（『てるてる家族かぞく』のヒロイン・岩田いわた冬子ふゆこ役やく）：綾戸あやど智絵ともえの曲きょく紹介しょうかい。
• 上野うえの樹里いつき（同おなじく『てるてる家族かぞく』のヒロインの姉あね・岩田いわた秋子あきこ役やく）：同上どうじょう。
• 紺野こんのまひる（同おなじく『てるてる家族かぞく』のヒロインの姉あね・岩田いわた（岡谷おかや）春はる子役こやく）：同上どうじょう。
• 山本やまもと耕史こうじ（『新撰しんせん組ぐみ!』の土方ひじかた歳三としぞう役やく）：TOKIOの曲きょく紹介しょうかい。
• 小林こばやし隆たかし（同おなじく『新撰しんせん組ぐみ!』の井上いのうえ源三郎げんざぶろう役やく）：同上どうじょう。
• 中村なかむら勘太郎かんたろう（同おなじく『新撰しんせん組ぐみ!』の藤堂とうどう平助へいすけ役やく）：同上どうじょう。
• 爆笑ばくしょう問題もんだい（この年としの『笑わらいがいちばん』司会しかい者しゃ）：aikoの歌うた前まえでネタ披露ひろう。
• 立川談志たてかわだんし：はなわ・テツandトモの曲きょく紹介しょうかい。
• ダンディ坂野さかの：同上どうじょう。
• アンジャッシュ、アンタッチャブル、エレキコミック、カンカラ、号泣ごうきゅう、18KIN、陣内じんない智則とものり、スピードワゴン、スマイリーキクチ、タカアンドトシ、飛石とびいし連休れんきゅう、ニブンノゴ!、パペットマペット、ハレルヤ、星野ほしの卓也たくや、ますだおかだ、ユリオカ超ちょう特とくQ：はなわ・テツandトモの曲きょく中ちゅう。
• 中越なかごえ典子のりこ（この年上としうえ期きの連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『こころ』のヒロイン・末永すえなが（朝倉あさくら）こころ役やく）：島谷しまたにひとみの曲きょく紹介しょうかい。
• 仲間なかま由紀恵ゆきえ（女優じょゆう。この年としの大河たいがドラマ『武蔵むさし MUSASHI』の八重やえと琴きんの二に役やく）：同上どうじょう。
• 綾小路あやのこうじきみまろ：美川みかわ憲一けんいちの曲きょく紹介しょうかい。
• 中村なかむら玉緒たまお：小林こばやし幸子さちこの曲きょく紹介しょうかい。
• 松村まつむら邦洋くにひろ：北野きたの武たけしのものまね。
• ストレッチマン、まいどん（NHK教育きょういく『ストレッチマン2』のキャラクター）：ゴスペラーズの曲きょく紹介しょうかい。

演奏えんそうゲスト

• 澤田さわだ勝秋かつあき、澤田さわだ勝成かつなり：長山ながやま洋子ようこの三味線しゃみせん伴奏ばんそう。
• ウェイウェイ・ウー：一青ひとと窈の二に胡えびす伴奏ばんそう。
• 押尾おしびコータロー：島谷しまたにひとみのギター伴奏ばんそう。
• 平安へいあん隆たかし：｢紅白こうはくRING SHOW｣の三さん線せん伴奏ばんそう。
• 西にし石垣いしがき光広みつひろ：同上どうじょうの太鼓たいこ伴奏ばんそう。
• 慶田よしだ盛もり大介だいすけ：同上どうじょうの指ゆび笛ふえ伴奏ばんそう。
• 宮川みやがわ泰やすし：エンディング「蛍ぼたるの光ひかり」で指揮しき担当たんとう。

K-1に視聴しちょう率りつで負まけた4分間ふんかん

裏番組うらばんぐみ「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」（TBS系けい）でのボブ・サップVS曙あけぼのの関東かんとう地区ちくにおける瞬間しゅんかん視聴しちょう率りつが、紅白こうはく開始かいし時じ1分間ふんかんの例外れいがいを除のぞけば調査ちょうさ開始かいし以来いらい初はじめて紅白こうはく歌合戦うたがっせんの瞬間しゅんかん視聴しちょう率りつを4分間ふんかん上回うわまわった（この時ときに紅白こうはくで出でていたのは長渕ながぶち剛つよしであった）。「K-1」は瞬間しゅんかん最高さいこう視聴しちょう率りつで43.0%（関東かんとう地区ちく、ビデオリサーチ調しらべ）を記録きろくした。なお、関西かんさい地区ちくでは3分間ふんかん、名古屋なごや地区ちくでは2分間ふんかん、「K-1」の瞬間しゅんかん視聴しちょう率りつが紅白こうはく歌合戦うたがっせんを上回うわまわっている。

時刻じこく	紅白こうはく	K-1	差さ
22時じ59分ふん	43.0％	33.1％	9.1％
23時じ00分ふん	37.8％	38.7％	-0.9％
23時じ01分ふん	35.8％	42.4％	-6.6％
23時じ02分ふん	35.5％	43.0％	-7.5％
23時じ03分ふん	35.8％	42.0％	-6.2％
23時じ04分ふん	44.7％	23.5％	21.2％

関連かんれん項目こうもく

• 2003年ねんの音楽おんがく

外部がいぶリンク

• NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん 公式こうしきサイト
• 第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん - NHK放送ほうそう史し
• NHK総合そうごう「紅白こうはく歌合戦うたがっせん」 - ビデオリサーチ。1962年ねん（第だい13回かい）以降いこうのテレビ視聴しちょう率りつを掲載けいさい。
• 紅白こうはく歌合戦うたがっせん曲きょく順じゅんリスト | NHK