三谷幸喜みたにこうき

三谷みたに 幸喜ゆきよし
2014年ねん10月17日にち、東京とうきょう都と港みなと区くにて
プロフィール
誕生たんじょう日び	(1961-07-08) 1961年ねん7月がつ8日にち（62歳さい）
出身しゅっしん地ち	日本にっぽん・東京とうきょう都と世田谷せたがや区く
主おもな作品さくひん
テレビドラマ	『振ふり返かえれば奴やつがいる』 『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』 『王様おうさまのレストラン』 『総理そうりと呼よばないで』 『今夜こんや、宇宙うちゅうの片隅かたすみで』 『合あい言葉ことばは勇気ゆうき』 『HR（エイチアール）』 『新選しんせん組ぐみ!』 『真ま田丸たまる』 『誰だれかが、見みている』 『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』
映画えいが	『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』 『ラヂオの時間じかん』 『みんなのいえ』 『笑わらいの大学だいがく』 『THE 有頂天うちょうてんホテル』 『ザ・マジックアワー』 『ステキな金縛かなしばり』 『清須きよす会議かいぎ』 『記憶きおくにございません!』
舞台ぶたい	『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』 『笑わらいの大学だいがく』 『オケピ!』
受賞じゅしょう
日本にっぽんアカデミー賞しょう 最優秀さいゆうしゅう脚本きゃくほん賞しょう 1998年ねん『ラヂオの時間じかん』 第だい45回かい岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょう 2000年ねん『オケピ!』 紫綬褒章しじゅほうしょう 2017年ねん 第だい70回かい菊池きくち寛ひろし賞しょう 2022年ねん 第だい74回かいNHK放送ほうそう文化ぶんか賞しょう 2023年ねん 第だい41回かい向田むかいだ邦子くにこ賞しょう 2023年ねん『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』

三谷みたに 幸喜ゆきよし（みたに こうき、1961年ねん〈昭和しょうわ36年ねん〉7月がつ8日にち - ）は、日本にっぽんの劇げき作家さっか、脚本きゃくほん家か、演出えんしゅつ家か、映画えいが監督かんとく、俳優はいゆう。

劇団げきだん「東京とうきょうサンシャインボーイズ」主宰しゅさい。シス・カンパニー所属しょぞく。身長しんちょう174cm。

経歴けいれき

生おい立たち

東京とうきょう都と世田谷せたがや区く出身しゅっしん。父ちちが好すきだった大相撲おおずもう力士りきし・大鵬たいほう幸喜ゆきよし（当時とうじは大関おおぜき、後のちに横綱よこづなに昇進しょうしん）にちなんで「幸喜ゆきよし」（こうき）と命名めいめい。両親りょうしんは九州きゅうしゅう出身しゅっしんで、父ちちは福岡ふくおか市しの中洲なかすでクラブを数すう店舗てんぽ経営けいえいしていた実業じつぎょう家かであった。三谷みたに自身じしんも一時期いちじき、福岡ふくおか市しに居住きょじゅうしていたことがある。家いえは裕福ゆうふくであったが、父ちちは三谷みたにが10歳さいの時ときに亡なくなった。

小学生しょうがくせいの頃ころ、「ビバ！チャップリン」シリーズからチャールズ・チャップリンのファンになり、スイスにあった自宅じたく前まえまでチャップリンに会あいに行いったことがある。対面たいめんは叶かなわなかったが、似顔絵にがおえを秘書ひしょに手渡てわたしたところ、1か月げつ後ごにサイン付つきで返送へんそうされてきたという。

世田谷せたがや区立くりつ給田きゅうでん小学校しょうがっこう、世田谷せたがや区立くりつ烏山からすやま中学校ちゅうがっこう、世田谷せたがや学園がくえん高等こうとう学校がっこうを経へて日本にっぽん大学だいがく藝術げいじゅつ学部がくぶ演劇えんげき学科がっか卒業そつぎょう。

少年しょうねん時代じだいには、「とんねるず」の木梨きなし憲武のりたけと同おなじサッカークラブに所属しょぞくしていた。当時とうじ、木梨きなしは2軍ぐんに所属しょぞく、三谷みたには11軍ぐんに所属しょぞくしていたが最終さいしゅう的てきには13軍ぐんに降格こうかくした。

1980年代ねんだい

大学だいがく在学ざいがく中ちゅうの1983年ねん、劇団げきだん「東京とうきょうサンシャインボーイズ」を結成けっせい。初期しょきには「一橋ひとつばし壮太そうた朗ろう」の芸名げいめいで自みずから役者やくしゃも務つとめていた。この時期じきには、テレビ朝日てれびあさひの深夜しんや番組ばんぐみ『ウソップランド』で視聴しちょう者しゃからの映像えいぞう作品さくひんを募集ぼしゅうする「チャレンジビデオコーナー」へ自みずから制作せいさくした作品さくひんを投稿とうこうし、それが採用さいようされて放送ほうそうされたこともあった。また、渡辺わたなべプロダクションが立たち上あげた若手わかてお笑わらいタレントグループ「BIG THURSDAY」（ビッグサースデー）第だい1期生きせいに作家さっか部門ぶもんで合格ごうかくし参加さんかもしていた。

演劇えんげき学科がっかの3年ねん後輩こうはいの太田おおた光ひかりは「三谷みたにさんは学生がくせいの頃ころから、すごい人気にんき者しゃだった。日大にちだいのヒーローだった。自分じぶんは教授きょうじゅとケンカしたりして演劇えんげきを諦あきらめたから、今いまでも三谷みたにさんにはコンプレックスがある」と、2006年ねんに自みずからの番組ばんぐみ『スタ☆メン』に三谷みたにがゲストで出演しゅつえんした際さいに語かたったが、三谷みたには後のちに著書ちょしょで番組ばんぐみ内ないの発言はつげんに対たいし「番組ばんぐみ内ないでは黙だまっていたが、太田おおたの認識にんしきほどの人気にんきはとてもじゃないが無なかった」と書かいている。

劇団げきだんと並行へいこうして放送ほうそう作家さっかとしても活動かつどうし、『アイ・アイゲーム』『欽ドン!』『お笑わらいマンガ道場どうじょう』などの番組ばんぐみ構成こうせいに携たずさわる。この頃ころ、プロデューサーの交代こうたい劇げきでライター不足ふそくとなったテレビアニメ『サザエさん』にて、新あらたに担当たんとうとなったフジテレビの久保田くぼた榮一えいいちに乞こわれ、若手わかてライターの一人ひとりとして参加さんかした。「ワカメの大だい変身へんしん」（1985年ねん4月がつ7日にち放送ほうそう）、「波平なみひらつり指南しなん」（同年どうねん8月がつ4日にち放送ほうそう）、「妹いもうと思おもい、兄あに思おもい」（同年どうねん8月がつ11日にち放送ほうそう）、「タラちゃん成長せいちょう期き」（同年どうねん8月がつ18日にち放送ほうそう）の4作さくの脚本きゃくほんを手てがけたが、「タラちゃん成長せいちょう期き」のタラちゃんが筋肉きんにく増強ぞうきょう剤ざいを使つかってオリンピックに出でる夢ゆめをみるというストーリーが、プロデューサーの逆鱗げきりんに触ふれて降板こうばんさせられたというエピソードがある。

1989年ねんから、フジテレビのコメディドラマ『やっぱり猫ねこが好すき』の脚本きゃくほんを多おおくの回かいで担当たんとうし、翌年よくねんの同どう枠わくの『子供こども、ほしいね』のほとんどの回かいを担当たんとうしたことからテレビドラマの世界せかいでも注目ちゅうもくを集あつめるようになる。

1990年代ねんだい

1993年ねんに『振ふり返かえれば奴やつがいる』にて、連続れんぞくドラマを初はつ担当たんとう。しかし、プロデューサーの石原いしはら隆たかしは三谷みたにが喜劇きげき専門せんもんだったことを知しらなかったため、依頼いらいされた内容ないようはシリアスな医療いりょうものだった。結果けっか、脚本きゃくほんの喜劇きげき調ちょうの部分ぶぶんは制作せいさくスタッフに書かき換かえられ、三谷みたにの意図いとからは外はずれた作品さくひんになってしまった。

しかし、その成功せいこうにより、翌よく1994年ねんには田村たむら正和まさかず主演しゅえんの倒たおせ叙じょミステリードラマ『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の脚本きゃくほんを手てがけることになる。同どう作さくは好評こうひょうを得えて、無能むのうな刑事けいじの今泉いまいずみ慎太郎しんたろうを演えんじた東京とうきょうサンシャインボーイズの劇団げきだん員いん、西村にしむら雅彦まさひこも一躍いちやく有名ゆうめいになった。その後ごも『王様おうさまのレストラン』『竜馬りょうまにおまかせ!』『総理そうりと呼よばないで』『今夜こんや、宇宙うちゅうの片隅かたすみで』などの連続れんぞくドラマを手てがけた。

並行へいこうして東京とうきょうサンシャインボーイズの人気にんきも高たかまり、「チケットが取とれない劇団げきだん」と呼よばれるようになる。1991年ねんには代表だいひょう作さく『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』が中原なかはら俊しゅん監督かんとくによって映画えいが化かされ、高たかい評価ひょうかを得えた。劇団げきだんからは相島あいじま一之かずゆきと梶原かじはら善よしが舞台ぶたいと同役どうやくで出演しゅつえんしている。しかし、三谷みたにが劇団げきだんとして活動かつどうしていくことに行いき詰づまりを感かんじたため、1994年ねんに『東京とうきょうサンシャインボーイズの「罠わな」』の倉敷くらしき市し芸文げいぶん館かんでの公演こうえんを最後さいごに、劇団げきだんは「30年間ねんかんの充電じゅうでん期間きかん」に入はいった。

1993年ねんには、パルコによるプロデュース公演こうえんに参加さんかし、伊原いはら剛志たけしと松下まつした由樹ゆきによる二人ふたり芝居しばい『ダア!ダア!ダア!』の作さく、演出えんしゅつを手てがけた。翌年よくねんには三谷みたにの発案はつあんにより唐沢からさわ寿明としあきを起用きようしたサスペンス・スリラー『出口でぐちなし!』を作さく、演出えんしゅつし、その後ごも現在げんざいに至いたるまで、パルコのプロデュースから多おおくのヒット作さくを生うみ出だしている。

パルコのプロデュース公演こうえんでは、歌舞伎かぶき俳優はいゆうの松本まつもと幸四郎こうしろう一家いっかによる演劇えんげき集団しゅうだん「シアターナインス」の企画きかくによる『バイ・マイセルフ』『マトリョーシカ』の二に作さくの脚本きゃくほんも担当たんとうした。幸四郎こうしろうは、1995年ねんのテレビドラマ『王様おうさまのレストラン』の主演しゅえんでもあり、三谷みたににとっては大河たいがドラマ『黄金おうごんの日日ひび』や舞台ぶたい『ラ・マンチャの男おとこ』などで昔むかしから強つよい印象いんしょうを残のこしている俳優はいゆうだった。

1994年ねんにNHK-FMにラジオドラマ『笑わらいの大学だいがく』を書かき下おろし、1996年ねんには二人ふたり芝居しばいとして舞台ぶたい化かする。舞台ぶたい版ばんは読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょうの最優秀さいゆうしゅう賞しょうを受賞じゅしょうするなど高たかい評価ひょうかを得えて、その後ごも1998年ねんに再演さいえんされたほか、ロシア語ご、英語えいごなどに翻訳ほんやくされて海外かいがいでも上演じょうえんされ、2004年ねんには映画えいが化かされた。

1995年ねん、『やっぱり猫ねこが好すき』に出演しゅつえんしていた女優じょゆうの小林こばやし聡美さとみと結婚けっこん。

1997年ねん、『ラヂオの時間じかん』にて映画えいが監督かんとくデビューを果はたす。『振ふり返かえれば奴やつがいる』の脚本きゃくほんがしばしば現場げんばで書かき換かえられてしまった経験けいけんを元もとにした舞台ぶたい『ラヂオの時間じかん』を映画えいが化かした作品さくひんで、高たかい評価ひょうかと多おおくの映画えいが賞しょうを獲得かくとくした。

2000年代ねんだい

2000年ねんに上演じょうえんした初はつのオリジナル・ミュージカル『オケピ!』で、岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょうを受賞じゅしょうした。2001年ねんには自宅じたくを新築しんちくした際さいの体験たいけんを元もとにした、監督かんとく第だい2作さくとなる映画えいが『みんなのいえ』がヒットし、前作ぜんさく『ラヂオの時間じかん』と同様どうようにイギリスやドイツなどでも上映じょうえい会かいが催もよおされた。また、舞台ぶたい『You Are The Top 〜今宵こよいの君きみ〜』の主演しゅえんの鹿賀かが丈史たけしが初日しょにち直前ちょくぜんに急病きゅうびょうで降板こうばんするというトラブルも起おこるが、急遽きゅうきょ、代役だいやくとして参加さんかした浅野あさの和之かずゆきの努力どりょくにより、初日しょにちを5日にち延期えんきして開幕かいまくさせることができた。同年どうねん、念願ねんがんのシットコム『HR（エイチアール）』で、脚本きゃくほんと共ともに総合そうごう演出えんしゅつも手てがけた。これを最後さいごに、民放みんぽうの連続れんぞくドラマからは遠とおざかることとなる。

2004年ねんに、長年ながねんの夢ゆめだったNHK大河たいがドラマ『新選しんせん組ぐみ!』の脚本きゃくほんを担当たんとう。2006年ねんには大河たいがドラマ史上しじょう初はつの続編ぞくへんとなる『新選しんせん組ぐみ!! 土方ひじかた歳三としぞう 最期さいごの一いち日にち』が正月しょうがつスペシャルとして放送ほうそうされたが、この年としの正月しょうがつはフジテレビで『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう ファイナル』も三さん夜や連続れんぞくで編成へんせいされており、その初回しょかい『今いま、甦よみがえる死し』と『新選しんせん組ぐみ!!』は1月がつ3日にちに重かさなって放送ほうそうされることになった。結果けっか、視聴しちょう率りつは『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の21.5%に対たいし『新選しんせん組ぐみ!!』は9.8%と振ふるわず、フジテレビ側がわは「調整ちょうせいが間まに合あわなかった」と謝罪しゃざいしている。

2004年ねん、初はつの一人ひとり芝居しばい『なにわバタフライ』を戸田とだ恵子けいこの出演しゅつえんで上演じょうえんする。2005年ねん4月がつからは清水しみずミチコとの対談たいだん形式けいしきのラジオ番組ばんぐみ『MAKING SENSE』の放送ほうそうがJ-WAVEで始はじまる。同年どうねん11月がつから2006年ねん1月がつにかけては、パルコのプロデュース公演こうえんとして『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』が久々ひさびさに上演じょうえんされた。この作品さくひんが東京とうきょうサンシャインボーイズ以外いがいの出演しゅつえん者しゃで上演じょうえんされるのは初はじめてのことだった。この舞台ぶたいに出演しゅつえんした山寺やまでら宏一こういちが大阪おおさかでの公演こうえん中ちゅう、山寺やまでらが当時とうじ司会しかいを担当たんとうしていた番組ばんぐみ『おはスタ』を休やすまざるを得えなかったため、1月がつ10日とおかから12日にちの間あいだ、三谷みたにがその代役だいやくとして「コーキー」の名なで司会しかいを務つとめた。

2006年ねん1月がつには監督かんとく第だい3作さくとなる映画えいが『THE 有頂天うちょうてんホテル』が公開こうかいされ、興行こうぎょう収入しゅうにゅう60億おく円えんの大だいヒットを記録きろくした。同年どうねんの大河たいがドラマ『功名こうみょうが辻つじ』では、脚本きゃくほんの大石おおいし静しずに請こわれ、織田おだ信長のぶながに翻弄ほんろうされる室町むろまち幕府ばくふの将軍しょうぐん「足利あしかが義昭よしあき」役やくで出演しゅつえんした。3月にはパルコ劇場げきじょうで上演じょうえんされた『決闘けっとう!高田馬場たかだのばば』で、初はじめて歌舞伎かぶきの作さく・演出えんしゅつに挑戦ちょうせんする。

2007年ねん、芸術座げいじゅつざの後継こうけい劇場げきじょうとなる「シアタークリエ」のこけら落おとし公演こうえん『恐おそれを知しらぬ川上かわかみ音二郎おとじろう一座いちざ』の作さく・演出えんしゅつを担当たんとうした。

2008年ねんには4作さく目めの監督かんとく作品さくひんとなる映画えいが『ザ・マジックアワー』が公開こうかいされ、大おおきなヒットとなった。同どう作さくの宣伝せんでんのため、6月2日にち放送ほうそうの『おはスタ』に再ふたたび「コーキー」としてゲスト出演しゅつえん。

2009年ねんには、かつて幾度いくども公演こうえんを行おこなった東京とうきょう・新宿しんじゅくの小しょう劇場げきじょう「THEATER/TOPS」の閉館へいかん公演こうえんとして、東京とうきょうサンシャインボーイズが15年ねんぶりに再さい結成けっせいし、『returns』を上演じょうえんした。相島あいじま一之かずゆきの呼よびかけに応おうじて三谷みたにが新作しんさくを書かき下おろし、短みじかい準備じゅんび期間きかんながら元もと劇団げきだん員いんのほとんどが参加さんかし、三谷みたにも「一橋ひとつばし壮太そうた朗ろう」として出演しゅつえんした。終演しゅうえん後ごには戸田とだ恵子けいこの声こえで「これより15年間ねんかんの休憩きゅうけいに入はいります」とアナウンスが流ながされた。

同年どうねん、『新選しんせん組ぐみ!』以来いらい、5年ねんぶりになるテレビシリーズ『連続れんぞく人形にんぎょう活劇かつげき 新しん・三さん銃じゅう士し』で、初はじめてNHKの連続れんぞく人形にんぎょう劇げきの脚本きゃくほんを手てがけた。11月には、米国べいこくニューヨークのオフ・ブロードウェイでミュージカル『TALK LIKE SINGING』で世界せかいへの進出しんしゅつを果はたす。日本にっぽんのオリジナル作品さくひんがオフ・ブロードウェイで初演しょえんされるのは初はじめてのことだった。

2010年代ねんだい

2014年ねん10月17日にち、東京国際映画祭とうきょうこくさいえいがさいにて

50歳さいを迎むかえる2011年ねんは「三谷幸喜みたにこうき大だい感謝かんしゃ祭さい」と題だいして、新作しんさく劇げきを4作さくと、映画えいが、テレビドラマをそれぞれ1作さくずつ発表はっぴょうし、例年れいねんにもまして活発かっぱつな年としとなった。同年どうねん5月がつ23日にち、小林こばやしと離婚りこんしたことを連名れんめいのファックスで報告ほうこくした。同年どうねん12月がつ20日はつか、第だい46回かい紀伊國屋きのくにや演劇えんげき賞しょう個人こじん賞しょうを受賞じゅしょう。

2012年ねんはチェーホフの『桜さくらの園えん』での初はじめての自作じさく以外いがいの演出えんしゅつ、初はつの文楽ぶんらく作品さくひん『其礼成なり心中しんちゅうの』の作さく、演出えんしゅつと新あたらしい挑戦ちょうせんが続つづいた。6月には「三谷幸喜みたにこうき大だい感謝かんしゃ祭さい」で発表はっぴょう予定よていだった小説しょうせつ『清須きよす会議かいぎ』を上梓じょうしし、翌年よくねんに自みずからの監督かんとく作品さくひんとして映画えいが化かすることを発表はっぴょうした。

2013年ねんには、『コンフィダント・絆きずな』『国民こくみんの映画えいが』に続つづく海外かいがい芸術げいじゅつ家かシリーズの3作さく目めとして、ウラディミール・ホロヴィッツとそのピアノ調律ちょうりつ師しのフランツ・モアを描えがいた舞台ぶたい『ホロヴィッツとの対話たいわ』を作さく・演出えんしゅつした。同どう作さくはモア役やくを演えんじる渡辺わたなべ謙けんの12年ねんぶりの舞台ぶたい復帰ふっき作さくとしても注目ちゅうもくされた。

続つづいて上演じょうえんされた、流刑りゅうけい後ごのナポレオン・ボナパルトを描えがいた新作しんさく舞台ぶたい『おのれナポレオン』は、劇げき作家さっか・演出えんしゅつ家か・俳優はいゆうの野田のだ秀樹ひできを主演しゅえんに迎むかえた。これは、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょうの芸術げいじゅつ監督かんとくで『新選しんせん組ぐみ!』に勝かつ海舟かいしゅう役やくで出演しゅつえんした野田のだから持もち込こまれた企画きかくである。公演こうえん期間きかんの終盤しゅうばんに天海あまみ祐希ゆきが心筋梗塞しんきんこうそくで倒たおれ、宮沢みやざわりえが急遽きゅうきょ代役だいやくに迎むかえられるというハプニングが生しょうじ、立たち見み席せきを求もとめてマスコミ関係かんけい者しゃら100人にんあまりが殺到さっとうしたことでも話題わだいとなった。

同年どうねん7月がつ31日にち、19歳さい年下とししたである元もと女優じょゆうのyumaと再婚さいこん。同年どうねん11月がつには6本ほん目めの監督かんとく作品さくひんとなる映画えいが『清須きよす会議かいぎ』が公開こうかいされた。

2014年ねん1月がつ1日にち付づけで、芸能げいのう事務所じむしょシス・カンパニーに所属しょぞくした。

2015年ねん、アガサ・クリスティのエルキュール・ポアロ作品さくひんの翻案ほんあんである『オリエント急行きゅうこう殺人さつじん事件じけん』の脚本きゃくほんを担当たんとう。舞台ぶたいを日本にっぽんに置おき換かえる以外いがいは原作げんさくを忠実ちゅうじつに再現さいげんしており、原作げんさくのポアロにあたる勝呂かつろ武たけし尊みことを野村のむら萬まん斎ときが演えんじた。これは後のちにシリーズ化かされ、2018年ねんには『黒くろ井戸いど殺ごろし』、2021年ねんには『死しとの約束やくそく』が放送ほうそうされた。

監督かんとく第だい7作さく『ギャラクシー街道かいどう』は批評ひひょう的てきに失敗しっぱいしたが、翌よく2016年ねんには『新選しんせん組ぐみ!』以来いらいとなる大河たいがドラマ『真ま田丸たまる』が放送ほうそう。大河たいがドラマとしては5年ねんぶりの高こう視聴しちょう率りつとなり「大河たいが復権ふっけん」と呼よばれたほどの好評こうひょうを得えた。

2017年ねん11月14日にち、紫綬褒章しじゅほうしょう伝達でんたつ式しきにて（左ひだり）

2018年ねんにはNHK正月しょうがつ時代じだい劇げきとしてみなもと太郎たろうの『風雲児ふううんじたち』をドラマ化かした『風雲児ふううんじたち〜蘭学らんがく革命かくめい（れぼりゅうし）篇へん〜』が放送ほうそう。2019年ねんには同おなじく『風雲児ふううんじたち』を原作げんさくとした新作しんさく歌舞伎かぶき『月光げっこう露ろ針路しんろ日本にっぽん 風雲児ふううんじたち』を制作せいさく。三谷みたに作品さくひんとしては初はじめて歌舞伎座かぶきざで初演しょえんされた。2018年ねん3月がつ19日にち、作さく・演出えんしゅつを手掛てがけていた『江戸えどは燃もえているか』に出演しゅつえんしていた松岡まつおか茉優が昼ひる公演こうえん終了しゅうりょう後ごに体調たいちょう不良ふりょうでダウンし、夜よる公演こうえんで急遽きゅうきょ、三谷みたにが松岡まつおかの代役だいやくを務つとめた（松岡まつおかは翌日よくじつより復帰ふっき）。2019年ねんには8作さく目めの映画えいが『記憶きおくにございません!』が公開こうかい。

2020年代ねんだい

2020年ねん1月がつには、2022年ねんの大河たいがドラマ『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』の脚本きゃくほん担当たんとうが正式せいしき決定けっていし、同年どうねん11月がつ16日にちから20日にちまでの5日間にちかんにわたって自みずからキャストを発表はっぴょうした。また三さん谷たにとしては初はつとなる本格ほんかく的てきな配信はいしん限定げんていドラマとしてAmazonプライム・ビデオのオリジナル作品さくひん『誰だれかが、見みている』が発表はっぴょう。『HR』を彷彿ほうふつとさせるシットコム形式けいしきのドラマとなっており、三谷みたにが演出えんしゅつも担当たんとうしている。

2021年ねん10月がつ28日にち付づけの『朝日新聞あさひしんぶん』夕刊ゆうかん連載れんさい「三谷幸喜みたにこうきのありふれた生活せいかつ」で、2016年ねんの年頭ねんとうに前立腺ぜんりつせんがんの手術しゅじゅつを受うけていたことを明あかした。同月どうげつ、主治医しゅじいの頴川晋すすむと前立腺ぜんりつせんがんについて対談たいだんした本ほん『ボクもたまにはがんになる』を刊行かんこうした。単行本たんこうぼんにした理由りゆうは、『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』以外いがいの仕事しごとを絞しぼることに伴ともなう収入しゅうにゅう確保かくほのほか、早期そうき発見はっけんすれば前立腺ぜんりつせんがんは怖こわくないと広ひろく伝つたえるためで、その後ごも年とし2回かいの定期ていき検査けんさを受うけている。

2022年ねん4月がつ2日にちからは、TBSテレビ系列けいれつの報道ほうどう番組ばんぐみ『情報じょうほう7daysニュースキャスター』にビートたけしの後任こうにんとしてレギュラー出演しゅつえん。三谷みたにによれば、番組ばんぐみMCの安住あずみ紳しん一郎いちろうから「自分じぶんと同おなじ匂においを感かんじる」と推薦すいせんされたという。

2023年ねん4月がつ、『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』で第だい41回かい向田むかいだ邦子くにこ賞しょうを受賞じゅしょう。大河たいがドラマの脚本きゃくほんが受賞じゅしょう対象たいしょうになったのは初はじめて。

人物じんぶつ

仕事しごと

締しめ切きり間近まぢかまで台本だいほんが仕上しあがらない遅筆ちひつが有名ゆうめい。1993年ねん頃ごろの話はなしとして、一いち話わ完結かんけつの30分間ふんかん枠わくの連続れんぞくドラマの台本だいほんを書かくのに1本ほんだいたい4日間にちかんかかるとしている。また、舞台ぶたい『巌流島がんりゅうじま』では、台本だいほんの遅延ちえんによって公演こうえん初日しょにちが大幅おおはばにずれ込こむことになり、佐々木ささき小次郎こじろう役やくの陣内じんない孝則たかのりが降板こうばんしている。この時ときに三谷みたには「今後こんご、同様どうようなことを起おこしたら筆ふでを折おる」と宣言せんげんしている。

仕事しごとが行いき詰づまると、ティッシュペーパーを大量たいりょうに箱はこから出だしたり、ベッドと壁かべの間あいだに挟はさまったりするといった小ちいさな奇行きこうに走はしる。これは三谷みたにが実体験じつたいけんを元もとにして脚本きゃくほん・主演しゅえんを務つとめた『世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり 20周年しゅうねんスペシャル・春はる 〜人気にんき番組ばんぐみ競演きょうえん編へん〜』の一いち話わ「台詞せりふの神様かみさま」でも描えがかれている。

性格せいかく

神経質しんけいしつな性格せいかくで、インターネットは自作じさくに否定ひてい的てきな意見いけんを目めにし、創作そうさく力りょくを減退げんたいさせるという理由りゆうからほとんど見みない。気難きむずかしい一いち面めんを現あらわす例れいに、なかなか他人たにんを家いえに入いれない点てんがある。ココリコの田中たなか直樹なおきにフィギュアのコレクションを見みせると約束やくそくしながら、自宅じたくを訪おとずれた田中たなかを玄関げんかんの外そとで応対おうたいし、結局けっきょくは中なかに招まねき入いれなかった。元もと妻つま・小林こばやし聡美さとみの父親ちちおやが、小林こばやしの外出がいしゅつ中ちゅうに訪たずねてきたときも自宅じたくに入いれなかったほどである。

好このみの女性じょせい

中森なかもり明菜あきな、観月みづきありさ、平野ひらのレミの大だいファンである。中森なかもりは『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』第だい1話わの犯人はんにん役やくに起用きようされているほか、その後ごの回かいでも「同情どうじょうすべき犯人はんにん」として好意こうい的てきに何なん度ども言及げんきゅうされている。

映画えいがマニア

子供こどもの頃ころからテレビで放送ほうそうされる洋画ようがに親したしみ、洋画ようがを中心ちゅうしんとした大だいの映画えいがマニアである。和田わだ誠まこととの映画えいがについての対談たいだん集しゅう『それはまた別べつの話はなし』、『これもまた別べつの話はなし』を映画えいが専門せんもん誌し『キネマ旬報きねまじゅんぽう』に連載れんさいし、『これもまた別べつの話はなし』では1998年度ねんどのキネマ旬報きねまじゅんぽう読者どくしゃ賞しょうを受賞じゅしょうしている。和田わだファンでもある三谷みたには、和田わだのタッチにそっくりの「似顔絵にがおえ」を描えがくことができ、連載れんさいをまとめた単行本たんこうぼんの表紙ひょうしでは、映画えいが俳優はいゆうたちの似顔絵にがおえを和田わだと共とも作さくしている。

『大だい脱走だっそう』のような、グループで何なにかを計画けいかくして実現じつげんさせる映画えいがが特とくに好すきで、そうした作品さくひんはテレビドラマの『スパイ大だい作戦さくせん』のように題名だいめいに「作戦さくせん」が付つくものが多おおいことから、「作戦さくせんもの好すき」を称しょうしている。

テレビ狂きょう

子供こどもの頃ころからテレビ狂きょうであり、本人ほんにん曰いわく「三さん度どの飯めしよりテレビが大好だいすき」。多おおくのテレビ番組ばんぐみに詳くわしく、海外かいがいドラマ、特とくに『刑事けいじコロンボ』には精通せいつうしている。他ほかにも『ドラえもん』、『パーマン』、『おそ松まつくん』などのテレビアニメや『ポンキッキーズ』、『おはスタ』などの児童じどう向むけ番組ばんぐみにも詳くわしい。彼かれが手てがけたテレビドラマにも、これらの番組ばんぐみに使つかわれたセリフや内容ないようが度々どど登場とうじょうする。

また、フジテレビ『夜よるのヒットスタジオ』を初期しょきの頃ころから見み続つづけた「夜よるヒットフリーク」であり、映画えいが『ラヂオの時間じかん』で井上いのうえ順じゅんが演えんじた役やくの設定せっていは『夜よるのヒットスタジオ』での井上いのうえのキャラクターに基もとづくものであるとも言いわれている。

『探偵たんてい!ナイトスクープ』のファンでもあり、発売はつばいされたDVDは全巻ぜんかん揃そろえ、2008年ねんの映画えいが『ザ・マジックアワー』公開こうかい前まえの宣伝せんでん活動かつどうでは、「依頼いらい者しゃ」として出演しゅつえんした。

『新しん八犬伝はっけんでん』や『人形にんぎょう劇げき 三国志さんごくし』などNHKの連続れんぞく人形にんぎょう劇げきの大だいファンで、子供こどもの頃ころからそのフィギュアを集あつめて人形にんぎょう劇げきの映像えいぞうを作つくって遊あそんでいた。NHKから人形にんぎょう劇げきの脚本きゃくほんの依頼いらいがあったときも、スケジュールは埋うまっていたが、他たの誰だれにもやらせたくないという思おもいから引ひき受うけ、2009年ねんの『連続れんぞく人形にんぎょう活劇かつげき 新しん・三さん銃じゅう士し』で子供こどもの頃ころからの夢ゆめだった人形にんぎょう劇げきを手てがけた。

NHKの大河たいがドラマは1970年代ねんだいから視聴しちょうしており、特とくに三谷みたにの中学ちゅうがくから大学だいがく時代じだい前半ぜんはんの頃ころに放送ほうそうされていた『風ふうと雲くもと虹にじと』『花はな神しん』『黄金おうごんの日日ひび』『草くさ燃もえる』『獅子ししの時代じだい』に熱中ねっちゅうする。『風ふうと雲くもと虹にじと』の最終さいしゅう回かいが放送ほうそうされた晩ばん、加藤かとう剛つよし演えんじる平将門たいらのまさかどと、その敵役かたきやくで露口つゆぐち茂しげるの演えんじる田原たはら藤太とうたを夢遊病むゆうびょうのような状態じょうたいで演えんじていたのを母親ははおやに見みられた、というエピソードもある。『風ふうと雲くもと虹にじと』で露口つゆぐちが演えんじた田原たはら藤太とうたの「黙だまれ小童こわっぱ！」という台詞せりふを露ろ口こうへのリスペクトとして、自身じしんが手掛てがけた『真田さなだ丸まる』の中なかで西村にしむら雅彦まさひこの台詞せりふに使つかい、その台詞ぜりふが話題わだいになった。

『スタジオパークからこんにちは』の熱烈ねつれつなファンでもある。

歴史れきしマニア

歴史れきしマニアでもあり、幕末ばくまつや明治めいじ時代じだいを舞台ぶたいにした作品さくひんも多おおい。中学生ちゅうがくせいの時ときには、同級生どうきゅうせいが歴史れきしの教科書きょうかしょの江藤えとう新平しんぺいの写真しゃしんに似にていると思おもうと、彼かれに写真しゃしんと同おなじような着物きものを着きせて写真しゃしんを撮とり、以来いらい、友達ともだちをモデルに幕末ばくまつの志士ししのコスプレ写真しゃしんをとり続つづけたというエピソードがある。横山よこやま光輝みつてるのマンガ『水みず滸伝』『三国志さんごくし』のファンでもある。

中学生ちゅうがくせい時代じだいには郷土きょうどクラブにも所属しょぞくし「お墓はか研究けんきゅう班はん」班長はんちょうとして烏山からすやまの寺町てらまちの墓はかの数かずを数かぞえていた。

家族かぞく

猫ねこ3匹ひき（アメリカンショートヘアの「おとっつあん」、オシキャットの「オシマンベ」、捨すて猫ねこだった「ホイ」）、犬いぬ2匹ひき（プチブラバンソンの「チコ」と「ハーポ」）。ペットたちはエッセイにもよく登場とうじょうする。

1995年ねんに小林こばやし聡美さとみと結婚けっこんしたが、2011年ねんに離婚りこんした。2人ふたりの間あいだに子供こどもはいなかった。小林こばやしとの婚姻こんいん中ちゅうのある日ひ、小林こばやしが出演しゅつえんしたドラマを夫婦ふうふで自宅じたくで見みたが、三谷みたにが演出えんしゅつ家かの目線めせんで彼女かのじょの演技えんぎにダメ出だしをし、気きまずい雰囲気ふんいきになったことで、それ以来いらい（離婚りこんまでの間あいだ）三谷みたには小林こばやしの出演しゅつえんドラマを見みることが禁止きんしになった。また、三谷みたには婚姻こんいん時じに小林こばやしを女優じょゆうとして尊敬そんけいしており自身じしんの作品さくひんで演出えんしゅつしたいとの想おもいがあったが、実際じっさいにそれをすると周まわりの役者やくしゃやスタッフがやりにくくなるとの理由りゆうから、当時とうじ小林こばやしと話はなし合あって「夫婦ふうふ関係かんけいがだめになったら一緒いっしょに仕事しごとしよう」との結論けつろんになったとのこと。2013年ねん7月がつに19歳さい年下とししたの元もと女優じょゆうyumaと再婚さいこんし、2014年ねん6月がつには第だい一子いっしとなる男児だんじが誕生たんじょうした。

その他た

12歳さいの頃ころに盲腸炎もうちょうえんにかかったが手術しゅじゅつ医いの失敗しっぱいにより再さい手術しゅじゅつを受うけることになり、その結果けっか入院にゅういんなどで半年はんとし間あいだも学校がっこうに通かよえなかった時期じきがある。

趣味しゅみは映画えいがのDVD収集しゅうしゅうで、販売はんばい店てんでは必かならずタイトルの50音おと順じゅんに見みていくというこだわりがあり、特典とくてんと吹ふき替かえがあるものを好このむ。仕事しごとが趣味しゅみの延長線えんちょうせんであるため、他たの趣味しゅみはなく、休やすみもほとんど取とらない。

お菓子かしのおまけのフィギュアやカプセルトイ（ガチャガチャ）が好すきで色々いろいろと人形にんぎょうを集あつめているが、本人ほんにんはフィギュアマニアと思おもわれることを嫌きらっているとのこと。

コンビニエンスストアが好すきでほぼ毎日まいにち2回かい行おこなっているとのこと。朝あさ起おきてすぐにコンビニに訪おとずれてはスポーツ新聞しんぶんを立たち読よみし、その日ひ発売はつばいの週刊しゅうかん誌しの見出みだしを一いち通とおりチェックしたあと、店内てんないの新しん製品せいひんを確認かくにんしている。基本きほん的てきにコンビニの食たべ物ものが好すきなため、夕食ゆうしょく時じにはコンビニで買かったものを食たべているとのこと。

身体しんたい的てき特徴とくちょう

手ての甲こうがやや毛深けぶかいと指摘してきされている。松本まつもと幸四郎こうしろう（現げん：2代目だいめ松本まつもと白鸚はくおう）は、三谷みたにの第だい一いち印象いんしょうについて毛深けぶかい手てを挙あげており、同様どうように毛深けぶかかった菊田きくた一夫かずおの姿すがたが脳裏のうりをよぎったと語かたっている。後年こうねん、幸四郎こうしろうは三谷みたにとの初はじめての出会であいを振ふり返かえり「菊田きくた一夫かずおが再来さいらいしたような気持きもちになりました。ある種しゅの才能さいのうを持もった人ひとが、いま目めの前まえにいると感かんじました」と述懐じゅっかいしている。

先述せんじゅつの通とおり自宅じたくで猫ねこを飼かっているが、本人ほんにんによると猫ねこアレルギーがあるとのこと。

作品さくひんの特徴とくちょう

作風さくふう

作品さくひんは基本きほん的てきに喜劇きげきであり、これまで世よになかった新あたらしいコンセプトの作品さくひん作づくりを得意とくいとする。

徹底的てっていてきに理詰りづめでストーリーを作つくる一方いっぽう、魅力みりょく的てきな人物じんぶつ描写びょうしゃも他たの作家さっかの追随ついずいを許ゆるさない。

傾向けいこうとしてウィットやユーモアに富とんだ演出えんしゅつによるハートウォーミングな人間にんげん賛歌さんかが多おおく、露骨ろこつな社会しゃかい風刺ふうしやグロテスクな描写びょうしゃ、きわどいセリフなどは少すくない。

「集団しゅうだんが力ちからを合あわせて困難こんなんを乗のり越こえる」「切羽詰せっぱつまった事情じじょうにより、本来ほんらいの自分じぶんとは違ちがう何者なにものかを演えんじる」という枠組わくぐみを持もった物語ものがたりが多おおい。

恋愛れんあい物ぶつは「自分じぶんの恋愛れんあい観かんがバレるのがイヤ」ということで苦手にがてとしている。

米国べいこくの劇げき作家さっかニール・サイモン から大おおきな影響えいきょうを受うけており、劇団げきだん名めいもサイモンの代表だいひょう作さく『サンシャイン・ボーイズ』に由来ゆらいしている。

映画えいが監督かんとくのビリー・ワイルダーを敬愛けいあいしており、ワイルダーの最さい晩年ばんねん（94歳さい時点じてん）の2001年ねん、自みずからき手きてとなってワイルダーのインタビューをしていた。

脚本きゃくほん家かを目指めざしたのは 早坂はやさか暁あきらの『天下てんか御免ごめん』『天下てんか堂どう々』に感動かんどうし、知人ちじんよりそれらのシナリオを入手にゅうしゅし、こういうものを書かきたいと思おもったのがきっかけで、いつかはああいう（『天下てんか御免ごめん』『天下てんか堂々どうどう』のような）ものを書かきたいと語かたっている。また市川いちかわ森一もりいち作品さくひんのドラマ『黄金おうごんの日日ひび』『淋さびしいのはお前まえだけじゃない』『親戚しんせきたち』などにも影響えいきょうを受うけ、それぞれの作品さくひんの出演しゅつえん者しゃである松本まつもと幸四郎こうしろう、西田にしだ敏行としゆき、役所広司やくしょこうじを自作じさくにも起用きようしている。

当あて書がき

自分じぶんが関与かんよできない形かたちで作品さくひんが上演じょうえんされることを嫌きらっており、学校がっこうの演劇えんげき部ぶや、自身じしんが演出えんしゅつ・脚本きゃくほんの改訂かいていに参加さんかできない団体だんたいに対たいしては上演じょうえん許可きょかを出ださない。大おおきな理由りゆうは、全すべての台本だいほんをそれぞれの役やくを演えんじる役者やくしゃへの「当あて書がき」（先さきに役者やくしゃを決きめてから、その役者やくしゃをイメージしながら台本だいほんを書かくこと）として執筆しっぴつしていることによる。このため、再演さいえんに当あたって役者やくしゃの交替こうたいが生しょうじる場合ばあいは、自身じしんが演出えんしゅつするか否ひかに関かかわらず、新あたらしい役者やくしゃのイメージに合あわせて台本だいほんを改訂かいていする。一方いっぽうで『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の怪かい演えんじぶりからしばらく三枚目さんまいめ脇役わきやくキャラのイメージの濃こかった西村にしむらを、三谷みたにはほとんどの作品さくひんで西村にしむらが得意とくいとするシリアスな役やくや敵役かたきやくを宛あてがうなど、他たの脚本きゃくほん家かとは一線いっせんを画かくす配役はいやくを行おこなっている。

たとえば『笑わらいの大学だいがく』は元々もともと、三宅みやけ裕司ゆうじと5代目だいめ坂東ばんどう八十助やそすけに当あてて書かかれたラジオドラマであるが、後のちに西村にしむら雅彦まさひこと近藤こんどう芳正よしまさの出演しゅつえんで舞台ぶたい化かされた際さいや、役所広司やくしょこうじと稲垣いながき吾郎ごろうの出演しゅつえんで映画えいが化かされた際さいには、その度たびに脚本きゃくほん自体じたいを一いちから書かき直なおしている。

俳優はいゆう

三谷みたに作品さくひんに登場とうじょうする俳優はいゆうたち、および彼かれらによる製作せいさくチームは俗ぞくに三谷みたに組ぐみと称しょうされ、劇団げきだん時代じだいからの盟友めいゆうであった西村にしむらを筆頭ひっとうに、気きに入いった役者やくしゃ・信頼しんらいできる役者やくしゃ・自身じしんが影響えいきょうされた役者やくしゃを何なん度ども起用きようする傾向けいこうが顕著けんちょである（西村にしむらの他ほか、相島あいじま一之かずゆき、梶原かじはら善よし、小林こばやし隆たかし、阿南あなみ健治けんじ、甲きのえ本もと雅裕まさひろ、田口たぐち浩正ひろまさ、小原おはら雅人まさと、伊藤いとう俊しゅん人じん、宮地みやじ雅子まさこ、野の仲なかイサオ、近藤こんどう芳正よしまさ、佐藤さとうB作さく、まいど豊ゆたか、あめくみちこ、佐渡さわたり稔みのる、白井しらい晃あきら、今井いまい朋彦ともひこ、瀬戸せとカトリーヌらが常連じょうれん出演しゅつえん者しゃである）。自身じしんが過去かこに感銘かんめいを受うけた作品さくひんに出演しゅつえんしていたために出演しゅつえん依頼いらいする場合ばあいもある。

なお、西田にしだ敏行としゆき、草刈くさかり正雄まさお、佐藤さとう浩市こういち、香取かとり慎吾しんご、伊東いとう四朗しろう、藤村ふじむら俊二しゅんじ、松まつ金きむよね子こ、梅野うめの泰やすし靖やすし、榎木えのき兵衛ひょうえ、井上いのうえ順じゅん、清水しみずミチコ、市村いちむら正親まさちか、鹿賀かが丈史たけし、石黒いしぐろ賢けん、唐沢からさわ寿明としあき、鈴木すずき京香きょうか、筒井つつい道隆みちたか、内野うちの聖きよし陽ひ、天海あまみ祐希ゆき、斉藤さいとう由貴ゆき、大泉おおいずみ洋ひろし、草笛くさぶえ光子こうしなどは、既すでに一定いっていのキャリアを持もちながら作品さくひんに繰くり返かえし起用きようされ、新あたらしい魅力みりょくを引ひき出だされた。

三谷みたに作品さくひんで好演こうえんしたことが転機てんきとなり、脚光きゃっこうを浴あびた俳優はいゆうも多おおい（戸田とだ恵子けいこ、田中たなか直樹なおき、小日向おびなた文ぶん世よ、八嶋やしま智さとし人じん、堺さかい雅人まさと、山本やまもと耕史こうじ、今井いまい朋彦ともひこ、篠井しのい英介えいすけ、川平かびら慈英、浅野あさの和之かずゆき、小野おの武彦たけひこ、山寺やまでら宏一こういち、堀内ほりうち敬子けいこ、吉田よしだ羊ひつじ、八木やぎ亜希子あきこ、中原なかはら丈雄たけお、寺島てらしま進すすむ、長野ながの里美さとみ、迫田さこた孝也たかや、小池こいけ栄子えいこ、秋元あきもと才ざい加か、栗原くりはら英雄ひでお、中川なかがわ大志ひろし、峯村みねむらリエ、西本にしもとたける、 坂東ばんどう彌十郎やじゅうろうなど）。

三谷みたにが監督かんとくを務つとめた映画えいがには、エンディングのキャストのクレジットで、最後さいご（いわゆるトメ）に表示ひょうじされるような大物おおもの俳優はいゆうが多おおく出演しゅつえんしている。そのためか、監督かんとく1作さく目めの『ラヂオの時間じかん』と6作さく目めの『清須きよす会議かいぎ』のエンドクレジットではキャスト名めいの表示ひょうじされる順番じゅんばんが「あいうえお順じゅん（五十音ごじゅうおん順じゅん）」に、3作さく目めの『THE 有頂天うちょうてんホテル』と4作さく目めの『ザ・マジックアワー』、5作さく目めの『ステキな金縛かなしばり』、8作さく目めの『記憶きおくにございません!』では「登場とうじょう順じゅん」になっている。

映画えいが監督かんとくとして

「映画えいがを撮とるようになってから、自分じぶんの作品さくひんの公開こうかいが迫せまると宣伝せんでん活動かつどうの一環いっかんでテレビに出でるようになり、今いまとなっては当あたり前まえだが映画えいがの関係かんけい者しゃが宣伝せんでんのためにテレビに出でるのは当時とうじはまだ珍めずらしかった。宣伝せんでんに貢献こうけん出来できるのなら何なんでもやろうと心しんに誓ちかった。役者やくしゃさんのように映うつっているだけで画面がめんに華はなやかなタイプではない。僕ぼくは見栄みばえも悪わるく、話術わじゅつだってたいしたことない。あとは身体しんたいでぶつかっていくしかない。プールに突つき落おとされたり、全身ぜんしんタイツで踊おどったりもした。ある時とき番組ばんぐみの企画きかくで鼻はなにチューブわさびを詰つめられた（それも楽たのしかった）。オンエアを観みた戸田とだ恵子けいこさんから「痛々いたいたしい」という感想かんそうメールを貰もらった。そのあたりからこれでいいのかと思おもい始はじめ、それ以降いこうテレビ出演しゅつえんを自粛じしゅくするようになった」と述のべている。

作品さくひん一覧いちらん

テレビドラマ

※ウェブ限定げんていドラマを含ふくむ。

• 超ちょう少女しょうじょ!はるひワンダー愛あい（1986年ねん、フジテレビ）
• やっぱり猫ねこが好すき 第だい1シリーズ（1988年ねん - 1990年ねん、フジテレビ）
  • やっぱり猫ねこが好すき殺人さつじん事件じけん（1990年ねん）
  • やっぱり猫ねこが好すき 第だい2シリーズ（1990年ねん - 1991年ねん）
• 東京とうきょうストーリーズ『大だい災難さいなんの街まち 東京とうきょう』（1989年ねん、フジテレビ）
• 子供こども、ほしいね（1990年ねん、フジテレビ）
• 女おんなねずみ小僧こぞう いけないことだぞ!大江戸おおえどマラソンばくち地獄じごく（1990年ねん、フジテレビ）
• 世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり『息子むすこ帰かえる』（1991年ねん、フジテレビ）
• 天国てんごくから北きたへ3キロ（1991年ねん、フジテレビ）
• 君きみたちがいて僕ぼくがいる（1992年ねん、フジテレビ）
  • 君きみたちがいて僕ぼくがいるII（1992年ねん、フジテレビ）
• 総務そうむ課長かちょう戦場せんじょうを行いく!（1992年ねん〈1994年ねん放送ほうそう〉、フジテレビ）
• 振ふり返かえれば奴やつがいる（1993年ねん、フジテレビ）
• ビートたけしのつくり方かた『大だい家族かぞく主義しゅぎ/堀切ほっきり家かの人々ひとびと』（1993年ねん、フジテレビ）
• 警部補けいぶほ・古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう 第だい1シリーズ（1994年ねん、フジテレビ）
  • 警部補けいぶほ・古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろうスペシャル（1995年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう 第だい2シリーズ（1996年ねん）
  • 今泉いまいずみ慎太郎しんたろう（1996年ねん、フジテレビ）
  • スペシャル古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう（1996年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう VS SMAP（1999年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう 黒岩くろいわ博士はかせの恐怖きょうふ（1999年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう 第だい3シリーズ（1999年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう すべて閣かく下かの仕業しわざ（2004年ねん）
  • 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろうFINAL（2006年ねん）
  • 古畑ふるはた中学生ちゅうがくせい（2008年ねん）
• 女おんなねずみ小僧こぞう 狙ねらわれたからくり城じょう・史上しじょう最悪さいあくのダイハード（1994年ねん、フジテレビ）
• 王様おうさまのレストラン（1995年ねん、フジテレビ）
• 竜馬りょうまにおまかせ!（1996年ねん、日本にほんテレビ）
• 3番ばんテーブルの客きゃく（1996年ねん - 1997年ねん、フジテレビ）
• 総理そうりと呼よばないで（1997年ねん、フジテレビ）
• 今夜こんや、宇宙うちゅうの片隅かたすみで（1998年ねん、フジテレビ）
• 合あい言葉ことばは勇気ゆうき（2000年ねん、フジテレビ）
• HR（エイチアール）（2002年ねん - 2003年ねん、フジテレビ）
• 川かわ、いつか海うみへ 第だい2・4話わ（2003年ねん、NHK）
• 新選しんせん組ぐみ!（2004年ねん、NHK大河たいがドラマ）
  • 新選しんせん組ぐみ!! 土方ひじかた歳三としぞう 最期さいごの一いち日にち（2006年ねん、NHK）
• わが家やの歴史れきし（2010年ねん、フジテレビ）
• short cut（2011年ねん、WOWOW）
• ステキな隠かくし撮とり〜完全かんぜん無欠むけつのコンシェルジュ〜（2011年ねん、フジテレビ）
• 大だい空港くうこう2013（2013年ねん、WOWOW）
• おやじの背中せなか 最終さいしゅう話ばなし「北別府きたべふさん、どうぞ」（2014年ねん、TBS）
• 勝呂かつろ武たけし尊みことシリーズ（フジテレビ）
  • オリエント急行きゅうこう殺人さつじん事件じけん（2015年ねん）
  • 黒くろ井戸いど殺ごろし（2018年ねん）
  • 死しとの約束やくそく（2021年ねん）
• 真ま田丸たまる（2016年ねん、NHK大河たいがドラマ）
• 風雲児ふううんじたち～蘭学らんがく革命かくめい（れぼりゅうし）篇へん～（2018年ねん、NHK）
• 誰だれかが、見みている（2020年ねん、Amazon Prime Video）
• 鎌倉かまくら殿どのの13人にん（2022年ねん、NHK大河たいがドラマ）

映画えいが（監督かんとく作品さくひん）

• ラヂオの時間じかん（1997年ねん、原作げんさくと脚本きゃくほんと監督かんとく）
• みんなのいえ（2001年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）
• THE 有頂天うちょうてんホテル（2006年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）
• ザ・マジックアワー（2008年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）
• ステキな金縛かなしばり（2011年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）
• 清須きよす会議かいぎ（2013年ねん、原作げんさくと脚本きゃくほんと監督かんとく）
• ギャラクシー街道かいどう（2015年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）
• 記憶きおくにございません! （2019年ねん、脚本きゃくほんと監督かんとく）

映画えいが（その他た参加さんか作品さくひん）

• 12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん（1991年ねん、原作げんさく・脚本きゃくほん） 監督かんとく：中原なかはら俊しゅん
• マルタイの女おんな（1997年ねん、企画きかく協力きょうりょく） 監督かんとく：伊丹いたみ十三じゅうざ
• 世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり 映画えいがの特別とくべつ編へん（2000年ねん、ストーリーテラー部分ぶぶんの脚本きゃくほん） 監督かんとく：鈴木すずき雅之まさゆき
• 竜馬りょうまの妻つまとその夫おっとと愛人あいじん（2002年ねん、原作げんさく・脚本きゃくほん） 監督かんとく：市川いちかわ準じゅん
• 笑わらいの大学だいがく（2004年ねん、原作げんさく・脚本きゃくほん） 監督かんとく：星ほし護まもる

舞台ぶたい

• 天国てんごくから北きたへ3キロ (1989年ねん）
• 彦馬ひこまがゆく (1990年ねん/2002年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん（1990年ねん/2005年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 深沢ふかさわ版ばん狸たぬき御殿ごてん（1990年ねん、博品館はくひんかん劇場げきじょう）
• ショウ・マスト・ゴー・オン（1991年ねん/2022年ねん）
• にくいあんちくしょう（1991年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー、原作げんさく：滝たき大作だいさく）
• Vamp Show（1992年ねん、全労済ぜんろうさいホールスペース・ゼロ/2001年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• その場ばしのぎの男おとこたち（1992年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
• ダア!ダア!ダア!（1993年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 音楽おんがく劇げき サザエさん（1994年ねん、天王てんのう洲しゅうアイル・アートスフィア/1995年ねん、天王てんのう洲しゅうアイル・アートスフィア）
• 出口でぐちなし!（1994年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 君きみとなら（1995年ねん、パルコ劇場げきじょう/1997年ねん、パルコ劇場げきじょう/2014年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• イメルダ（1995年ねん、パルテノン多摩ぱるてのんたま小しょうホールほか）
• 巌流島がんりゅうじま（1996年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 笑わらいの大学だいがく（1996年ねん、パルコ劇場げきじょう/2023年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• アパッチ砦とりでの攻防こうぼう（1996年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
  • アパッチ砦とりでの攻防こうぼう 決定けってい版ばん（1998年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
• バイ・マイセルフ（1997年ねん、パルコ）
• 温水おんすい夫妻ふさい（1999年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• マトリョーシカ（1999年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• オケピ!（2000年ねん、青山あおやま劇場げきじょう/2003年ねん、青山あおやま劇場げきじょう）
• 竜馬りょうまの妻つまとその夫おっとと愛人あいじん（2000年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
• バッド・ニュース☆グッド・タイミング（2001年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• You Are The Top/今宵こよいの君きみ（2002年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター）
• なにわバタフライ（2004年ねん、パルコ劇場げきじょう）
  • なにわバタフライ N.V（2010年ねん、シアタートラム/2012年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• 決闘けっとう! 高田馬場たかだのばば（2006年ねん、パルコ歌舞伎かぶき）
• エキストラ（2006年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
• コンフィダント・絆きずな（2007年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 社長しゃちょう放浪ほうろう記き（2007年ねん、本多劇場ほんだげきじょう）
• 恐おそれを知しらぬ川上かわかみ音二郎おとじろう一座いちざ（2007年ねん、シアタークリエこけら落おとし公演こうえん）
• グッドナイト スリイプタイト（2008年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• returns（2009年ねん、THEATER/TOPS）
• TALK LIKE SINGING（2009年ねん - 2010年ねん、オフ・ブロードウェイスカーボールセンター、赤坂あかさかACTシアター）
• ろくでなし啄木たくぼく（2011年ねん、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょうほか）
• 国民こくみんの映画えいが（2011年ねん、パルコ劇場げきじょうほか/2014年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• ベッジ・パードン（2011年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター）
• 90ミニッツ（2011年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• 其礼成心せいしん中ちゅう（2012年ねん、パルコ劇場げきじょう/2013年ねん、パルコ劇場げきじょう/2014年ねん、京都きょうと劇場げきじょう）
• ホロヴィッツとの対話たいわ（2013年ねん、パルコ劇場げきじょうほか）
• おのれナポレオン（2013年ねん、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょう）
• 酒さけと涙なみだとジキルとハイド（2014年ねん、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょうほか/2018年ねん、國家こっか兩りょう廳ちょう院いん 國家こっか戲おどけ劇げき院いん、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょう）
• ショーガール（2014年ねん、パルコ劇場げきじょう）
  • ショーガール〜こんな出会であいも悪わるくない〜（2016年ねん、パルコ劇場げきじょう）
  • ショーガール vol.2（2018年ねん、EXシアター六本木ろっぽんぎ）
• 紫式部むらさきしきぶダイアリー（2014年ねん、パルコ劇場げきじょう）
• 吉よし良りょうですが、なにか?（2014年ねん、本多劇場ほんだげきじょう）
• 田茂たも神家じんかの一族いちぞく（2015年ねん、東京とうきょうヴォードヴィルショー）
• burst!〜危険きけんなふたり（2015年ねん、パルコ劇場げきじょう）
  • burst! 〜危険きけんなふたり〜（2022年ねん、日本にっぽん青年せいねん館かんホール)
• エノケソ一代記いちだいき（2016年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター）
• 不信ふしん〜彼女かのじょが嘘うそをつく理由りゆう（2017年ねん、東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょう）
• 子供こどもの事情じじょう（2017年ねん、新しん国立こくりつ劇場げきじょう）
• 江戸えどは燃もえているか（2018年ねん、新橋しんばし演舞えんぶ場じょう）
• 虹にじのかけら〜もうひとりのジュディ（2018年ねん、スパイラルホール）
• 日本にっぽんの歴史れきし（2018年ねん - 2019年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター、梅田うめだ芸術げいじゅつ劇場げきじょうシアタードラマシティ）
  • 日本にっぽんの歴史れきし（2021年ねん、新しん国立こくりつ劇場げきじょう中ちゅう劇場げきじょう、梅田うめだ芸術げいじゅつ劇場げきじょうシアター・ドラマシティ）
• 三谷みたにかぶき『月光げっこう露ろ針路しんろ日本にっぽん 風雲児ふううんじたち』（2019年ねん、歌舞伎座かぶきざ）
• 愛あいと哀かなしみのシャーロック・ホームズ（2019年ねん、世田谷せたがやパブリックシアターほか）
• 大地だいち（2020年ねん、パルコ劇場げきじょう、サンケイホールブリーゼ）

舞台ぶたい（上演じょうえん台本だいほん・演出えんしゅつ）

• 今いまの私わたしをカバンにつめて（2010年ねん、青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう、大阪おおさかビジネスパーク円形えんけいホール、作さく：グレッチェン・クライヤー、演出えんしゅつ：G2）
• 桜さくらの園えん（2012年ねん、パルコ劇場げきじょうほか、作さく：アントン・チェーホフ）
• ドレッサー（2013年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター、作さく：ロナルド・ハーウッド）
• 今いまの私わたしをカバンにつめて（再演さいえん/2013年ねん、青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう、大阪おおさかビジネスパーク円形えんけいホール）
• ロスト・イン・ヨンカーズ（2013年ねん、パルコ劇場げきじょうほか、作さく：ニール・サイモン）
• 声こえ（2013年ねん、スパイラルホール、作さく：ジャン・コクトー）
• 抜目ぬけめのない未亡人みぼうじん（2014年ねん、新しん国立こくりつ劇場げきじょう、作さく：カルロ・ゴルドーニ）
• 23階かいの笑わらい（2020年ねん、世田谷せたがやパブリックシアター、作さく：ニール・サイモン）

テレビアニメ

• サザエさん（1985年ねん、フジテレビ）
  • 「ワカメの大だい変身へんしん」
  • 「波平なみひらつり指南しなん」
  • 「妹いもうと思おもい、兄あに思おもい」
  • 「タラちゃん成長せいちょう期き」

人形にんぎょう劇げき

• 連続れんぞく人形にんぎょう活劇かつげき 新しん・三さん銃じゅう士し（2009年ねん - 2010年ねん、NHK、脚色きゃくしょく）
• シャーロック ホームズ（2014年ねん、NHK、脚本きゃくほん）

漫才まんざい台本だいほん

• コント山口やまぐち君くんと竹田たけだ君くん

コント

• 全員ぜんいん出席しゅっせき!笑わらうんだってば（日本にほんテレビ）
• とんねるずのみなさんのおかげです（フジテレビ）

著作ちょさく

シナリオ・戯曲ぎきょく

• 今夜こんや、宇宙うちゅうの片隅かたすみで （フジテレビ出版しゅっぱん、1998年ねん12月がつ）
• 合あい言葉ことばは勇気ゆうき （角川書店かどかわしょてん、2000年ねん11月） のち文庫ぶんこ
• オケピ! （白水しろみず社しゃ、2001年ねん4月がつ）

小説しょうせつ

• 経費けいひではおちない戦争せんそう（宙出版おおぞらしゅっぱん、1991年ねん9月がつ）
• 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう殺人さつじん事件じけんファイル（フジテレビ出版しゅっぱん、1994年ねん6月がつ） 『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』1、2 扶桑社ふそうしゃ文庫ぶんこ
• 大根だいこん性せい（イラスト：薮野やぶのてんや）（集英社しゅうえいしゃ、1995年ねん10月がつ）
• 俺おれはその夜よる多おおくのことを学まなんだ（幻冬舎げんとうしゃ、1998年ねん9月がつ）
• 清須きよす会議かいぎ（幻冬舎げんとうしゃ、2012年ねん6月がつ）

漫画まんが原作げんさく

• 『天国てんごくから北きたへ3キロ』（1993年ねん7月がつ、講談社こうだんしゃコミックスフレンド、原作げんさく：三谷幸喜みたにこうき、作画さくが：糸井いとい美和みわ）ISBN 9784063029222
• 『天国てんごくから北きたへ3キロ』（1997年ねん8月がつ、講談社こうだんしゃコミックスフレンド、原作げんさく：三谷幸喜みたにこうき、作画さくが：藤本ふじもとあきほ）ISBN 9784063030754

エッセイ

• オンリー・ミー 私わたしだけを（メディアファクトリー、1993年ねん11月） のち幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ
• Now and then三谷幸喜みたにこうき 三谷幸喜みたにこうき自身じしんによる全ぜん作品さくひん解説かいせつ+51の質問しつもん（角川書店かどかわしょてん、1997年ねん4月がつ） 文庫ぶんこ化かに際さいして『仕事しごと、三谷幸喜みたにこうきの』に改題かいだい
• 三谷幸喜みたにこうきのありふれた生活せいかつ シリーズ（朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、2002年ねん2月がつ - ）

  詳細しょうさいは「三谷幸喜みたにこうきのありふれた生活せいかつ」を参照さんしょう

• 監督かんとくだもの 三谷幸喜みたにこうきの映画えいが監督かんとく日記にっき（マガジンハウス、2011年ねん10月がつ）

対談たいだん

• 気きまずい二に人にん（角川書店かどかわしょてん、1997年ねん6月がつ） のち文庫ぶんこ

  女性じょせいばかりとの対談たいだん集しゅう。八木やぎ亜希子あきこ、十朱とあけ幸代さちよ、西田にしだひかる、日笠ひかさ雅みやび水すい、桃井ももいかおり、鈴木蘭々すずきらんらん、林家はやしやパー子こ、緒川おがわたまき、平野ひらのレミ、森口もりぐち博子ひろこ、加藤かとう紀子のりこ、安達あだち祐実ゆみ、石田いしだゆり子こ

• それはまた別べつの話はなし（文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1997年ねん10月がつ） のち文庫ぶんこ
• これもまた別べつの話はなし（キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、1999年ねん11月） のち新潮しんちょう文庫ぶんこ

（以上いじょう2点てんは和田わだ誠まこととの対談たいだん集しゅう）

• むかつく二人ふたり（幻冬舎げんとうしゃ、2007年ねん1月がつ）
• いらつく二人ふたり（幻冬舎げんとうしゃ、2008年ねん3月がつ）
• かみつく二人ふたり（幻冬舎げんとうしゃ、2009年ねん6月がつ）
• たてつく二人ふたり（幻冬舎げんとうしゃ、2011年ねん3月がつ）

（以上いじょう4点てんは清水しみずミチコとの共著きょうちょ。ラジオ番組ばんぐみ「DoCoMo MAKING SENSE」の放送ほうそう分ぶんを加筆かひつ・再さい構成こうせいしたもの）

• 三谷幸喜みたにこうき 創作そうさくを語かたる（講談社こうだんしゃ、2013年ねん11月） 松野まつの大介だいすけとの共著きょうちょ
• ボクもたまにはがんになる（幻冬舎げんとうしゃ、2021年ねん10月がつ） 頴川晋すすむとの共著きょうちょ

関連かんれん本ほん・研究けんきゅう本ほん

• みたにのまど 映画えいが「みんなのいえ」三谷幸喜みたにこうきの撮影さつえい日誌にっし（ぴあ 2001年ねん7月がつ）
• 別冊べっさつ宝島たからじま 三谷幸喜みたにこうきの全ぜん仕事しごと 面白おもしろさのツボ!（宝島社たからじましゃ、2004年ねん1月がつ）
• NHK大河たいがドラマ・ストーリー 新選しんせん組ぐみ! 前まえ・後編こうへん（NHK出版しゅっぱん、2003年ねん - 2004年ねん）

作詞さくし

• No Problem（作曲さっきょく：服部はっとり隆之たかゆき、映画えいが『ラヂオの時間じかん』エンディング・テーマ、1997年ねん）
• 「新選しんせん組ぐみ！」メイン・テーマ（作曲さっきょく：服部はっとり隆之たかゆき、大河たいがドラマ『新選しんせん組ぐみ！』テーマ、2004年ねん）
• のっこのわがままブギ（作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう、2007年ねん）
• 一人ひとりじゃない（作曲さっきょく・歌うた：平井ひらい堅けん、『連続れんぞく人形にんぎょう活劇かつげき 新しん・三さん銃じゅう士し』エンディング・テーマ、2009年ねん10月がつ）
• ONCE IN A BLUE MOON（作曲さっきょく：荻野おぎの清子きよこ、映画えいが『ステキな金縛かなしばり』主題歌しゅだいか、2011年ねん）

その他た

• デキゴトロジーvol.10 -ホントだからたまんねぇ!の巻まき-（週刊しゅうかん朝日あさひ風俗ふうぞくリサーチ特別とくべつ局きょく編著へんちょ、新潮社しんちょうしゃ 1993年ねん7月がつ25日にち発刊はっかん）
  • 『私わたしのデキゴトロジー』というコーナー内ないに寄稿きこう。

作品さくひん間あいだのリンク

作品さくひん間あいだには三谷みたにの遊あそび心ごころとも取とれるリンクが張はり巡めぐらされており、そこから別べつの作品さくひんのその後ごがわかる場合ばあいもある。

世界せかい観かんのリンク

バリトン・ホテル

初出しょしゅつは『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の「間違まちがわれた男おとこ」。『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』や『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろうFINAL』の「フェアな殺人さつじん者しゃ」にも舞台ぶたいとして登場とうじょう。『THE 有頂天うちょうてんホテル』でも言及げんきゅうされている。

居酒屋いざかや大だい自然しぜん

舞台ぶたい『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』や『ショウ・マスト・ゴー・オン』、『returns』、テレビドラマ『やっぱり猫ねこが好すき』、『王様おうさまのレストラン』、『HR』に登場とうじょう。テレビドラマ版ばん『ショウ・マスト・ゴー・オン』、では、ラストに居酒屋いざかや大だい自然しぜんで打うち上あげをするシーンが登場とうじょうする。

ベル・エキップ

『王様おうさまのレストラン』の舞台ぶたいとなったレストラン。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』第だい2シリーズ中ちゅうの作品さくひん「VS 南大門なんだいもん昌男まさお（山城やましろ新伍しんご）」、「VS 二に葉よう鳳おおとり翆（山口やまぐち智子さとこ）」にはこの店みせから花はなが贈おくられているシーンがある。

ゴースト・キャッスル

『やっぱり猫ねこが好すき』で次女じじょレイ子れいこ（室井むろい滋しげる）が住すんでいたアパート。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』第だい2シリーズ中ちゅうの作品さくひん「VS 南大門なんだいもん昌男まさお（山城やましろ新伍しんご）」では南大門なんだいもんが経営けいえいする店みせの名前なまえで登場とうじょうする。

レッド・シューズ

『君きみとなら』で「小磯こいそ国太郎くにたろうと赤あかい靴くつのママが浮気うわき関係かんけいになった」として登場とうじょう。『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』で岩田いわたエントツのセリフに「昔むかし、仕事しごとで行おこなった博多はかたのバー」として登場とうじょう。その後ご『ザ・マジックアワー』において「クラブ・赤あかい靴くつ」として登場とうじょう。

くすのき小学校しょうがっこう

2009年ねんの舞台ぶたい『returns』において、登場とうじょう人物じんぶつたちの母校ぼこうとして登場とうじょう。その後ご、三谷みたにが自身じしんの少年しょうねん時代じだいをモチーフに描えがいた2017年ねんの舞台ぶたい『子供こどもの事情じじょう』では、同校どうこうに集つどう子供こどもたちの姿すがたが描えがかれた。なお、ふたつの作品さくひんには「くすのき小学校しょうがっこう校歌こうか」も共通きょうつうして登場とうじょうする（作曲さっきょくは荻野おぎの清子きよこ）。

登場とうじょう人物じんぶつのリンク

サチコ（猫ねこ）

『やっぱり猫ねこが好すき』に登場とうじょうする猫ねこ。『子供こども、ほしいね』にも登場とうじょうする。『ザ・マジックアワー』には名前なまえのみ登場とうじょう。

中川なかがわ淳一じゅんいち（鹿賀かが丈史たけし）

『振ふり返かえれば奴やつがいる』の登場とうじょう人物じんぶつ。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』にも登場とうじょう。

中浦なかうらたか子こ（桃井ももいかおり）

『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の登場とうじょう人物じんぶつ。『ラヂオの時間じかん』にも登場とうじょう。

堀ノ内ほりのうち修司しゅうじ（布施ふせ明あきら）&千本せんぼんのっこ（戸田とだ恵子けいこ）&古川ふるかわ清きよし十郎じゅうろう（梅野うめの泰やすし靖やすし）

『ラヂオの時間じかん』の登場とうじょう人物じんぶつ。『みんなのいえ』にも登場とうじょう。

飯島いいじま直ただし介かい（田中たなか直樹なおき）&飯島いいじま民子たみこ（八木やぎ亜希子あきこ）

『みんなのいえ』の登場とうじょう人物じんぶつ。『THE 有頂天うちょうてんホテル』にも登場とうじょう。

丹下たんげ二郎じろう（川平かびら慈英）

『THE 有頂天うちょうてんホテル』の登場とうじょう人物じんぶつ。『オケピ!』に双子ふたごの兄あにが登場とうじょう。

原田はらだ禄郎ろくろう（筒井つつい道隆みちたか）

『王様おうさまのレストラン』の登場とうじょう人物じんぶつ。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』にも名前なまえのみ登場とうじょう。

只野ただの憲二けんじ（香取かとり慎吾しんご）

『THE 有頂天うちょうてんホテル』の登場とうじょう人物じんぶつ。『ザ・マジックアワー』にも登場とうじょう。

ヨーコ（篠原しのはら涼子りょうこ）

『THE 有頂天うちょうてんホテル』の登場とうじょう人物じんぶつ。『ステキな金縛かなしばり』にも登場とうじょう。

村田むらた大樹だいき（佐藤さとう浩市こういち）

『ザ・マジックアワー』の登場とうじょう人物じんぶつ。『ステキな金縛かなしばり』『ギャラクシー街道かいどう』にも登場とうじょう。

更科さらしな六ろく兵衛ひょうえ（西田にしだ敏行としゆき）

『ステキな金縛かなしばり』の登場とうじょう人物じんぶつ。『清須きよす会議かいぎ』にも登場とうじょう。

赤あかい洗面せんめん器きの男おとこ

「赤あかい洗面せんめん器きを頭あたまの上うえに乗のせた男おとこ」の小咄こばなし。これまでに複数ふくすうの作品さくひんで登場とうじょう人物じんぶつによってこの話はなしが語かたられているが、最後さいごのオチを口くちにしようとした途端とたん、必かならず何なにかしら邪魔じゃまが入はいって話はなしが途切とぎれてしまい、結末けつまつは謎なぞのままである。詳細しょうさいについては「赤あかい洗面せんめん器きの男おとこ」を参照さんしょう。

セルフパロディ

やっぱり猫ねこが死しぬ

『やっぱり猫ねこが好すき』のセルフパロディ。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の「ゲームの達人たつじん」に登場とうじょうする花見はなみの著書ちょしょ。

ふりかえればハゲがいる

『振ふり返かえれば奴やつがいる』のセルフパロディ。

陪審ばいしん員いん2号ごうのセリフ

『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』でのセリフ。『ラヂオの時間じかん』のセルフパロディ。

出演しゅつえん者しゃのリンク

同おなじ演出えんしゅつ家かや脚本きゃくほん家かの作品さくひんで出演しゅつえん者しゃが共通きょうつうするのは珍めずらしくないが、三谷みたに作品さくひんの場合ばあい、違ちがうキャラクターを演えんじていても、セリフなどに他た作品さくひんでの役やくと繋つなげたセルフパロディを込こめることがある。以下いか、そういったセルフパロディがあるもののみ記載きさいする。役名やくめいも同おなじ場合ばあいは、上記じょうきの登場とうじょう人物じんぶつのリンクを参照さんしょう。

佐藤さとう浩市こういち

三谷みたに作品さくひんの常連じょうれんの一人ひとり。『THE 有頂天うちょうてんホテル』には『新選しんせん組ぐみ!』でも見みられた相島あいじま一之かずゆきとの絡がらみがある。『新選しんせん組ぐみ!』では相島あいじまは、佐藤さとうが演えんじた芹沢鴨せりざわかもの腹心ふくしんである新見にいみ錦にしきの役やくだったが、『THE有頂天うちょうてんホテル』では、相島あいじまが佐藤さとうに馴なれ馴なれしく接せっするシーンになっている。また、舞台ぶたいとなるホテル・アヴァンティのレストランのお薦すすめ料理りょうりが「鴨かも料理りょうり」と聞きいて、嫌いやな顔かおをする。

『世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり 20周年しゅうねんスペシャル・春はる 〜人気にんき番組ばんぐみ競演きょうえん編へん〜』の一いち話わ「台詞せりふの神様かみさま」でも主演しゅえんの三谷幸喜みたにこうきの台本だいほんの中なかの登場とうじょう人物じんぶつの一人ひとりとして登場とうじょうしている。

香取かとり慎吾しんご

三谷みたに作品さくひんの常連じょうれんの一人ひとり。『THE 有頂天うちょうてんホテル』では『合あい言葉ことばは勇気ゆうき』での役やくと近ちかいキャラクターを演えんじている。『ザ・マジックアワー』でもその後ごの「彼かれ」の姿すがたが見みられる。

西村にしむらまさ彦

三谷みたに作品さくひんの常連じょうれんの一人ひとり。『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』の『今泉いまいずみ慎太郎しんたろう』では、『王様おうさまのレストラン』のセルフパロディが見みられる。

八嶋やしま智さとし人じん

三谷みたに作品さくひんの常連じょうれんの一人ひとり。『新選しんせん組ぐみ!』で演えんじた武田たけだ観かん柳やなぎ斎ひとしが、新選しんせん組ぐみからの離脱りだつを図はかる一派いっぱの説得せっとくに向むかう際さい、近藤こんどう勇いさむに「何なにとかしましょう!」と言いうが、これは八嶋やしまが『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』で演えんじていたホテルのウエイターの決きめ台詞ぜりふでもあった。

大泉おおいずみ洋ひろし

三谷みたに作品さくひんの常連じょうれんの一人ひとり。『ステキな金縛かなしばり』と『清須きよす会議かいぎ』で羽柴はしば姓せいのキャラクターを演えんじている。

出演しゅつえん作品さくひん

テレビドラマ

• やっぱり猫ねこが好すきSP「やっぱり逸見いつみと猫ねこが好すき」 （1989年ねん、フジテレビ） - コンビニの客きゃく 役やく
• 子供こども、ほしいね（1990年ねん、フジテレビ） - 桑原くわばら誠一郎せいいちろう 役やく
• 鍵かぎ師し3（1995年ねん、フジテレビ） - 車くるまの鍵かぎを無なくした男おとこ 役やく
• NHK大河たいがドラマ
  • 功名こうみょうが辻つじ（2006年ねん） - 足利あしかが義昭よしあき 役やく
  • いだてん〜東京とうきょうオリムピック噺ばなし〜（2019年ねん） - 市川いちかわ崑こん 役やく
• 世よにも奇妙きみょうな物語ものがたり 20周年しゅうねんスペシャル・春はる 〜人気にんき番組ばんぐみ競演きょうえん編へん〜『台詞せりふの神様かみさま』（2010年ねん、フジテレビ） - 主演しゅえん・三谷幸喜みたにこうき（本人ほんにん） 役やく
• サザエさん2（2010年ねん、フジテレビ） - 伊佐いさ坂ざか難物なんぶつ 役やく
• ステキな隠かくし撮とり〜 完全かんぜん無欠むけつのコンシェルジュ〜（2011年ねん、フジテレビ） - 映画えいが監督かんとく 役やく
• 女おんな信長のぶなが（2013年ねん、フジテレビ） - 今川いまがわ義元よしもと 役やく

配信はいしんドラマ

• 舞妓まいこさんちのまかないさん 第だい6話わ（2023年ねん1月がつ12日にち、Netflix） - 三谷幸喜みたにこうき（本人ほんにん） 役やく

テレビ番組ばんぐみ

• たほいや（1993年ねん、フジテレビ）
• 関口せきぐち宏ひろしの東京とうきょうフレンドパークII（1998年ねん1月がつ19日にち、TBS） - 戸田とだ恵子けいこと来き園えん。
• めざましテレビ（2001年ねん6月がつ5日にち、フジテレビ） - 映画えいが『みんなのいえ』の宣伝せんでんを兼かねて、キャストの唐沢からさわ寿明としあき、田中たなか直樹なおき（ココリコ）、八木やぎ亜希子あきこと生なま出演しゅつえん。
• いま裸はだかにしたい男おとこたち 三谷幸喜みたにこうき〜40歳さい★究極きゅうきょくのコメディ（2001年ねん12月24日にち、NHK）
• NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん（NHK） - 審査しんさ員いん
  • 第だい54回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん（2003年ねん）
  • 第だい62回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん（2011年ねん）
  • 第だい72回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん（2021年ねん）
• プロフェッショナル 仕事しごとの流儀りゅうぎ「追おい込こまれなきゃ、おもしろくない　脚本きゃくほん家か・三谷幸喜みたにこうき」（2011年ねん11月7日にち、NHK）
• 2013 FNS歌謡かよう祭さい（2013年ねん12月4日にち、フジテレビ） - AKB48・SKE48・NMB48と共ともに、AKB48の楽曲がっきょく「Beginner」を歌唱かしょう。
• THE TIME,（2022年ねん10月がつ25日にち、TBS） - 自身じしんが作さく・演出えんしゅつを務つとめる舞台ぶたい「ショウ・マスト・ゴー・オン」のPRを兼かねて7時じ台だいに随時ずいじ出演しゅつえん。
• ラヴィット!（2022年ねん10月がつ25日にち、TBS） - 前ぜん続ぞく番組ばんぐみ『THE TIME,』に引ひき続つづいてゲスト出演しゅつえん。

人形にんぎょう劇げき

• 連続れんぞく人形にんぎょう活劇かつげき 新しん・三さん銃じゅう士し（2009年ねん、NHK） - オレイリー 役やく（声こえの出演しゅつえん）

映画えいが

• 真夜中まよなかまで（1999年ねん、監督かんとく：和田わだ誠まこと）
• 犬いぬ神家じんかの一族いちぞく（2006年ねん、監督かんとく：市川いちかわ崑こん） - 那須なすホテル主人しゅじん 役やく
• 西遊せいゆう記き（2007年ねん） - 国王こくおう 役やく
• ミーアキャット（2009年ねん） - 日本語にほんご吹ふき替かえ版ばんナレーター
• ジヌよさらば〜かむろば村むらへ〜（2015年ねん） - 特別とくべつ出演しゅつえん
• 老後ろうごの資金しきんがありません!（2021年ねん、東映とうえい、監督かんとく：前田まえだ哲あきら） - 森口もりぐち 役やく
• 九きゅう十じゅう歳さい。何なにがめでたい（2024年ねん公開こうかい予定よてい）

CM

• JAL 日本航空にほんこうくう（相あい武ぶ紗しゃ季きと共演きょうえん）
• 富士通ふじつうFMV（木村きむら拓哉たくやと共演きょうえん）
• ネスレ日本ねすれにほん「ネスカフェ・ゴールドブレンド」（唐沢からさわ寿明としあきと共演きょうえん）
• 東京とうきょう海上かいじょう日動にちどうあんしん生命せいめい保険ほけん「あんしん生命せいめい」セエメエ始はじまる篇へん あんしんセエメエ役やく
• Panasonic「エコナビ」
• 日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかい「WIN5」
• 日本にっぽんコカ・コーラ株式会社かぶしきがいしゃ「日本にっぽんの烏龍茶うーろんちゃ つむぎ」
• カンロ「ピュレグミ」（2016年ねん）
• アフラック生命せいめい保険ほけん（櫻井さくらい翔しょうと共演きょうえん）

その他た

• 朗読ろうどく劇げき LOVE LETTERS（2008年ねんは八木やぎ亜希子あきこと、2012年ねんは神野かみの三さん鈴すずと共演きょうえん） - アンディ 役やく
• DVD 私わたしという他人たにん（2013年ねん 声ごえの出演しゅつえん）

主おもなレギュラー番組ばんぐみ・連載れんさい

テレビ番組ばんぐみ

• 情報じょうほう7daysニュースキャスター（2022年ねん4月がつ2日にち - ） - 総合そうごう司会しかい

ラジオ

• MAKING SENSE（2005年ねん - 2014年ねん3月がつ、J-WAVE、月つき - 金かね23:45 - 24:00） - 清水しみずミチコと共演きょうえん。

エッセイ

• 三谷幸喜みたにこうきのありふれた生活せいかつ（2000年ねん - 連載れんさい中ちゅう、朝日新聞あさひしんぶん）

受賞じゅしょう歴れき

• 1991年ねん
  • 第だい46回かい毎日まいにち映画えいがコンクール 脚本きゃくほん賞しょう（『12人にんの優やさしい日本人にっぽんじん』）
• 1992年ねん
  • 第だい27回かい紀伊國屋きのくにや演劇えんげき賞しょう 団体だんたい賞しょう（東京とうきょうサンシャインボーイズに対たいして）
• 1994年ねん
  • 第だい1回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『警部補けいぶほ・古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』）
• 1995年ねん
  • 第だい5回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『王様おうさまのレストラン』）
• 1996年ねん
  • 第だい8回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』）
• 1997年ねん
  • 第だい71回かいキネマ旬報きねまじゅんぽうベストテン 脚本きゃくほん賞しょう（『ラヂオの時間じかん』）
  • 第だい21回かい日本にっぽんアカデミー賞しょう 最優秀さいゆうしゅう脚本きゃくほん賞しょう（『ラヂオの時間じかん』）
  • 第だい52回かい毎日まいにち映画えいがコンクール 脚本きゃくほん賞しょう（『ラヂオの時間じかん』）
  • 第だい35回かいゴールデン・アロー賞しょう 新人しんじん賞しょう（映画えいが）
• 1999年ねん
  • 第だい3回かい鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょう（『マトリョーシカ』）
  • 第だい21回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろう』）
• 2000年ねん
  • 第だい45回かい岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょう（『オケピ!』）
  • 第だい26回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『合あい言葉ことばは勇気ゆうき』）
• 2004年ねん
  • 第だい1回かい喜劇きげき人じん大賞たいしょう 大賞たいしょう
• 2007年ねん
  • 第だい1回かい日にち藝げい賞しょう
  • 第だい7回かい朝日あさひ舞台ぶたい芸術げいじゅつ賞しょう 秋元あきもと松代まつよ賞しょう（『コンフィダント・絆きずな』､『恐おそれを知しらぬ川上かわかみ音二郎おとじろう一座いちざ』）
  • 第だい58回かい芸術げいじゅつ選奨せんしょう（『コンフィダント・絆きずな』）
• 2009年ねん
  • GQ Men of the Year2009
• 2011年ねん
  • 第だい46回かい紀伊國屋きのくにや演劇えんげき賞しょう 個人こじん賞しょう（『ろくでなし啄木たくぼく』､『国民こくみんの映画えいが』､『ベッジ・パードン』）
  • 第だい37回かい菊田きくた一夫かずお演劇えんげき賞しょう 大賞たいしょう（『国民こくみんの映画えいが』､『ベッジ・パードン』､『90ミニッツ』）
• 2012年ねん
  • 第だい33回かい松尾まつお芸能げいのう賞しょう 大賞たいしょう
• 2014年ねん
  • 第だい37回かい日本にっぽんアカデミー賞しょう 優秀ゆうしゅう監督かんとく賞しょう（『清須きよす会議かいぎ』）
• 2017年ねん
  • 紫綬褒章しじゅほうしょう
• 2019年ねん
  • 大谷おおや竹次郎たけじろう賞しょう（『月光げっこう露ろ針路しんろ日本にっぽん 風雲児ふううんじたち』）
• 2022年ねん
  • 第だい70回かい菊池きくち寛ひろし賞しょう
• 2023年ねん
  • 第だい114回かいザテレビジョンドラマアカデミー賞しょう 脚本きゃくほん賞しょう（『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』）
  • 第だい74回かいNHK放送ほうそう文化ぶんか賞しょう
  • 第だい41回かい向田むかいだ邦子くにこ賞しょう（『鎌倉かまくら殿どのの13人にん』）
  • 第だい15回かい伊丹いたみ十じゅう三さん賞しょう

外部がいぶリンク

• シス・カンパニー 三谷幸喜みたにこうきオフィシャルサイト
• パルコプロデュース・三谷幸喜みたにこうき作品さくひん オフィシャルサイト
• わが家やの歴史れきし。を観みると決きめた。 - 糸井いとい重しげる里さととの対談たいだん（ほぼ日刊にっかんイトイ新聞しんぶん）
• 駄目だめな僕ぼく - 糸井いとい重しげる里さととの対談たいだん（ほぼ日刊にっかんイトイ新聞しんぶん）
• NHKアーカイブス：特集とくしゅう あの人ひとのとっておきセレクション 三谷幸喜みたにこうきさん
• 三谷幸喜みたにこうき (mitanikoki) - X（旧きゅうTwitter） ※映画えいがのプロモーション時期じきのみ期間きかん限定げんていで使用しようされるアカウント。
• 三谷幸喜みたにこうき (@mitanikoki) - Instagram