緒形おがた拳けん

おがた けん 緒形おがた 拳けん
集英社しゅうえいしゃ『週刊しゅうかん明星みょうじょう』1月がつ17日にち号ごう（1965年ねん）より
本名ほんみょう	緒形おがた 明伸あきのぶ（おがた あきのぶ）
生年月日せいねんがっぴ	(1937-07-20) 1937年ねん7月がつ20日はつか
没ぼつ年月日ねんがっぴ	(2008-10-05) 2008年ねん10月5日にち（71歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち	日本にっぽん・東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し牛込うしごめ区く （現げん・東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く）
死没しぼつ地ち	日本にっぽん・栃木とちぎ県けん下都賀しもつが郡ぐん壬生みぶ町まち（獨協医科大学どっきょういかだいがく病院びょういん）
身長しんちょう	173 cm
血液けつえき型がた	B型がた
職業しょくぎょう	俳優はいゆう
ジャンル	演劇えんげき・映画えいが・テレビドラマ・ナレーター
活動かつどう期間きかん	1958年ねん - 2008年ねん
活動かつどう内容ないよう	1958年ねん：新国劇しんこくげき入団にゅうだん 1960年ねん：『遠とおいひとつの道みち』でデビュー 1965年ねん：『太閤たいこう記き』 1968年ねん：新国劇しんこくげき退団たいだん 1972年ねん：『必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん』 1975年ねん：『必殺ひっさつ必中ひっちゅう仕事しごと屋や稼業かぎょう』 1976年ねん：『風ふうと雲くもと虹にじと』 1978年ねん：『鬼畜きちく』 1979年ねん：『復讐ふくしゅうするは我がにあり』 1981年ねん：『北斎ほくさい漫画まんが』 1982年ねん：『峠とうげの群像ぐんぞう』 1983年ねん：『楢山節考ならやまぶしこう』 1985年ねん：『櫂かい』 1986年ねん：『火宅かたくの人ひと』 1989年ねん：『社葬しゃそう』 1992年ねん：『おろしや国くに酔よい夢ゆめ譚たん』 1993年ねん：『ポケベルが鳴ならなくて』 1997年ねん：『毛利もうり元就もとなり』 2000年ねん：紫綬褒章しじゅほうしょう 2004年ねん：『ミラーを拭ふく男おとこ』 2004年ねん：『隠かくし剣けん鬼おにの爪つめ』 2006年ねん：『長ながい散歩さんぽ』 2008年ねん：旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう
配偶はいぐう者しゃ	高倉たかくら典のり江こう（1966年ねん - 2008年ねん）
著名ちょめいな家族かぞく	緒形おがた幹太かんた（長男ちょうなん） 緒形おがた直人なおと（次男じなん） 緒形おがた敦あつし（孫まご）
事務所じむしょ	鈍牛どんぎゅう倶楽部くらぶ（最終さいしゅう所属しょぞく）
主おもな作品さくひん
映画えいが 『八甲田山はっこうださん』/『鬼畜きちく』 『復讐ふくしゅうするは我がにあり』/『ええじゃないか』 『魔界まかい転生てんせい』/『北斎ほくさい漫画まんが』/『楢山節考ならやまぶしこう』 『陽ひ暉あきら楼ろう』/『魚さかな影かげの群むれ』/『櫂かい』 『薄化粧うすげしょう』/『火宅かたくの人ひと』/『女衒ぜげん ZEGEN』 『将軍家しょうぐんけ光こうの乱心らんしん 激突げきとつ』/『社葬しゃそう』 『大だい誘拐ゆうかい RAINBOW KIDS』 『おろしや国くに酔よい夢ゆめ譚たん』 『ミラーを拭ふく男おとこ』/『長ながい散歩さんぽ』 海外かいがい映画えいが 『ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ』 テレビドラマ 『太閤たいこう記き』/『必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん』 『必殺ひっさつ必中ひっちゅう仕事しごと屋や稼業かぎょう』/『風ふうと雲くもと虹にじと』 『タクシー・サンバ』/『峠とうげの群像ぐんぞう』 『名無ななしの探偵たんてい』シリーズ/『破獄はごく』 『愛あいはどうだ』/『ポケベルが鳴ならなくて』 『ナニワ金融きんゆう道どう』シリーズ/『毛利もうり元就もとなり』 『帽子ぼうし』/『風ふうのガーデン』
受賞じゅしょう 日本にっぽんアカデミー賞しょう 最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 1978年ねん『鬼畜きちく』 1983年ねん『楢山節考ならやまぶしこう』 1983年ねん『陽ひ暉あきら楼ろう』 1983年ねん『魚さかな影かげの群むれ』 1987年ねん『火宅かたくの人ひと』 優秀ゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 1979年ねん『復讐ふくしゅうするは我がにあり』 1986年ねん『薄化粧うすげしょう』 1986年ねん『櫂かい』 1988年ねん『女衒ぜげん』 ブルーリボン賞しょう 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 1978年ねん『鬼畜きちく』 1983年ねん『楢山節考ならやまぶしこう』 1983年ねん『陽ひ暉あきら楼ろう』 1983年ねん『魚さかな影かげの群むれ』 1983年ねん『オキナワの少年しょうねん』 その他たの賞しょう キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 1979年ねん『鬼畜きちく』 毎日まいにち映画えいがコンクール 男優だんゆう演技えんぎ賞しょう/男優だんゆう主演しゅえん賞しょう 1978年ねん『鬼畜きちく』 1983年ねん『楢山節考ならやまぶしこう』 1983年ねん『陽ひ暉あきら楼ろう』 1983年ねん『魚さかな影かげの群むれ』 報知ほうち映画えいが賞しょう 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 1978年ねん『鬼畜きちく』 芸術げいじゅつ祭さい賞しょう 奨励しょうれい賞しょう（1960年ねん） 紫綬褒章しじゅほうしょう（2000年ねん） 旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう（2008年ねん）

緒形おがた 拳けん（おがた けん、1937年ねん〈昭和しょうわ12年ねん〉7月がつ20日はつか - 2008年ねん〈平成へいせい20年ねん〉10月5日にち）は、日本にっぽんの俳優はいゆう。旧きゅう芸名げいめいおよび本名ほんみょうは緒形おがた 明伸あきのぶ（おがた あきのぶ）。血液けつえき型がたはB型がた。趣味しゅみは絵手紙えてがみと水墨すいぼく画が。

東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し牛込うしごめ区く（現げん・東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く）出身しゅっしん、千葉ちば県けん千葉ちば市し育そだち。長男ちょうなんは緒形おがた幹太かんた、次男じなんは緒形おがた直人なおとで共ともに俳優はいゆう。義理ぎりの娘むすめ（直人ただびとの妻つま）に女優じょゆうの仙道せんどう敦子あつこ、孫まごに緒形おがた敦あつし（直人ただびとの息子むすこ）がいる。

来歴らいれき

集英社しゅうえいしゃ『週刊しゅうかん明星みょうじょう』1月がつ17日にち号ごう（1965）より

1937年ねん7月がつ20日はつか（火曜日かようび）、東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し牛込うしごめ区くで生うまれる。太平洋戦争たいへいようせんそう中なか、空襲くうしゅうで牛込うしごめの家いえが焼やかれたため、小学校しょうがっこう2年生ねんせいの時ときに千葉ちば県けん千葉ちば市し登戸のぶと町まち（現げん・中央ちゅうおう区く登戸のぼりと）に一家いっかで疎開そかいしたという。中学ちゅうがくまで千葉ちばで過すごし、その後ご東京とうきょうへ戻もどった。

1957年ねんに東京とうきょう都立とりつ竹早たけはや高等こうとう学校がっこうを卒業そつぎょう。憧あこがれていた新国劇しんこくげきの二に大だい看板かんばん俳優はいゆうの1人ひとり、辰巳たつみ柳太郎りゅうたろうの弟子でしになるべく、翌よく1958年ねんに新国劇しんこくげきに入団にゅうだんし、辰巳たつみの付つき人びととなる。1960年ねん、新国劇しんこくげきのもう1人ひとりの看板かんばん俳優はいゆう、島田しまだ正吾しょうごに見出みいだされ、『遠とおい一ひとつの道みち』で主人公しゅじんこうのボクサー役やくに抜擢ばってきされた。作品さくひんは映画えいが化かされ、映画えいがデビューも果はたす。

1965年ねん、NHKのディレクター吉田よしだ直哉なおやにより大河たいがドラマ『太閤たいこう記き』の主役しゅやくに抜擢ばってきされ、新国劇しんこくげきの活動かつどうも兼務けんむして1年ねん活動かつどうした。引ひき続つづき1966年ねんの大河たいがドラマ『源義経みなもとのよしつね』に武蔵坊むさしぼう弁慶べんけい役やくで出演しゅつえんし、2年ねん続つづけて大河たいがに出演しゅつえんする稀有けうな活動かつどうをし、その後ごも数々かずかずの大河たいがドラマに出演しゅつえんし、常連じょうれん俳優はいゆうの1人ひとりとして活躍かつやくした。同年どうねん、新国劇しんこくげき所属しょぞくの女優じょゆう・高倉たかくら典のり江こうと結婚けっこん。1968年ねん、新国劇しんこくげきを退団たいだん。映画えいが・テレビドラマに活躍かつやくの場ばを移うつした。テレビドラマ『必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん』シリーズの藤枝ふじえだ梅安ばいあんを演えんじて多おおくのファンを得えて映画えいが化かもされ、『必殺ひっさつ必中ひっちゅう仕事しごと屋や稼業かぎょう』にも出演しゅつえんした。

1978年ねんに公開こうかいされた映画えいが『鬼畜きちく』に主演しゅえんし、数々かずかずの男優だんゆう賞しょうを受賞じゅしょうする。その後ごも1979年ねんに『復讐ふくしゅうするは我がにあり』、1983年ねんに『楢山節考ならやまぶしこう』に主演しゅえんした。合間あいまに出演しゅつえんした1981年ねんの映画えいが『魔界まかい転生てんせい』では、宮本みやもと武蔵むさしに扮ふんして柳生やぎゅう十兵衛じゅうべえ（千葉ちば真一しんいち）と激闘げきとうを演えんじ、新国劇しんこくげきで培つちかった殺陣さつじんを披露ひろうしている。1999年ねん、池端いけはた俊策しゅんさく監督かんとくの『あつもの』で「フランス・ベノデ映画えいが祭さいグランプリ」を受うける。

2000年ねん、紫綬褒章しじゅほうしょうを受章じゅしょう。同年どうねんに山やま﨑努も受章じゅしょうしている。

2008年ねん10月がつ4日にち、自宅じたくで体調たいちょうが急変きゅうへん。栃木とちぎ県けん下都賀しもつが郡ぐん壬生みぶ町まちの獨協医科大学どっきょういかだいがく病院びょういんに運はこばれて肝臓かんぞう破裂はれつの緊急きんきゅう手術しゅじゅつを受うけるが、翌よく10月がつ5日にちの午後ごご11時じ53分ふん、肝かん癌がんにより死去しきょした。緒形おがたの最期さいごは家族かぞくと長年ながねんの友人ゆうじんであった津川つがわ雅彦まさひこが看取みとった。緒形おがたは津川つがわに「お前まえ、身体しんたい大事だいじにしろよ！良よい映画えいが沢山だくさん創つくってくれよな！治なおったら、鰻うなぎ食ぐいに行いこうな！白しろ焼やきをな！」と冗談じょうだんを交まじえつつ医者いしゃに危篤きとくを宣言せんげんされている患者かんじゃとは思おもえないような明あかるい口調くちょうで語かたったという。しかしそれが緒形おがたが残のこした最期さいごの言葉ことばとなり、4時じ間あいだ後ごに帰かえらぬ人ひととなった。津川つがわはブログで「最期さいごは歌舞伎かぶき役者やくしゃのように虚空こくうを睨にらみ付つけるように静しずかに静しずかに息いきを引ひき取とった！苦くるしむ様子ようすも無なく名優めいゆうらしくカッコいい！立派りっぱな最後さいごだった！俺おれもあんな死しに方かたしたいと本気ほんきで思おもえた！」と綴つづっている。71歳さい没ぼつ。葬儀そうぎ・告別こくべつ式しきは10月7日にちに新宿しんじゅく区くの大だい日本にっぽん獅子吼ししく会かい本堂ほんどうで営いとなまれた。戒名かいみょうは天てん照あきら院いん普遍ふへん日び拳こぶし居士こじ。

最後さいごの出演しゅつえん作さくは、ドラマ『風ふうのガーデン』（フジテレビ系けいテレビドラマ）となり、死去しきょ5日にち前まえの9月がつ30日にちには作品さくひんの制作せいさく発表はっぴょうにも出席しゅっせきしていた。また、最後さいごの出演しゅつえんCMとなったエプソン「カラリオ」シリーズの放映ほうえいが10月1日にちから開始かいしされたが、死去しきょにともない休止きゅうしされた（その後ご、エプソンの公式こうしきサイトにて期間きかん限定げんてい公開こうかいされた。後述こうじゅつ）。劇場げきじょう映画えいがで遺作いさくとなったのは、妖怪ようかい総そう大将たいしょうぬらりひょんを演えんじた2008年ねん7月がつ公開こうかいの『ゲゲゲの鬼太郎おにたろう 千せん年ねん呪のろい歌か』である。

息子むすこの緒形おがた幹太かんた・直人ただびと兄弟きょうだいが葬儀そうぎの後のちプレスインタビューに応こたえ、緒形おがたは2000年ねん頃ごろから慢性まんせい肝炎かんえんを患わずらい、肝硬変かんこうへんを経へて2003年ねんから2004年ねん頃ごろに肝かん癌がんに至いたり、適切てきせつな内科ないか的てき手術しゅじゅつを受うけ投薬とうやく治療ちりょうや食事しょくじ療法りょうほうを受うけながら、病やまいを隠かくして俳優はいゆう活動かつどうを続つづけていたこと、また2007年ねん暮くれには腰椎ようつい圧迫あっぱく骨折こっせつの大だい怪我けがを負おっていたことなどが明あかされた。

死後しごの10月がつ31日にち、日本にっぽん政府せいふは長年ながねんの演劇えんげき界かいへの貢献こうけんを多たとし、緒形おがたに旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょうを授与じゅよすることを閣議かくぎ決定けっていした。

人物じんぶつ・逸話いつわ

役者やくしゃになるきっかけ

1937年ねんに男おとこばかりの5人にん兄弟きょうだいの四よん男おとことして生うまれる。終戦しゅうせん後ご緒形おがたの父ちちは定職ていしょくにつかずブラブラしていたため、母ははが一家いっかを支ささえていたが兄弟きょうだいが多おおいこともあり緒形おがた家かの生活せいかつは貧まずしかった。その後ご三男さんなんが俳優はいゆうを志こころざして俳優座はいゆうざ養成ようせい所しょの研究けんきゅう生せいとして演技えんぎを学まなんでいたが、緒形おがたが15歳さいの頃ころにプールで心臓麻痺しんぞうまひを起おこして急逝きゅうせい。緒形おがたはこの三男さんなんの死しをきっかけに役者やくしゃの道みちを意識いしきするようになったとのこと。

高校こうこう時代じだいに新国劇しんこくげきの舞台ぶたいに惚ほれ込こむと仲間なかま内ないで戯曲ぎきょく『王将おうしょう』（新国劇しんこくげきの当時とうじの人気にんき演目えんもくの1つ）を行おこない、緒形おがたは大阪おおさかの名な棋士きし・坂田さかた三吉さんきちを演えんじた。新国劇しんこくげきで同役どうやくを演えんじた辰巳たつみ柳太郎りゅうたろうへの弟子入でしいりを目指めざしたところ、三男さんなんと『王将おうしょう』を書かいた劇げき作家さっか・北条ほうじょう秀司しゅうじの娘むすめがたまたま同級生どうきゅうせいだったことが分わかり、そのつてで新国劇しんこくげきに入団にゅうだんすることができたという。

芸名げいめい

芸名げいめいの「緒形おがた拳けん」は恩師おんしである劇げき作家さっかの北条ほうじょう秀司しゅうじの夫人ふじんによってつけられたもので、元々もともとは「おがた こぶし」という読よみであった。

当初とうしょは本名ほんみょうの緒形おがた明伸あきのぶで活動かつどうしていたが怪我けがが多おおいのを心配しんぱいした北条ほうじょう夫人ふじんから改名かいめいを提案ていあんされ、芸名げいめいの候補こうほとして「緒形おがた 寅蔵とらぞう（おがた とらぞう）」が挙あがったが即答そくとうはできず、「あなたの気きにするところは?」と聞きかれて、咄嗟とっさに「手てが大おおきい」と答こたえると「緒形おがた 掌てのひら（おがた てのひら）」と言いわれるも変へんな名前なまえだと首肯しゅこうせず続つづいて、「緒形おがた 握にぎり拳こぶし（おがた にぎりこぶし）」は名前なまえが長ながいとしてこれまたしっくりこなかったが、最終さいしゅう的てきに「緒形おがた 拳けん（おがた こぶし）」と決定けっていするも周囲しゅういの誰だれからも「こぶし」と読よまれず、「ケンさん」と呼よばれ続つづけたために意いに反はんしてそちらが定着ていちゃくしてしまった。本人ほんにんの中なかでは読よみ方かたは「こぶし」であるとしていた。

改名かいめい後ごは何なんの因果いんがか映画えいが『遠とおい一ひとつの道みち』のボクサーの役やくが回まわってくるという効果こうかがあった。

二人ふたりの師匠ししょう

新国劇しんこくげき入団にゅうだん後ご、二に大だい看板かんばん役者やくしゃだった辰巳たつみ柳太郎りゅうたろうと島田しまだ正吾しょうごに目めをかけられた緒形おがたは、演技えんぎ指導しどうを受うけて劇団げきだんのホープとして頭角とうかくを現あらわすようになった。しかし先述せんじゅつの大河たいがドラマでの好演こうえんによりテレビ業界ぎょうかいからオファーが舞まい込こむようになり、舞台ぶたいとテレビがそれぞれ拘束こうそく時間じかんが長ながいことから両立りょうりつが難むずかしくなった。どちらかを選えらぶことになった結果けっか、辰巳たつみと島田しまだの両りょう師匠ししょうを裏切うらぎる形かたちで新国劇しんこくげきを退団たいだんすることとなる。

ただしその後ごも緒形おがたは「自分じぶんは舞台ぶたい役者やくしゃ」と語かたっており、新国劇しんこくげきを離はなれた後のちも島田しまだと辰巳たつみという二人ふたりの師匠ししょうに対たいする思おもいは終生しゅうせい変かわらなかった。後年こうねん、二人ふたりの師匠ししょうと和解わかいした緒形おがたは、新国劇しんこくげきが70年ねんの幕まくを下おろす1987年ねんの最終さいしゅう公演こうえんで、辰巳たつみの当あたり役やくで知しられた戯曲ぎきょく『王将おうしょう』の坂田さかた三吉さんきちを演えんじ、「辰巳たつみ先生せんせいに見みてもらいたい」という思おもいで取とり組くんだ。

また、島田しまだが新国劇しんこくげきの開祖かいそである澤田さわだ正二郎しょうじろうから受うけ継つぎ、取とり組くんでいたひとり芝居しばい『白しろ野の シラノ』を島田しまだの三さん回忌かいき追善ついぜん興行こうぎょうとして緒形おがた自みずからが受うけ継つぎ、2006年ねんにシアターコクーンで演えんじ、結果けっかとしてこれが舞台ぶたいとしての最後さいごの作品さくひんとなった。

演技えんぎに対たいする姿勢しせいと周まわりからの評価ひょうか

長年ながねん親交しんこうがあった映画えいが評論ひょうろん家かの垣かき井道いみち弘ひろしは、「新国劇しんこくげき時代じだいに豪快ごうかいな演技えんぎが魅力みりょくの辰巳たつみと、繊細せんさいな演技えんぎが得意とくいな島田しまだというタイプの違ちがう二人ふたりの師匠ししょうを持もったことで、緒形おがたさんは演技えんぎの幅はばの広ひろい役者やくしゃになった」と評ひょうしている。また、「緒形おがたさんは『自分じぶんは演技えんぎをすることで生いきているんだ』というはっきりした考かんがえを持もった人ひとでした。“役やく作づくり”という言葉ことばが嫌きらいで、台本だいほんのセリフが自分じぶんの言葉ことばになるまで何なん度ども何なん度ども読よみ込こむのです。役やくを作つくるのではなく、役やくが自分じぶんに憑依ひょういするまで突つき詰つめていました。

緒形おがたは“日常にちじょうの全すべてが仕事しごと(＝演技えんぎ)に通つうじている”と考かんがえ、高たかみにたどり着つくための努力どりょくを怠おこたらない“仕事しごとの鬼おに”だった。垣かき井いによると映画えいが『魚さかな影かげの群むれ』で漁師りょうし役やくを演えんじることになった緒形おがたは、ロケの1か月げつ前まえから青森あおもり県けん大間だいま町まちに住すみ込こみ、現地げんちの漁師りょうしと一緒いっしょに漁りょうをして役やくに備そなえた。その後ごの撮影さつえい時じの緒形おがたは衣装いしょう部ぶが用意よういした服ふくではなく、先さきの漁師りょうしの一人ひとりが着用ちゃくようしていた赤あかいセーターを借かりて出演しゅつえんした。

長男ちょうなん・緒形おがた幹太かんたは、「父ちちが新国劇しんこくげきを辞やめた後のち少すこしはプライベートの時間じかんに余裕よゆうができるのかと思おもったが、結局けっきょく映画えいがやテレビの撮影さつえいばかりでほとんど家かにいない状態じょうたいになった。たまに家いえにいても父ちちは常つねに台本だいほんとにらめっこ。毎年まいとし盆暮ぼんくれ正月しょうがつだけは家族かぞく水入みずいらずの時間じかんを作つくってくれたが、その日ひも時間じかんを見みつけては台本だいほんに書かき込こみをしていた。仕事しごとを全身全霊ぜんしんぜんれいでやり遂とげる父ちちは、言いわば“全身ぜんしん俳優はいゆう”でした」と後年こうねん語かたっている。

活動かつどう

• SFやミステリー、漫画まんがに造詣ぞうけいが深ふかく、テレビドラマ『迷宮めいきゅう課か刑事けいじおみやさん』は緒方おがたの発案はつあん企画きかく。ドラキュラ伯爵はくしゃく（の復活ふっかつ体たい）とぬらりひょんという、東西とうざいを代表だいひょうする妖怪ようかいに映画えいがで扮ふんしている。ラジオドラマで金田一きんだいち耕こう助すけを演えんじたこともある。『咬かみつきたい』公開こうかい前後ぜんこうの1991年ねんには『とんねるずのみなさんのおかげです』にゲスト出演しゅつえんしており、「咬かみつきたい」を元もとにしたコント劇げきに出でた。また、エンディングでトマトジュースをとんねるずと3人にんで飲のむ際さいに、石橋いしばし貴明たかあきが当時とうじ緒形おがたが出演しゅつえんしていたキリンビールのCM曲きょくを口くちずさんだところで、緒形おがたは「それやめて」と言いった。

• 1980年代ねんだい半なかばよりポール・シュレイダー監督かんとく作さくの『Mishima: A Life In Four Chapters』など外国がいこく映画えいがへの出演しゅつえんも増ふえたが、勝かつ新太郎しんたろうが「道草みちくさしちゃだめだよ」と忠告ちゅうこく。その際さい、本人ほんにんは「メインストリームより田たんぼのあぜ道みちって楽たのしい」と語かたっている。その後ご、活動かつどうを日本にっぽん映画えいがに戻もどした。

• 書家しょかとしても活動かつどうしていた。1991年ねんには初はつ個展こてんを開催かいさいし、書籍しょせき『臍下丹田せいかたんでん（せいかたんでん）』を出版しゅっぱんした。2007年ねん8月がつに発売はつばいされた竹内たけうちまりやのシングル『チャンスの前髪まえがみ/人生じんせいの扉とびら』の題字だいじは、竹内たけうちのリクエストで緒形おがたが手掛てがけている。

• 緒形おがたは「自分じぶんは舞台ぶたい役者やくしゃ」と語かたっており、新国劇しんこくげきを離はなれた後のちも島田しまだ正吾しょうごと辰巳たつみ柳太郎りゅうたろうというふたりの師匠ししょうに対たいする思おもいは終生しゅうせい変かわらなかった。辰巳たつみ柳太郎りゅうたろうの当あたり役やくで知しられた戯曲ぎきょく『王将おうしょう』の坂田さかた三吉さんきちを演えんじたときは「辰巳たつみ先生せんせいに見みてもらいたい」という思おもいで取とり組くんだ。また、島田しまだ正吾しょうごが新国劇しんこくげきの開祖かいそである澤田さわだ正二郎しょうじろうから受うけ継つぎ、取とり組くんでいたひとり芝居しばい『白しろ野の シラノ』を島田しまだの三さん回忌かいき追善ついぜん興行こうぎょうとして緒形おがた自みずからが受うけ継つぎ、2006年ねんにシアターコクーンで演えんじた。

• 30代だいまではテレビドラマを中心ちゅうしんに名なを高たかめ、40代だいに入はいってから映画えいが主演しゅえんの仕事しごとへ大おおきくシフトした。若わかい頃ころに映画えいが主演しゅえん作さくがほとんどなかった。晩年ばんねんまでテレビの仕事しごとにも愛着あいちゃくを持もって2時じ間あいだドラマなどもこまめに主演しゅえんし、親したしかった勝かつ新太郎しんたろうから「テレビなんてくだらない仕事しごとは辞やめろ」と迫せまられたこともある。

• 1967年ねん4月がつに行おこなわれた東京とうきょう都知事とちじ選挙せんきょで美濃部みのべ亮吉りょうきちの推薦人すいせんにんに名なを連つらねた。

性格せいかく

堅物かたぶつで生真面目きまじめな性格せいかくであった。ある時とき、親友しんゆうの津川つがわ雅彦まさひこから若わかい女性じょせいとの合ごうコンに誘さそわれた際さい、参加さんかするかしないかを真剣しんけんに悩なやみ迷まよった末すえに「雅彦まさひこ、オレやっぱりどうしても行いくことができない」と思おもいつめたような声こえで断ことわりの連絡れんらくをしたという。それを聞きいた津川つがわからは、「お前まえがそのことで悩なやんだのは大おおきな進歩しんぽだ」（＝参加さんかしないと思おもっていたが、悩なやんでくれただけでも大たいしたものだ）と言いわれるほどであった。

また緒形おがたに憧あこがれた俳優はいゆうの1人ひとりである奥田おくだ瑛二えいじは、「緒形おがたさんがスクリーン上じょうでも私生活しせいかつでもカッコつけた姿すがたを見みたことがなく、極きわめて自然体しぜんたいだったがものすごく説得せっとく力りょくがあり、その姿すがたがかっこよく映うつった」と評ひょうしている。

競馬けいばにも造詣ぞうけいがあり、2000年ねんにJRAのCMキャラクター就任しゅうにん時じのインタビューで、緒形おがたはかつて福永ふくなが洋一よういちとも飲のみ仲間なかまだったと述懐じゅっかいしている。

毎年まいとしのように作家さっか・池波いけなみ正太郎しょうたろうに風呂ふろの手桶ておけを贈おくっていた。池波いけなみは著書ちょしょの中なかで「緒形おがた拳けんが風呂ふろの手桶ておけを贈おくってくれるんだよね、毎年まいとし、ぼくのところに。あれも考かんがえるんだね（笑）…（中略ちゅうりゃく）…風呂ふろの手桶ておけって年中ねんじゅう使つかっているものだから、一いち年ねんぐらいたつとタガがはずれたり、腐くさってきたり、変へんになってくるわけだ。それで緒形おがたも風呂ふろ桶おけがいいと思おもうんでしょう」と述のべている。

またドラえもんの大だいファンで、ドラえもんファン向むけの専門せんもん誌し『ぼく、ドラえもん』12号ごうでインタビューにも答こたえている。きっかけは映画えいが『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観かんに行いった際さいに上映じょうえいまで時間じかんがあったため、街まちをぶらぶらしていたときにゲームセンターにあったUFOキャッチャーにドラえもんのぬいぐるみがあり、可愛かわいかったので試ためしにやってみると、意外いがいと簡単かんたんに取とれたことからドラえもんが好すきになった。しかし、ドラえもんの他ほかにのび太たは知しっているが、それ以外いがいのキャラクターやドラえもんがかつて黄色きいろい姿すがたをしていたなどのようなストーリーや設定せっていは知しらなかった。2006年ねん3月がつ1日にち放送ほうそうの『トリビアの泉いずみ 〜素晴すばらしきムダ知識ちしき〜』で取とり上あげられた際さいに教おしえられ、同どう番組ばんぐみではドラミを「（ドラえもんの）お母かあさん？」と思おもったり、可愛かわいいとは思おもわず、渡わたされたドラミのぬいぐるみを床ゆかに放ひり捨すてていた。

劇団げきだん員いん時代じだい、朝丘あさおか雪路ゆきじ（のちの津川つがわ雅彦まさひこの妻つま）と付つき合あっていた。朝丘あさおかが父ちち・伊東いとう深水しんすいに会あわせようと待まち合あわせた日ひは雨あめで、金かねの無ない緒形おがたの靴くつは爪先つまさきの靴くつ底そこが剥はがれていて、靴下くつしたが濡ぬれたまま深水ふかみに会あった。緒形おがたは自分じぶんの道みちを頑張がんばるようにと励はげまされ、朝丘あさおかとの交際こうさいは終おわったとトーク番組ばんぐみで朝丘あさおかが話はなしている。

奥田おくだ瑛二えいじとの関かかわり

還暦かんれきを迎むかえる頃ころになると舞台ぶたいに出でることが多おおくなり、メジャーな映画えいがに出演しゅつえんすることが少すくなくなった。この状況じょうきょうを知しった俳優はいゆうの奥田おくだ瑛二えいじは、「緒形おがたさんは役者やくしゃとして円熟味えんじゅくみを増ましているのに主演しゅえん映画えいががないのはあまりに惜おしい」と感かんじていた。その後ご、偶然ぐうぜん2002年ねんのCM撮影さつえいで共演きょうえんした奥田おくだは、緒形おがたの表情ひょうじょうを見みている内うちに「この人ひとで映画えいがを撮とらないとダメだ！」との強つよい思おもいにかられた。

そうして生うまれたのが映画えいが『長ながい散歩さんぽ』だった。皆みなで試写ししゃを見み終おえた直後ちょくご、席せきに座すわっていたはずの緒形おがたの姿すがたがなく、奥田おくだは「出来できが気きに入いらなくて出でていったのかな」と不安ふあんになった。しかし数すう分ふん後ご緒形おがたが奥田おくだの前まえに現あらわれると「いや、恥はずかしくてさ、顔かおを洗あらっていた」と言いわれ、緒形おがたが感動かんどうして涙なみだしたことに奥田おくだは「あれは嬉うれしかった」と語かたっている。

奥田おくだによると同どう作さくの後のちもう1本ほん緒形おがたの主演しゅえん映画えいがとして『必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん』の藤枝ふじえだ梅安ばいあんのその後ごを描えがいた時代じだい劇げきを撮とる予定よていだった。スタッフもキャストも撮影さつえい日びも決きまっていたが、撮影さつえい前まえに緒形おがたから「実じつは体調たいちょうが優すぐれなくて殺陣さつじんは無理むりだ」と告つげられ、結局けっきょく全すべてキャンセルになり叶かなわなかったとのこと。

出演しゅつえん

テレビドラマ

• 新国劇しんこくげきアワー（1961年ねん、フジテレビ）
• フライング・スポット（1962年ねん、NHK）
• 帰かえらぬひと（1963年ねん、朝日放送あさひほうそう）
• 王将おうしょう（1963年ねん、フジテレビ）
• おかあさん 船着ふなつき場ば（1963年ねん、TBS）
• 由井ゆい正雪しょうせつ（1963年ねん、NHK、講談こうだんドラマ）
• 最後さいごの将軍しょうぐん 風雪ふうせつ（1964年ねん、NHK）
• わが町まち 日本にっぽん映画えいが名作めいさくドラマ（1964年ねん、NET）
• コスモスは咲さいた（1964年ねん、フジテレビ）
• 大河たいがドラマ（NHK）
  • 太閤たいこう記き（1965年ねん） - 主演しゅえん・豊臣とよとみ秀吉ひでよし 役やく
  • 源義経みなもとのよしつね（1966年ねん） - 武蔵坊むさしぼう弁慶べんけい 役やく
  • 新しん・平家ひらか物語ものがたり（1972年ねん） - 阿部あべ麻あさ鳥とり 役やく
  • 風ふうと雲くもと虹にじと（1976年ねん） - 藤原ふじわら純じゅん友とも 役やく
  • 黄金おうごんの日日ひび（1978年ねん） - 豊臣とよとみ秀吉ひでよし 役やく
  • 峠とうげの群像ぐんぞう（1982年ねん） - 主演しゅえん・大石おおいし内蔵助くらのすけ 役やく
  • 太平たいへい記き（1991年ねん） - 足利あしかが貞さだ氏し 役やく
  • 毛利もうり元就もとなり（1997年ねん） - 尼子あまこ経久つねひさ 役やく
  • 風林火山ふうりんかざん（2007年ねん） - 宇佐美うさみ定満さだみつ 役やく
• 暢気のんき眼鏡めがね 競作きょうさく女優じょゆうシリーズ（1967年ねん、TBS）
• 剣けん（日本にほんテレビ）
  • 剣けん 第だい2回かい 山犬やまいぬともぐら（1967年ねん）
  • 剣けん 第だい20回かい 宗そう龍りゅう寺てらの反乱はんらん（1967年ねん）
  • 剣けん 第だい21回かい 縄張なわばり（しま）（1967年ねん）
• いとこ同士どうし（1967年ねん、日本にほんテレビ）
• お庭にわ番ばん（1968年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ）
• 日本にっぽん剣客けんかく伝でん（第だい5話わ）柳生やぎゅう十兵衛じゅうべえ（1968年ねん、NET）
• 東芝とうしば日曜にちよう劇場げきじょう（TBS）
  • 私わたしのダイヤモンド（1968年ねん）
  • ダンプかあちゃん（1969年ねん）
  • 女おんなと味噌汁みそしるその15（1970年ねん） - 石川いしかわ健けん一いち 役やく
  • 平戸ひらどにて（1972年ねん）
  • 母ははの鈴すず（1972年ねん）
  • 刃傷にんじょう（にんじょう）（1973年ねん）
  • そよ風かぜときにはつむじ風かぜ1（1992年ねん）
  • そよ風かぜときにはつむじ風かぜ2（1993年ねん）
• 一番いちばん星ほし（1968年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ）
• 開化かいか探偵たんてい帳ちょう（1968年ねん - 1969年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• 風林火山ふうりんかざん（1969年ねん、NET、連続れんぞくドラマ） - 武田たけだ信玄しんげん 役やく
• 颱風たいふうとざくろ（1969年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ） - 2回かい出演しゅつえん
• 豆腐とうふ屋やの四季しき（1969年ねん、朝日放送あさひほうそう、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• 竹たけ千代ちよと母はは（1970年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ）
• 風待かざまちの港みなと（1970年ねん、NHK）
• 丹下たんげ左ひだり膳ぜん（1970年ねん、NET、連続れんぞくドラマ）
• 柳生やぎゅう十兵衛じゅうべえ（1970年ねん、フジテレビ、連続れんぞくドラマ） - 荒木あらき又右衛門またえもん 役やく
• 湖みずうみ笛ふえ（1970年ねん、NET）
• 面影おもかげ（1970年ねん、NHK、銀河ぎんがドラマ） - 久世くぜ竜りゅう人じん 役やく
• どんとこい（1971年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ） - 島村しまむら光一こういち 役やく
• おゆきさん（1971年ねん、フジテレビ、連続れんぞくドラマ）
• もう一ひとつの傷きず（1971年ねん、NHK）
• 24時じ間あいだの男おとこ（1972年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ）
• 花嫁はなよめはおかみさん（1972年ねん、フジテレビ、連続れんぞくドラマ）
• しがらき物語ものがたり（1972年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ）
• 必殺ひっさつシリーズ（朝日放送あさひほうそう）
  • 必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん（1972年ねん - 1973年ねん、連続れんぞくドラマ） - 藤枝ふじえだ梅安ばいあん 役やく ※第だい10回かいギャラクシー賞しょう受賞じゅしょう
  • 必殺ひっさつ必中ひっちゅう仕事しごと屋や稼業かぎょう（1975年ねん、連続れんぞくドラマ） - 知しらぬ顔かおの半兵衛はんべえ 役やく
  • 必殺ひっさつ仕業しわざ人じん（1976年ねん、連続れんぞくドラマ） - 第だい24話わ（必殺ひっさつシリーズ通算つうさん200回かい記念きねん） - 鍼医者しゃ 役やく
  • 必殺ひっさつからくり人じん（1976年ねん、連続れんぞくドラマ） - 夢ゆめ屋や時次郎ときじろう 役やく
  • 新しん 必殺ひっさつからくり人じん（1977年ねん - 1978年ねん、連続れんぞくドラマ） - 安藤あんどう広重ひろしげ 役やく、ナレーション
  • 仕事しごと人じん大だい集合しゅうごう（1982年ねん、必殺ひっさつシリーズ10周年しゅうねん記念きねんスペシャル） - 知しらぬ顔かおの半兵衛はんべえ 役やく
• 出雲いずもの阿国おくに（1973年ねん、NET）
• 北きたの家族かぞく（1973年ねん、NHK連続れんぞくテレビ小説しょうせつ） - ナレーション
• 雨あめニモ負ふケズ（1973年ねん、北海道放送ほっかいどうほうそう）
• 愛あいといのち（1973年ねん、TBS） - 井村いむら医師いし 役やく
• さよなら・今日きょうは（1973年ねん、日本にほんテレビ、日本にほんテレビ開局かいきょく20周年しゅうねん記念きねん番組ばんぐみ）
• にごりえ（1973年ねん、NET）
• ねぎぼうずの唄うた（1974年ねん、NET） - 主演しゅえん・北里きたさと英えい三郎さぶろう 役やく
• ふりむくな鶴吉つるきち（1974年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ）
• 八はち州しゅう犯科はんか帳ちょう（1974年ねん、フジテレビ、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん・小山田おやまだ左近さこん 役やく
• 夜よるの王様おうさま（1975年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ）
• 霧きりの感情かんじょう飛行ひこう（1975年ねん、朝日放送あさひほうそう、連続れんぞくドラマ）
• 痛快つうかい!河かわ内山うちやま宗俊むねとし（1975年ねん、フジテレビ） - ゲスト出演しゅつえん
• この町まちの人ひと 帰雁きがん（1975年ねん、NHK）
• 新しん・座頭市ざとういち（フジテレビ）
  • 新しん・座頭市ざとういち第だい1シリーズ 第だい12話わ「金かねが身みを食くう地獄じごく坂ざか」（1976年ねん）
  • 新しん・座頭市ざとういち第だい3シリーズ 第だい6話わ「糸いとぐるま」（1979年ねん）
• 赤あかい激流げきりゅう（1977年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ） - 田代たしろ清司せいじ 役やく
• 近眼きんがんママ恋こいのかけひき（1977年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ）
• 土曜どようワイド劇場げきじょう（テレビ朝日てれびあさひ）
  • 東京とうきょう上空じょうくう2000Mワレ操縦そうじゅう不能ふのう（1977年ねん）
  • 歪いがんだ星座せいざ 受験じゅけん戦争せんそう連続れんぞく殺人さつじん（1979年ねん）
  • 渓流けいりゅう釣づり殺人さつじん事件じけん（1979年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
  • 再婚さいこん旅行りょこう殺人さつじん事件じけん 出雲いずもで死しんだ女おんな（1982年ねん） - 井村いむら正義まさよし 役やく
  • 奥多摩おくたま殺人さつじん渓谷けいこく「釣つれない魚さかなの謎なぞ」釣部つるべ渓けい三郎さぶろうの推理すいり（1982年ねん） - 主演しゅえん
  • 高級こうきゅうコールガールの殺人さつじん（1984年ねん） - 主演しゅえん
  • 授業じゅぎょう参観さんかんの女おんな（1984年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
• 悪女あくじょについて（1978年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - ゲスト出演しゅつえん・渡瀬わたせ義雄よしお 役やく
• 大だい空港くうこう 第だい1話わ - 第だい14話わ（1978年ねん、フジテレビ）
• 獅子ししの如ごとく（1978年ねん、TBS）
• 青春せいしゅんの証明しょうめい（1978年ねん、毎日放送まいにちほうそう、連続れんぞくドラマ）
• 阿修羅あしゅらのごとく（1979年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ） - 里見さとみ鷹たか男おとこ 役やく
• 見みえない影かげ（1979年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 橋本はしもと陽一郎よういちろう 役やく
• ちょっとマイウェイ（1979年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ） - 堀田ほった康吉やすきち 役やく
• 葉は蔭かげの露ろ（1979年ねん11月9日にち、朝日放送あさひほうそう） - 西村にしむら松まつ兵へいヱ 役やく
• 赤あかい嵐あらし（1979年ねん、TBS） - 山根やまね 役やく
• さよならお竜りゅうさん（1980年ねん、毎日放送まいにちほうそう、連続れんぞくドラマ）
• 土屋つちや隆夫たかおの消きえた男おとこ（1980年ねん、テレビ朝日てれびあさひ）
• 警視けいし-K 第だい11話わ「その人ひとは…ママ」（1980年ねん、日本にほんテレビ） - 東大とうだい出でのおでん屋や・堀井ほりい耕作こうさく
• 怪盗かいとう鼠ねずみ小僧こぞうといれずみ判官ほうがん（1981年ねん、フジテレビ）
• 青年せいねん さらば愛いとしき日々ひびよ！（1981年ねん、日本にほんテレビ）
• 見みまわせば二人ふたり（1981年ねん、読売よみうりテレビ、連続れんぞくドラマ） - 桂木かつらぎ健次けんじ 役やく
• さらば適てき塾じゅく（1981年ねん、毎日放送まいにちほうそう）
• タクシー・サンバ・山田やまだ太一たいちシリーズ（1981年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• きりぎりす（1981年ねん11月14日にち、関西かんさいテレビ） - 主演しゅえん・有津あろうづ公こう一いち郎ろう 役やく
• 山やまを走はしる女おんな（1981年ねん11月19日にち、日本にほんテレビ） - 神林かみはやし 役やく
• 火曜かようサスペンス劇場げきじょう（日本にほんテレビ）
  • 名無ななしの探偵たんていシリーズ - 主演しゅえん
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ1 愛あいの失踪しっそう（1982年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ2 愛あいの疑惑ぎわく（1983年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ3 愛あいの復讐ふくしゅう（1985年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ4 愛あいの死角しかく（1988年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ5 殺意さついのデッサン（1989年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ6 愛あいの虚構きょこう（1990年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ7 愛あいの幻影げんえい（1990年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ8 彼女かのじょの人生じんせい（1992年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ9 ガーベラの女おんな（1993年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ10 少年しょうねん（1994年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ11 ガラスの少女しょうじょ（1995年ねん）
    • 名無ななしの探偵たんていシリーズ12 兄妹きょうだい（1996年ねん）
  • 盲点もうてん 吹雪ふぶきが消けした心中しんちゅうの事件じけんの謎なぞ（1984年ねん） - 主演しゅえん
  • 99%の誘拐ゆうかい（1992年ねん） - 主演しゅえん
  • 松本まつもと清張せいちょうスペシャル・中央ちゅうおう流りゅう沙すな（1998年ねん） - 主演しゅえん
• 不倫ふりんの女おんな　かりそめの未亡人みぼうじん（1983年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
• 虹にじへ、アヴァンチュール（1983年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
• 炎熱えんねつ商人しょうにん（1984年ねん5月がつ3日にち、NHK）
• 羽田はた浦うら地図ちず（1984年ねん、NHK）
• 原島はらしま弁護士べんごしの愛あいと悲かなしみ（1985年ねん、TBS）
• 破獄はごく（1985年ねん4月がつ6日にち、NHK） - 主演しゅえん・佐久間さくま清太郎せいたろう 役やく
• 受胎じゅたいの森もり（1985年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• 迷宮めいきゅう課か刑事けいじおみやさん（朝日放送あさひほうそう） - 主演しゅえん
  • 迷宮めいきゅう課か刑事けいじおみやさん（1985年ねん、連続れんぞくドラマ）
  • 六本木ろっぽんぎダンディーおみやさん（1987年ねん、連続れんぞくドラマ）
• 炎ほのおの料理人りょうりにん・北大路魯山人きたおおじろさんじん（1987年ねん6月がつ30日にち、日本にほんテレビ）
• TBS大型おおがた時代じだい劇げきスペシャル（TBS）
  • 徳川とくがわ家康いえやす（1988年ねん） - 豊臣とよとみ秀吉ひでよし 役やく
  • 織田おだ信長のぶなが（1989年ねん） - 語かたり
• 恋人こいびと関係かんけい（1988年ねん、TBS、ドラマ23） - 主演しゅえん
• とっておきの青春せいしゅん（1988年ねん、NHK、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• 虹にじのある部屋へや（1988年ねん、NHK） - 主演しゅえん
• 海うみの群ぐん星ぼし（1988年ねん、NHK） - 主演しゅえん
• 詩し城じょうの旅たびびと（1989年ねん、NHKドラマ10） - 主演しゅえん
• 野望やぼうの国くに　嵐あらしの章あきら（1989年ねん、日本にほんテレビ）
• 外科げか東ひがし病棟びょうとう 2（1989年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• 旅たびの終おわりに（1989年ねん、日本にほんテレビ） - 主演しゅえん
• 新しん吾われ十じゅう番ばん勝負しょうぶ（1990年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 語かたり
• サントリードラマスペシャル 失うしなわれた時ときの流ながれを（1990年ねん3月がつ23日にち、フジテレビ系けい） - 山辺やまべ公一こういち 役やく
• 普通ふつうの結婚式けっこんしき（1990年ねん4月がつ6日にち、TBS） - 小島こじま慎太郎しんたろう
• 静寂しじまの声こえ 乃木のぎ希典まれすけ・静子しずこの生涯しょうがい（1990年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
• 忠臣蔵ちゅうしんぐら（1990年ねん12月26日にち、TBS） - 大野おおの九郎兵衛くろべえ 役やく
• 父ちちの涙なみだ第だい2弾だん ガン病棟びょうとう八はち階かい（1991年ねん、TBS）
• 愛あいはどうだ（1992年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• 逆転ぎゃくてん報道ほうどう（1992年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• 土曜どようドラマ（NHK）
  • 春はるの一族いちぞく（1993年ねん） - 主演しゅえん・ 中井なかい治郎じろう 役やく
  • 秋あきの一族いちぞく（1994年ねん） - 主演しゅえん・江崎えざき史郎しろう 役やく
  • 百ひゃく年ねんの男おとこ（1995年ねん） - 主演しゅえん・国木田くにきだ周平しゅうへい 役やく
• ポケベルが鳴ならなくて（1993年ねん、日本にほんテレビ、連続れんぞくドラマ） - 主演しゅえん
• 動うごく壁かべ（1994年ねん、フジテレビ） - 主演しゅえん
• スチュワーデスの恋人こいびと（1994年ねん、TBS） - 第だい2話わまで特別とくべつ出演しゅつえん
• 歪いがんだ季き節ぶし（1995年ねん、日本にほんテレビ） - 主演しゅえん
• 命いのち捧ささげ候こう（1996年ねん、NHK） - 主演しゅえん
• 母ははの初恋はつこい（1996年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• ナニワ金融きんゆう道どう（フジテレビ） - 金子かねこ高利たかとし 役やく
  • ナニワ金融きんゆう道どう（1996年ねん）
  • ナニワ金融きんゆう道どう2（1996年ねん）
  • ナニワ金融きんゆう道どう3（1998年ねん）
  • ナニワ金融きんゆう道どう4（1999年ねん）
  • ナニワ金融きんゆう道どう5（2000年ねん）
  • ナニワ金融きんゆう道どう6（2005年ねん）
• 八はち月がつのラブソング（1996年ねん、日本にほんテレビ）
• 橋はしの雨あめ（1996年ねん、フジテレビ）
• 最後さいごの家族かぞく旅行りょこう（1996年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• 白しろ愁のとき（1996年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• ギフト（1997年ねん、フジテレビ）
• 翔とぶ男おとこ（1998年ねん、NHK） - 主演しゅえん・青野あおの由吉よしきち 役やく
• チョコレート革命かくめい（1998年ねん、NHK BS2）
• 春はるの惑星わくせい（1999年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• 古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろうスペシャル第だい27回かい「黒岩くろいわ博士はかせの恐怖きょうふ」（1999年ねん、フジテレビ） - 黒岩くろいわ健吾けんご 役やく
• ディア・フレンド（1999年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• カノン（2000年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - 主演しゅえん
• 聖徳太子しょうとくたいし（2001年ねん、NHK） - 蘇我馬子そがのうまこ 役やく
• 命いのち捧ささげ候こう（2002年ねん、NHK） - 主演しゅえん
• 焼やけ跡あとのホームランボール（2002年ねん、NHK BS9） - ナレーション
• ブラックジャックによろしく（2003年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ） - 服部はっとり脩おさむ 役やく
• タイムリミット（2003年ねん、TBS） - 加か山守やまもり 役やく
• 血脈けちみゃく（2003年ねん、テレビ東京てれびとうきょう）
• Et Alors－エ・アロール－（2003年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ） - 立木たちき重雄しげお 役やく
• ひまわりさん（TBS） - 主演しゅえん
  • ひまわりさん（2004年ねん）
  • ひまわりさん2（2005年ねん）
• 人間にんげんの証明しょうめい（2004年ねん、フジテレビ） - 那須なす英三郎えいざぶろう 役やく
• 青春せいしゅんの門もん－筑豊ちくほう篇へん－（2005年ねん、TBS）
• 瑠璃るりの島しま（日本にほんテレビ）
  • 瑠璃るりの島しま（2005年ねん、連続れんぞくドラマ）
  • 瑠璃るりの島しまSPECIAL 2007（2007年ねん）
• いくつかの夜よる（2005年ねん、TBS） - 主演しゅえん
• セせーラらー服ふくと機関きかん銃じゅう（2006年ねん、TBS、連続れんぞくドラマ） - 三大寺さんだいじ一いち 役やく
• 帽子ぼうし（2008年ねん、NHK広島放送局ひろしまほうそうきょく開局かいきょく80周年しゅうねんドラマ） - 主演しゅえん
• 風ふうのガーデン（2008年ねん、フジテレビ、連続れんぞくドラマ） - 白鳥しらとり貞さだ三さん 役やく ※テレビドラマ遺作いさく

映画えいが

• 遠とおい一ひとつの道みち（1960年ねん、東京とうきょう映画えいが / 東宝とうほう）
• 間諜かんちょう（1964年ねん、東映とうえい）
• セックス・チェック 第だい二にの性せい（1968年ねん、大映だいえい） - 主演しゅえん
• 積木つみきの箱はこ（1968年ねん、大映だいえい）
• 風林火山ふうりんかざん（1969年ねん、東宝とうほう）
• 永訣えいけつ（わかれ）（1969年ねん、松竹しょうちく）
• 七ななつの顔かおの女おんな（1969年ねん、松竹しょうちく）
• わが恋こいわが歌うた（1969年ねん、松竹しょうちく） - 山口やまぐち瞳ひとみ 役やく
• 婉という女おんな（1971年ねん、ほるぷ映画えいが）
• 必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん 梅安ばいあん蟻地獄ありじごく（1973年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん 春雪しゅんせつ仕掛しかけ針はり（1974年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 狼おおかみよ落日らくじつを斬きれ 風雲ふううん・激情げきじょう篇へん怒濤どとう篇へん（1974年ねん、松竹しょうちく）
• 砂すなの器うつわ（1974年ねん、松竹しょうちく）
• 太陽たいようは泣なかない（1976年ねん）
• 八甲田山はっこうださん（1977年ねん、東宝とうほう）
• 鬼畜きちく（1978年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん ※日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょうほか
• 復讐ふくしゅうするは我がにあり（1979年ねん、今村いまむらプロ / 松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 影かげの軍団ぐんだん 服部はっとり半蔵はんぞう（1980年ねん、東映とうえい）
• 復活ふっかつの日ひ（1980年ねん、東宝とうほう）
• わるいやつら（1980年ねん 霧きりプロ / 松竹しょうちく）
• 太陽たいようのきずあと（1981年ねん、東映とうえいセントラル）
• ええじゃないか（1981年ねん、今村いまむらプロ / 松竹しょうちく） ※カンヌ映画えいが祭さい招待しょうたい
• 魔界まかい転生てんせい（1981年ねん、角川かどかわ春樹はるき事務所じむしょ / 東映とうえい） - 宮本みやもと武蔵むさし 役やく
• 北斎ほくさい漫画まんが（1981年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 野獣やじゅう刑事けいじ（1982年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん ベルリン映画えいが祭さいコンペティション
• 楢山節考ならやまぶしこう（1983年ねん、今村いまむらプロ / 東映とうえい） - 主演しゅえん ※日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょうほか カンヌ映画えいが祭さいパルムドール
• 陽ひ暉あきら楼ろう（1983年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん・太田おおた勝造かつぞう 役やく
• OKINAWAN BOY オキナワの少年しょうねん（1983年ねん、パル企画きかく / 東宝とうほう）
• 魚さかな影かげの群むれ（1983年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 櫂かい（1985年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん
• Mishima: A Life In Four Chapters（1985年ねん、日本にっぽん未み公開こうかいのアメリカ作品さくひん） - 主演しゅえん ※カンヌ映画えいが祭さい芸術げいじゅつ貢献こうけん賞しょう
• 薄化粧うすげしょう（1985年ねん、松竹しょうちく） - 主演しゅえん
• 火宅かたくの人ひと（1986年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん ※日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう
• 女衒ぜげん ZEGEN（1987年ねん、今村いまむらプロ / 東映とうえい） - 主演しゅえん ※カンヌ映画えいが祭さいコンペティション
• 吉原よしはら炎上えんじょう（1987年ねん、東映とうえい）
• ラブ・ストーリーを君きみに（1988年ねん、東映とうえい）
• 優ゆう駿しゅん ORACION（1988年ねん、フジテレビ / 東宝とうほう）
• 華はなの乱らん（1988年ねん、東映とうえい）
• 孔雀くじゃく王おう（1988年ねん、フジテレビ / 東宝とうほう東和とうわ） - 慈空 役やく
• 将軍家しょうぐんけ光こうの乱心らんしん 激突げきとつ（1989年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん・石河いしかわ刑部おさかべ 役やく ※第だい39回かいベルリン国際こくさい映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• 座頭市ざとういち（1989年ねん、勝かちプロ / 松竹しょうちく） - 浪人ろうにん 役やく
• 社葬しゃそう（1989年ねん、東映とうえい） - 主演しゅえん・鷲尾わしお平吉へいきち 役やく
• 大だい誘拐ゆうかい RAINBOW KIDS（1991年ねん、喜き八はちプロ / 東宝とうほう） - 井い狩かり大だい五ご郎ろう（和歌山わかやま県警けんけい本部ほんぶ長ちょう） 役やく
• グッバイ・ママ（1991年ねん、松竹しょうちく） - 楠田くすだ真一郎しんいちろう 役やく
• 咬かみつきたい（1991年ねん、東宝とうほう） - 主演しゅえん・石川いしかわ周太郎しゅうたろう 役やく
• 陽炎かげろう（1991年ねん、松竹しょうちく） - 警官けいかん 役やく
• おろしや国くに酔よい夢ゆめ譚たん（1992年ねん、大映だいえい / 東宝とうほう） - 主演しゅえん・大黒屋だいこくや光太夫こうだゆう 役やく ※サンパウロ映画えいが祭さい観客かんきゃく賞しょう
• 継承けいしょう盃さかずき（1992年ねん、東映とうえい） - 門田かどた大作だいさく 役やく
• 国会こっかいへ行いこう!（1993年ねん、バンダイビジュアル） - 松平まつだいら重義しげよし 役やく
• 土俵どひょうの鬼おにたち（1994年ねん） - ナレーション
• さよならニッポン! GOODBYE JAPAN（1995年ねん、ぶんか社しゃほか） - 主演しゅえん
• GONIN2（1996年ねん、松竹しょうちく） - 外山とやま正道せいどう 役やく
• ピーター・グリーナウェイの枕草子まくらのそうし（1996年ねん、イギリス / フランス / オランダ合作がっさく） - 父ちち 役やく
• 流りゅう★星ほし（1999年ねん、リトルモア） - 主演しゅえん・山本やまもと菊次郎きくじろう 役やく
• あつもの（1999年ねん、シネカノン） - 主演しゅえん・馬野うまの杢もく平たいら 役やく ※ペノデ映画えいが祭さいグランプリ
• 殺ころし KOROSHI（2000年ねん、ミュージアム） - 市原いちはら 役やく ※カンヌ映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• 歩あるく、人ひと（2002年ねん、オフィスサンマルサン） - 主演しゅえん・本間ほんま信雄のぶお 役やく ※カンヌ映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• 11'09''01/セプテンバー11「おとなしい日本人にっぽんじん」（2003年ねん、東北新社とうほくしんしゃ / フランス映画えいが） - ナレーション（オムニバスの1本ほん） ※ヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• ミラーを拭ふく男おとこ（2004年ねん、パル企画きかく） - 主演しゅえん・皆川みなかわ勤つとむ 役やく
• IZO（2004年ねん、IZOパートナーズ） - 剣豪けんごう 役やく ※ヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• 下弦かげんの月つき〜ラスト・クォーター（2004年ねん、松竹しょうちく） - 堂島どうじま家か主人しゅじん 役やく
• 隠かくし剣けん 鬼おにの爪つめ（2005年ねん、松竹しょうちく） - 堀ほり将すすむ監かん（家老がろう） 役やく ※ベルリン映画えいが祭さいコンペティション
• 蟬しぐれ（2005年ねん、東宝とうほう） - 牧まき助左衛門すけざえもん 役やく
• ミラクルバナナ（2005年ねん、ミラクルバナナ制作せいさく委員いいん会かい） - 山村やまむらたか士し 役やく
• 佐賀さがのがばいばあちゃん（2006年ねん、アマゾン） - 豆腐とうふ屋やのおじさん 役やく
• 長ながい散歩さんぽ（2006年ねん） - 主演しゅえん・安田やすだ松太郎まつたろう 役やく ※モントリオール映画えいが祭さいグランプリ
• 武士ぶしの一いち分ふん（2006年ねん） - 木部きべ孫八まごはち郎ろう 役やく ※ベルリン映画えいが祭さい招待しょうたい作品さくひん
• ゲゲゲの鬼太郎おにたろう 千せん年ねん呪のろい歌か（2008年ねん） - ぬらりひょん 役やく ※映画えいが遺作いさく

舞台ぶたい

• 遠とおい一ひとつの道みち（1960年ねん） ※デビュー作さく
• 横堀よこぼり川がわ（1966年ねん）
• 花はなの吉原よしわら百ひゃく人にん斬ぎり（1966年ねん）
• 元禄げんろく忠臣蔵ちゅうしんぐら（1966年ねん）
• 明治めいじ百ひゃく年ねん（1967年ねん）
• 華はなやかな夜景やけい（1970年ねん）
• 春はるの坂道さかみち（1972年ねん）
• 業平なりひら 金庫きんこ破やぶり（1972年ねん）
• 浪なみ花はなかんざし 恋こいの勝負しょうぶ師し（1972年ねん）
• ケイトンズヴィル事件じけんの9人にん（1972年ねん）
• 朱しゅ鷲わしの墓はか（1973年ねん）
• 北斎ほくさい漫画まんが（1973年ねん）
• おんにょろ盛衰せいすい記き（1974年ねん、結城ゆうき座ざ）
• 王将おうしょう（1975年ねん）
• 淫乱いんらん斎とき英えい泉いずみ（1975年ねん）
• 狐狸こり狐狸こりばなし（1975年ねん）
• 必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん（1975年ねん）
• 浮世絵うきよえ 女おんなねずみ小僧こぞう（1975年ねん）
• 悲かなしき恋こい泥棒どろぼう（1976年ねん）
• 西郷さいごう札さつ（1976年ねん）
• 日本人にっぽんじん萬まん歳さい（1977年ねん）
• 座頭市ざとういち物語ものがたり（1978年ねん）
• 鶴づる八はち鶴次郎つるじろう（1978年ねん）
• 因果いんが小僧こぞう六之助ろくのすけ（1978年ねん）
• 祭まつりの笛ふえ（1979年ねん）
• 極付きわめつき 国定くにさだ忠治ただはる（1979年ねん）
• 空白くうはくの影かげ（1979年ねん）
• 関せきの弥わたる太ふとっぺ（1979年ねん）
• 水みずの流ながれ（1979年ねん）
• 新しん座頭市ざとういち物語ものがたり 糸いとぐるま（1979年ねん）
• 新しん座頭市ざとういち物語ものがたり 市しの耳みみに子守こもり歌か（1979年ねん）
• 人生じんせい劇場げきじょう 吉良きら常つね篇へん（1979年ねん）
• 喧嘩けんか富士ふじ 新しん場じょうの兄弟きょうだい（1979年ねん）
• 瞼まぶたの母はは（1980年ねん）
• 建礼門院けんれいもんいん 平家へいけ物語ものがたりより（1985年ねん）
• 一本刀いっぽんがたな土俵入どひょういり（1987年ねん）
• 極付きわめつき国定くにさだ忠治ただはる 赤城あかぎ天神山てんじんやまより土蔵どぞう捕物とりものまで（1987年ねん）
• 信濃しなのの一茶いっさ（1993、2001年ねん)
• 大菩薩峠だいぼさつとうげ（1994年ねん）
• リチャード三さん世せい（1995年ねん、銀座セゾン劇場ぎんざせぞんげきじょう/松竹しょうちく）
• スカイライト（1997年ねん、パルコ）
• ゴドーを待まちながら（2000、2002、2003年ねん、Bunkamura）
• 風狂ふうきょう伝でん'02（2002年ねん）
• 子供騙こどもだまし（2002、2005年ねん、トム・プロジェクト）
• 60歳さいのラブレター（2002年ねん）- 朗読ろうどく劇げき
• 白しろ野の（2006、2007年ねん、Bunkamura）

吹ふき替かえ

• ライラの冒険ぼうけん 黄金おうごんの羅針盤らしんばん（2008年ねん） - イオレク・バーニソン 役やく

ドキュメンタリー

• 風花かざばなの中なかに散ちった流星りゅうせい 名馬めいばテンポイント（1978年ねん、関西かんさいテレビ） - ナレーション
• 大だい黄河こうが（1986年ねん、NHK） - ナレーション
• ネイチャリングスペシャル 神しん々の峰みね・アンデス大だい自然しぜん行ぎょう（1986年ねん、テレビ朝日てれびあさひ）
• ネイチャリングスペシャル 風ふうの谷たに・虹にじの村むら スペイン・バスクの365日にち（1989年ねん、テレビ朝日てれびあさひ）
• TBS創立そうりつ40周年しゅうねん記念きねん番組ばんぐみ 萬まん里さとの長城ちょうじょう（1991年ねん、TBS）
• 緒形おがた拳けんのアマゾン紀行きこう（1992年ねん、NHK）
• ネイチャリングスペシャル 印度いんど漂流ひょうりゅう（1994年ねん、テレビ朝日てれびあさひ）
• TBSテレビ開局かいきょく40周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ企画きかく 日本海にほんかい大だい紀行きこう（1995年ねん、TBS）
  • 日本海にほんかい大だい紀行きこう 第だい一夜いちや〜ロシア沿海州えんかいしゅうをゆく〜
  • 日本海にほんかい大だい紀行きこう 第だい二に夜や〜母ははなる海うみへ！朝鮮半島ちょうせんはんとうを縦断じゅうだんする〜
  • 日本海にほんかい大だい紀行きこう 第だい三さん夜や〜母ははなる海うみへ！日本海にほんかい大だい回廊かいろうをゆく〜
• 大型おおがた紀行きこうスペシャル 灼熱しゃくねつシルクロード 緒形おがた拳けんユーラシア大陸たいりく横断おうだん列車れっしゃの旅たび（1998年ねん、TBS）
• 大だいアフリカ（2000年ねん、TBSビジョン・BS-i）- ナレーション
• 素敵すてきな宇宙船うちゅうせん地球ちきゅう号ごう（2004年ねん - 2008年ねん、テレビ朝日てれびあさひ） - ナレーション
• 遙はるかなる大仏だいぶつへの道みち（2004年ねん12月31日にち、テレビ大阪てれびおおさか）
• 芸げいは人ひとナリだぞ！〜師し・島田しまだ正吾しょうごから緒形おがた拳けんへの遺言ゆいごん〜（2005年ねん4月がつ23日にち、テレビ東京てれびとうきょう）
• プラネットアース（2006年ねん - 2007年ねん、NHK）

CM

• 味あじの素もと「シューマイ＆ハンバーグ」（1974年ねん昭和しょうわ49年ねん頃ころ）
• 三菱電機みつびしでんき「ビデオ フリーファンタス」（1980年代ねんだい前半ぜんはん）
• ヤンマー（1960年代ねんだい）
• 新潮社しんちょうしゃ「新潮しんちょう文庫ぶんこの100冊さつ・拳骨げんこつで読よめ乳房ちぶさで読よめ」他た（1984年ねん）
• グンゼ「GQ-1」（1989年ねん）
• 埼玉さいたま銀行ぎんこう→協和きょうわ埼玉さいたま銀行ぎんこう→あさひ銀行ぎんこう（現げん・りそな銀行ぎんこう。1980年代ねんだい - 1990年代ねんだい始はじめ） - 埼玉さいたま銀行ぎんこう時代じだいには、幼少ようしょう時じの高嶋たかしまちさ子こと共演きょうえんしたシリーズがある。
• 北海道ほっかいどうセルラー（1990年ねん）
• KIRIN「一番いちばん搾しぼり」初代しょだいCMキャラクター（1990年ねん - 1995年ねん）
• NTTグループ（1993年ねん - 1995年ねん）
• JT「私わたしは捨すてない スモーキングクリーンキャンペーン」他た（1996年ねん - 1997年ねん）
• TOYOTA「コロナ プレミオ」（1996年ねん - 1998年ねん）
• AOKI（1997年ねん - 1999年ねん）
• 三洋電機さんようでんき「エアコンCLOVER」「洗濯せんたく機きひまわり」「冷蔵庫れいぞうこクールカーテンで氷こおり温ぬる新鮮しんせん組ぐみ」（1999年ねん）
• カゴメ「六ろく条じょう麦茶むぎちゃ」（2000年ねん）
• JRA「私わたしを楽たのしむ。それが競馬けいば」（2000年ねん）
• ネスレジャパン「違ちがいを楽たのしむ人ひと」（2002年ねん）
• 日本にっぽんコカ・コーラ「一いち」（2006年ねん - 2008年ねん）
• みずほ銀行ぎんこう「HAPPY BANK DAY TO YOU!」（2007年ねん - 2008年ねん）
• セイコーエプソン「カラリオ」（2008年ねん10月がつ） - 生前せいぜん最後さいごの出演しゅつえんCMということもあり、11月末まつまで本編ほんぺんとメイキングが同社どうしゃの公式こうしきサイトで公開こうかいされていた。

その他た

• JR東海とうかい「青年せいねんジャパン。テイクアチャンス」（1989年ねん） - JR東海とうかいがリクルートを通つうじて、新卒しんそつ求人きゅうじん向むけに配布はいふしたビデオ。
• 見みえる歴史れきし（2008年ねん、NHK教育きょういく、ジョーモン 役やく、声こえの出演しゅつえん）
• MEN'S EX（2008年ねん9月がつ号ごう、世界文化社せかいぶんかしゃ、表紙ひょうし・インタビュー）
• 竹内たけうちまりや『チャンスの前髪まえがみ/人生じんせいの扉とびら』のCDジャケット題字だいじ
• 映画えいが『寝ねずの番ばん』題字だいじ
• 写真しゃしん集しゅう『Gackt 龍りゅうの化身けしん』プロローグ
• DVD『Gackt 天てん駆かける龍りゅうの如しく』題字だいじ

受賞じゅしょう歴れき

• ギャラクシー賞しょう（1973年ねん）『必殺ひっさつ仕掛しかけ人じん』

著書ちょしょ・評伝ひょうでん

• 『地球ちきゅうを歩あるく』 全国ぜんこく朝日放送あさひほうそう、1989年ねん4月がつ（ISBN 4881311239） - 「ネイチァリングスペシャル・アンデス編へん」をまとめたもの。共著きょうちょ。
• 『恋慕れんぼ渇仰かつごう』 東京書籍とうきょうしょせき、1993年ねん10月がつ（ISBN 4487790654） - エッセイと書しょをまとめた1冊さつ。
• 『臍下丹田せいかたんでん―緒形おがた拳けん作品さくひん集しゅう』 東京書籍とうきょうしょせき、1998年ねん6月がつ（ISBN 4487793300） - 直筆じきひつサイン、落款らっかん、番号ばんごう入いりの1000部ぶ限定げんてい版ばん。
• 『緒形おがた拳けん 書しょ』（図録ずろく）可か必館 京都きょうと現代げんだい美術館びじゅつかん、2004年ねん7月がつ- 筆ふでの里さと工房こうぼう書展しょてん作品さくひん、制作せいさくアルバム（写真しゃしん）。
• 『緒形おがた拳けんを追おいかけて』 ぴあ、2006年ねん2月がつ（ISBN 4835616200） - （垣かき井道いみち弘ひろによる評伝ひょうでん）。
• 『地球ちきゅう徒歩とほトボ－「プラネット アース」で見みた絶景ぜっけい－』 学習研究社がくしゅうけんきゅうしゃ、2007年ねん3月がつ（ISBN 978-4-05-403314-6） - 写真しゃしんエッセイ（写真しゃしんは岡田おかだ満みつる世よ）。
• 『NHK知しる楽らく こだわり人物じんぶつ伝でん 花菱はなびしアチャコ、緒形おがた拳けん』日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい、2009年ねん6月がつ（ISBN 978-4-14-189522-0） - 「振ふり子こを大おおきく」緒形おがた死後しごの垣かき井い道広みちひろによる評伝ひょうでん
• 『緒形おがた拳けんからの手紙てがみ』小池こいけ邦夫くにお監修かんしゅう、文化出版局ぶんかしゅっぱんきょく、2010年ねん

書展しょてん

• 「筆ふでにこだわる」（2004年ねん7月がつ17日にち - 9月26日にち、広島ひろしま県けん安芸あき郡ぐん熊野くまの町まち筆ふでの里さと工房こうぼうにて）

栄典えいてん

• 紫綬褒章しじゅほうしょう
• 旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう（2008年ねん10月がつ5日にち付づけ）

外部がいぶリンク

• https://ogataken-kenkyukai2020.nekohappy.com/%E7%B7%92%E5%BD%A2%E6%8B%B3/

現在げんざい、緒形おがた拳けんの公式こうしきサイトは存在そんざいしない。存命ぞんめい時じには以下いかのページが存在そんざいした。

• 緒形おがた拳けん公式こうしきHP - 2009年ねん2月がつ28日にちをもって更新こうしん作業さぎょうを停止ていしし、ブログと掲示板けいじばんを閉鎖へいさ。同年どうねん4月がつ30日にちにはドメインもレジストラに返却へんきゃくした。
  “KEN OGATA OFFICIAL HOME PAGE ハラハチブンメー”. 緒形おがた事務所じむしょ. 2007年ねん10月がつ10日とおか時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん5月がつ11日にち閲覧えつらん。
• 公式こうしきブログhara8bunme - 2008年ねん9月がつ30日にちが本人ほんにんによる最後さいごの更新こうしん。その後ご、2008年ねん10月がつ15日にちに「彼岸ひがん」というタイトルで、緒形おがたの著書ちょしょより文章ぶんしょうを引用いんようし、公式こうしきサイト管理人かんりにんが更新こうしんした。それ以降いこうは、管理人かんりにんが緒形おがたの在ありし日ひの姿すがたの画像がぞうなどを添そえて2008年ねん12月31日にちまで更新こうしんし、当初とうしょは上記じょうきの通とおり同日どうじつで閉鎖へいさする予定よていであった。しかし2008年ねん12月26日にち更新こうしん分ぶんで、偲しのぶ会かいで供そなえるための「緒形おがたへ贈おくる手紙てがみ」を2月がつまで受うけ付つけていること、ファンが悲かなしまずに前進ぜんしんしてほしいという願ねがいを込こめて、2月がつ28日にちまでブログと掲示板けいじばんの更新こうしんを延長えんちょうすると発表はっぴょうされた後のちに閉鎖へいさされ、以後いごはアクセス不能ふのうとなっている。
  “hara8bunme 2007年ねん7月がつ - 8月がつ分ぶん”. 緒形おがた事務所じむしょ. 2007年ねん8月がつ24日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん5月がつ11日にち閲覧えつらん。
• 緒形おがた拳けん - 日本にっぽん映画えいがデータベース
• 緒形おがた拳けん - allcinema
• 緒形おがた拳けん - KINENOTE
• 緒形おがた拳けん - MOVIE WALKER PRESS
• Ken Ogata - IMDb（英語えいご）
• 緒形おがた拳けん - テレビドラマデータベース
• 猫ねこ満まん福ぶく庵あん - 猫ねこ好すきの緒形おがたが生前せいぜん、特別とくべつ顧問こもんを務つとめ、企画きかく協力きょうりょくしていた猫ねこ雑貨ざっかのWEBショップ。表題ひょうだい（店名てんめい）は緒形おがたの筆ふでによる。
• “緒形おがた拳けんさんを偲しのんで”. サラサラ絵日記えにっき (2008年ねん10月がつ8日にち). 2014年ねん5月がつ12日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん5月がつ12日にち閲覧えつらん。 - 猫ねこ満まん福ぶく庵あんスタッフによるブログの追悼ついとう記事きじ
• 緒形おがた拳けん - NHK人物じんぶつ録ろく