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原田芳雄 - Wikipedia コンテンツにスキップ

原田はらだ芳雄よしお

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はらだ よしお
原田はらだ 芳雄よしお
本名ほんみょう 原田はらだ 芳雄よしお
生年月日せいねんがっぴ (1940-02-29) 1940年ねん2月がつ29日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ (2011-07-19) 2011年ねん7月がつ19日にち（71歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち 日本の旗 日本にっぽん・東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し下谷しもたに区く
死没しぼつ地ち 日本の旗 日本にっぽん・東京とうきょう都と
身長しんちょう 175 cm
血液けつえき型がた A型がた
職業しょくぎょう 俳優はいゆう・歌手かしゅ
ジャンル 映画えいが・テレビドラマ
活動かつどう期間きかん 1967年ねん - 2011年ねん
配偶はいぐう者しゃ あり
著名ちょめいな家族かぞく 原田はらだ喧やかまし太ふと（息子むすこ）
原田はらだ麻あさ由ゆかり（娘むすめ）
原田はらだ琥之佑たすく（孫まご）
御子柴みこしば彩あや里さと（孫まご）
主おもな作品さくひん
テレビドラマ
『五ご番目ばんめの刑事けいじ』
『春はるの坂道さかみち』
『独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね』
『ブラザーズ』
『砂すなの器うつわ』（2004年版ねんばん）
『エンジン』
『おシャシャのシャン!』
映画えいが
『竜馬りょうま暗殺あんさつ』
『祭まつりの準備じゅんび』
『ツィゴイネルワイゼン』
『浪人ろうにん街がい』
『鬼火おにび』
『父ちちと暮くらせば』
『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』
 
受賞じゅしょう
日本にっぽんアカデミー賞しょう
ブルーリボン賞しょう
その他たの賞しょう
毎日まいにち映画えいがコンクール
男優だんゆう主演しゅえん賞しょう
1998年ねん『鬼火おにび』
男優だんゆう助演じょえん賞しょう
1990年ねん『どついたるねん』『出張しゅっちょう』『キスより簡単かんたん』『夢見ゆめみ通どおりの人々ひとびと』
紫綬褒章しじゅほうしょう （2003年ねん）
旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう（2011年ねん）
#受賞じゅしょう歴れきも参照さんしょう
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原田はらだ 芳雄よしお（はらだ よしお、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）2月がつ29日にち※公称こうしょう[注ちゅう 1] - 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）7月がつ19日にち）は、日本にっぽんの俳優はいゆう、歌手かしゅ。

東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し下谷しもたに区く金杉かなすぎ二に丁目ちょうめ（現げん：東京とうきょう都と台東たいとう区く下谷しもたに三さん丁目ちょうめ）生うまれ[1]。ギルドB所属しょぞく。紫綬褒章しじゅほうしょうはじめ、俳優はいゆうとして各種かくしゅ表彰ひょうしょう受賞じゅしょう。息子むすこはギタリスト・原田はらだ喧やかまし太ふと。娘むすめは女優じょゆう・原田はらだ麻あさ由ゆかり。孫まごは女優じょゆうの御子柴みこしば彩あや里さと。

来歴らいれき

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俳優はいゆうデビュー

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本所ほんじょ工業こうぎょう高校こうこうを経へて1962年ねんに俳優座はいゆうざ養成ようせい所しょに14期生きせいとして入団にゅうだん。ただし養成ようせい所しょの授業じゅぎょう料りょうを払はらえなくなって1年ねん留年りゅうねんしたため[3]、15期生きせいとして卒業そつぎょう(後年こうねん「花はなの15期生きせい」と呼よばれた[注ちゅう 2])。この頃ころ月謝げっしゃ滞納たいのうにより大手おおてホテルで花屋はなやのバイトもしていたこともあり、長嶋ながしま茂雄しげおの結婚けっこん披露宴ひろうえんの飾かざりつけを行おこなっている。劇団げきだん俳優座はいゆうざ準じゅん座員ざいんを経へて座員ざいんとなる。

1967年ねんに『天下てんかの青年せいねん』（フジテレビ）でデビューし、翌よく1968年ねんには『復讐ふくしゅうの歌うたが聞きこえる』で映画えいがデビューを果はたす。デビュー当時とうじこそ純朴じゅんぼくな青年せいねん風ふうなキャラクターだったが、その後ご浅黒あさぐろいワイルドなアウトロー風ふうキャラへと大々的だいだいてきなイメージチェンジを図はかり、その風貌ふうぼうを印象いんしょうづけていった。1971年ねん、俳優座はいゆうざの体質たいしつを批判ひはんして市原いちはら悦子えつこ、菅かん貫太郎かんたろう、中村なかむら敦夫あつおらとともに退座たいざ。テレビドラマ『冬物ふゆもの語ご』で脳腫瘍のうしゅように冒おかされたテストドライバーを演えんじて人気にんきを博はくし、女性じょせい視し聴者ちょうしゃから助命じょめい嘆願たんがんが殺到さっとうした[4]。1974年ねんには映画えいが『竜馬りょうま暗殺あんさつ』で主役しゅやくの竜馬りゅうめを演えんじ、ワイルドで大胆だいたん不敵ふてきな演技えんぎにより「竜馬りょうま役やくの新しん境地きょうちを開ひらいた」と評ひょうされた[3]。

その後ごの活躍かつやく

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その後ごも圧倒的あっとうてきな存在そんざい感かんと的確てきかくな演技えんぎ力りょくを武器ぶきに、日本にっぽんを代表だいひょうする映画えいが監督かんとくはもとより若手わかての監督かんとくからも絶大ぜつだいな信頼しんらいを受うけ、生涯しょうがいで100本ほんを超こえる映画えいがに出演しゅつえん。原田はらだの仕種しぐさや台詞せりふ廻まわしに影響えいきょうを受うけた俳優はいゆうも多おおく、松田まつだ優作ゆうさくは一時期いちじきその一挙手一投足いっきょしゅいっとうそくを研究けんきゅうし、模倣もほうしたとも言いわれる[5]。その一方いっぽうで年齢ねんれいとともに演技えんぎ力りょくは円熟味えんじゅくみを増まし、宮沢みやざわりえとダブル主演しゅえんした『父ちちと暮くらせば』の演技えんぎをめぐっては「動的どうてきな笠智りゅうち衆しゅう」（的てき田た也寸志やすし）とも評ひょうされた[6]。

キャリアと共ともに数すう多おおくの映画えいが賞しょうを受賞じゅしょうする一方いっぽう、2003年ねんには、功績こうせきが讃たたえられ紫綬褒章しじゅほうしょうを受章じゅしょう[7]。他ほかにも独特どくとくの渋しぶい声こえを生いかして映画えいがなどのナレーションを担当たんとうしたり、ミュージシャン・ブルース歌手かしゅとしても数すう多おおくの作品さくひんを発表はっぴょうし、精力せいりょく的てきにライブ活動かつどうを行おこなうなどの活躍かつやくをみせた。また趣味しゅみである鉄道てつどうの知識ちしきを生いかして『タモリ倶楽部くらぶ』などのバラエティ番組ばんぐみにも出演しゅつえんした（後述こうじゅつ参照さんしょう）。

晩年ばんねん

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元々もともと病院びょういん嫌きらいだったため定期ていき検診けんしんを受うけていなかった所ところ、2008年ねん10月に急きゅうに胃いの調子ちょうしが悪わるくなった。翌よく11月がつに診察しんさつを受うけて早期そうきの大腸だいちょう癌がんが発見はっけんされ入院にゅういんし[8]、がんの摘出てきしゅつ手術しゅじゅつを受うけて1か月げつ間あいだ静養せいようののち同年どうねん末まつから仕事しごとに復帰ふっきし、その後ごは抗こうがん剤ざい治療ちりょうを受うけながら俳優はいゆう活動かつどうを続つづけた[3]。しかし、がんが発見はっけんされた時点じてんで既すでに末期まっきの状態じょうたいにあり、余命よめい宣告せんこくがなされていたことが没後ぼつご明あかされた。

2011年ねん7月がつ19日にち午前ごぜん9時じ35分ふん、腸閉塞ちょうへいそくと肺炎はいえんの併発へいはつのため東京とうきょう都と内うちの病院びょういんで死去しきょ[9][10]。71歳さい没ぼつ。遺作いさくは自みずからが企画きかくし、映画えいが化かを進すすめた『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』（同年どうねん7月がつ16日にちに封切ふうきり）。死去しきょ8日にち前まえの7月がつ11日にちに都内とないで行おこなわれた同どう作さくのプレミア試写ししゃ会かいで、長女ちょうじょが押おす車椅子くるまいすで登壇とうだんしたのが公おおやけの場ばで見みせた最後さいごの姿すがたとなった。このときの原田はらだは既すでに別人べつじんのように痩やせ細ほそっており、病やまいの影響えいきょうから満足まんぞくに声こえも出だせない状態じょうたいであったため、映画えいが公開こうかいに向むけた原田はらだのメッセージを共ともに登壇とうだんした石橋いしばし蓮司れんじが代読だいどくした[11]。また16日にちの初日しょにち舞台ぶたい挨拶あいさつについては劇場げきじょうの構造こうぞう上じょうの理由りゆうで車椅子くるまいすでの移動いどうが困難こんなんであることから欠席けっせきしていた[12]。

葬儀そうぎ・告別こくべつ式しきは同年どうねん7月がつ22日にちに東京とうきょう都と港みなと区くの青山あおやま葬儀そうぎ所しょで営いとなまれ、2,000人にんの弔問ちょうもん客きゃくがその死しを悼いたんだ[3]。喪主もしゅは長男ちょうなん・喧やかまし太ふとしが務つとめ、弔辞ちょうじは石橋いしばし蓮司れんじと石橋いしばし冠かんむりが読よんだ[13]。告別こくべつ式しきでは原田はらだが生前せいぜん愛飲あいいんしていた日本酒にほんしゅが蔵元くらもとの協力きょうりょくにより参列さんれつ者しゃに振舞ふるまわれ、出棺しゅっかんの際さいは佐藤さとう浩市こういち、江口えぐち洋介ようすけら原田はらだの「門下生もんかせい」によって棺かんが担かつぎ出だされた後のち、品川しながわ区くの桐きりヶ谷たに斎場さいじょうで荼毘だび（だび）に付ふされた。

日本にっぽん政府せいふは原田はらだの映画えいが界かいへの貢献こうけんなどを多たとし、8月がつ9日にちの閣議かくぎで旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょうを授与じゅよすることを決定けっていした[2]。その際さいに没ぼつ年齢ねんれいが所属しょぞく事務所じむしょの発表はっぴょうでは71歳さいだったのに対たいして戸籍こせき上じょうは70歳さいになることも併あわせて判明はんめいした[2]。また、映画えいが雑誌ざっし『キネマ旬報きねまじゅんぽう』が創刊そうかん95周年しゅうねんを記念きねんして実施じっししたアンケート企画きかく「オールタイム・ベスト日本にっぽん映画えいが男優だんゆう・女優じょゆう」では男優だんゆう部門ぶもんで第だい6位いに選えらばれた[14]。

人物じんぶつ

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生おい立たち

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父ちちは、日本人にっぽんじん形がた作づくりの職人しょくにんだった。戦時せんじ中なかだったため原田はらだが生後せいごまもない頃ころに栃木とちぎ県けんに疎開そかいし、小学しょうがく4年生ねんせいまでそこで過すごす[3]。この頃ころは浪曲ろうきょくや落語らくごが好すきで、東京とうきょうに戻もどってからは美空みそらひばりを真似まねて歌うたった。ほどなくしてジャズに目覚めざめ、当時とうじ戦争せんそうによる焼やけ跡あとのバラックに住すんでいたため、将来しょうらいはプロのジャズシンガーになって新あたらしい家いえを建たてるのが夢ゆめだった。しかし中学ちゅうがく時代じだいにラジオ局きょく主催しゅさいのジャズののど自慢じまん大会たいかいに出場しゅつじょうし、本選ほんせんに進出しんしゅつしたがティーブ・釜がま萢(かまやつひろしの父ちち）に鐘かね一ひとつの評価ひょうかで落おとされたとのこと[3]。

その後ご父ちちに厳命げんめいされて本所ほんじょ工業こうぎょう高校こうこうに進学しんがくしたが、元々もともと機械きかいが苦手にがてだったため成績せいせきはオール1だった。これがもとで対人たいじん恐怖症きょうふしょうになり好すきな登山とざんで気きを紛まぎらわしていたが、ある日ひ演劇えんげき部ぶの同級生どうきゅうせいから入部にゅうぶを勧すすめられ対人たいじん恐怖症きょうふしょうを克服こくふくするつもりで演劇えんげきを始はじめた。高校こうこう卒業そつぎょう後ごは、「銀座ぎんざで働はたらきたい」との考かんがえがあったことからその一心いっしんで農業のうぎょう機械きかいの会社かいしゃに就職しゅうしょくするも、約やく一いち年ねん半はんで退社たいしゃ[3]。

俳優座はいゆうざ時代じだい

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その後ご俳優座はいゆうざに入団にゅうだんしたが　本人ほんにんによると「入団にゅうだん試験しけんの前日ぜんじつに胃痙攣いけいれんを起おこしたが、試験しけん当日とうじつの課題かだいでたまたま「失意しつい落胆らくたんの演技えんぎ」をするよう言いわれ、体調たいちょうが万全ばんぜんでない中なか演えんじると、その様子ようすがうまい具合ぐあいに評価ひょうかされて合格ごうかくできた」と語かたっている[3]。

1968年ねんに芝居しばいの中なかで狂人きょうじんの役やくを演えんじることになったが、役やく作づくりにのめり込こむあまり苦悩くのうした。その頃ころ出会であった俳優座はいゆうざ制作せいさく部ぶの1人ひとりの女性じょせい職員しょくいんから「狂くるったっていいじゃないの」とアドバイスをされたことで、とにかく思おもい切きって演えんじることの大切たいせつさに気付きづかされた[注ちゅう 3]。この出会であいがきっかけで彼女かのじょと親したしくなり、1970年ねんに長男ちょうなん・喧やかまし太ふとしができて結婚けっこん(今いまで言いう“できちゃった婚こん”)した[3]。

遺作いさく映画えいが『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』

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NHKドラマ『おシャシャのシャン!』(2008年ねん1月がつ放送ほうそう)のロケで長野ながの県けんの寒村かんそん・大鹿おおしか村むらに訪おとずれると、そこで観みた大鹿おおしか歌舞伎かぶきに大変たいへん感激かんげきした。「あれこそ日本にっぽん芸能げいのうの原点げんてんだ」と思おもった原田はらだは、何なにとしてもこの村むら歌舞伎かぶきを自分じぶんの手てで映画えいが化かし主役しゅやくを演えんじることを強つよく望のぞむようになる[3]。

古希こきを迎むかえた2010年ねん、阪本さかもと順治じゅんじ監督かんとくとの次回じかい作さくの映画えいがについて、原田はらだは持参じさんした大鹿おおしか歌舞伎かぶきに関かんする大量たいりょうの資料しりょうを見みせて打うち合あわせに臨のぞんだ。その結果けっか『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』の製作せいさくが決きまり、翌よく11月がつに約やく2週間しゅうかんの大鹿おおしか村むらロケを敢行かんこうし作品さくひんを完成かんせいさせた[3]。

2011年ねん7月がつ11日にちに開ひらかれたプレミア試写ししゃ会かいの会見かいけんでは車椅子くるまいすで登場とうじょうし、「この少すこし前まえに腸閉塞ちょうへいそくと誤あやま嚥えん性せい肺炎はいえんを発症はっしょう。さらに腰部ようぶ脊柱せきちゅう管かん狭窄きょうさく症しょうを悪化あっかさせ、喉のどにも炎症えんしょうを起おこす満身まんしん創痍そうい（そうい）の中なか、本人ほんにんの強つよい意志いしで参加さんか」と説明せつめいされたが、実際じっさいは癌がんが進行しんこう・転移てんいして既すでに歩行ほこうもままならない状態じょうたいにあった。試写ししゃ会かいあいさつでは同どう作さくの共演きょうえん者しゃにして友人ゆうじんの石橋いしばし蓮司れんじが原田はらだのメッセージを代読だいどく。観客かんきゃくの喝采かっさいを浴あびる中なか、原田はらだが感極かんきわまって涙なみだをぬぐう場面ばめんもあった[15]。同どう作品さくひんで日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょうを受賞じゅしょうし、授賞じゅしょう式しきが行おこなわれた2012年ねん時点じてんで故人こじんに同どう賞しょうが贈おくられたのは初はじめてのことだった[3]。

映画えいがの味方みかた

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原田はらだが亡なくなった際さい、荒戸あらと源次郎げんじろうは彼かれを評ひょうして「一言ひとことで言いうと、映画えいがの味方みかただった数少かずすくない人ひと。映画えいがにとりつかれ、いい映画えいがを作つくりたい一心いっしんでした。普段ふだんはおだやかだけど、仕事場しごとばではとても怖こわい人ひとでしたから、かけらでも手てを抜ぬけなかった」と語かたった[16]。

中上なかがみ健次けんじ『日輪にちりんの翼つばさ』を、原田はらだ芳雄よしお監督かんとくで映画えいが化かする計画けいかくがあった。中上なかがみ自身じしんによる脚本きゃくほんの第だい一いち稿こうもでき上あがっており、その後ご、手直てなおしを経へて映画えいが化かに取とり掛かかる計画けいかくだった。1992年ねんの中上なかがみ健次けんじの死しで頓挫とんざを余儀よぎなくされたものの、その後ごも原田はらだ芳雄よしおは映画えいが化かを諦あきらめず、2008年ねん当時とうじのインタビューでは「今いまは迂回うかいしながら怠なまけ心しんに鞭打むちうっているところです。今いま、あと何なん年ねん位いということは言いえませんが、必かならずやる」と語かたっていた[17]。

対人たいじん関係かんけい

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石橋いしばし蓮司れんじは、1974年ねんの映画えいが『竜馬りょうま暗殺あんさつ』で原田はらだと初はつ共演きょうえんし[注ちゅう 4]、同どう世代せだいでとても馬うまが合あったことから飲のみ友達ともだちとなった。それ以降いこう、原田はらだの遺作いさくとなった『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』まで何なん度ども共演きょうえんすることとなった。後年こうねん石橋いしばしは、「芳雄よしおは役者やくしゃ仲間なかまの中なかでも抜群ばつぐんの感性かんせいを持もっていた。だからどんな役やくでも自由じゆうに演えんじることができた。そこには計算けいさんなどは微塵みじんもなく天性てんせいの才能さいのうだった」と評ひょうしている。ちなみに原田はらだも生前せいぜん、長女ちょうじょから「お父とうさんにとって一番いちばんすごい役者やくしゃは誰だれ？」と聞きかれた時ときに「石橋いしばし蓮司れんじ」と答こたえておりお互たがいにその才能さいのうを評価ひょうかしていた。原田はらだの死後しご、石橋いしばしは「芳雄よしおは肉体にくたいを通とおして“思想しそう”を表現ひょうげんしていた。あんな役者やくしゃはもう出でないだろう」と評ひょうしている。[3]。

松田まつだ優作ゆうさくは、同おなじく『竜馬りょうま暗殺あんさつ』で竜馬りょうまの元もと恋人こいびとの弟おとうと役やくを演えんじた。デビュー前まえから松田まつだは、原田はらだの大だいファンで、9歳さい年上としうえの彼かれを「兄貴あにき」と呼よび慕したっていた。原田はらだもまた松田まつだの演技えんぎに心しんを捕つかまれ、「優作ゆうさくとは前世ぜんせいからの縁えんだ」と言いってかわいがっていたという。生前せいぜん松田まつだは、原田はらだ家かの裏うらの家いえを借かりて住すんでいた時期じきがあるとのこと[3]。

阪本さかもと順治じゅんじ監督かんとくは、原田はらだの才能さいのうに惚ほれ込こみ、『どついたるねん』から遺作いさくの『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』までの計けい7作品さくひんで起用きようした。後年こうねん阪本さかもとは、「最初さいしょの作品さくひんでは芳雄よしおさんの演技えんぎを信しんじて彼かれにお任まかせしたら、『オレには演技えんぎ指導しどうしないのか』と毒どくづかれました。しかし、その後ご公私こうしに渡わたって多おおくのことを教おしえてもらいました」と語かたっている。2010年ねんに映画えいがの次回じかい作さくについて原田はらだと打うち合あわせをした阪本さかもとは当初とうしょハードボイルド物ぶつを構想こうそうしていたが、原田はらだの「大鹿おおしか歌舞伎かぶきを題材だいざいにした映画えいがを作つくりたい」という並々なみなみならぬ熱意ねついに押おされて『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』を制作せいさくすることとなった[3]。原田はらだの死後しご、阪本さかもとは「芳雄よしおさんと撮影さつえいすると絶対ぜったいに雨あめが降ふらなかった。今いまでも芳雄よしおさんの遺影いえいを自宅じたくに飾かざり、もう一いち枚まいの写真しゃしんを普段ふだんは手帳てちょうに挟はさみ、撮影さつえい時じにはその写真しゃしんを脚本きゃくほんに挟はさんでいます。『芳雄よしおさんに認みとめてほしい』という気持きもちで映画えいがを撮とっているのです」と語かたった[3]。

私生活しせいかつ

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鉄道てつどう

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ワイルドでアウトロー的てきな風貌ふうぼうに似合にあわず、実じつは乗のる・見みる・作つくること全すべてにおける大だいの鉄道てつどうファンとしても知しられる。子供こどもの頃ころから都電とでん育そだちなこともあり、“電車でんしゃ好すき芸能人げいのうじんの先駆さきがけ”とも言いわれている[3]。同おなじく鉄道てつどうファンであるタモリが司会しかいを務つとめる『笑わらっていいとも!』の「テレフォンショッキング」にゲスト出演しゅつえんするたびに鉄道てつどうネタで盛もり上あがるほど思おもい入いれは深ふかかった（総そう出演しゅつえん回数かいすうは15回かい）。

鉄道てつどうを介かいしたタモリとの親交しんこうは、2003年ねんに初はつ出演しゅつえんした『タモリ倶楽部くらぶ』（テレビ朝日てれびあさひ）内ないの鉄道てつどう企画きかくを通とおしてより深ふかまる。これが「タモリ電車でんしゃクラブ」という企画きかくが始はじまり不定期ふていきでバラエティ番組ばんぐみ唯一ゆいいつのレギュラーゲストとして出演しゅつえん。番組ばんぐみ内ないでもお互たがいを「タモさん」「ヨシオちゃん」と呼よび合あうほどの間柄あいだがらとなった。同どう番組ばんぐみでの実績じっせきが評価ひょうかされ、タモリ電車でんしゃクラブゴールド会員かいいん（会員かいいんNo.002。会員かいいんNo.001はタモリ）に認定にんていされ、生前せいぜんはこの会員かいいん証しょうを常つねに携帯けいたいしていたとのこと[3]。なお、番組ばんぐみ内ないでの企画きかくとして行おこなわれた入部にゅうぶ審査しんさでは、写真しゃしんのみ登場とうじょうしている。2011年ねんに他界たかい後ごは「タモリ鉄道てつどうクラブ 名誉めいよ会員かいいん」の称号しょうごうを手てにした。

鉄道てつどう模型もけい趣味しゅみについては、かつて高価こうかだったHOゲージ（16番ばんゲージ）の車両しゃりょう（国鉄こくてつ80系けい電車でんしゃ）を自分じぶんの身みの回まわりにあるものを駆使くしして作つくり上あげたことから始はじまる。自宅じたくではNゲージのレイアウトを製作せいさく、『タモリ倶楽部くらぶ』では所有しょゆうするコレクションの車両しゃりょう（機関きかん車しゃ）を紹介しょうかいし、息子むすこの喧やかまし太ふとしとともに雑誌ざっし（RM MODELS）の企画きかくでホビーセンターカトーを訪おとずれ、展示てんじ車両しゃりょうやレイアウトを見みながら親子おやこで熱あつく語かたった。ちなみに喧やかまし太ふとしは、芳雄よしおから蒸気じょうき機関きかん車しゃのレコードを聴きかされるなど、幼おさないうちから「英才えいさい教育きょういく」を施ほどこされたという。

飛行機ひこうき嫌きらいなことも相あいまって、仕事しごとで遠出とおでする時ときは北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅうに至いたるまで基本きほん的てきに電車でんしゃで移動いどうしていた[3]。また晩年ばんねんは「寝台しんだい特急とっきゅうのチケット」を出演しゅつえんの条件じょうけんにするようになり、『ウルトラミラクルラブストーリー』（横浜よこはま聡子さとこ監督かんとく、2009年ねん）はカシオペア[18]、『奇跡きせき』(是枝これえだ裕和ひろかず監督かんとく、2011年ねん)は北斗星ほくとせいの乗車じょうしゃを条件じょうけんに出演しゅつえんした。

餅もちつき会かい

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原田はらだの生前せいぜんには毎年まいとし12月28日にちに自宅じたくで餅もちつき会かいを行おこなうことが年末ねんまつの恒例こうれい行事ぎょうじになっていた。この餅もちつき会かいは桃井ももいかおり・江藤えとう潤じゅん・勝村かつむら政信まさのぶを代表だいひょうとし、松尾まつお貴史たかし・柄本えもと明あきらなどが参加さんかしている。彼かれらは息子むすこ・原田はらだ喧やかまし太ふとが幼おさない頃ころからの常連じょうれんである。

原田はらだの長女ちょうじょ・麻あさ由よしによるとこの餅もちつき大会たいかいは、兄あに・喧やかまし太ふとしが小ちいさい頃ころに一いち度ども餅もちをついたことがないことを原田はらだが知しり、「子こどもたちに餅もちつきを体験たいけんさせよう」との軽かるい思おもいつきがきっかけで始はじまったとのこと。1973年ねん12月28日にちに第だい1回かい目めとなる餅もちつきをやると近所きんじょの人ひとや親戚しんせきが参加さんかし、翌年よくねんもやることになった。その後ご徐々じょじょに家族かぞくの友人ゆうじん、原田はらだの役者やくしゃ仲間なかま、映画えいが関係かんけい者しゃなども参加さんかするようになった。朝あさから夕方ゆうがたまで入いれ替かわり立たち替かわり原田はらだ家かに人ひとが訪おとずれては餅もちをつき、そのあとは宴会えんかいが延々えんえんと続つづき、多おおい時ときには200人にんも集あつまる大だいイベントとなったとのこと[3]。

晩年ばんねんは金山かなやま一彦かずひこ、芳本よしもと美代子みよこ、柄本えもと佑たすく・柄本えもと時じ生せいや、高岡たかおか蒼あおい甫はじめ・宇梶剛士たけし・須賀すか健太けんた・神木しぼく隆之たかゆき介かい・ベッキー・江口えぐち洋介ようすけ・妻夫木つまぶき聡さとしなど原田はらだを慕したっていた多おおくの俳優はいゆう・女優じょゆう・子役こやく・タレント・歌手かしゅなどが参加さんかするようになっていた。開始かいしから48年ねん目めだった2020年ねんはコロナ禍かにより初はじめて中止ちゅうしとなった。

その他た

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酒好さけずきだったが外そとに飲のみに出でることは少すくなく、家いえに人ひとが集あつまるのが好すきだったため、夕食ゆうしょく時じに家族かぞくや自宅じたくに来きた知人ちじんと飲のむことが多おおかった。酒さけではI.W.ハーパーやビールなどを好このんで飲のんでいたが、原田はらだがバーボンを飲のむようになったのは、元々もともと愛飲あいいんしていた松田まつだ優作ゆうさくの影響えいきょうによるもの[3]。

撮影さつえいのない日ひは午後ごごに2時じ間あいだほど、庭にわに吊つるしたサンドバッグ相手あいてに黙々もくもくとボクシングの練習れんしゅうに汗あせを流ながしていた。これは「年としを重かさねてもどんな役やくが来くるか分わからないため、日頃ひごろの鍛錬たんれんが欠かかせない」との考かんがえによるもの。また、歌手かしゅとしてライブの予定よていが決きまると毎日まいにち家かで歌うたの練習れんしゅうをしていたという[3]。

俳優座はいゆうざ時代じだいからヘアセットとメイクは自分じぶん自身じしんで行おこなっていた[3]。

高校こうこう時代じだいからカメラが趣味しゅみになり、俳優はいゆうになってからは出演しゅつえん作さくの撮影さつえい前まえにロケ地ちに下見したみに行いき、現地げんちを写真しゃしん撮影さつえいして回まわっては自身じしんの役やくのイメージを高たかめていたという[3]。

トレードマークはサングラスで、お洒落しゃれ目的もくてきだけではなく役やくのキャラクターによってその都度つど使つかい分わけていた[3]。　

黒澤くろさわ明あきら監督かんとくの映画えいが『影武者かげむしゃ』は、主演しゅえん予定よていだった勝かつ新太郎しんたろうの降板こうばん後ごに原田はらだにオファーされたが、自みずから黒澤くろさわのもとに出向でむいて丁重ていちょうに断ことわりを入いれたとのこと[3]。

家族かぞくから「お父とうさん」「パパ」ではなく「芳雄よしお」と呼よばれていた。

出演しゅつえん作品さくひん

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映画えいが

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テレビドラマ

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舞台ぶたい

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  • 鹿しかの園えん（1969年ねん、俳優座はいゆうざ　作さく：ノーマン・メイラー　演出えんしゅつ：安井やすい武たけし）
  • 狂人きょうじんなおもて往生おうじょうをとぐ（1970年ねん、俳優座はいゆうざ　作さく：清水しみず邦夫くにお　演出えんしゅつ：西木にしき一夫かずお）
  • あなた自身じしんのためのレッスン（1970年ねん、俳優座はいゆうざ　作さく：清水しみず邦夫くにお　演出えんしゅつ：西木にしき一夫かずお）

ゲーム

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バラエティ

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  • 笑わらっていいとも! (フジテレビ) ※「テレフォンショッキング」のコーナーには15回かい出演しゅつえんしていた。
  • タモリ倶楽部くらぶ (テレビ朝日てれびあさひ) ※「タモリ電車でんしゃクラブ」企画きかくにバラエティ番組ばんぐみとして唯一ゆいいつのレギュラーゲスト。原田はらだの趣味しゅみの一ひとつである鉄道てつどう風景ふうけいが趣味しゅみで「タモリ電車でんしゃクラブ」の企画きかくに随時ずいじ出演しゅつえん。長年ながねんタモリとは親交しんこうがあり、2003年ねん頃ごろから不定期ふていき出演しゅつえんしていた。2011年ねんに他界たかい後ごは「タモリ電車でんしゃクラブ 名誉めいよ会員かいいん」の称号しょうごうを与あたえられた。

ラジオドラマ

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ナレーション

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  • 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）ネットムービー『鉄道てつどう物語ものがたり』
  • 鉄子てつこの旅たび（テレビアニメ）
  • 鉄道てつどう模型もけいちゃんねる「究極きゅうきょくの鉄道てつどう模型もけい製作せいさくプロジェクト 夢ゆめのヨーロッパ世界せかい遺産いさん鉄道てつどうに挑いどむ!」（2008年ねん8月がつ30日にち、BSジャパン）

PV

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CM

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受賞じゅしょう歴れき

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  • キネマ旬報きねまじゅんぽう賞しょう
    • 1975年ねん 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『祭まつりの準備じゅんび』
    • 1989年ねん 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『どついたるねん』『キスより簡単かんたん』『夢見ゆめみ通どおりの人々ひとびと』『出張しゅっちょう』
    • 1992年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『寝ね盗とられ宗むね介かい』
    • 2000年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『スリ』『ざわざわ下北沢しもきたざわ』『PARTY 7』
    • 2011年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』
  • ブルーリボン賞しょう
    • 1975年ねん 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『祭まつりの準備じゅんび』
    • 1990年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『浪人ろうにん街がい』『われに撃うつ用意よういあり』
    • 2011年ねん 特別とくべつ賞しょう
  • 報知ほうち映画えいが賞しょう
    • 1989年ねん 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『どついたるねん』
    • 2004年ねん 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『美うつくしい夏なつキリシマ』『父ちちと暮くらせば』『ニワトリはハダシだ』
  • 毎日まいにち映画えいがコンクール
    • 1989年ねん 男優だんゆう助演じょえん賞しょう 『どついたるねん』『出張しゅっちょう』『キスより簡単かんたん』『夢見ゆめみ通どおりの人々ひとびと』
    • 1997年ねん 男優だんゆう主演しゅえん賞しょう 『鬼火おにび』
  • 日刊にっかんスポーツ映画えいが大賞たいしょう
    • 1990年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『浪人ろうにん街がい』『われに撃うつ用意よういあり』
    • 1992年ねん 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『寝ね盗とられ宗むね介かい』
  • ヨコハマ映画えいが祭さい
    • 第だい11回かい 助演じょえん男優だんゆう賞しょう 『どついたるねん』『出張しゅっちょう』『キスより簡単かんたん』
    • 第だい19回かい 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『鬼火おにび』
    • 第だい33回かい ヨコハマ映画えいが祭さい最優秀さいゆうしゅう男優だんゆう賞しょう※日本にっぽん映画えいがとヨコハマ映画えいが祭さいに忘わすれ得えぬ偉大いだいな足跡あしあとを残のこした名優めいゆうの名なをわが映画えいが祭さいの永久えいきゅう欠番けつばんとするために。
  • 日本にっぽんアカデミー賞しょう
    • 第だい35回かい 最優秀さいゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう 『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』[22]
    • 第だい35回かい 会長かいちょう特別とくべつ賞しょう※この年とし『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』に主演しゅえん、堂々どうどうたる演技えんぎの結実けつじつを見みせたが公開こうかい直後ちょくごに死去しきょした。『寝取ねとられ宗むね介かい』『浪人ろうにん街がい』『われに撃うつ用意よういあり』で日本にっぽんアカデミー賞しょう優秀ゆうしゅう主演しゅえん男優だんゆう賞しょう受賞じゅしょう。永年えいねんに渡わたり俳優はいゆうとして日本にっぽん映画えいが界かいを牽引けんいんし続つづけたその業績ぎょうせきに対たいして贈おくられた。

ディスコグラフィー

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シングル

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発売はつばい日び レーベル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん 面めん タイトル 作詞さくし 作曲さっきょく 編曲へんきょく 備考びこう
1973年ねん ポリドール EP DR-1741 A 赤あかい鳥とり逃にげた? 福田ふくだみずほ 樋口ひぐち康雄やすお 歌唱かしょう：安田やすだ南みなみ

映画えいが「赤あかい鳥とり逃にげた?」オリジナル・サウンドトラック

B 愛情あいじょう砂漠さばく
1976年ねん1月がつ ビクターレコード

ディスコメイト

EP DSK-107 A 風ふうが吹ふきます 桃井ももいかおり 田山たやま雅充まさみつ クニ河内かわち
B 赤坂あかさか・一いちッ木き・どん底ぞこ周辺しゅうへん 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう 山木やまき幸三郎こうざぶろう
1978年ねん EP DSK-126 A 赤あかい靴くつの憂う歌か 篠塚しのづか満みつる由美ゆみ 荒木あらき一郎いちろう 小谷おたに充たかし
B 護送ごそう車しゃを見送みおくって 篠塚しのづか満みつる由美ゆみ 戸塚とつか修おさむ
1979年ねん5月がつ EP DSK-129 A レイジー・レディー・ブルース 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう
B Iigusa = いいぐさ 桃井ももいかおり 荒木あらき一郎いちろう 山木やまき幸三郎こうざぶろう
1980年ねん EP DSK-202 A I Saw Blues 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう 大木おおきトオル

D.T.F.B.W.B

J.H.コンセプション

演奏えんそう・ダウウンタウン・ファイティング・ブギウギバンド
B 10 Dollars Angel（10ドルの天使てんし） 大木おおきトオル

訳わけ：宇崎竜童うざきりゅうどう

大木おおきトオル 演奏えんそう・ダウウンタウン・ファイティング・ブギウギバンド
1982年ねん5月がつ EP DSK-205 A It's All Right 島しま武たけ実みのる 宇崎竜童うざきりゅうどう キリン「ライトビール」 CMソング

演奏えんそう・サッキング・ルージュ

B ブルースで死しにな 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう 演奏えんそう・サッキング・ルージュ
1983年ねん フィリップス EP 7PL-131 A ニューヨーク漂流ひょうりゅう 阿木あぎ燿子 井上いのうえ大輔だいすけ 椎名しいな和夫かずお 松竹しょうちく映画えいが「魚さかな影かげの群むれ」主題歌しゅだいか
B Bright light, in the sea 東海林しょうじ良りょう 玉置たまき浩二こうじ デュエット：アンリ菅野かんの
1985年ねん EP 7PL-197 A It's All Right 島しま武たけ実みのる 宇崎竜童うざきりゅうどう
B ミッドナイト・カフェ 松本まつもと一起かずき 船山ふなやま基紀もとき 大野おおの久雄ひさお
1989年ねん11月8日にち 東芝とうしばEMI 8cmCD TODT-2448 1 HONEY 大津おおつあきら NOBODY 川村かわむら栄二えいじ 映画えいが「どついたるねん」主題歌しゅだいか
2 DON'T WORRY
1989年ねん12月がつ20日はつか 8cmCD TODT-2567 1 新宿しんじゅく心中しんちゅうの 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう 中村なかむら暢之のぶゆき 映画えいが「われに撃うつ用意よういあり READY TO SHOOT」主題歌しゅだいか
2 魂たましいの1/2 阿木あぎ燿子 宇崎竜童うざきりゅうどう
1994年ねん3月がつ16日にち 8cmCD TODT-3203 1 味あじな関係かんけい 宇崎竜童うざきりゅうどう 中村なかむら暢之のぶゆき
2 悪あくな女おんなたち

アルバム

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発売はつばい日び レーベル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん アルバム 備考びこう
1977年ねん12月 ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-5001 LAST ONE

Side:A

  1. いとこ同志どうし（作詞さくし：藤田ふじた敏さとし八はち、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく：山木やまき幸三郎こうざぶろう）
  2. 風ふうが吹ふきます（作詞さくし：桃井ももいかおり、作曲さっきょく：田山たやま雅充まさみつ、編曲へんきょく：クニ河内かわち）
  3. 斜陽しゃよう（作詞さくし：藤田ふじた敏さとし八はち、作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう、編曲へんきょく：江夏えなつ健二けんじ）
  4. 帰かえらぬあいつら（作詞さくし：林はやし美雄よしお、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく：山木やまき幸三郎こうざぶろう）
  5. プカプカ（作詞さくし：西岡にしおか恭蔵きょうぞう、作曲さっきょく：西岡にしおか恭蔵きょうぞう、編曲へんきょく：クニ河内かわち）
  6. 原田はらだ芳雄よしおのこもりうた（作詞さくし：吉井よしい亜あ彦、作曲さっきょく・編曲へんきょく：坂田さかた晃一こういち）

Side:B

  1. 青あおい蝶ちょう（ブルーバタフライ）（作詞さくし：原田はらだ章代あきよ、作曲さっきょく：原田はらだ芳雄よしお、編曲へんきょく：クニ河内かわち）
  2. 赤坂あかさか・一ツ木ひとつぎ・どん底ぞこ周辺しゅうへん（作詞さくし：阿木あぎ燿子、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく：山木やまき幸三郎こうざぶろう）
  3. 花はなづくし（作詞さくし：夏なつ文彦ふみひこ、作曲さっきょく：朝あさコータロー、編曲へんきょく：クニ河内かわち）
  4. ひとりがたりの赤あかい爪つめ（作詞さくし：福田ふくだみずほ、作曲さっきょく・編曲へんきょく：クニ河内かわち）
  5. 地中海ちちゅうかいラヴ・ソング（作詞さくし：石橋いしばし冠かんむり、作曲さっきょく・編曲へんきょく：坂田さかた晃一こういち）
  6. 川向かわむこうのラスト・デイ（作詞さくし：松田まつだ優作ゆうさく、作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう、編曲へんきょく：江夏えなつ健二けんじ）
2011年ねん12月14日にち EMIミュージック・ジャパン CD（紙かみジャケ） TOCT-11416
1978年ねん ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-5007 Lazy Lady Blues
  1. 怠なまけ女おんなのブルース（レイジー・レディー・ブルース）（作詞さくし：阿木あぎ耀子ようこ、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:53
  2. ブルースを素もと姿すがたで（作詞さくし・作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう）3:30
  3. iigusa ?いいぐさ（作詞さくし：桃井ももいかおり、作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう）2:34
  4. 舌した切ぎり雀すずめ（作詞さくし：寺山てらやま修二しゅうじ、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）2:40
  5. 赤あかい靴くつの憂う歌か（作詞さくし：篠塚しのづか満みつる由美ゆみ、作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう）3:58

Side:B

  1. 護送ごそう車しゃを見送みおくって（作詞さくし・作曲さっきょく：篠塚しのづか満みつる由美ゆみ）3:21
  2. わんすもあぽーず（作詞さくし・作曲さっきょく：芝しば紀美子きみこ）5:08
  3. トドのダンスブルース（作詞さくし・作曲さっきょく：佐藤さとう博ひろし）2:20
  4. 「りんご追分おいわけ」を歌うたうなよ（作詞さくし：篠塚しのづか満みつる由美ゆみ、作曲さっきょく：荒木あらき一郎いちろう）7:07
1981年ねん ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-8002 JUST SOME BLUES

※　宇崎竜童うざきりゅうどう、大木おおきトオル共同きょうどうプロデュース

※　全ぜん編曲へんきょく、大木おおきトオル・D.T.F.B.W.B・J.H.コンセプション

Side:A

  1. シャッフルへようこそ （大木おおきトオル）0:50
  2. レイジー・レディー・ブルース （作詞さくし：阿木あぎ燿子、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）6:27
  3. 10 Dollars Angel（10ドルの天使てんし） （作詞さくし：大木おおきトオル＜訳わけ：宇崎竜童うざきりゅうどう＞、作曲さっきょく：大木おおきトオル）4:36
  4. 待まち呆ぼけのブルース （作詞さくし：阿木あぎ燿子、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:36
  5. ディアー・ミスター・ブルース （作詞さくし・作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:30

Side:B

  1. 哀愁あいしゅうのブルー・ノート （作詞さくし・作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう、宇崎竜童うざきりゅうどう）4:44
  2. ショートピースとハイボール （作詞さくし：篠塚しのづか満みつる由美ゆみ、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:33
  3. センチメンタル・ボクサー （作詞さくし：篠塚しのづか満みつる由美ゆみ、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:51
  4. アイ・ソー・ブルース （作詞さくし：阿木あぎ燿子、作曲さっきょく：宇崎竜童うざきりゅうどう）5:50
2013年ねん10月がつ30日にち ユニバーサルミュージック CD TYCN-80006
1982年ねん ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-2001〜2 原田はらだ芳雄よしおライブ

※　1982年ねん10月がつ7・8・9日にちの渋谷しぶやパルコ PART3でのライブ音源おんげんを収おさめた2枚まい組ぐみ

Side:A

  1. B級きゅうパラダイス （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:33
  2. 横浜よこはまホンキートンク・ブルース （作詞さくし・藤ふじ竜也たつや、作曲さっきょく・エディ藩はん、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 5:57
  3. センチメンタル・ボクサー （作詞さくし・篠塚しのづか真由美まゆみ、作曲さっきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 5:39
  4. 10 Dollars Angel（10ドルの天使てんし） （作詞さくし・大木おおきトオル、訳わけ・宇崎竜童うざきりゅうどう、作曲さっきょく・大木おおきトオル、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:33

Side:B

  1. ジンハウス・ブルース （作詞さくし・淺川あさがわマキ、作曲さっきょく・H. Troy, F. Henderson、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:13
  2. Get Out Of My Life Woman （作詞さくし・作曲さっきょく・Allen Toussaint、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 3:55
  3. 山猫やまねこスト （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・編曲へんきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう） 3:36
  4. ブルースで死しにな （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:57

Side:C

  1. Going Down （作詞さくし作曲さっきょく・Allen Toussaint、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 4:44
  2. マッカーサーのサングラス （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・編曲へんきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう） 4:15
  3. Every Night Woman （作詞さくし・作曲さっきょく・大木おおきトオル、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 5:32
  4. When A Man Loves Woman （作詞さくし・島しま武たけ実みのる、作曲さっきょく・A. Wright, C. H. Lewis、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:44

Side:D

  1. ショート・ピースとハイ・ボール （作詞さくし・篠塚しのづか真由美まゆみ、作曲さっきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう、編曲へんきょく・Sucking Rouge） 6:40
  2. レイジー・レディー・ブルース （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・編曲へんきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう） 7:18
  3. アイ・ソー・ブルース （作詞さくし・阿木あぎ燿子、作曲さっきょく・編曲へんきょく・宇崎竜童うざきりゅうどう） 5:31
1982年ねん ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-4003 イッツ・オーライ　原田はらだ芳雄よしおブルース・ベスト・アルバム

Side:A

  1. イッツ・オーライ
  2. 待まち呆ぼけのブルース
  3. 山猫やまねこスト
  4. ブルースで死しにな
  5. Get Out Of My Life Woman

Side:B

  1. B級きゅうパラダイス
  2. マッカーサーのサングラス
  3. レイジー・レディ・ブルース
  4. 10 Dollars Angel（10ドルの天使てんし）
  5. 横浜よこはまホンキー・トンク・ブルース
1983年ねん ビクターレコード

ディスコメイト

LP DSK-8003 OH!YEAH!! BLUES PARADISE

※　プロデュース：宇崎竜童うざきりゅうどう

Side:A

  1. B級きゅうパラダイス
  2. Baby I’m So Sorry
  3. 日曜日にちようびのマノン
  4. マッカーサーのサングラス
  5. 石榴ざくろ

Side:B

  1. Tokyoタクシー･ドライバー
  2. Get Out Of My Life Woman
  3. 山猫やまねこスト
  4. ドンキホーテ世界せかい一周いっしゅう
  5. ブルースで死しにな
2013年ねん10月がつ30日にち ユニバーサル ミュージック SHM-CD TYCN-80007
1983年ねん フィリップス LP 28PL-60 EXIT

Side:A

  1. ニューヨーク漂流ひょうりゅう（作詞さくし：阿木あぎ燿子、作曲さっきょく：井上いのうえ大輔だいすけ、編曲へんきょく：椎名しいな和夫かずお）
  2. Never Change Your Mind（作詞さくし：Lauren Wood＜日本語にほんご詩し：大野おおの轟とどろき二に＞、作曲さっきょく：Mark Pelsone、編曲へんきょく：新川しんかわ博ひろし）
  3. スリル＋１（作詞さくし：Chris Morton＜日本語にほんご詩し：三浦みうら徳子とくこ＞、作曲さっきょく：Chris Morton、編曲へんきょく：椎名しいな和夫かずお）
  4. TWO（作詞さくし：S. Dorff＜日本語にほんご詩し：三浦みうら徳子とくこ＞、作曲さっきょく：J. Wild、編曲へんきょく：椎名しいな和夫かずお）
  5. 夜明よあけのボヘミアン（作詞さくし：G. Deob＜日本語にほんご詩し：篠塚しのづか真由美まゆみ＞、作曲さっきょく：J. Keller、編曲へんきょく：椎名しいな和夫かずお）

Side:B

  1. 通とおり過すぎた女おんな（作詞さくし：D. Konecky＜日本語にほんご詩し：秋元あきもと康やすし＞、作曲さっきょく：J. Wild、編曲へんきょく：新川しんかわ博ひろし）
  2. Getaway（作詞さくし：P. Ogorman＜日本語にほんご詩し：秋元あきもと康やすし＞、作曲さっきょく：D. Trevor、編曲へんきょく：新川しんかわ博ひろし）
  3. I Been Down（作詞さくし：M. Keener＜日本語にほんご詩し：阿木あぎ燿子＞、作曲さっきょく：R. Galbraith、編曲へんきょく：新井あらい博ひろし）
  4. モーニング・ガール（作詞さくし・作曲さっきょく：BORO、BORO、編曲へんきょく：新川しんかわ博ひろし）
1985年ねん フィリップス LP 28PL-97 B

Side:A

  1. Rain Band
  2. Midnight Cafe
  3. Chasin
  4. A Blind Alley
  5. 砂すなの船ふねくずれて

Side:B

  1. 八はち月がつの蜃気楼しんきろう
  2. Nice Again「君きみと」
  3. 地獄じごく天国てんごく一いち丁目ちょうめ
  4. ラハイナマドンナ
  5. 黄金おうごんの腕うで
1989年ねん12月がつ20日はつか 東芝とうしばEMI CD TOCT-5584 OLD DOG
  1. レイジー・デイ
  2. オールド・フレンド
  3. トラブル・ママ
  4. ドント・ユー・フィール・ロンリー？
  5. 風ふうのダウン・タウン・ストリート
  6. イエロー・ドッグ
  7. 鏡かがみの中なかのマジシャン
  8. キング・オブ・ロード
  9. オー、シーズ・マイ・クイーン
  10. ドント・ウォリー
  11. ハニー
1990年ねん7月がつ18日にち 東芝とうしばEMI CD TOCT-5731 原田はらだ芳雄よしお“BLUE”／横浜よこはまホンキー・トンク・ブルース
  1. 横浜よこはまホンキー・トンク・ブルース
  2. レイジー・レディー・ブルース
  3. ブルースで死しにな
  4. センチメンタル・ボクサー
  5. わんすもあぽーず
  6. 待まち呆ぼけのブルース
  7. ディア・ミスター・ブルース
  8. アイ・ソー・ブルース
  9. 石榴ざくろ
  10. ブルーノート・ソウル（哀愁あいしゅうのブルーノート）
1990年ねん7月がつ18日にち 東芝とうしばEMI CD TOCT-5732 原田はらだ芳雄よしお“RED”／B級きゅうパラダイス
  1. B級きゅうパラダイス
  2. ショートピースとハイボール
  3. 10ドルの天使てんし
  4. イッツ・オーライ
  5. 赤坂あかさか・一ツ木ひとつぎ・どん底ぞこ周辺しゅうへん
  6. 護送ごそう車しゃを見送みおくって
  7. "りんご追分おいわけ"歌うたうなよ
  8. いとこ同志どうし
  9. iigusa
  10. Get Out Of My Life Woman
1991年ねん9月がつ20日はつか 東芝とうしばEMI CD TOCT-6254 天然色てんねんしょく
  1. 風かぜ天たかし
  2. 腕うで
  3. 花園はなぞのアンモナイト
  4. オンリー・マイ・ソング
  5. ウェルカム・エイズ
  6. カラー・ミー・ライト
  7. シンジュク・ホーム・タウン・ブルース
  8. 新宿しんじゅく心中しんちゅうの
  9. ビッグ・ママ・ブルース
  10. 夕日ゆうひの中なかの少年しょうねん
2006年ねん6月がつ21日にち ユニバーサルミュージック CD ゴールデン☆ベスト
  1. LAZY DAY(OVER AND OVER)
  2. TROUBLE MAMA
  3. Color Me Right
  4. 花園はなぞのアンモナイト
  5. 鏡かがみの中なかのMAGICIAN
  6. Welcome AIDS
  7. 横浜よこはまホンキー・トンク・ブルース
  8. マッカーサーのサングラス
  9. DON’T YOU FEEL LONELY?
  10. ブルースで死しにな
  11. 風ふうのDOWN TOWN STREET
  12. 新宿しんじゅく心中しんちゅうの
  13. DON’T WORRY
  14. 川向かわむこうのラスト・デイ
  15. 夕日ゆうひの中なかの少年しょうねん
  16. 原田はらだ芳雄よしおのこもりうた
 2006年ねんデジタルリマスター盤ばん
2011年ねん11月23日にち ユニバーサルミュージック CD TOCT-11111
2018年ねん12月5日にち ユニバーサルミュージック CD TYCN-60156

エッセイ・写真しゃしん集しゅう・回想かいそう

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  • 『B級きゅうパラダイス　俺おれの昨日きのうを少すこしだけ　原田はらだ芳雄よしおエッセイ集しゅう』（ベストセラーズ、1982年ねん、復刻ふっこく2011年ねん）
  • 『原田はらだ芳雄よしお　風ふう来き去ざ』（原田はらだ章代あきよ企画きかく・監修かんしゅう、日之出出版ひのでしゅっぱん、2012年ねん）
  • 『LiVE 原田はらだ芳雄よしお写真しゃしん集しゅう』（リトルモア、2012年ねん）三浦みうら麻あさ旅たび子こ撮影さつえい、2008年ねん2月がつ28日にちのライブ写真しゃしん
  • 『俳優はいゆう 原田はらだ芳雄よしお』（原田はらだ章代あきよ・山根やまね貞男さだお共著きょうちょ、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、2020年ねん）

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 2012年ねんに章代あきよ夫人ふじんの企画きかく・監修かんしゅうによって刊行かんこうされた『原田はらだ芳雄よしお 風ふう来き去ざ』では生年月日せいねんがっぴは1940年ねん2月がつ29日にちとされている。一方いっぽう、当人とうにんがかつて語かたったところによれば「生うまれは昭和しょうわ十じゅう六ろく年ねん、二に月がつのね、二に九きゅう日にち。それ、最近さいきんわかったんですよ。戸籍こせきの上うえでは、二に八はち日にちになってんです」[1]。1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）生うまれならば没年ぼつねんは71歳さい、1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）生うまれならば没年ぼつねんは70歳さい。「旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう」決定けっていを報ほうじた当時とうじの新聞しんぶん記事きじでは「戸籍こせき上じょうは７０歳さいであることが判明はんめいした」[2]としており、これを踏ふまえるならば1941年ねん生うまれが正ただしいことになる。
  2. ^ 同期どうきには夏八木なつやぎ勲いさお、栗原くりはら小巻こまき、竜崎りゅうざき勝まさる、前田まえだ吟ぎん、林はやし隆三りゅうぞう、地井ちい武男たけお、高橋たかはし長英ちょうえい、秋野あきの太作たいさく、浜畑はまはた賢吉けんきち、赤あか座ざ美代子みよこ、太地たいち喜和子きわこ、小野おの武彦たけひこ、村井むらい国夫くにお、柴田しばた侊彦、溝口みぞぐち舜しゅん亮あきらなどがいる。
  3. ^ 後年こうねん原田はらだは、この時ときの様子ようすについて「後うしろから袈裟けさ固かためを掛かけられたような出会であいだった」と語かたっている。
  4. ^ 石橋いしばしは、竜馬りょうまの友ともでありながら彼かれの命いのちを狙ねらう中岡なかおか慎太郎しんたろう役やくを演えんじた。

出典しゅってん

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  1. ^ a b 原田はらだ芳雄よしお『B級きゅうパラダイス：俺おれの昨日きのうを少すこしだけ』KKベストセラーズ、1982年ねん3月がつ、28頁ぺーじ。 
  2. ^ a b c “原田はらだ芳雄よしお氏しに「旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう」 政府せいふが閣議かくぎ決定けってい”. スポーツニッポン (スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ). (2011年ねん8月がつ10日とおか). オリジナルの2011年ねん10月がつ12日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111012160236/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/08/10/kiji/K20110810001381410.html 2021年ねん12月18日にち閲覧えつらん。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 週刊しゅうかん現代げんだい2021年ねん9月がつ11・18日にち号ごう「昭和しょうわの怪物かいぶつ」研究けんきゅうその135・原田はらだ芳雄よしお「映画えいがに取とり憑つかれた男おとこ」p25-32
  4. ^ 『週刊しゅうかんTVガイド』通巻つうかん548号ごう（1973年ねん3月がつ30日にち発行はっこう）「原田はらだ芳雄よしおに助命じょめい嘆願たんがんが殺到さっとう‼」
  5. ^ 『映画えいが芸術げいじゅつ』2011年ねん秋あき号ごうのインタビューで桃井ももいかおりは文学ぶんがく座ざ時代じだいの松田まつだ優作ゆうさくが「抜ぬけ駆がけ」で原田はらだ芳雄よしおの家いえに遊あそびに行いったとした上うえで、「忘わすれもしない、渋谷しぶやのNHKに行いく交差点こうさてんの横よこにメガネ屋やがあって、そこでレイバンのサングラス買かってね。その日ひから優作ゆうさくは原田はらだ芳雄よしおになった（笑）」と語かたっている。それまでの松田まつだ優作ゆうさくは「もう少すこし田舎いなかの青年せいねんぽかった」という。
  6. ^ 『キネマ旬報きねまじゅんぽう』2004年ねん9月がつ上旬じょうじゅん号ごう
  7. ^ “原田はらだ芳雄よしお”. ORICON NEWS (2011年ねん7月がつ20日はつか). 2023年ねん7月がつ12日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “原田はらだ芳雄よしおが大腸だいちょうがんで手術しゅじゅつ”. MSN産経さんけいニュース. (2008年ねん12月18日にち). オリジナルの2009年ねん2月がつ10日とおか時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090210130509/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081218/tnr0812181256005-n1.htm 
  9. ^ “原田はらだ芳雄よしおさん死去しきょ「竜馬りょうま暗殺あんさつ」の個性こせい派は俳優はいゆう”. サンケイスポーツ. 共同通信社きょうどうつうしんしゃ. (2011年ねん7月がつ19日にち). オリジナルの2011年ねん7月がつ22日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110722123624/http://www.sanspo.com/geino/news/110719/gnj1107191336017-n1.htm 2011年ねん7月がつ19日にち閲覧えつらん。 
  10. ^ “俳優はいゆうの原田はらだ芳雄よしおさん死去しきょ、71歳さい”. 日刊にっかんスポーツ (2011年ねん7月がつ19日にち). 2023年ねん12月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  11. ^ “原田はらだ芳雄よしおさん死去しきょ享年きょうねん71歳さい...腸閉塞ちょうへいそくと肺炎はいえんで闘病とうびょう中ちゅう　今月こんげつ公開こうかいの映画えいが『大鹿おおしか村むら騒動そうどう記き』が遺作いさくに”. シネマトゥデイ (2011年ねん7月がつ19日にち). 2024年ねん9月がつ13日にち閲覧えつらん。
  12. ^ “俳優はいゆうの原田はらだ芳雄よしおさん死去しきょ、71歳さい”. 日刊にっかんスポーツ (2011年ねん7月がつ19日にち). 2024年ねん9月がつ13日にち閲覧えつらん。
  13. ^ “石橋いしばし蓮司れんじ、原田はらだ芳雄よしおさんの遺志いし継つぐ次回じかい作さくを約束やくそく”. Sponichi Annex (2011年ねん7月がつ23日にち). 2020年ねん6月がつ22日にち閲覧えつらん。
  14. ^ KINENOTE「オールタイム・ベスト10　日本にっぽん映画えいが男優だんゆう・女優じょゆう」
  15. ^ SANSPO.COM「闘病とうびょう中ちゅうの原田はらだ芳雄よしお、車くるまいすで涙なみだのあいさつ」（2011年ねん7月がつ12日にち）
  16. ^ スポーツ報知ほうち「自宅じたくで亡骸なきがら囲かこみ酒宴しゅえん　桃井ももいかおりら５０人にん笑わらって別わかれ…原田はらだ芳雄よしおさん急死きゅうし」（2011年ねん7月がつ20日はつか）
  17. ^ 原田はらだ芳雄よしおインタビュー「酔よっぱいの与太よた話ばなし」（『牛うし王おう』通巻つうかん5号ごう）
  18. ^ 「タモリ倶楽部くらぶ」 2009年ねん6月がつ6日にち（土ど）放送ほうそう内容ないよう - 価格かかく.com テレビ紹介しょうかい情報じょうほう
  19. ^ 番組ばんぐみエピソード　文豪ぶんごうの世界せかいへの誘さそい 〜大だい作家さっかの作品さくひんのドラマ化か〜　-NHKアーカイブス
  20. ^ 原田はらだ芳雄よしお - オリコンTV出演しゅつえん情報じょうほう
  21. ^ 「CF撮影さつえい余話よわ(キリンビール)」『近代きんだい企業きぎょうリサーチ 7月がつ10日とおか』第だい708号ごう、中小ちゅうしょう企業きぎょう経営けいえい管理かんりセンター事業じぎょう部ぶ、1994年ねん7月がつ10日とおか、77頁ぺーじ、NDLJP:2652209/39。 
  22. ^ “第だい35回かい日本にっぽんアカデミー賞しょう優秀ゆうしゅう賞しょう発表はっぴょう!”. 日本にっぽんアカデミー賞しょう協会きょうかい. 2012年ねん3月がつ3日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

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キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう
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キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン 助演じょえん男優だんゆう賞しょう
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ブルーリボン賞しょう 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう
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※2017年度ねんどは授賞じゅしょう式しき中止ちゅうし

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