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渡わたり哲也てつや

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
わたり てつや
渡わたり 哲也てつや
渡 哲也
『映画えいが情報じょうほう』1967年ねん4月がつ号ごうより
本名ほんみょう 渡瀬わたせ 道彦みちひこ（わたせ みちひこ）
生年月日せいねんがっぴ (1941-12-28) 1941年ねん12月28日にち
没ぼつ年月日ねんがっぴ (2020-08-10) 2020年ねん8月がつ10日とおか（78歳さい没ぼつ）
出生しゅっしょう地ち 日本の旗 日本にっぽん・島根しまね県けん能義のぎ郡ぐん安来やすぎ町まち（現げん・安来やすぎ市し）
出身しゅっしん地ち 日本の旗 日本にっぽん・兵庫ひょうご県けん津名つな郡ぐん淡路あわじ町まち（現げん・淡路あわじ市し）[1]
死没しぼつ地ち 日本の旗 日本にっぽん・東京とうきょう都と
身長しんちょう 180 cm[1]
血液けつえき型がた B型がた[1]
職業しょくぎょう 俳優はいゆう・演歌えんか歌手かしゅ・実業じつぎょう家か・タレント
ジャンル 映画えいが・テレビドラマ
活動かつどう期間きかん 1964年ねん - 2020年ねん
活動かつどう内容ないよう 1964年ねん：日活にっかつ入社にゅうしゃ
1965年ねん：『あばれ騎士きし道どう』
1966年ねん：『愛あいと死しの記録きろく』
1968年ねん：『無頼ぶらい』
1971年ねん：石原いしはらプロ入社にゅうしゃ
1974年ねん：『勝かつ海舟かいしゅう』
1975年ねん：『仁義じんぎの墓場はかば』
1976年ねん：『大だい都会とかい』
1979年ねん：『西部せいぶ警察けいさつ』
1987年ねん：石原いしはらプロ社長しゃちょう就任しゅうにん
1996年ねん：『秀吉ひでよし』
1997年ねん：『誘拐ゆうかい』
2004年ねん：『レディ・ジョーカー』
2005年ねん：紫綬褒章しじゅほうしょう
2009年ねん：『坂さかの上うえの雲くも』
2011年ねん：石原いしはらプロ社長しゃちょう辞任じにん
2013年ねん：旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう
2017年ねん：石原いしはらプロ取締役とりしまりやくに復帰ふっき
配偶はいぐう者しゃ あり
著名ちょめいな家族かぞく 渡瀬わたせ恒彦つねひこ（弟おとうと）
事務所じむしょ 石原いしはらプロモーション
主おもな作品さくひん
映画えいが
『あばれ騎士きし道どう』/『東京とうきょう流ながれ者もの』
『無頼ぶらいシリーズ』/『仁義じんぎの墓場はかば』
『やくざの墓場はかば くちなしの花はな』
『わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり』
『誘拐ゆうかい』/『レディ・ジョーカー』
テレビドラマ
『勝かつ海舟かいしゅう』/『大だい都会とかい』シリーズ
『西部せいぶ警察けいさつ』シリーズ /『浮浪ふろう雲くも』
『私鉄してつ沿線えんせん97分ふん署しょ』/『太陽たいようにほえろ!』
『五稜郭ごりょうかく』/『ゴリラ・警視庁けいしちょう捜査そうさ第だい8班はん』
『秀吉ひでよし』/『新選しんせん組ぐみ血ち風ふう録ろく』/『弟おとうと』
『義経よしつね』/『熟年じゅくねん離婚りこん』
『マグロ』/『相棒あいぼう』/『坂さかの上うえの雲くも』
 
受賞じゅしょう
日本にっぽんアカデミー賞しょう
ブルーリボン賞しょう
その他たの賞しょう
エランドール賞しょう
新人しんじん賞しょう
1965年ねん『あばれ騎士きし道どう』
毎日まいにち映画えいがコンクール
男優だんゆう演技えんぎ賞しょう
1977年ねん『やくざの墓場はかば くちなしの花はな』
キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン
男優だんゆう助演じょえん賞しょう
1997年ねん『わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり』
日刊にっかんスポーツ映画えいが大賞たいしょう
男優だんゆう主演しゅえん賞しょう
1997年ねん『誘拐ゆうかい』
助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1996年ねん『わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり』
報知ほうち映画えいが賞しょう
助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1996年ねん『わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり』
紫綬褒章しじゅほうしょう
2005年ねん
旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう
2013年ねん
備考びこう
石原いしはらプロモーション代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう（2代目だいめ）
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渡わたり 哲也てつや（わたり てつや、本名ほんみょう：渡瀬わたせ 道彦みちひこ[1]（わたせ みちひこ）、1941年ねん〈昭和しょうわ16年ねん〉12月28日にち - 2020年ねん〈令れい和わ2年ねん〉8月がつ10日とおか[2][3]）は、日本にっぽんの俳優はいゆう・演歌えんか歌手かしゅ・タレント・実業じつぎょう家か。

島根しまね県けん生うまれ、兵庫ひょうご県けん・淡路島あわじしま 出身しゅっしん[1]。株式会社かぶしきがいしゃ石原いしはらプロモーション第だい2代だい代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう、相談そうだん取締役とりしまりやく。俳優はいゆうの渡瀬わたせ恒彦つねひこは実弟じってい。

来歴らいれき

[編集へんしゅう]
国際こくさい情報じょうほう社しゃ『映画えいが情報じょうほう』第だい30巻かん第だい5号ごう（1965年ねん）より
『愛あいと死しの記録きろく』（1966年ねん）

島根しまね県けん能義のぎ郡ぐん安来やすぎ町まち（現げん・安来やすぎ市し）生うまれ[4][5]。父親ちちおやは日立ひたちに勤務きんむ[6]して広島ひろしま県けん呉くれ市しの軍需ぐんじゅ工場こうじょうなどを転々てんてんとし、日立ひたちの安来やすぎ工場こうじょうに勤務きんむしていた時ときに当地とうち出身しゅっしんの渡わたりの母ははと結婚けっこんしていた[4][5]。戦時せんじ中ちゅうの1943年ねん[6]、父親ちちおやは任地にんちの日立ひたち呉くれ工場こうじょうを退職たいしょくし[6]、実家じっかがある兵庫ひょうご県けん津名つな郡ぐん淡路あわじ町まち（現げん：淡路あわじ市し）に戻もどり洋品ようひん店てんを開業かいぎょう、小学校しょうがっこう一いち年生ねんせい途中とちゅうから淡路島あわじしまで育そだった[4]。出身しゅっしんを淡路島あわじしまにしているのは、日活にっかつに入はいったとき石原いしはらが神戸こうべ市し生うまれなので、淡路島あわじしまの方ほうがイメージ的てきにいい、という判断はんだんで決きめたからだという[4][5]。終戦しゅうせん後ごの物資ぶっし不足ふそくで長男ちょうなんと四よん男なんは亡なくなった[6]。淡路あわじ町まち立石たていし屋や小学校しょうがっこう、三田みた学園中がくえんなか学校がっこう・高等こうとう学校がっこう（6年間ねんかんの寮りょう生活せいかつ）[7]、青山学院大学あおやまがくいんだいがく経済学部けいざいがくぶ卒業そつぎょう。大学だいがく在学ざいがく中ちゅうは空手からて道どう部ぶ（流派りゅうはは日本にっぽん空手からて協会きょうかい・松濤しょうとう館かん流りゅう）に在籍ざいせきし、青山学院大学あおやまがくいんだいがく・空手からて道部みちぶOB会長かいちょう・渡瀬わたせ道彦みちひこの札さつもかかっていた。空手からて弐に段だん。柔道じゅうどう初段しょだん。

大学だいがくへ通かようため上京じょうきょう。弟おとうとの渡瀬わたせ恒彦つねひこと共ともに新宿しんじゅく区く柏木かしわぎ（現げん・北新宿きたしんじゅく）で下宿げしゅくしていたが、在学ざいがく中ちゅうに日活にっかつが浅丘あさおかルリ子るりこ主演しゅえん100本ほん記念きねん映画えいがの相手あいて役やくとなる新人しんじん「ミスターX」を募集ぼしゅうしていた[8]。弟おとうとの渡瀬わたせや所属しょぞくしていた空手からて部ぶの仲間なかまが内緒ないしょで応募おうぼした[8]。小ちいさい頃ころから機械きかいいじりが好すきだったので就職しゅうしょくを希望きぼうした日本航空にほんこうくうの整備せいび士し社員しゃいんの採用さいよう試験しけん (国語こくご・数学すうがく・物理ぶつり・化学かがく) が全ぜん科目かもく英文えいぶんで不ふ合格ごうかくとなり、「せめて日本語にほんごの問題もんだいだったら…ブラブラしてて日活にっかつ撮影さつえい所しょに行いけば、石原いしはら裕次郎ゆうじろうに会あえるかも知しれない」と友人ゆうじんから言いわれ、出向でむいていた日活にっかつ撮影さつえい所しょの食堂しょくどうで偶然ぐうぜんスカウトを受うけて1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）に日活にっかつへ入社にゅうしゃした[9][8]。

既すでに斜陽しゃよう期きに差さし掛かかってた日活にっかつでは高橋たかはし英樹ひできに続つづくスター候補こうほとして、デビュー前まえの記者きしゃ会見かいけんでは破格はかくの扱あつかいを受うけ “映画えいが界かい待望たいぼう久ひさし！日活にっかつに驚異きょういの新星しんせい！渡わたり哲也てつや!!” の横断幕おうだんまく（実じつは模造もぞう紙し）で大々的だいだいてきに売うり出だされた。記者きしゃ会見かいけんの場ばで瓦かわら割わりを披露ひろうし、翌日よくじつのスポーツ紙しやニュース映像えいぞうでも大おおきく取とり上あげられた。

1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）3月がつ『あばれ騎士きし道どう』で宍戸ししど錠じょうとのW主演しゅえんでデビューし、この作品さくひんで、エランドール賞しょう新人しんじん賞しょうを受賞じゅしょうし、2作さく目めの『青春せいしゅんの裁さばき』で単独たんどく主演しゅえん[8]、オープニングクレジット映像えいぞうでは空手からての型かた・約束やくそく組ぐみ手しゅを披露ひろうし、本編ほんぺんでの複数ふくすう相手あいての乱闘らんとうシーンでは飛とび蹴けりや二に段だん蹴けりを連発れんぱつし正せい拳こぶし突とっきで止とめを刺さすなど空手からて部ぶキャプテンの実績じっせきを生いかした作品さくひんになっている。ただし殺陣師たてしから「そんなに腰こしを落おとしちゃスクリーンでの見栄みばえが悪わるい」として腰高こしだかに直なおされ不本意ふほんいな空手からてになってしまった、と述懐じゅっかいしていた。同期どうきで活躍かつやくしているのは太田おおた雅子まさこ（後ごの梶かじ芽衣子めいこ）。

1965年ねん、『泣なかせるぜ』で石原いしはら裕次郎ゆうじろうと初はつ共演きょうえん[10]。続つづいて『赤あかい谷間たにまの決けつ斗と』でも共演きょうえんした[11]。裕次郎ゆうじろうは当時とうじの渡わたりの中なかに亡なくなった赤木あかぎ圭けい一郎いちろうを見みていたという[12]。

1966年ねんには監督かんとく鈴木すずき清きよし順じゅん 脚本きゃくほん川内かわうち康範やすのり 『東京とうきょう流ながれ者もの』に主演しゅえんし、主題歌しゅだいか「東京とうきょう流ながれ者もの」を歌うたいヒットさせた[8]。

吉永よしなが小百合さゆりとの初はつ共演きょうえん映画えいがの『愛あいと死しの記録きろく』で第だい17回かいブルーリボン賞しょう新人しんじん賞しょうを獲得かくとく。

また「裕次郎ゆうじろう2世せい」と言いわれたことから、リバイバル版ばんの『嵐あらしを呼よぶ男おとこ』に主演しゅえんするなど、日活にっかつは裕次郎ゆうじろうと同様どうような路線ろせんでの売うり込こみをしていた[13]。

1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）舛田ますだ利雄としお監督かんとくによる『無頼ぶらいより・大だい幹部かんぶ』から始はじまる『無頼ぶらい』シリーズ6作品さくひんは渡わたりの日活にっかつ時代じだいの代表だいひょう作さくとなった。同年どうねんには『紅べにの流ながれ星ぼし』に出演しゅつえん、この作品さくひんでも新あらたな魅力みりょくを見みせるなど[13]、日活にっかつのスターとなった。しかし映画えいが界かいは斜陽しゃようの時代じだいで、日活にっかつも苦戦くせんしたが、渡わたりは小林こばやし旭あさひ等ひとし他ほかのスターとは異ことなる存在そんざい感かんを示しめし、『新宿しんじゅくアウトロー・ぶっ飛とばせ』、『関東かんとう流ながれ者もの』など最後さいごまで、日活にっかつニュー・アクションと呼よばれた映画えいがで輝かがやきを放はなった[8]。1971年ねん、日活にっかつのロマンポルノ路線ろせんへの転換てんかんにともない、1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）7月がつ封切ふうきりの『関東かんとう破門はもん状じょう』を最後さいごに日活にっかつを退社たいしゃした[14]。

1971年ねんからは『さらば掟おきて』、『追おいつめる』、『剣けんと花はな』など松竹しょうちく製作せいさく映画えいがに連続れんぞくして主演しゅえんした。東映とうえいなど映画えいが会社かいしゃ数すう社しゃから渡わたりの引ひき合あいがあったものの、『さらば掟おきて』の撮影さつえい時じ、石原いしはらプロから出向でむいていたスタッフの仕事しごとぶりに感銘かんめいを受うけたことや石原いしはらへの尊敬そんけいの念ねんなどから[15]、渡わたりは1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）、借金しゃっきんで倒産とうさん寸前すんぜんの石原いしはらプロモーションへ入社にゅうしゃ[16][14][17][18]。また『ゴキブリ刑事けいじ』、『野良犬のらいぬ』などの東宝とうほう作品さくひんにも出演しゅつえんした。また連続れんぞくテレビドラマにも出演しゅつえんする中なか、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）、テレビ時代じだい劇げき『忍法にんぽうかげろう斬ぎり』収録しゅうろく中ちゅうに肋膜炎ろくまくえんを発症はっしょうし入院にゅういん。第だい20話わで降板こうばんとなり、第だい21話わから最終さいしゅう話ばなし（第だい26話わ）まで渡瀬わたせ恒彦つねひこが代役だいやくを務つとめた。

1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）大河たいがドラマ『勝かつ海舟かいしゅう』の主演しゅえんに抜擢ばってきされるが、収録しゅうろく中ちゅうに高熱こうねつが続つづき入院にゅういん。第だい9話わで途中とちゅう降板こうばんとなる[11]。風邪かぜをこじらせた後のち、急性きゅうせい肝きも機能きのう不全ふぜん症しょうを併発へいはつして国立こくりつ熱海あたみ病院びょういん（現在げんざいの国際医療福祉大学こくさいいりょうふくしだいがく熱海あたみ病院びょういん）に入院にゅういん、入院にゅういんは9か月げつに及およんだ（その後ご、膠にかわ原ばら病びょうであったことが判明はんめい）[19][20][21]。なお代役だいやくには松方まつかた弘樹ひろきが抜擢ばってきされた[11][20][22]。一方いっぽうで前年ぜんねん1973年ねん8月がつにリリースした「くちなしの花はな」が年明としあけからヒットチャートを上昇じょうしょうし、1974年ねんの年間ねんかんシングルチャートで7位いを記録きろく[23][19]。オリコンセールス:77.4万まん枚まい[24]、累計るいけい150万まん枚まいを売うり上あげ[25]、全日本ぜんにほん有線ゆうせん放送ほうそう大賞たいしょう金賞きんしょうも獲得かくとくし渡わたりの代表だいひょう曲きょくとなった。渡わたりの体調たいちょうも秋あきには回復かいふくし、年末ねんまつの第だい25回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせんに初はつ出場しゅつじょうし、テレビで初はじめて生なま歌唱かしょうした[19]。

1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）、再ふたたび映画えいが各社かくしゃの間あいだで激はげしい争奪そうだつ戦せんが起おこり[17][23][26]、特とくに弟おとうと・恒彦つねひこをスカウトした[27]岡田おかだ茂しげる東映とうえい社長しゃちょう（当時とうじ）が[23]、高倉たかくら健けんの次つぎの東映とうえいの看板かんばんスターにしたい」と熱心ねっしんに誘さそい[11][14][23][26][28]、渡わたり自身じしんも「アクション映画えいがをやりたい、自分じぶんのキャラクターを活いかしてくれるのは東映とうえいを置おいて他たにない」と強つよく東映とうえい入いりを希望きぼうしたとされたため[23][26]、1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）に渡わたりは東映とうえい入いりと報道ほうどうもされた[26]。当時とうじの東映とうえいは実録じつろくヤクザ路線ろせんの台頭たいとうから、俊しゅん藤ふじ浩ひろし滋しげるが高倉たかくららを伴ともない独立どくりつしようとしたお家いえ騒動そうどうがあり[23][26][29][30][31]、岡田おかだは渡わたりを高倉たかくらの後釜あとがまに据すえようと画策かくさくしていた[11][14]。もともと1973年ねんの『仁義じんぎなき戦たたかい』で菅原すがわら文太ぶんたをスターダムに押おし上あげた広こう能のう昌三しょうぞう役やくも最初さいしょにキャスティングされたのは渡わたりであったが[18][32][33]、この時期じき、渡わたりは体調たいちょうが優すぐれず実現じつげんに至いたらなかった[4][29][32]。1974年ねん暮くれ、『脱獄だつごく広島ひろしま殺人さつじん囚しゅう』「新しん仁義じんぎなき戦たたかいシリーズ」とも渡わたりは出演しゅつえん要請ようせいを受うけたが[26][34][35][36]、体調たいちょうがまだ万全ばんぜんではなく断ことわった[23][26]。岡田おかだからの東映とうえい移籍いせきの誘さそいは「私わたしは石原いしはら裕次郎ゆうじろうに恩義おんぎがあります。石原いしはら裕次郎ゆうじろうを裏切うらぎることはできません」とキッパリ断ことわった[11][14][17][28][37]。但ただし、東映とうえいの映画えいが出演しゅつえんについては了承りょうしょうしたため[14][26]、1975年ねん2月がつ、東映とうえい実録じつろくヤクザ路線ろせんの極北きょくほくといわれる『仁義じんぎの墓場はかば』[38]でようやく東映とうえい初はつ出演しゅつえん、初はつ主演しゅえんした[11]。東映とうえい映画えいがの出演しゅつえんは、岡田おかだ社長しゃちょうが『勝かつ海舟かいしゅう』の代役だいやくをスムーズに進すすめてくれた返礼へんれいの意味いみもあった[39]。同どう作さく公開こうかい後ご、岡田おかだ社長しゃちょうは「今年ことしはわが陣営じんえいに引ひき込こんだ渡わたり哲也てつや君くんの"渡わたり路線ろせん"を確立かくりつすることだ」とぶち上あげ[37][39]、この年とし4月がつの『大だい脱獄だつごく』で菅原すがわら文太ぶんたと[40][41]、5月の『県警けんけい対たい組織そしき暴力ぼうりょく』で梅宮うめみや辰夫たつおと競演きょうえんさせ[42]、6月の『スーパー・アクション／強奪ごうだつ』（『資金しきん源げん強奪ごうだつ』として映画えいが化か）と8月がつの『日本にっぽん暴力ぼうりょく列島れっとう・北九州きたきゅうしゅう電撃でんげき戦せん』（映画えいが化かされず）で主演しゅえんさせ、"東映とうえいスター渡わたり"をイメージ付つけようとしたが[39]、『仁義じんぎの墓場はかば』撮影さつえい後ご、再ふたたび病びょうに倒たおれた[40][43][44]。先さきの『大だい脱獄だつごく』は、最初さいしょは高倉たかくら健けん、渡わたり哲也てつや、五木いつきひろしの三さん大だい共演きょうえんを予定よていしていたが[29][45]、五木いつきがギャラ問題もんだいで降おり、代かわりに抜擢ばってきされたのが菅原すがわら文太ぶんたで[29][45][46]、高倉たかくら、渡わたり、菅原すがわらという三さん大だい共演きょうえんの可能かのう性せいもあり、実際じっさいに3人にんの名前なまえの書かかれたポスターも製作せいさくされた[47]。しかし渡わたりが前年ぜんねんに続つづき長期ちょうき入院にゅういんしたため三さん大だい共演きょうえんはおろか、渡わたりと高倉たかくら、渡わたりと菅原すがわら[注釈ちゅうしゃく 1]の共演きょうえんも永遠えいえんに実現じつげんすることはなかった[37][41][45]。この1975年ねんは、東宝とうほう系けいの芸苑げいえん社しゃ製作せいさくで今井いまい正ただし監督かんとくの水上みずかみ勉つとむ原作げんさく『その橋はしまで』の映画えいが化かの主演しゅえんも受うけていたがこれも流ながれた[37][48]。入院にゅういんは延のべ2年ねん半はんに及およんだ[4]が、病やみ上あがりで撮影さつえい中ちゅうに体調たいちょうが急激きゅうげきに悪化あっかした『仁義じんぎの墓場はかば』は[49]、点滴てんてきを打うちながら演えんじる渡わたりの負まけのエネルギーが、石川いしかわ力夫りきおの怨念おんねんが乗のり移うつったかのような迫力はくりょくを持もち、評価ひょうかが高たかい[33][43]。キネマ旬報きねまじゅんぽう「オールタイムベスト・ベスト100」日本にっぽん映画えいが編へん（1999年ねん版はん）では、日本にっぽん映画えいが歴代れきだい38位いに選出せんしゅつされている。1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）『やくざの墓場はかば くちなしの花はな』の主演しゅえんで第だい19回かいブルーリボン賞しょう主演しゅえん男優だんゆう賞しょうを獲得かくとく。渡わたりはこの後のち、石原いしはらプロのテレビドラマに専念せんねんするため、映画えいが出演しゅつえんから一時いちじ的てきに撤退てったいした。しかし、岡田おかだ茂しげるとの付つき合あいはその後ごも続つづき[50]、1996年ねんに岡田おかだから「もう映画えいがを演えんじってもいいんじゃないか」と促うながされ[51]、『わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり』の宮沢みやざわ賢治けんじの父ちち・政次郎まさじろう役やくで20年ねんぶりに映画えいが界かいに本格ほんかく復帰ふっきした[51][52]。本ほん作さくでこの年としの各かく映画えいが賞しょう助演じょえん男優だんゆう賞しょうを独占どくせんしている。

石原いしはらプロは会社かいしゃ再建さいけんと経営けいえい安定あんていのため、テレビドラマへ本格ほんかく進出しんしゅつ[17][53]。渡わたりにとって復帰ふっき第だい1作さく及および主演しゅえんドラマ『大だい都会とかい 闘たたかいの日々ひび』は『大だい都会とかい PARTII』『大だい都会とかい PARTIII』とシリーズ化か、続つづいて主演しゅえんした『西部せいぶ警察けいさつ』もシリーズ化かされ、5年間ねんかん放映ほうえいされた。

これら刑事けいじドラマでの「角刈かくがりにサングラス」というスタイルは渡わたりのトレードマークとなった。

同どう時期じきに放送ほうそうされていたTBS『クイズ100人にんに聞ききました』では、「サングラスと言いえば誰だれ？」の問題もんだいで渡わたり哲也てつやが圧倒的あっとうてき人数にんずうで第だい1位いを獲得かくとくした。ちなみに第だい2位いが「ルビーの指ゆび環たまき」でメガヒットを飛とばした寺尾てらお聰さとしで、第だい3位いは藤ふじ竜也たつやであった。

渡わたりは石原いしはらプロ再建さいけんに貢献こうけんし、石原いしはらの下したで副ふく社長しゃちょうも兼務けんむしていた。1986年ねん、病気びょうき療養りょうようのため降板こうばんを余儀よぎなくされた石原いしはら裕次郎ゆうじろうの代役だいやくとして『太陽たいようにほえろ!』に出演しゅつえんし、同どう番組ばんぐみの最終さいしゅう回かいまで出演しゅつえんして最終さいしゅう回かいでは復帰ふっきした石原いしはら裕次郎ゆうじろうと共演きょうえんし、これが二に人にんの最後さいごの共演きょうえんとなった[54]。

1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）7月がつ17日にち午後ごご4時じ26分ふんに石原いしはら裕次郎ゆうじろうが肝かん細胞さいぼう癌がんのため52歳さいで死去しきょ。10月、渡わたりが石原いしはらプロの二に代目だいめ社長しゃちょうに就任しゅうにんした。

1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）3月がつ、渡わたりが社長しゃちょうとなって初はつの石原いしはらプロ制作せいさく作品さくひん『ゴリラ・警視庁けいしちょう捜査そうさ第だい8班はん』の第だい5話わを撮影さつえい中ちゅう、渡わたり扮ふんする倉本くらもと班長はんちょうがヘリから降おりて全力ぜんりょく疾走しっそうするシーンで、ヘリから着地ちゃくちした際さい、左足ひだりあしに激痛げきつうが走はしったが「ただの捻挫ねんざだろう」と、痛いたみを感かんじつつも撮影さつえいを続行ぞっこうした。しかし痛いたみは増ますばかりで翌日よくじつ、病院びょういんで診察しんさつを受うけたところ、全治ぜんち1か月げつ半はんの「腓腹筋ひふくきん断だん裂きれ」と診断しんだんされた。これは、ヘリから着地ちゃくちした際さいの腓腹筋ひふくきんの捻挫ねんざが、その後ごの撮影さつえい続行ぞっこうで更さらにひどくなり、遂ついに断だん裂きれしたのが原因げんいんだった。しかし渡わたりは、撮影さつえいに穴あなを開あけるわけにはいかないと、撮影さつえい続行ぞっこうを宣言せんげん。報道陣ほうどうじんの前まえで「アクションと怪我けがは紙一重かみひとえ、やるっきゃありません」と、石原いしはらプロ社長しゃちょうとしての責任せきにん感かんの強つよさをのぞかせた。その後ご、このケガが原因げんいんで、足あしをひきずって歩あるく後遺症こういしょうが残のこった。

翌年よくねん放映ほうえいされた、時代じだい劇げきスペシャル『大だい激闘げきとう! 四よん匹ひきの用心棒ようじんぼう』では、足あしを引ひきずって歩あるく主人公しゅじんこうの浪人ろうにん「かかしの半兵衛はんべえ」こと金子かねこ半兵衛はんべえ役やくを演えんじている。

1991年ねん（平成へいせい3年ねん）に自みずから直腸ちょくちょう癌がんであると発表はっぴょう。柏木かしわぎ純一じゅんいちの著書ちょしょ『渡わたり哲也てつや 俺おれ』に壮絶そうぜつな闘病とうびょう記きが記しるされている。これにより、オストメイト（人工じんこう肛門こうもん使用しよう者しゃ）であることを明あきらかにしている。

1996年ねん（平成へいせい8年ねん）に大河たいがドラマ『秀吉ひでよし』に出演しゅつえん。劇げき中ちゅうでは、主人公しゅじんこうの秀吉ひでよし(演えんじ・竹中たけなか直人なおと)の主君しゅくんである織田おだ信長のぶながを演えんじ、退場たいじょう回かいに放送ほうそうされた本能寺ほんのうじの変へんでのシーンは大おおきな反響はんきょうを呼よんだ。大河たいがドラマへの出演しゅつえんは、1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）に病やまいのため途中とちゅう降板こうばんした『勝かつ海舟かいしゅう』で主演しゅえんをした時とき以来いらいである。その後ごは2005年ねん（平成へいせい17年ねん）放送ほうそうの『義経よしつね』に出演しゅつえん。劇げき中ちゅうでは、主人公しゅじんこうの源義経みなもとのよしつね（演えんじ・滝沢たきざわ秀明ひであき）の物語ものがたり上じょうにおける父ちちのような存在そんざいである平清盛たいらのきよもりを演えんじた。

2003年ねん（平成へいせい15年ねん）8月がつ、テレビ朝日てれびあさひ系けい『西部せいぶ警察けいさつ2003』のロケーションで、石原いしはらプロ所属しょぞく俳優はいゆうの自動車じどうしゃ運転うんてんミスにより、見物けんぶつ客きゃく5人にんが重軽傷じゅうけいしょうを負おう事故じこが発生はっせい。名古屋なごや市内しないで会見かいけんした渡わたりは、予定よていしていた連続れんぞくドラマの制作せいさく、放送ほうそう中止ちゅうしを明あきらかにした[55]。その後ご、第だい1弾だんとして制作せいさくされたスペシャル版ばんについては紆余曲折うよきょくせつを経へて『西部せいぶ警察けいさつ SPECIAL』のタイトルで、翌年よくねん2004年ねん10月31日にちに放送ほうそうされた。

2005年ねん（平成へいせい17年ねん）に紫綬褒章しじゅほうしょうを受章じゅしょうした。

2011年ねん（平成へいせい23年ねん）5月11日にち、2009年ねん（平成へいせい21年ねん）の石原いしはら裕次郎ゆうじろう23回忌かいきを終おえたことの区切くぎりや、自みずからの健康けんこう上じょうのこと、社長しゃちょう在籍ざいせき期間きかんが裕次郎ゆうじろうの社長しゃちょう在籍ざいせき期間きかんと同おなじ24年ねん目めを迎むかえ「それを越こえるわけにはいかない」などの理由りゆうから、3月28日にち付づけをもって石原いしはらプロモーション社長しゃちょうを退任たいにんしたことを発表はっぴょうした[56]。12月23日にち放送ほうそうのTBSの年末ねんまつスペシャルドラマ『帰郷ききょう』では、弟おとうとの恒彦つねひこと約やく40年ねんぶりの共演きょうえんを果はたした。1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）4月がつから1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月がつに放送ほうそうのNHKの連続れんぞくドラマ『あまくちからくち』以来いらいのことで、その時ときと同おなじく兄弟きょうだい役やくで共演きょうえんした[57][58]。その後ご恒彦つねひことは、十津川とつかわ警部けいぶシリーズ50「消きえたタンカー」で再ふたたび共演きょうえん、渡わたりは犯人はんにん役やくで出演しゅつえんした。

2015年ねん（平成へいせい27年ねん）6月がつ10日とおか、急性きゅうせい心筋梗塞しんきんこうそくで緊急きんきゅう入院にゅういん、手術しゅじゅつを受うけていたことが、7月がつ17日にちに明あきらかになる[59]。約やく1か月げつで退院たいいん。11月10日にち、宝酒造たからしゅぞう「松竹梅しょうちくばい」のCM撮影さつえいで仕事しごと復帰ふっき（前年ぜんねん8月がつの同どうCM発表はっぴょう会見かいけん以来いらい、1年ねん3か月げつぶり）[60]。

2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月14日にち午後ごご11時じ18分ふん、弟おとうと・恒彦つねひこが胆嚢たんのう癌がんによる多た臓器ぞうき不全ふぜんのため72歳さいで死去しきょ[61]。4月がつ1日にち、石原いしはらプロモーションの経営けいえい陣じんに復帰ふっき[62]。「相談そうだん取締役とりしまりやく」の肩書かたがきで相談役そうだんやくと取締役とりしまりやくを兼任けんにんする。

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）8月がつ10日とおか午後ごご6時じ30分ふん、肺炎はいえんのため死去しきょ[2][3]。78歳さい没ぼつ（享年きょうねん80）。渡わたりの遺志いしにより直後ちょくごの発表はっぴょうはされず、石原いしはらプロ関係かんけい者しゃには8月がつ12日にちに死去しきょが知しらされ、一般いっぱんへの公表こうひょうは家族かぞく葬そうが終了しゅうりょうした8月がつ14日にちに行おこなわれた。お別わかれの会かいなども、渡わたりの遺志いしにより行おこなわれなかった[63]。最後さいごの仕事しごとは同年どうねんの6月がつ下旬げじゅん、同年どうねん過去かこに製作せいさくされた宝酒造たからしゅぞうのCMに新あらたに声こえを録音ろくおんする形かたちで出演しゅつえんしたものとなった[64][65]。映画えいがでの遺作いさくは『男おとこたちの大和やまと／YAMATO』である。

戒名かいみょうは「萬修院泰然自道居士」。墓所はかしょは目黒めぐろ区く碑文谷ひもんやの円融寺えんゆうじにある。

人物じんぶつ

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人柄ひとがら

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  • 日活にっかつデビュー当時とうじ、食堂しょくどうで食事しょくじをしていた石原いしはら裕次郎ゆうじろうに挨拶あいさつに行いった際さい、本来ほんらいなら食事しょくじ中ちゅうに挨拶あいさつをするのは失礼しつれいなことであるにもかかわらず、石原いしはらは他たの俳優はいゆう達たちとは違ちがい怒いかりもせず、立たち上あがって自みずから進すすんで握手あくしゅし、「石原いしはら裕次郎ゆうじろうです。君きみが新人しんじんの渡わたり君くんですか、頑張がんばって下くださいね」と声こえを掛かけてくれたため、渡わたりはとても感銘かんめいを受うけた[12]。その後ご、石原いしはらプロが財政難ざいせいなんに陥おちいると、いろいろと世話せわになった石原いしはらの窮地きゅうちを救すくうため、当時とうじ180万まん円えんを持もって石原いしはらの元もとへ赴おもむき、「社員しゃいんの皆みなさんのお茶代ちゃだいにでも使つかって下ください」と差さし出だした[12][注釈ちゅうしゃく 2]。
  • 『さらば掟おきて』で監督かんとくを務つとめ、渡わたりや石原いしはらと旧知きゅうちの仲なかである舛田ますだ利雄としおに石原いしはらプロへの加入かにゅうを考かんがえていることを話はなすと、舛田ますだは渡わたりに「石原いしはら裕次郎ゆうじろうという存在そんざいが居いる以上いじょうは、裕次郎ゆうじろうが一番いちばんという扱あつかいになるのは明あきらかで、やめたほうがいいのではないか」と言いわれたが、それでも構かまわないと石原いしはらプロ入いりした[15]。
  • 高倉たかくら健けんと会あう機会きかいがあり、話はなしをした際さいに、いつか共演きょうえんしたいと渡わたりが言いうと高倉たかくらは「いつか一緒いっしょに泥どろ船せんに乗のろう」と返かえしたという[66]。
  • 渡わたりが東映とうえいに来くるようになり、深作ふかさく欣二きんじの映画えいがに出演しゅつえんした際さい、擬なずらえ斗とを担当たんとうしていた菅原すがわら俊夫としおと深作ふかさくの意見いけんが合あわず、渡わたりの意見いけんを聞きくことになったが、まだ駆かけ出だしの菅原すがわらの気持きもちを渡わたりが尊重そんちょうし、「菅原すがわらの案あんを採用さいようしたい」と気配きくばりしたことに対たいし、菅原すがわらは呼吸こきゅうができなくなるほど感動かんどうし、渡わたりの人柄ひとがらに大おおきく心しんを引ひかれたと語かたった[67]。
  • 日活にっかつでデビュー間あいだもない頃ころ、日活にっかつ所属しょぞくの大部屋おおべや俳優はいゆうたちから生意気なまいきだと言いわれ、その日ひは黙だまってリンチを受うけたが、翌日よくじつには空手からて部ぶの部員ぶいんを引ひき連つれて日活にっかつに乗のり込こむと、大部屋おおべや俳優はいゆうたちに勝負しょうぶをしようとい放いはなち、大部屋おおべや俳優はいゆうたちは恐おそれをなしたという[68]。
  • ある時とき、撮影さつえい所しょの食堂しょくどうに渡わたりがやって来くると、食堂しょくどうのテーブルや椅子いすが散乱さんらんしていた。渡わたりは少すこし前まえに来きた萩原はぎはら健一けんいちが何なにかに怒おこって食堂しょくどうを荒あらしたと知しり、萩原はぎはらをここへ連つれて来こいと激怒げきど、渡わたりのケンカ強つよさを知しる萩原はぎはらは、恐おそれをなしてそそくさと逃にげ出だしたという[69]。
  • 『大だい都会とかいシリーズ』で演えんじた黒岩くろいわの様ような役やくについて「こういったかっこいい役柄やくがらは嫌きらいである。もっと欲望よくぼうにまみれたような人間にんげん、人間味にんげんみがある役やくを演えんじたい。」と話はなしていた[70]。また個人こじん的てきには『大だい都会とかい 闘たたかいの日々ひび』の日々ひびの脚本きゃくほんが気きに入いっているが、『大だい都会とかい PARTII』、『大だい都会とかい PARTIII』の方ほうが視聴しちょう率りつが高たかいことにもどかしさを感かんじると話はなしていた[70] 。
  • 『大だい都会とかい PARTII』で共演きょうえんした松田まつだ優作ゆうさくは渡わたりを尊敬そんけいしていて、渡わたりと共演きょうえんしたいという理由りゆうで同どう番組ばんぐみへの出演しゅつえんを決きめた[71]。また松田まつだは渡わたりに「石原いしはらプロの経営けいえいの為ために映画えいがへの出演しゅつえんを諦あきらめてまでドラマに出でるべきではない。」と言いっていたという[72]。渡わたりもそこまで自分じぶんのことを思おもってくれる松田まつだの言葉ことばにとても感動かんどうしたという[73]。
  • 『大だい都会とかい PARTIII』撮影さつえい時じ、共演きょうえんしていた宮本みやもと刑事けいじ役やくの苅谷かりや俊介しゅんすけの夫人ふじんが入院にゅういんしていた。苅谷かりやが金かねに困こまっているという話はなしを聞きいた渡わたりは、撮影さつえい終了しゅうりょう後ごに苅谷かりやを呼よび止とめ「お前まえ怒おこるなよな。見舞みまいには花はなが相場そうばなんだがあいにくないんでな。少すくないけどこれ取とっとけ」と言いって金かねの入はいった封筒ふうとうを渡わたした。苅谷かりやは「帰かえっていく渡わたるさんの後うしろ姿すがたを涙なみだでまともに見みられなかった」と語かたっている[74]。
  • 『西部せいぶ警察けいさつ』で共演きょうえんした庄司しょうじ永えい健けんによると、渡わたりは他たの誰だれよりも早はやくスタジオ入いりし、いつもセットの掃除そうじをしていたという [73]。
  • 鈴木すずき清きよし順じゅんは渡わたりの存在そんざいを月つきに例たとえていた[75]。
  • 石原いしはらプロに所属しょぞくしていたものの、「俳優はいゆうは一いち匹ひきの狼おおかみ」であるべきであり、気きに入いった仕事しごとだけを選えらびたいという信念しんねんを持もっていた[76]。

趣味しゅみ・嗜好しこう

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  • 趣味しゅみは「焚火たきび」、焚火たきびを見みながら煙けむりが何処どこへたどり着つくのかなどを漠然ばくぜんと考かんがえるのが好すきであったという[77]。また渡わたりの自宅じたくを訪おとずれた松田まつだ優作ゆうさくにも焚火たきびに付つき合あわせていたという[72]。
  • 甘党あまとうであり、ソフトクリーム好すきで[78]、石原いしはらプロワールドでは「渡わたり哲也てつやのヘルシーソフトクリーム」なる商品しょうひんが販売はんばいされていた。

その他た

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  • 『太陽たいようにほえろ!』では、石原いしはら裕次郎ゆうじろうの代役だいやくとしてボスのポジションを務つとめたが、日本にほんテレビと東宝とうほうは718話わで番組ばんぐみの放送ほうそうを終おわらせず、もう少すこし長ながい間あいだ、渡わたりを出演しゅつえんさせて『太陽たいようにほえろ!』を継続けいぞくさせる構想こうそうを持もっていた[79]。
  • 1966年ねん、映画えいが『愛あいと死しの記録きろく』で共演きょうえんして以来いらい数すう作品さくひんで共演きょうえんした吉永よしなが小百合さゆりとは、日活にっかつ所属しょぞく当時とうじ、結婚けっこんも考かんがえる仲なかであったが[80]、吉永よしながの両親りょうしんの反対はんたいにより断念だんねんした[81][82]。1998年ねんの映画えいが『時雨しぐれの記き』で約やく30年ねん振ふりの共演きょうえんを果はたすと[83]、2000年ねんの『長崎ながさきぶらぶら節ふし』でも共演きょうえん、また、宝酒造たからしゅぞう「松竹梅しょうちくばい」のCMでも共演きょうえん、互たがいにもう一度いちど映画えいがで共演きょうえんを望のぞんでいたが叶かなわなかった[84]。
  • プロテニスプレイヤーの錦織にしきおり圭けいは遠縁とおえんの親戚しんせきである。渡わたりの祖母そぼと錦織にしきおりの曽そ祖父そふが兄弟きょうだいにあたり、渡わたりは錦織にしきおりの試合しあいを観戦かんせんしたことがある[85]。
  • 石原いしはら裕次郎ゆうじろうと誕生たんじょう日びが同おなじである。年齢ねんれいは7歳さい差さ。

モデル・オマージュ

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  • 島崎しまざき譲ゆずる著ちょ『THE STAR』第だい5巻かんで大門おおもんプロ副ふく社長しゃちょうであり、大だい俳優はいゆうの嶋しま哲也てつや（しま てつや、渡わたりがモデル）が登場とうじょうし、天下てんかの大門おおもんプロが社運しゃうんを賭かけて巨費きょひを投とうじて企画きかくした新作しんさく刑事けいじドラマ『バイオレンス刑事けいじ（コップ）』で初はつ監督かんとくをする。嶋しまの独断どくだんで初はじめて大門おおもんプロ以外いがいの俳優はいゆうとして長瀬ながせ優ゆう也（主人公しゅじんこう）を主役しゅやくに抜擢ばってきし、どんなに危険きけんな状況じょうきょうでもおもしろいものになれば撮影さつえいを続行ぞっこうし、仕事しごとのためならなんでもする仕事しごとの鬼おにだが、閉鎖へいさ的てきになっていく大門おおもんプロに一いち石せきを投とうじるために長瀬ながせを起用きようし、人命じんめいさえもおびやかす危険きけんなシーンをこんなにも美うつくしい愛あいのシーンに変かえてしまう長瀬ながせの俳優はいゆうとしての力量りきりょうに感謝かんしゃしている。
  • 新田にったたつお著ちょ『静しずかなるドン』の「静しずかなる慕情ぼじょう」の挿話そうわで主人公しゅじんこうの近藤こんどう静也しずや（新鮮しんせん組ぐみ）が敵対てきたいする日本にっぽん最大さいだいの広域こういき暴力団ぼうりょくだん鬼おに州しゅう組ぐみ若わか頭あたま(No.2)として不ふ渡わたり哲也てつや（ふわたり てつや、渡わたりがモデル）が登場とうじょうし、六ろく代目だいめ組長くみちょう・海うみ腐くさ雄お二にからも力量りきりょうを見込みこまれて、七なな代目だいめ襲名しゅうめいのための手柄てがらとして新鮮しんせん組ぐみに決戦けっせんを挑いどむも戦たたかい慣なれしていないことが災わざわいして死亡しぼうする。
  • 宮崎みやざき克かつ・高岩たかいわヨシヒロ著ちょ『松田まつだ優作ゆうさく物語ものがたり』第だい4巻かんlegend of you;36.「Illusion」では、映画えいが監督かんとく：深作ふかさく欣二きんじのインタビューの中なかで深作ふかさくが優作ゆうさくと撮とる予定よていであった作品さくひん（口くちのきけないヤクザの話はなし）について語かたられ、その内容ないようを漫画まんがで再現さいげんした挿話そうわが描えがかれており、配役はいやくは口くちのきけないヤクザを松田まつだ優作ゆうさく、組長くみちょうを渡わたりが演えんじている[注釈ちゅうしゃく 3]。劇げき中ちゅうでは組長くみちょうの渡わたりに従順じゅうじゅんに仕つかえるヤクザの優作ゆうさくが幼おさななじみで組長くみちょうの情婦じょうふである女性じょせいとの逢引あいびききをマンションの外そとで待まっていたところ、ベランダからヒットマンが侵入しんにゅうするのを目撃もくげきし、それを電話でんわで渡わたりに伝つたえようとするも伝つたえることができずにマンションに響ひびく銃声じゅうせいを耳みみにして号泣ごうきゅうする優作ゆうさくの姿すがたが描えがかれている。
  • ゆでたまご原作げんさくの漫画まんが・アニメ『キン肉マンきんにくまん』には、渡わたりをモデルにした赤岩あかいわ刑事けいじ（『大だい都会とかいシリーズ』の黒岩くろいわ刑事けいじのパロディ）、または五ご分ふん刈かり刑事けいじが主おもにコメディパートに登場とうじょうする。

出演しゅつえん

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太字ふとじは主演しゅえん

映画えいが

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公開こうかい年ねん 作品さくひん名めい 役名やくめい 制作せいさく（配給はいきゅう） 備考びこう
1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん） あばれ騎士きし道どう 哲也てつや 日活にっかつ デビュー作さく
青春せいしゅんの裁さばき 古島こじま菊男きくお 日活にっかつ
真紅しんくな海うみが呼よんでるぜ 津川つがわ了りょう次じ 日活にっかつ
泣なかせるぜ 白石しらいし浩ひろし 日活にっかつ
拳銃けんじゅう無宿むしゅく 脱獄だつごくのブルース 佐賀さが達たち次じ 日活にっかつ
赤あかい谷間たにまの決けつ斗と 渡辺わたなべ健けん 日活にっかつ
星ほしと俺おれとできめたんだ 大日向おおひなた三郎さぶろう 日活にっかつ
1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん） 東京とうきょう流ながれ者もの 本堂ほんどう哲也てつや 日活にっかつ
赤あかいグラス 速水はやみ弘志ひろし 日活にっかつ
逢あいたくて逢あいたくて 梶かじ貫太郎かんたろう 日活にっかつ
骨ほねまで愛あいして 加納かのう誠まこと 日活にっかつ
あなたの命いのち 火野ひの隆三りゅうぞう 日活にっかつ
愛あいと死しの記録きろく 三原みはら幸雄ゆきお 日活にっかつ
白鳥しらとり 近藤こんどう淳あつし 日活にっかつ
続ぞく東京とうきょう流ながれ者もの 海うみは真まっ赤かな恋こいの色いろ 本堂ほんどう哲也てつや 日活にっかつ
嵐あらしを呼よぶ男おとこ 国分こくぶ正一しょういち 日活にっかつ
1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん） 青春せいしゅんの海うみ 山崎やまざき次郎じろう 日活にっかつ
夢ゆめは夜よるひらく 片桐かたぎり誠まこと 日活にっかつ
星ほしよ嘆なげくな 勝利しょうりの男おとこ 速水はやみ隆次りゅうじ 日活にっかつ
陽ひのあたる坂道さかみち 田代たしろ信次しんじ 日活にっかつ
燃もえる雲くも 朝日奈あさひな隆たかし 日活にっかつ
反逆はんぎゃく 深沢ふかざわ礼治れいじ 日活にっかつ
錆さびたペンダント 志野しの英次えいじ 日活にっかつ
紅べにの流ながれ星ぼし 杉浦すぎうら五郎ごろう 日活にっかつ
君きみは恋人こいびと 赤井あかい 日活にっかつ
東京とうきょう市街しがい戦せん 健太郎けんたろう 日活にっかつ
1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん） 無頼ぶらいより 大だい幹部かんぶ 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
男おとこの掟おきて 宗方むなかた玄げん造づくり 日活にっかつ
大だい幹部かんぶ 無頼ぶらい 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
わが命いのちの歌うた 艶つや歌か 津つ上うえ卓也たくや 日活にっかつ
無頼ぶらい非情ひじょう 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
だれの椅子いす? 菅原すがわら謙一けんいち 日活にっかつ
あゝひめゆりの塔とう 青年せいねん 日活にっかつ
東シナ海ひがししなかい 玉城たまき尚しょう敬けい 日活にっかつ
無頼ぶらい 人じん斬ぎり五ご郎ろう 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
燃もえる大陸たいりく 磯村いそむら敬一けいいち 日活にっかつ
無頼ぶらい 黒くろ匕首ひしゅ 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん） 花はなひらく娘むすめたち 信次しんじ 日活にっかつ
地獄じごくの破門はもん状じょう 松まつ旭あさひ斎ひとし直ちょく八はち 日活にっかつ
野獣やじゅうを消けせ 浅井あさい徹也てつや 日活にっかつ
無頼ぶらい 殺ころせ 藤川ふじかわ五郎ごろう 日活にっかつ
やくざ渡わたり鳥どり 悪党あくとう稼業かぎょう 香港ほんこんジョー 日活にっかつ
前科ぜんか 仮釈放かりしゃくほう 大原おおはら竜次りゅうじ 日活にっかつ
博徒ばくと無情むじょう 高見沢たかみざわ村むら次じ 日活にっかつ
前科ぜんか ドス嵐あらし 松永まつなが竜次りゅうじ 日活にっかつ
大だい幹部かんぶ 殴なぐり込こみ 風間かざま哲あきら 日活にっかつ
荒あらい海うみ 北見きたみ洋二ようじ 日活にっかつ
昭和しょうわやくざ系図けいず 長崎ながさきの顔かお 高こう間あいだ慶けい二に 日活にっかつ
やくざ番外地ばんがいち 抹殺まっさつ 早川はやかわ進すすむ 日活にっかつ
嵐あらしの勇者ゆうしゃたち 唐沢からさわ恭きょう 日活にっかつ
1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん） やくざの横顔よこがお 本堂ほんどう哲あきら平たいら 日活にっかつ
富士ふじ山頂さんちょう 加田かだ雄平ゆうへい 日活にっかつ・石原いしはらプロモーション
斬きり込こみ 庄司しょうじ新しん 日活にっかつ
花はなの特攻隊とっこうたい あゝ戦友せんゆうよ 白石しらいし浩ひろし 日活にっかつ
スパルタ教育きょういくくたばれ親父おやじ 原はら和也かずや ダイニチ
大だい幹部かんぶ ケリをつけろ 朝倉あさくら竜次りゅうじ ダイニチ
新宿しんじゅくアウトロー ぶっ飛とばせ 西にし神かみ勇次ゆうじ ダイニチ
1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん） 関東かんとう流ながれ者もの 滝村たきむら周次しゅうじ ダイニチ
甦よみがええる大地だいち 中館なかだて広之ひろゆき肋あばら 松竹しょうちく・石原いしはらプロモーション
関東かんとう幹部かんぶ会かい 寺田てらだ次郎じろう ダイニチ
暁あかつきの挑戦ちょうせん 倉石くらいし鉄てつ二郎じろう フジTV新国劇しんこくげき・松竹しょうちく
関東かんとう破門はもん状じょう 寺田てらだ次郎じろう ダイニチ
さらば掟おきて 武井たけい吾郎ごろう 松竹しょうちく
1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん） 追おいつめる 武たけ上うえ次郎じろう 松竹しょうちく
剣けんと花はな 石津いしづ文三郎ぶんざぶろう 松竹しょうちく
人生じんせい劇場げきじょう　青春せいしゅん・愛欲あいよく・残ざん侠篇 宮川みやがわ 松竹しょうちく
1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん） 反逆はんぎゃくの報酬ほうしゅう 村木むらき駿しゅん 東宝とうほう
花はなと龍りゅう　青雲せいうん篇へん　愛憎あいぞう篇へん　怒涛どとう篇へん 玉井たまい金五郎きんごろう 松竹しょうちく
ゴキブリ刑事けいじ 鳴神なるかみ涼すずし 東宝とうほう・石原いしはらプロモーション
野良犬のらいぬ 村上むらかみ 松竹しょうちく
人間にんげん革命かくめい ジャンパーの男おとこ 東宝とうほう・シナノ企画きかく
日本にっぽん侠花伝でん 田中たなか清次郎せいじろう 東宝とうほう
ザ・ゴキブリ 鳴神なるかみ涼すずし 東宝とうほう・石原いしはらプロモーション
1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん） 仁義じんぎの墓場はかば 石川いしかわ力夫りきお 東映とうえい
1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん） 続ぞく・人間にんげん革命かくめい 島谷しまたに 東宝とうほう
やくざの墓場はかば くちなしの花はな 黒岩くろいわ竜りゅう 東映とうえい
1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん） 時計とけい Adieu l'Hiver 高松たかまつ二郎じろう 日本にっぽんヘラルド・フジテレビ
1992年ねん（平成へいせい4年ねん） 三国志さんごくし 第だい一部いちぶ・英雄えいゆうたちの夜明よあけ 曹操そうそう孟はじめ徳とく 東映とうえい 声こえの出演しゅつえん
1993年ねん（平成へいせい5年ねん） 三国志さんごくし 第だい二に部ぶ・長江ながえ燃もえゆ! 曹操そうそう孟はじめ徳とく 東映とうえい 声こえの出演しゅつえん
第だい1回かい欽ちゃんのシネマジャック「港みなと」 下川しもかわ仙せん一いち 東宝とうほう
1994年ねん（平成へいせい6年ねん） 第だい2回かい欽ちゃんのシネマジャック「蛍ぼたるの光ひかり」「食たべる ある愛あいのカタチ」 松まつ矢一やいち平たいら 東宝とうほう
1996年ねん（平成へいせい8年ねん） わが心しんの銀河ぎんが鉄道てつどう 宮沢みやざわ賢治けんじ物語ものがたり 宮沢みやざわ政次郎まさじろう 東映とうえい
1997年ねん（平成へいせい9年ねん） 誘拐ゆうかい 津波つなみ浩ひろし 東宝とうほう
1998年ねん（平成へいせい10年ねん） 時雨しぐれの記き 壬生みぶ孝之助こうのすけ 東映とうえい
2000年ねん（平成へいせい12年ねん） 長崎ながさきぶらぶら節ふし 古賀こが十じゅう二に郎ろう 東映とうえい
2001年ねん（平成へいせい13年ねん） BROTHER 政せい会かい組長くみちょう オフィス北野きたの・松竹しょうちく
2002年ねん（平成へいせい14年ねん） 修羅しゅらの群むれ 稲原いなはら裕之ひろゆき ミュージアム
2004年ねん（平成へいせい16年ねん） レディ・ジョーカー 物井ものい清三せいぞう 東映とうえい
2005年ねん（平成へいせい17年ねん） 男おとこたちの大和やまと/YAMATO 伊藤いとう整一せいいち 東映とうえい

テレビドラマ

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舞台ぶたい

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歌うた番組ばんぐみ

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NHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん出場しゅつじょう歴れき

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年度ねんど/放送ほうそう回かい 回かい 曲目きょくもく 出演しゅつえん順じゅん 対戦たいせん相手あいて 備考びこう
1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）/第だい25回かい 初はつ くちなしの花はな 13/25 都みやこはるみ
1993年ねん（平成へいせい05年ねん）/第だい44回かい 2 くちなしの花はな（2回かい目め） 08/26 いしだあゆみ 石原いしはら裕次郎ゆうじろう7回忌かいきの年としに、第だい一部いちぶトリで歌唱かしょう
注意ちゅうい点てん
  • 曲名きょくめいの後のちの（○回かい目め）は紅白こうはくで披露ひろうされた回数かいすうを表あらわす。
  • 出演しゅつえん順じゅんは「出演しゅつえん順じゅん/出場しゅつじょう者しゃ数すう」で表あらわす。

その他た

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  • ふたりのビッグショー（1994年ねん1月がつ2日にち、NHK）
    新春しんしゅん企画きかく 渡わたり哲也てつや・加藤かとう登紀子ときこ「青春せいしゅんのスタンダード 石原いしはら裕次郎ゆうじろうを歌うたう」

ドキュメンタリー

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  • 感動かんどうドキュメント 渡わたり哲也てつや 波瀾万丈はらんばんじょうの54年ねん（1996年ねん、TBS）

他た多数たすう

CM

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  • 宝酒造たからしゅぞう 松竹梅しょうちくばい、松竹梅しょうちくばい「天てん」（2003年ねん9月 - 2021年ねん9月がつ）
    もともと石原いしはら裕次郎ゆうじろうが出演しゅつえんしていたもの（1968年ねん - 1987年ねん）を石原いしはらの没後ぼつごに引ひき継ついだ（1989年ねん - ）。引継ひきつぎ以前いぜんの一時期いちじき、渡わたりは同業どうぎょう他社たしゃの大関おおぜきのCMに出演しゅつえんしていた。大関おおぜきでは大瀧おおたき詠一えいいちがCMソングを手てがけたものもあり、松竹梅しょうちくばいでは渡わたり自みずからがCMソングのフレーズ「喜よろこびの酒さけ…」を歌うたうこともあった。1995年ねんには実弟じってい・渡瀬わたせとも『松竹梅しょうちくばい』のCMで共演きょうえんを果はたした[88]。1998年ねんから3年間ねんかんは吉永よしなが小百合さゆりと共演きょうえん。2003年ねん9月がつ以降いこうは、主力しゅりょく商品しょうひんが「松竹梅しょうちくばい 天てん」に移行いこうし[89]、しばらくは女優じょゆうとの共演きょうえんは無なかったが、2014年ねん10月がつから前田まえだ敦子あつこと共演きょうえんするCMが放送ほうそうされた[90]。松竹梅しょうちくばい「天てん」のCMソングの最後さいごには渡わたりの「天てん」の声こえが挿入そうにゅうされている。
    2020年版ねんばんでは、過去かこ映像えいぞうの合成ごうせいによる「石原いしはら裕次郎ゆうじろうとの初はつ共演きょうえん版ばん」として作つくられた。裕次郎ゆうじろう出演しゅつえん版ばんと渡わたり出演しゅつえん版ばんの過去かこ映像えいぞうを合成ごうせいし[91]、2020年ねんに収録しゅうろくした渡わたりの音声おんせいを加くわえている[92]。2021年ねん9月がつ以降いこうの出演しゅつえん契約けいやくは更新こうしんせず、今回こんかいのCM撮影さつえいを以って渡わたりは松竹梅しょうちくばいのCM出演しゅつえんから勇退ゆうたいした。
  • 東芝とうしば インバーターエアコン
  • カゴメ トマトジュース
  • 日本にっぽん興亜こうあ損保そんぽ 舘たてひろし、神田かんだ正輝まさき、深江ふかえ卓たく次じと共演きょうえん
  • 日本にっぽんコカ・コーラ ジョージア 木村きむら拓哉たくや（SMAP）と共演きょうえん
    • 登場とうじょう篇へん（2006年ねん6月がつ - ）
    • ストリートミュージシャン編へん（2006年ねん8月がつ - ）
    • カミナリ篇へん（2006年ねん10月がつ - ）
    • ベンダー前まえ篇へん（2006年ねん11月 - ）
    • オフィス篇へん（2006年ねん11月 - ）
    • 純金じゅんきん名刺めいし・今年ことしもよろしく篇へん（2007年ねん1月がつ - ）
    • 純金じゅんきん名刺めいし・応募おうぼ篇へん（2007年ねん1月がつ - ）
    • 呼よび出だし篇へん（2007年ねん1月がつ - ）
    • もう一本いっぽん篇へん（2007年ねん1月がつ10日とおか - ）
    • 純金じゅんきん名刺めいし・締切しめきり迫せまる篇へん（2007年ねん2月がつ - ）
    • 湯気ゆげ篇へん（2007年ねん2月がつ - ）
    • 桜さくら篇へん（2007年ねん3月がつ21日にち - ）
    • 駅えき篇へん（2007年ねん5月がつ - ）佐藤さとうめぐみと共演きょうえん
    • 部下ぶかに心配しんぱいされる篇へん（2007年ねん7月がつ - ）木村きむら祐一ゆういちと共演きょうえん
    • 上司じょうしにお詫わび篇へん（2007年ねん8月がつ - ）山崎やまざき静代しずよと共演きょうえん
    • 女おんなスパイ参上さんじょう篇へん（2007年ねん10月がつ - ）ベイスー・ウーと共演きょうえん
  • 第だい一いち三共さんきょう
    • 企業きぎょう 「どこの薬くすりか」編へん（2008年ねん3月がつ - ）
    • リゲイン 「リジャパン 勇気ゆうきのしるし」編へん（2012年ねん4月がつ - ）
  • 年末ねんまつジャンボ宝たからくじ（2013年ねん11月・12月） - 木村きむら拓哉たくや、壇だん蜜みつ、クリス松村まつむらとの共演きょうえんだが、人形にんぎょうでの出演しゅつえん

ゲーム

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作品さくひん

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シングル

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発売はつばい日び 規格きかく 規格きかく品番ひんばん 面めん タイトル 作詞さくし 作曲さっきょく 編曲へんきょく
クラウンレコード
1965年ねん6月がつ EP CW-300 A 純愛じゅんあいのブルース[注釈ちゅうしゃく 6] 星野ほしの哲郎てつろう 叶かのう弦つる大だい 重松しげまつ岩雄いわお
B 真まっ赤かなドラム
1965年ねん10月がつ EP CW-363 A 俺おれとお前まえの明日あしたがある 関根せきね浩子ひろこ 叶かのう弦つる大だい 安田やすだ彫ほ花はな
B 男おとこの波止場はとば 星野ほしの哲郎てつろう 重松しげまつ岩雄いわお
1966年ねん3月がつ EP CW-463 A 東京とうきょう流ながれ者もの 川内かわうち和子かずこ 不ふ詳しょう 採譜さいふ・補作ほさく曲きょく：叶かのう弦つる大だい
B ラテン街がいの夜よる 星野ほしの哲郎てつろう 叶かのう弦つる大だい 小杉こすぎ仁ひとし三さん
1966年ねん EP CW-487[注釈ちゅうしゃく 7] A 男おとこがかける夢ゆめの橋はし[注釈ちゅうしゃく 8] 原はら健三郎けんざぶろう 谷たに淳雄あつお 福田ふくだ正ただし
1966年ねん8月がつ EP CW-530 A 海うみは真赤まっかな恋こいの色いろ[注釈ちゅうしゃく 9] 川内かわうち和子かずこ 叶かのう弦つる大だい 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B あの娘むすめのために死しぬんだぜ[注釈ちゅうしゃく 10] 北原きたはらじゅん 北原きたはらじゅん
1966年ねん9月がつ EP CW-538 A 星ほしよ嘆なげくな 水島みずしま哲あきら 叶かのう弦つる大だい 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B 星ほしから来きたあの娘むすめ
1967年ねん1月がつ EP CW-604 A 嵐あらしを呼よぶ男おとこ[注釈ちゅうしゃく 11] 井上いのうえ梅次うめじ 大森おおもり盛もり太郎たろう 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B 世界せかいでひとり 星野ほしの哲郎てつろう 叶かのう弦つる大だい
1967年ねん4月がつ EP CW-644 A 陽ひのあたる坂道さかみち 関根せきね浩子ひろこ 川上かわかみ始はじめ 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B 青空あおぞら抱だいて 叶かのう弦つる大だい
1967年ねん8月がつ EP CW-681 A 夏なつの日ひの恋こい 星野ほしの哲郎てつろう 叶かのう弦つる大だい 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B 俺おれの明日あしたはどこにある 川内かわうち和子かずこ
1967年ねん9月がつ EP CW-726 A 浜辺はまべで逢あえるさ 奥村おくむら英夫ひでお 清水しみず路ろ雄ゆう
B 白しろい貝かいがら
1967年ねん12月 EP CW-772 A 海うみを見みていたジョニー 五木いつき寛之ひろゆき 叶かのう弦つる大だい 安藤あんどう実みのる親おや
B 白しろい鳩ばと 水島みずしま哲あきら 小杉こすぎ仁ひとし三さん
1968年ねん2月がつ EP CW-781 A いつまでも二に人にんで 水島みずしま哲あきら 叶かのう弦つる大だい 重松しげまつ岩雄いわお
B 愛あいの歌うた
1968年ねん7月がつ EP CW-839 A 男おとこの流転るてん 藤田ふじた五郎ごろう 叶かのう弦つる大だい 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B 男泣おとこなき
1968年ねん12月 EP CW-888 A 燃もえる大陸たいりく 浜口はまぐち庫之助くらのすけ 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B たった一いち度どの恋こい 西川にしかわひとみ 小杉こすぎ仁ひとし三さん
1969年ねん11月 EP CW-993 A 赤あかと黒くろのブルース 奥野おくの椰子やし夫おっと 加賀谷かがや伸しん 小杉こすぎ仁ひとし三さん
B さすらいは俺おれの恋人こいびと 水沢みずさわ圭吾けいご 叶かのう弦つる大だい
テイチクレコード
1969年ねん10月がつ5日にち EP SN-853 A ギターと旅たびびと[注釈ちゅうしゃく 12] 池田いけだ充男みつお 村沢むらさわ良介りょうすけ 山倉やまくらたかし
B 荒野あらのの赤あかい花はな
1969年ねん12月 EP SN-893 A 赤あかい夕陽ゆうひに 川内かわうち康範やすのり 村沢むらさわ良介りょうすけ 山倉やまくらたかし
B 花はなと竜りゅう 野崎のさき真一しんいち
1970年ねん11月 EP SN-1034 A 渡世人とせいにん 池田いけだ充男みつお 野崎のさき真一しんいち 山倉やまくらたかし
B 男おとこのまごころ 高月たかつきことば 上原うえはら賢けん六ろく 山田やまだ栄一えいいち
1971年ねん1月がつ EP SN-1051 A 東京とうきょう流ながれ者もの 高月たかつきことば 不ふ詳しょう 山倉やまくらたかし
B 網走あばしり番外地ばんがいち 伊藤いとう一はじめ、タカオカンベ
1971年ねん2月がつ EP SN-1080 A たそがれのブルース 滝田たきた順じゅん 村沢むらさわ良介りょうすけ 山倉やまくらたかし
B 関東かんとう流ながれ唄うた 宮原みやはら和男かずお 由樹ゆき俊一郎しゅんいちろう
1971年ねん7月がつ EP SN-1144 A 哀歌あいか 池田いけだ充男みつお 曽根そね幸さいわい明あきら
B 幸福こうふくにくちづけを
1971年ねん7月がつ EP SN-1197 A 流浪るろう ちあき哲也てつや 曽根そね幸さいわい明あきら
B 四よっつの壁かべ
1972年ねん4月がつ EP SN-1234 A 都会とかいの子守こもり唄うた 二に条じょう冬ふゆ詩夫うたお 南みなみ有二ゆうじ 山倉やまくらたかし
B 港みなとの詩し 池田いけだ充男みつお 村沢むらさわ良介りょうすけ
1972年ねん8月がつ EP SN-1266 A 御ご意見いけん無用むようのブルース 猪又いのまた良りょう 猪俣いのまた公こう章あきら 山倉やまくらたかし
B 青春せいしゅん挽歌ばんか
ポリドール・レコード
1973年ねん EP DR-1725 A 男おとこの別わかれ歌か 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 伊部いべ晴美はるみ
B 昭和しょうわ仁義じんぎ
1973年ねん8月がつ21日にち EP DR-1790 A くちなしの花はな[注釈ちゅうしゃく 13][25] 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 通とおりゃんせ仁義じんぎ
1974年ねん6月がつ EP DR-1855 A わかれ花はな（男おとこの別わかれ歌か） 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 伊部いべ晴美はるみ
B 昭和しょうわ仁義じんぎ
1974年ねん10月がつ EP DR-1899 A あじさいの雨あめ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 夕陽ゆうひ
1975年ねん4月がつ EP DR-1923 A あいつ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 郷愁きょうしゅう
1975年ねん11月21日にち EP DR-1999 A みちづれ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B さすらい紀行きこう
1976年ねん9月がつ EP DR-6044 A 水割みずわり 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 通とおり雨あめ
1977年ねん4月がつ EP DR-6090 A ひとり[注釈ちゅうしゃく 14][94] 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 朝あさやけ
1978年ねん3月がつ EP DR-6190 A ほおずき ちあき哲也てつや 杉本すぎもと真人まさと 斉藤さいとう恒夫つねお
B 寒暖計かんだんけい 佐藤さとう寛ひろし
1978年ねん10月がつ EP DR-6250 A 日暮ひぐれ坂ざか[注釈ちゅうしゃく 15][95] 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B ふるさと灯あかり
1979年ねん5月がつ EP DR-6305 A おもいで蛍ぼたる 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる
B 水割みずわり
1979年ねん5月がつ EP DR-6312 A みちづれ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B あじさいの雨あめ
1979年ねん11月 EP DR-6365 A 妹いもうとへ ちあき哲也てつや 伊部いべ晴美はるみ
B 鳳仙花ほうせんか 杉本すぎもと真人まさと 伊部いべ晴美はるみ
1980年ねん6月がつ EP DR-6415 A 酒さけは男おとこの子守こもり唄うた 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる
B 小ちいさな春はる
1980年ねん12月 EP 7DX-1026 A 旅路たびじの雨あめ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる
B 夢ゆめふたつ
1981年ねん10月がつ EP 7DRX-1119 A さざんかの女おんな 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 凩こがらしの街まち
トーラスレコード
1982年ねん2月がつ1日にち EP 07TR-1006 A 雪ゆきわり草そう 塔山とうやま清きよし 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 歌うたい残のこした歌うた
1982年ねん6月がつ EP 07TR-1015 A 無理むりをするなよ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 思おもい出で酒場さかば 塔山とうやま清きよし 京きょう建けん輔
1982年ねん12月 EP 07TR-1026 A めぐり逢あいしのび逢あい[注釈ちゅうしゃく 16] 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B さすらいの挽歌ばんか 塔山とうやま清きよし
1983年ねん11月 EP 07TR-1050 A 逢坂おうさか川がわ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 大阪おおさか暮色ぼしょく
1984年ねん11月 EP 07TR-1080 A 風車かざぐるま 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 斉藤さいとう恒夫つねお
B 夢ゆめの中なか 池多いけだ孝春たかはる
1985年ねん5月がつ1日にち EP 07TR-1090 A 流氷りゅうひょうの街まち 小椋おぐら佳けい 竜崎りゅうざき孝たかし路ろ
B ほのあかり
1986年ねん6月がつ1日にち EP 07TR-1121 A 風かぜの舞まう港みなとから 小椋おぐら佳けい 竜崎りゅうざき孝たかし路ろ
B 花はな飾かざり
1986年ねん11月 EP 07TR-1141 A わかれ道みち[注釈ちゅうしゃく 17] 水木みずきかおる 杉本すぎもと真人まさと 竜崎りゅうざき孝たかし路ろ
B 海鳴うみなり
1987年ねん7月がつ EP 07TR-1159 A 雨降あめふり花はな 水木みずきかおる 杉本すぎもと真人まさと 前田まえだ俊明としあき
B 雨降あめふりやまず
1988年ねん9月がつ15日にち EP 07TR-1193

10TT-7117

A ラストシーンは見みたくない[注釈ちゅうしゃく 18] 水木みずきかおる／杉本すぎもと真人まさと 杉本すぎもと真人まさと 佐藤さとう寛ひろし
8cmCD B 春来はるき川がわ
1989年ねん2月がつ8日にち 8cmCD 10TT-7204 A 彷徨ほうこう人じん[注釈ちゅうしゃく 19] 水木みずきかおる 杉本すぎもと真人まさと 佐藤さとう寛ひろし
B 帰郷ききょう 塔山とうやま清きよし 遠藤えんどう実みのる 京きょう建けん輔
1989年ねん5月がつ1日にち 8cmCD 10TT-7212 A 青春せいしゅんばんから[注釈ちゅうしゃく 20] ちあき哲也てつや 杉本すぎもと真人まさと 川村かわむら栄二えいじ
B 酒さけよ 遠藤えんどう実みのる 池多いけだ孝春たかはる
1991年ねん1月がつ30日にち 8cmCD TADL-7317 1 ありんこ[注釈ちゅうしゃく 21] 門谷もんや憲二けんじ 山崎やまざき稔みのる 矢島やじま賢けん
2 冬ふゆの駅えき
1992年ねん9月がつ30日にち 8cmCD TADL-7342 1 風ふう蕭しょう蕭しょうと[注釈ちゅうしゃく 22] 水木みずきかおる 杉本すぎもと真人まさと 前田まえだ俊明としあき
2 ひとり
1993年ねん2月がつ24日にち 8cmCD TADL-7353 1 酒さけがたり 里村さとむら龍一りゅういち 三木みきたかし 竜崎りゅうざき孝たかし路ろ
2 北きたの駅舎えきしゃ
1993年ねん8月がつ25日にち 8cmCD TADL-7365 1 友ともよ 水木みずきかおる 三木みきたかし 矢野やの立美たつみ
2 ひと吹ふきの風ふう
1994年ねん2月がつ9日にち 8cmCD TADL-7370 1 酔よい挽歌ばんか 荒木あらきとよひさ 三木みきたかし 矢野やの立美たつみ
2 時ときは何なにも知しらずに 川村かわむら栄二えいじ
1995年ねん3月がつ29日にち 8cmCD TADL-7395 1 花はなあかり 水木みずきかおる 浜はま圭介けいすけ 前田まえだ俊明としあき
2 花はなあかり～ワルツ～
1995年ねん5月がつ10日とおか 8cmCD TADL-7396 1 花はなあかり 水木みずきかおる 浜はま圭介けいすけ 前田まえだ俊明としあき
2 風花かざばな 三木みきたかし 矢野やの立美たつみ
Webkoo
2003年ねん3月がつ19日にち CD WKSL-4001 1 逢あいたいね 建石たていし一はじめ 杉本すぎもと真人まさと 山川やまかわ恵津子えつこ
2 朝あさやけ 水木みずきかおる 遠藤えんどう実みのる 佐藤さとう寛ひろし

アルバム

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  • 冬ふゆ列島れっとう（ポリドール・レコード、MR-3092）
  • おもいで螢ぼたる／みちづれ（ポリドール・レコード、MR-3181）
  • 酒さけは男おとこの子守こもり唄うた（1980年ねん、ポリドール・レコード、28MX-1010）
  • 風かぜの舞まう港みなとから（1986年ねん、taurus、28TR-2110）
  • ラストシーンは見みたくない（1988年ねん、taurus、32TX-1088）
  • 渡わたり哲也てつや スーパーベスト（2003年ねん4月がつ6日にち、Webkoo）
  • GOLDEN☆BEST 渡わたり哲也てつや（2004年ねん6月がつ2日にち、ユニバーサルミュージック）

受賞じゅしょう・受章じゅしょう

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演えんじた俳優はいゆう

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 渡わたりと菅原すがわらは2002年ねんに公開こうかいされた『修羅しゅらの群むれ 第だい三さん部ぶ 完結かんけつ編へん 大だい抗争こうそう列島れっとう!!』で2人ふたりが絡からむシーンはないが出演しゅつえんしている。
  2. ^ 財産ざいさんについては、石原いしはら側がわは結局けっきょく気持きもちだけを受うけ取とったという。このエピソードはドラマ『弟おとうと』でも触ふれられている。
  3. ^ 深作ふかさく自身じしん、キャストをその2人ふたりで構想こうそうを練ねっていたそうである[要よう出典しゅってん]。
  4. ^ 実弟じっていの渡瀬わたせ恒彦つねひこと役やく上じょうも兄弟きょうだい役やくとして共演きょうえん。
  5. ^ 渡瀬わたせ恒彦つねひこと共ともに主演しゅえん。
  6. ^ デビュー曲きょく。日活にっかつ映画えいが『真紅しんくな海うみが呼よんでるぜ』主題歌しゅだいか。
  7. ^ 片面かためんは、小林こばやし旭あさひ＆坂さか芳子よしこの「かけ橋はし音頭おんど」。
  8. ^ 坂さか芳子よしことのデュエット。
  9. ^ 日活にっかつ映画えいが『海うみは真赤まっかな恋こいの色いろ』主題歌しゅだいか。
  10. ^ 日活にっかつ映画えいが『あの娘むすめのために死しぬんだぜ』主題歌しゅだいか。
  11. ^ 石原いしはら裕次郎ゆうじろうのカバー。
  12. ^ 初はつのオリコンランクイン。最高さいこう位い65位い。
  13. ^ 150万まん枚まいの大だいヒット。オリコン最高さいこう位い4位い。全日本ぜんにほん有線ゆうせん放送ほうそう大賞たいしょう金賞きんしょう受賞じゅしょう。
  14. ^ 日本にほんテレビ系けい『大だい都会とかいPARTII』挿入歌そうにゅうか。50万まん枚まいの大だいヒット。
  15. ^ 日本にほんテレビ系けい『大だい都会とかいPARTIII』主題歌しゅだいか。当時とうじで15万まん枚まいほど、最終さいしゅう的てきには「ひとり」の半分はんぶんくらいの売上うりあげに留とまる。
  16. ^ 多岐川たきがわ裕美ひろみとのデュエット。
  17. ^ いしだあゆみとのデュエット。
  18. ^ 松坂まつさか慶子けいことのデュエット。
  19. ^ カシオ計算機かしおけいさんき「VALERIE」CMソング。
  20. ^ 宝酒造たからしゅぞう「松竹梅しょうちくばい」CMソング。
  21. ^ ANB系けいドラマ『代表だいひょう取締役とりしまりやく刑事けいじ』エンディング・テーマ。
  22. ^ ANB系けいドラマ『用心棒ようじんぼうかかし半兵衛はんべえ』主題歌しゅだいか。

視聴しちょう率りつ

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  1. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう16.5%、関西かんさい18.5%。
  2. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう20.9%。
  3. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう21.4%。
  4. ^ 全ぜん5話わの平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう24.4%。
  5. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう20.3%。
  6. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう21.4%。
  7. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう20.3%。
  8. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう19.6%、関西かんさい24.8%。
  9. ^ 平均へいきん視聴しちょう率りつは関東かんとう16.8%。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e 石原いしはらプロモーション｜渡わたり哲也てつや
  2. ^ a b “俳優はいゆう 渡わたり哲也てつやさんが死去しきょ 78歳さい 肺炎はいえんのため”. NHKニュース. (2020年ねん8月がつ14日にち). オリジナルの2020年ねん8月がつ14日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200814121607/https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200814/k10012567381000.html 2020年ねん8月がつ14日にち閲覧えつらん。 
  3. ^ a b “俳優はいゆうの渡わたり哲也てつやさんが死去しきょ 肺炎はいえん、78歳さい、家族かぞく葬そう…故人こじんの遺志いしによりお別わかれ会かいなし”. デイリースポーツ. (2020年ねん8月がつ14日にち). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/08/14/0013603987.shtml 2020年ねん8月がつ14日にち閲覧えつらん。 
  4. ^ a b c d e f 「渡わたり哲也てつやインタビュー　高平たかひら哲郎てつろう」『渡わたり哲也てつや さすらいの詩し』芳賀はが書店しょてん〈シネアルバム(67)〉、1978年ねん、153-168頁ぺーじ。ISBN 4-8261-0067-1。 
  5. ^ a b c 柏木かしわぎ 1997, pp. 38–47
  6. ^ a b c d 「スペシャル・インタビュー 渡わたり哲也てつや」『週刊しゅうかん明星みょうじょう』1982年ねん8月がつ26日にち号ごう、集英社しゅうえいしゃ、40-45頁ぺーじ。 
  7. ^ “兵庫ひょうご県けん三田みた市し市勢しせい要覧ようらん　三田みたをもっと伝つたえたい!! (1)fromさんだtoさんだ　三田みたから羽はばたく　青春せいしゅんを刻きざんだ街まち・三田みた　あらゆる世代せだいを魅了みりょうする役者やくしゃ魂たましい　俳優はいゆう 渡わたり 哲也てつやさん”. 三田みた市し. 2020年ねん8月がつ16日にち閲覧えつらん。
  8. ^ a b c d e f “渡わたり哲也てつや 略歴りゃくれき”. Kinenote. 2022年ねん7月がつ22日にち閲覧えつらん。
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参考さんこう文献ぶんけん

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追悼ついとう出版しゅっぱん

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関連かんれん項目こうもく

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旧きゅう所属しょぞく俳優はいゆう・歌手かしゅ
石原いしはらプロ制作せいさく
映画えいが・ドラマほか
映画えいが

太平洋たいへいようひとりぼっち - 殺人さつじん者しゃを消けせ - 敗やぶれざるもの - 城しろ取とり - 二人ふたりの世界せかい - 青春せいしゅん大統領だいとうりょう - 栄光えいこうへの挑戦ちょうせん - 黒部くろべの太陽たいよう - 夕ゆう月がつ - 栄光えいこうへの5000キロ - 富士ふじ山頂さんちょう - 愛あいの化石かせき - ある兵士へいしの賭かけ - エベレスト大だい滑降かっこう - 男おとこの世界せかい - 甦よみがええる大地だいち - 蒼あおいざめた日曜日にちようび - 影かげ狩かり - 影かげ狩かり ほえろ大砲たいほう - 反逆はんぎゃくの報酬ほうしゅう - ゴキブリ刑事けいじ - ザ・ゴキブリ - 欽ちゃんのシネマジャック - 終おわった人ひと

ドラマ

冬物ふゆもの語ご - 大だい都会とかいシリーズ（大だい都会とかい 闘たたかいの日々ひび - 大だい都会とかい PARTII - 大だい都会とかい PARTIII） - 浮浪ふろう雲くも - 西部せいぶ警察けいさつシリーズ（西部せいぶ警察けいさつ - 西部せいぶ警察けいさつ PART-II - 西部せいぶ警察けいさつ PART-III - 西部せいぶ警察けいさつ SPECIAL） - ただいま絶好調ぜっこうちょう! - ゴリラ・警視庁けいしちょう捜査そうさ第だい8班はん - 代表だいひょう取締役とりしまりやく刑事けいじ - 生命せいめい燃もえゆ - 愛あいしの刑事けいじ - 弟おとうと - 祇園ぎおん囃子ばやし - マグロ - おいしいごはん 鎌倉かまくら・春日井かすがい米べい店てん - 告知こくちせず - 結婚けっこん

その他た
スタッフ
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ブルーリボン賞しょう 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい

括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）

ブルーリボン賞しょう 助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい

括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）

ブルーリボン賞しょう 新人しんじん賞しょう
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい

括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）

1940年代ねんだい
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
  • 括弧かっこ内ないは作品さくひん年度ねんどを示しめす、授賞じゅしょう式しきの年としは翌年よくねん（2月がつ）
キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン 助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
日刊にっかんスポーツ映画えいが大賞たいしょう 主演しゅえん男優だんゆう賞しょう
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
日刊にっかんスポーツ映画えいが大賞たいしょう 助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
報知ほうち映画えいが賞しょう 助演じょえん男優だんゆう賞しょう
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
エランドール賞しょう 新人しんじん賞しょう
1950年代ねんだい
1960年代ねんだい
1970年代ねんだい
1980年代ねんだい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
1 - 10作さく
11 - 20作さく
21 - 30作さく
31 - 40作さく
41 - 50作さく
51 - 60作さく
61 - 70作さく
その他た（NHK新しん大型おおがた時代じだい劇げき）
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