独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね (NHK大河たいがドラマ)

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独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね
ジャンル	ドラマ
原作げんさく	山岡やまおか荘八しょうはち『伊達だて政まさし宗むね』
脚本きゃくほん	ジェームス三木みき
演出えんしゅつ	樋口ひぐち昌弘まさひろ 他ほか
出演しゅつえん者しゃ	渡辺わたなべ謙けん （以下いか五十音ごじゅうおん順じゅん） 秋吉あきよし久美子くみこ いかりや長介ちょうすけ 池部いけべ良りょう 石橋いしばし蓮司れんじ イッセいっせー尾形おがた 岩下いわした志麻しま 榎木えのき孝明たかあき 音無おとなし美紀子みきこ 大滝おおたき秀治しゅうじ 岡本おかもと健一けんいち 奥田おくだ瑛二えいじ 大和田おおわだ伸也しんや 勝かつ新太郎しんたろう 勝野かつの洋ひろし 角野かくの卓造たくぞう 金田かねだ明夫あきお 金田かねだ龍之介りゅうのすけ 神山かみやま繁しげる 北大路きたおおじ欣也きんや 後藤ごとう久美子くみこ 西郷さいごう輝彦てるひこ 桜田さくらだ淳子じゅんこ 真田さなだ広之ひろゆき 佐野さの史郎しろう 沢口さわぐち靖子やすこ 塩見しおみ三省みつよし 陣内じんない孝則たかのり 宅麻たくま伸しん 竹下たけした景子けいこ 谷たに啓あきら 津川つがわ雅彦まさひこ 寺田てらだ農みのり 長塚ながつか京三きょうぞう 野村のむら宏伸ひろのぶ 萩原流行はぎわらながれ 林はやし与一よいち 原田はらだ芳雄よしお 樋口ひぐち可南子かなこ 平田ひらた満みつる 三浦みうら友和ともかず 村田むらた雄浩たけひろ 八千草やちぐさ薫かおる 山形やまがた勲いさお 竜りゅう雷太らいた 若林わかばやし豪つよし
ナレーター	葛西かさい聖きよし司し
オープニング	池辺いけべ晋一郎しんいちろう
製作せいさく
製作せいさく総そう指揮しき	中村なかむら克かつ史し
制作せいさく	日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい
放送ほうそう
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん	1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）1月がつ4日にち-12月13日にち
放送ほうそう時間じかん	日曜にちよう20:00-20:45
放送ほうそう枠わく	大河たいがドラマ
放送ほうそう分ぶん	45分ふん
回数かいすう	全ぜん50
番組ばんぐみ年表ねんぴょう
前作ぜんさく	いのち
次つぎ作さく	武田たけだ信玄しんげん

『独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね』（どくがんりゅうまさむね）は、1987年ねん1月がつ4日にちから12月13日にちまで放送ほうそうされたNHK大河たいがドラマ第だい25作さく。主演しゅえんは渡辺わたなべ謙けん。

原作げんさくは山岡やまおか荘八しょうはちの小説しょうせつ『伊達だて政まさし宗むね』。仙台せんだい藩はん62万まん石いしの礎いしずえを一いち代だいで築きずいた奥州おうしゅうの戦国せんごく武将ぶしょう・伊達だて政まさし宗むねの生涯しょうがいが描えがかれた。伊達だて家かを題材だいざいにした大河たいがドラマは江戸えど時代じだいの伊達だて騒動そうどうを描えがいた『樅ノ木もみのきは残のこった』（1970年ねん）以来いらい、17年ねんぶりとなった。

概要がいよう

制作せいさくの前段ぜんだん

大河たいがドラマは『山河さんが燃もえゆ』（1984年ねん）、『春はるの波涛はとう』（1985年ねん）、『いのち』（1986年ねん）と、3箇年かねん連続れんぞくで“近代きんだい路線ろせんシリーズ”が続つづいていた。一方いっぽう、大河たいがドラマから時代じだい劇げきが消きえることを損失そんしつと捉とらえ、「NHK新しん大型おおがた時代じだい劇げき」の枠わくが水曜すいよう夜よるに設もうけられた。“近代きんだい路線ろせんシリーズ”の視聴しちょう率りつは、『山河さんが燃もえゆ』21.1%、『春はるの波涛はとう』18.2%、『いのち』29.3%で、特とくに『いのち』は視聴しちょう率りつ的てきには“近代きんだい路線ろせんシリーズ”中ちゅうで最もっとも視聴しちょう率りつが高たかかったが「大河たいがドラマではなく連続れんぞくテレビ小説しょうせつの延長線えんちょうせんだ」という声こえもあり、一方いっぽうで『山河さんが燃もえゆ』と『春はるの波涛はとう』の視聴しちょう率りつが『徳川とくがわ家康いえやす』（1983年ねん）と比較ひかくして今こん一ひとつ、また両りょう作品さくひんともトラブルが相次あいついだことで「時代じだい劇げきものの方ほうに視聴しちょう者しゃの需要じゅようがある」「違ちがう切きり口くちが必要ひつよう」という理由りゆうのほかに、元来がんらい実験じっけん的てき要素ようそが高たかかった“近代きんだい路線ろせんシリーズ”は予定よてい通どおり3作さくで終了しゅうりょうとし、『徳川とくがわ家康いえやす』以来いらい4年ねんぶりに時代じだい劇げきの大河たいがドラマが復活ふっかつした。

企画きかく・脚本きゃくほん

プロデューサーを務つとめた中村なかむら克かつ史し(以降いこう「中村なかむら」)によれば、時代じだい劇げきの大河たいがドラマの復活ふっかつ話ばなしを切きり出だされた時とき、かつて中村なかむらがNHK札幌放送局さっぽろほうそうきょくに赴任ふにんしていたころに「札幌さっぽろが中心ちゅうしんでは」という新あたらしい位置いち関係かんけいを感かんじたことに加くわえて、友人ゆうじんの家いえで見みた南極大陸なんきょくたいりくが上うえで北きた極点きょくてんが下したになるいわゆる「逆さかさ地図ちず」を目めにしたことで「地方ちほうの武将ぶしょうを題材だいざいにしたドラマ」の構想こうそうを描えがいており、また当時とうじの大河たいがドラマでは東北とうほく地方ちほうの人物じんぶつをメインで扱あつかった作品さくひんが『樅ノ木もみのきは残のこった』以外いがいなかったことに着目ちゃくもくし、伊達だて政まさし宗むねを題材だいざいとして選えらんだ。企画きかくに入はいると、中村なかむらは『ゴッドファーザー』シリーズをイメージしてドラマを組くみ立たてて、その構想こうそうを具現ぐげん化かする脚本きゃくほん家かとして連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『澪みおつくし』で組くんだジェームス三木みきに脚本きゃくほんを依頼いらいした。山岡やまおか荘八しょうはちの小説しょうせつ『伊達だて政まさし宗むね』を原作げんさくとするが、山岡やまおかの原作げんさくは政せい宗むねの青年せいねん時代じだいがメインの内容ないようのため政せい宗むねの生涯しょうがいを網羅もうらするには不足ふそくであり、伊達だて成しげる実みが著あらわした『成なり実記じっき』や伊達だて氏しの公式こうしき記録きろくである『伊達だて治おさむ家か記録きろく』を現代げんだい語ご訳やくにして参照さんしょうし、それをジェームス三木みきの脚本きゃくほんに適宜てきぎ提供ていきょうする形かたちがとられた。

オープニング

オープニング前まえに史実しじつの解説かいせつなどをする構成こうせいは、本ほん作さくを期きとして以降いこうの大河たいがドラマの通例つうれいとなった。もともとこれは、前作ぜんさく『いのち』で獲得かくとくした女性じょせい視し聴者ちょうしゃ層そうを引ひき付つけ、時代じだい劇げきの大河たいがドラマにも引ひき続つづき興味きょうみを持もってもらおうとする一策いっさくで、大河たいがドラマ第だい3作さく『太閤たいこう記き』の第だい1回かいに東海道新幹線とうかいどうしんかんせんを登場とうじょうさせた演出えんしゅつがヒントになっている。しかし現在げんざいでは権利けんり上じょうの問題もんだいが絡からむため、民放みんぽうのCS放送ほうそうなどNHK以外いがいでの放送ほうそうではともにカットされている（なお、DVDなどで販売はんばいされている「完全かんぜん版ばん」にはこの部分ぶぶんもすべて収録しゅうろくされている）。

オープニングタイトルでは、レーザー光線こうせんを背景はいけいにし「黒くろ漆うるし五ご枚まい胴どう具足ぐそく 伊達だて政まさし宗そう所用しょよう」の兜かぶとを着用ちゃくようし騎乗きじょうした政せい宗むねに扮ふんした渡辺わたなべ謙けんが登場とうじょうして重厚じゅうこうさとは異ことなる新あたらしい大河たいがドラマを印象いんしょう付つけたが、これもまたオープニング解説かいせつとともに中村なかむらによる現代げんだいの視聴しちょう者しゃ向むけの置おき換かえやすい入口いりくちの一環いっかんであった。

キャスティング

本ほん作さくのキャスティングは、中村なかむらによれば『ゴッドファーザー』に準なずらえる形かたちで進すすめていたという。

主演しゅえん俳優はいゆうについて、当初とうしょは西城さいじょう秀樹ひできを起用きようする構想こうそうがあったが、西城さいじょうサイドのオファー辞退じたいで実現じつげんしなかったことが後年こうねん明あきらかにされた。最終さいしゅう的てきには、新進しんしん気鋭きえいの俳優はいゆうのひとりであった渡辺わたなべ謙けんが起用きようされた。渡辺わたなべは連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『はね駒こま』で主演しゅえんを務つとめ、また1984年ねんの『山河さんが燃もえゆ』で大河たいがドラマ出演しゅつえん歴れきもあったが知名度ちめいどの点てんでは今いま一いち歩ほのところ、ドラマ部長ぶちょうの斎藤さいとう暁あきらが唐から十郎じゅうろうの舞台ぶたいで主演しゅえんを務つとめていた渡辺わたなべに好こう印象いんしょうを抱いだき、斎藤さいとうの提案ていあんで主役しゅやくでの起用きようが決きまった。渡辺わたなべの主役しゅやくでの起用きようは、大河たいがドラマを一種いっしゅの成長せいちょう物語ものがたりとしても捉とらえて、主演しゅえんには新人しんじんに近ちかい俳優はいゆうの起用きようを考かんがえていた中村なかむらの方針ほうしんにも合致がっちしており、中村なかむらは2018年ねんにも、渡辺わたなべに「左目ひだりめだけでも演えんじられる目め力りょくと気骨きこつ」を感かんじ、渡辺わたなべが演技えんぎだけでなく諸事しょじ学まなぼうとする勉強べんきょう家かであったことも主演しゅえん起用きようの理由りゆうとして振ふり返かえっている。

その他たのキャストについても、片倉かたくら小しょう十郎じゅうろうに西郷さいごう輝彦てるひこ、伊達だて成しげる実じつに三浦みうら友和ともかずという具合ぐあいに両りょう名なの本来ほんらいのイメージとは逆ぎゃくに配はいして結果けっか的てきに効果こうかをあげたり、『澪みおつくし』に明石家あかしやさんまを起用きようした先例せんれいを取とり入いれて鬼おに庭にわ左ひだり月がつ斎ときにいかりや長介ちょうすけを配はいして刺激しげきを与あたえるようなことも行おこなったが、最大さいだいの焦点しょうてんは豊臣とよとみ秀吉ひでよし役やくの勝かつ新太郎しんたろうであった。秀吉ひでよし役やくの勝かちは過去かこのトラブル沙汰ざたを鑑かんがみれば起用きよう自体じたいが冒険ぼうけんであったが、中村なかむらによれば「渡辺わたなべに立たちはだかる存在そんざい」として秀吉ひでよし役やくは勝かち以外いがいは考かんがえていなかった。配役はいやく決定けってい後ご、渡辺わたなべは勝かちのクランクイン前まえに一いち度ど挨拶あいさつしたのみで、「小田原おだわらで会あおう」の一言ひとことだけを交かわしただけ。これは「小田原おだわらで政せい宗むねが秀吉ひでよしと初はじめて出会であうのなら、そのシーンの撮影さつえいまで渡辺わたなべと会あうべきでない」「初はじめて秀吉ひでよしと対面たいめんする政せい宗むねの緊張きんちょう感かんがドラマ上じょうでも出でてくる」という勝かちのアイデア。収録しゅうろくは渡辺わたなべと勝かちが会あうことがないよう調整ちょうせいして行おこなわれた。初はつ共演きょうえんとなる小田原おだわら参さん陣じんでのシーンはリハーサル無なしで収録しゅうろくされ、楽屋がくやも隔離かくりされており、収録しゅうろく本番ほんばんではじめて対面たいめん。ただし渡辺わたなべは勝かちの収録しゅうろく日びにはこっそりやって来きており、モニターを通つうじて勝かちには「会あって」いた。小田原おだわらのシーン以外いがいでも、一揆いっき扇動せんどうの密書みっしょのかどで秀吉ひでよしに問とい詰つめられるシーンでも、当初とうしょは台本だいほん上じょうであらかじめ真贋しんがんをはっきりさせていたが、これも勝かちの提案ていあんでわからないようにする演出えんしゅつに変更へんこうとなった。勝かちとの最後さいごの収録しゅうろく日びに渡辺わたなべは勝かちの部屋へやに呼よび出だされて主役しゅやくの極意ごくいを教おしえてもらい、それ以降いこう勝しょうと交流こうりゅうすることは二度にどとなかったという。

勝かち自身じしんには登場とうじょう回かい前まえに暴力団ぼうりょくだん関係かんけい者しゃとの会合かいごうの記事きじが出でる危機ききもあったが、最終さいしゅう的てきには「勝かち自身じしんは知しらなかったこと」として乗のり切きった。収録しゅうろくに際さいしても懸念けねんされたトラブルはなく、スタッフサイドは勝かちの出演しゅつえんに対たいして上質じょうしつの衣装いしょうなどを用意よういし、勝かちもまた秀吉ひでよし役やくの収録しゅうろくが始はじまる前まえからNHKに出入でいりして慣なれようと努力どりょくし、収録しゅうろくではアドリブを入いれるなどで好こう待遇たいぐうに応こたえ、出番でばんシーンをすべて撮とり終おえた際さいには頭あたまを深々ふかぶか下さげてスタジオから去さったとのことである。

なお、勝かちの登場とうじょう回かいについてジェームス三木みきは後年こうねんの回想かいそうで、「嬉うれしい悲鳴ひめい」と前置まえおきしつつ「勝かつさんと岩下いわした（志麻しま）さん（政せい宗むねの母はは・義ぎ姫ひめ役やく）のクレジットの優劣ゆうれつをつけられないから、二人ふたりが同おなじ回かいに登場とうじょうしないように書かき分わけた」と語かたっている。他誌たしのインタビューでも「トメは秀吉ひでよし役やくの勝かつ新太郎しんたろう。北大路きたおおじ欣也きんや（政せい宗むねの父ちち・輝てる宗むね役やく）、岩下いわした志麻しまをどうするかでモメた。その結果けっか、勝かち、岩下いわしたの2人ふたりが（同時どうじに）出でる放送ほうそう回かいがなくなった」と語かたっている。、また、幼少ようしょう・幼年ようねん期きのエピソードが8話わ中盤ちゅうばんまで描えがかれたため、それまで本来ほんらいの主演しゅえんである渡辺わたなべは登場とうじょうせず(※オープニングは除のぞく)、その間あいだの出演しゅつえん者しゃのトップクレジットは北大路きたおおじ欣也きんやとなった。

レガシー

平均へいきん視聴しちょう率りつ39.7パーセント、最高さいこう視聴しちょう率りつは47.8パーセントを記録きろくした。不動明王ふどうみょうおうについて教おしえられた梵天ぼんてん丸まる（政せい宗むねの幼名ようみょう）が養育よういく係がかりである喜多きた（演えんじ・竹下たけした景子けいこ）に語かたった「梵天ぼんてん丸まるもかくありたい」という台詞せりふは流行りゅうこう語ごとなった。

2016年ねん2月がつ19日にちにTBSラジオの番組ばんぐみ『荻おぎ上じょうチキ・Session-22』で「今夜こんや決定けってい！最高さいこうの大河たいがドラマ」という特集とくしゅうを放送ほうそうし、同どう番組ばんぐみリスナーや出演しゅつえん者しゃが1人ひとり1票ひょうで投票とうひょうした結果けっかが発表はっぴょうされた。この時点じてんまでに発表はっぴょうされた全すべての大河たいがドラマ（全ぜん54作さく）が対象たいしょうで、総そう投票とうひょう数すう1,000票ひょう以上いじょうの大だい規模きぼなものであったが、本ほん作さくは第だい2位い（88票ひょう）。1位い『平清盛たいらのきよもり』（2012年ねん）が209票ひょうで本ほん作さくとは大おおきく差さがついたが、3位い『新選しんせん組ぐみ!』（2004年ねん）4位い『龍馬りょうま伝でん』（2010年ねん）など2000年代ねんだい以降いこうの作品さくひんが上位じょういとなる中なかで、80年代ねんだいに放送ほうそうされた本ほん作さくが2位いを獲得かくとくした形かたちとなった。

『週刊しゅうかんポスト』2021年ねん合併がっぺい号ごうの「読者どくしゃ1000人にんが選えらんだ好すきな大河たいがドラマ主演しゅえん俳優はいゆう」では、第だい3位いの堺さかい雅人まさと『真ま田丸たまる（2016年ねん）』、第だい2位いの福山ふくやま雅治まさはる『龍馬りょうま伝でん』を抑おさえて本ほん作さくの渡辺わたなべ謙けんが首位しゅいを得えた。

キャスト・登場とうじょう人物じんぶつ

「独眼竜どくがんりゅう政せい宗むねの登場とうじょう人物じんぶつ」を参照さんしょう

スタッフ

• 脚本きゃくほん：ジェームス三木みき
• 原作げんさく：山岡やまおか荘八しょうはち『伊達だて政まさし宗むね』
• 音楽おんがく：池辺いけべ晋一郎しんいちろう
• 演奏えんそう：東京とうきょうコンサーツ
• テーマ音楽おんがく演奏えんそう：NHK交響こうきょう楽団がくだん
• テーマ音楽おんがく指揮しき：岩城いわき宏之ひろゆき
• オンド・マルトノ演奏えんそう：原田はらだ節たかし
• 監修かんしゅう：伊達だて泰やすし宗むね
• 時代じだい考証こうしょう：鈴木すずき敬三けいぞう
• 風俗ふうぞく考証こうしょう：磯目いそめ篤郎とくろう
• 衣装いしょう考証こうしょう：小泉こいずみ清子きよこ
• 殺陣さつじん：林はやし邦くに史朗しろう
• タイトル刻字こくじ：長ちょう揚石ようせき
• タイトル協力きょうりょく：日本にっぽん甲冑かっちゅう武具ぶぐ研究けんきゅう保存ほぞん会かい / 矢崎やさき芳博よしひろ
• 資料しりょう提供ていきょう：仙台せんだい市し博物館はくぶつかん / 中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ / 飯田いいだ勝彦かつひこ / 松田まつだ栄吉えいきち / 瑞鳳ずいほう殿でん / 青あお龍山たつやま瑞巌寺ずいがんじ / 高台寺こうだいじ / 日光にっこう東照宮とうしょうぐう宝物ほうもつ館かん / 宝珠山ほうしゅやま慈徳寺てら / 宮城みやぎ県けん亘理わたり町まち / 大雄たいゆう寺てら / 耕こう徳とく寺てら / 岩国いわくに歴史れきし美術館びじゅつかん（現げん・岩国いわくに美術館びじゅつかん） / 櫻井さくらい成しげる廣ひろ / 三井みつい文庫ぶんこ / 京都きょうと市し歴史れきし資料しりょう館かん / 長興寺ちょうこうじ / 韓国かんこくMBC / 最さい上山かみのやま専せん称しょう寺てら / 毛利もうり博物館はくぶつかん / 大阪おおさか歴史れきし博物館はくぶつかん / 松浦まつうら史料しりょう博物館はくぶつかん / 奥平おくだいら神社じんじゃ / 永えい青あお文庫ぶんこ / 片倉かたくら重信しげのぶ
• 協力きょうりょく：仙台せんだい藩はん志こころざし会かい / 仙台せんだい市し博物館はくぶつかん / 福島ふくしま県けん猪苗代いなわしろ町まち / 原町はらまち市し / 相馬そうま野の馬追うまおい執行しっこう委員いいん会かい / 日本にっぽん甲冑かっちゅう武具ぶぐ研究けんきゅう保存ほぞん会かい / 東工大とうこうだい 平井ひらい研究けんきゅう室しつ
• 文書ぶんしょ考証こうしょう：白井しらい孝昌たかまさ
• 茶道さどう指導しどう：渡辺わたなべ潤じゅん
• 能楽のうがく指導しどう：喜多きた六平ろくへい太ふとし
• 振付ふりつけ：藤間とうま康嗣やすつぐ / 田中たなか泯
• 作さく調ちょう：杵きね屋や正邦まさくに / 福原ふくはら百ひゃく之これ助すけ
• 邦楽ほうがく作曲さっきょく：杵きね屋や正邦まさくに
• 笛ふえ・太鼓たいこ指導しどう：福原ふくはら百ひゃく之これ助すけ
• 鼓つづみ指導しどう：堅田かただ喜三きぞう久ひさ
• 琴きん指導しどう：米川よねかわ敏子としこ
• 華道かどう指導しどう：杉浦すぎうら共きょう漱
• 香道こうどう指導しどう：三条西さんじょうにし堯雲
• 禅ぜん指導しどう：細川ほそかわ景けい一いち
• 民謡みんよう指導しどう：さいとう武たけ若わか
• 砲術ほうじゅつ指導しどう：名和なわ弓ゆみ雄つよし
• 料理りょうり指導しどう：永山ながやま久夫ひさお
• イラストレーション：Mayumi Kagawa
• 語かたり：葛西かさい聖きよし司し
• 制作せいさく：中村なかむら克かつ史し
• 演出えんしゅつ：樋口ひぐち昌弘まさひろ / 吉村よしむら芳之よしゆき / 西村にしむら与志よし木き / 木田きだ幸紀ゆきのり / 諏訪部すわべ章夫あきお

放送ほうそう

特記とっきが無ない限かぎりNHKクロニクルのNHK番組ばんぐみ表ひょうヒストリーで確認かくにん。

第だい14回かい放送ほうそう時じ、東京とうきょう都と杉並すぎなみ区くにおいて20時じ20分ふんから4分ふん30秒間びょうかん、電波でんぱジャックが発生はっせいした。

通常つうじょう放送ほうそう時間じかん

• NHK総合そうごうテレビジョン、衛星えいせい第だい1放送ほうそう、NHK衛星えいせい第だい2テレビジョン：毎週まいしゅう日曜にちよう 20時じ00分ふん - 20時じ45分ふん
• （再さい放送ほうそう）NHK総合そうごうテレビジョン、衛星えいせい第だい1放送ほうそう：毎週まいしゅう土曜どよう 13時じ25分ふん - 14時じ10分ふん

放送ほうそう日程にってい

• 第だい1回かいは40分ふん繰くり上あげかつ23分ふん拡大かくだいで放送ほうそう。

放送ほうそう回かい	放送ほうそう日び	題だい	演出えんしゅつ	視聴しちょう率りつ
第だい1回かい	1987年ねん1月がつ4日にち	誕生たんじょう	樋口ひぐち昌弘まさひろ	28.7％
第だい2回かい	1987年ねん1月がつ11日にち	不動明王ふどうみょうおう		36.9％
第だい3回かい	1987年ねん1月がつ18日にち	親おやごころ	吉村よしむら芳之よしゆき	40.7％
第だい4回かい	1987年ねん1月がつ25日にち	元服げんぷく		37.9%
第だい5回かい	1987年ねん2月がつ1日にち	愛あい姫ひめ	樋口ひぐち昌弘まさひろ	42.0%
第だい6回かい	1987年ねん2月がつ8日にち	侍女じじょ成敗せいばい		45.8%
第だい7回かい	1987年ねん2月がつ15日にち	初陣ういじん	吉村よしむら芳之よしゆき	43.0%
第だい8回かい	1987年ねん2月がつ22日にち	若武者わかむしゃ		45.2%
第だい9回かい	1987年ねん3月がつ1日にち	野望やぼう	樋口ひぐち昌弘まさひろ	43.4%
第だい10回かい	1987年ねん3月がつ8日にち	男おとこの器量きりょう		43.7%
第だい11回かい	1987年ねん3月がつ15日にち	八はち百ひゃく人にん斬ぎり	吉村よしむら芳之よしゆき	46.9％
第だい12回かい	1987年ねん3月がつ22日にち	輝てる宗むね無残むざん		43.1%
第だい13回かい	1987年ねん3月がつ29日にち	人ひと取と橋はし	西村にしむら与志よし木き	41.2%
第だい14回かい	1987年ねん4月がつ5日にち	勝かち名乗なのり	樋口ひぐち昌弘まさひろ	36.5%
第だい15回かい	1987年ねん4月がつ12日にち	めごとねこ	吉村よしむら芳之よしゆき	35.9%
第だい16回かい	1987年ねん4月がつ19日にち	南北なんぼくの敵てき		35.1%
第だい17回かい	1987年ねん4月がつ26日にち	宮仕みやづかえ	木田きだ幸紀ゆきのり	40.3%
第だい18回かい	1987年ねん5月がつ3日にち	お東ひがし、居座いすわる	樋口ひぐち昌弘まさひろ	36.9%
第だい19回かい	1987年ねん5月がつ10日とおか	大だい移動いどう	西村にしむら与志よし木き	35.0%
第だい20回かい	1987年ねん5月がつ17日にち	決戦けっせん、摺すり上原うえはら	吉村よしむら芳之よしゆき	44.7%
第だい21回かい	1987年ねん5月がつ24日にち	修羅しゅらの母はは		36.5%
第だい22回かい	1987年ねん5月がつ31日にち	弟おとうとを斬きる	樋口ひぐち昌弘まさひろ	38.6%
第だい23回かい	1987年ねん6月がつ7日にち	小田原おだわらへ		39.9%
第だい24回かい	1987年ねん6月がつ14日にち	天下てんか人じん	吉村よしむら芳之よしゆき	39.2%
第だい25回かい	1987年ねん6月がつ21日にち	人質ひとじち、めご		37.2%
第だい26回かい	1987年ねん6月がつ28日にち	絶体絶命ぜったいぜつめい	西村にしむら与志よし木き	39.7%
第だい27回かい	1987年ねん7月がつ5日にち	黄金おうごんの十字架じゅうじか		37.1%
第だい28回かい	1987年ねん7月がつ12日にち	知恵ちえくらべ	樋口ひぐち昌弘まさひろ	45.5%
第だい29回かい	1987年ねん7月がつ19日にち	左遷させん		41.0%
第だい30回かい	1987年ねん7月がつ26日にち	伊達者だてしゃ	吉村よしむら芳之よしゆき	35.1%
第だい31回かい	1987年ねん8月がつ2日にち	子宝こだから		36.3%
第だい32回かい	1987年ねん8月がつ9日にち	秀次しゅうじ失脚しっきゃく	西村にしむら与志よし木き	35.2%
第だい33回かい	1987年ねん8月がつ16日にち	濡ぬれ衣ぎぬ	樋口ひぐち昌弘まさひろ	37.5%
第だい34回かい	1987年ねん8月がつ23日にち	太閤たいこうの死し	吉村よしむら芳之よしゆき	36.8%
第だい35回かい	1987年ねん8月がつ30日にち	成なり実じつ失踪しっそう		36.6%
第だい36回かい	1987年ねん9月がつ6日にち	天下分てんかわけ目め	西村にしむら与志よし木き	36.9%
第だい37回かい	1987年ねん9月がつ13日にち	幻まぼろしの百ひゃく万まん石せき	諏訪部すわべ章夫あきお	43.0%
第だい38回かい	1987年ねん9月がつ20日はつか	仙台せんだい築城ちくじょう	木田きだ幸紀ゆきのり	39.7%
第だい39回かい	1987年ねん9月がつ27日にち	五郎八ごろうはち、嫁とつぐ	吉村よしむら芳之よしゆき	38.8%
第だい40回かい	1987年ねん10月がつ4日にち	大船おおぶね造づくり		32.9%
第だい41回かい	1987年ねん10月がつ11日にち	海外かいがい雄飛ゆうひ	樋口ひぐち昌弘まさひろ	41.3%
第だい42回かい	1987年ねん10月がつ18日にち	大坂おおさか攻ぜめ		42.3%
第だい43回かい	1987年ねん10月がつ25日にち	ねこ、宇和島うわじまへ	木田きだ幸紀ゆきのり	43.7%
第だい44回かい	1987年ねん11月1日にち	大坂おおさか夏なつの陣じん	吉村よしむら芳之よしゆき	40.8%
第だい45回かい	1987年ねん11月8日にち	ふたりの父ちち	諏訪部すわべ章夫あきお	44.1%
第だい46回かい	1987年ねん11月15日にち	離縁りえん状じょう	樋口ひぐち昌弘まさひろ	41.5%
第だい47回かい	1987年ねん11月22日にち	天下てんかの副ふく将軍しょうぐん	木田きだ幸紀ゆきのり	38.9%
第だい48回かい	1987年ねん11月29日にち	伊達だて流りゅうへそ曲まがり	吉村よしむら芳之よしゆき	40.7%
第だい49回かい	1987年ねん12月6日にち	母はは恋こい		44.2%
最終さいしゅう回かい	1987年ねん12月13日にち	大だい往生おうじょう	樋口ひぐち昌弘まさひろ	47.8％
平均へいきん視聴しちょう率りつ 39.7%（視聴しちょう率りつは関東かんとう地区ちく・ビデオリサーチ社しゃ調しらべ）

総集編そうしゅうへん

1. 「梵天ぼんてん丸まるもかくありたい」 1987年ねん12月27日にち、19:20-20:35
2. 「男おとこは一生いっしょう、父ちちとたたかう」 1987年ねん12月28日にち、 19:30-20:45
3. 「母ははの愛あいは海うみより深ふかく」 1987年ねん12月29日にち、19:20-20:35
4. 「難波なんばのことも夢ゆめのまた夢ゆめ」 1987年ねん12月30日にち、19:20-20:35
5. 「楽たのしまずんばこれいかん」 1987年ねん12月31日にち、19:20-20:35

メディア

• 独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね 奥州おうしゅうの覇者はしゃ (VHS、30分ぶんのハイライト集しゅう、発売はつばい日び:1987年ねん10月がつ21日にち、販売元はんばいもと:ポニーキャニオン)
• 総集編そうしゅうへん： 全ぜん5巻かん (VHS)、3枚まい組ぐみ (DVD)
• 完全かんぜん版ばん： DVD-BOX全ぜん2集しゅう、13枚まい、50話わ (DVD)

参考さんこう文献ぶんけん

• 『独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね』（第だい1刷さつ）日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい〈NHK大河たいがドラマ・ストーリー〉、1987年ねん1月がつ4日にち。 
• 『独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね《完結かんけつ編へん》』（第だい1刷さつ）日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい〈NHK大河たいがドラマ・ストーリー〉、1987年ねん7月がつ1日にち。 NCID BB18499696。 
• 春日かすが太一たいち『大河たいがドラマの黄金おうごん時代じだい』NHK出版しゅっぱん〈NHK出版しゅっぱん新書しんしょ〉、2021年ねん2月がつ10日とおか。ISBN 978-4-14-088647-2。 

関連かんれん作品さくひん

• 独眼竜どくがんりゅうの野望やぼう 伊達だて政まさし宗むね……本ほん作さくと同おなじ原作げんさく小説しょうせつによる1993年ねんのテレビ朝日てれびあさひのテレビドラマ。

外部がいぶリンク

• 大河たいがドラマ　独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね - NHK放送ほうそう史し
• 番組ばんぐみエピソード 大河たいがドラマ「独眼竜どくがんりゅう政せい宗むね」 - NHKアーカイブス

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