俵たわら万智まち

俵たわら（たわら） 万智まち（まち）
環境省かんきょうしょうより公表こうひょうされた肖像しょうぞう
誕生たんじょう	(1962-12-31) 1962年ねん12月31日にち（61歳さい） 日本にっぽん 大阪おおさか府ふ北河内きたかわち郡ぐん門真かどま町まち（現げん・門真かどま市し）
職業しょくぎょう	歌人かじん
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
教育きょういく	学士がくし（文学ぶんがく）
最終さいしゅう学歴がくれき	早稲田大学わせだだいがく第だい一いち文学部ぶんがくぶ日本にっぽん文学ぶんがく専修せんしゅう
活動かつどう期間きかん	1986年ねん -
ジャンル	短歌たんか
代表だいひょう作さく	『サラダ記念きねん日び』（1987年ねん） 『チョコレート革命かくめい』（1997年ねん）
主おもな受賞じゅしょう歴れき	角川かどかわ短歌たんか賞しょう（1986年ねん） 現代げんだい歌人かじん協会きょうかい賞しょう（1988年ねん） 紫式部むらさきしきぶ文学ぶんがく賞しょう（2003年ねん） 若山わかやま牧水ぼくすい賞しょう（2006年ねん） 迢空賞ちょうくうしょう（2021年ねん） 朝日あさひ賞しょう（2022年ねん） 紫綬褒章しじゅほうしょう（2023年ねん）
所属しょぞく	心しんの花はな
影響えいきょうを受うけたもの 佐佐木ささき幸綱ゆきつな、村木むらき道彦みちひこ
影響えいきょうを与あたえたもの 梅内うめうち美華子みかこ、小佐野おさの彈だん、萩原はぎはら慎一郎しんいちろう
公式こうしきサイト	俵たわら万智まち 公式こうしきホームページ 『 俵たわら万智まちのチョコレートBOX 』
ウィキポータル 文学ぶんがく

俵たわら 万智まち（たわら まち、1962年ねん〈昭和しょうわ37年ねん〉12月31日にち - ）は、日本にっぽんの歌人かじん、エッセイスト。本名ほんみょう同おなじ。結社けっしゃ「心しんの花はな」所属しょぞく。所属しょぞく事務所じむしょは東京とうきょうコンサーツ。父ちちは希土類きどるい磁石じしゃくの研究けんきゅう者しゃの俵たわら好夫よしお。

人物じんぶつ

大阪おおさか府ふ北河内きたかわち郡ぐん門真かどま町まち（現げん門真かどま市し）生うまれ、同府どうふ四條畷しじょうなわて市しで幼少ようしょう期きをすごす。中学生ちゅうがくせいのとき福井ふくい県けん武生たけお市し（現げん・越前えちぜん市し）に移住いじゅうし福井ふくい県立けんりつ藤島ふじしま高等こうとう学校がっこうに入学にゅうがくし、演劇えんげき部ぶに所属しょぞくした。

指定してい校こう推薦すいせんで早稲田大学わせだだいがく第だい一いち文学部ぶんがくぶに入学にゅうがく、日本にっぽん文学ぶんがく専修せんしゅうに進級しんきゅうした。在学ざいがく中ちゅうに心しんの花はなを主宰しゅさいしている佐佐木ささき幸綱ゆきつなに師事しじし短歌たんかの世界せかいに入はいった。なお、大学だいがく時代じだいは「アナウンス研究けんきゅう会かい」に入はいっていた。

1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）に大学だいがくを卒業そつぎょうすると、神奈川かながわ県立けんりつ橋本はしもと高等こうとう学校がっこうの国語こくご教員きょういんとして働はたらきながら発表はっぴょうした『野球やきゅうゲーム』で第だい31回かい角川かどかわ短歌たんか賞しょう次席じせき。受賞じゅしょうは米川よねかわ千嘉子ちかこに譲ゆずるも、その奔放ほんぽうで斬新ざんしんな表現ひょうげんが歌壇かだんの話題わだいをさらった。翌年よくねん、『八はち月がつの朝あさ』で第だい32回かい角川かどかわ短歌たんか賞しょうを受賞じゅしょう。同年どうねんの次席じせきは穂ほ村むら弘ひろであった。1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）発行はっこうの第だい一いち歌集かしゅう『サラダ記念きねん日び』は歌集かしゅうとしては異例いれいの大だいベストセラーとなって社会しゃかい現象げんしょうを引ひき起おこし、ライトヴァースの旗手きしゅとして口語こうご短歌たんかの裾野すそのを一気いっきに広ひろげた。日常にちじょう会話かいわで使つかわれるカタカナを巧たくみに使つかい、親したしみやすい歌うた風ふうは多おおくの人々ひとびとの心しんを掴つかんだ。

1994年ねん（平成へいせい6年ねん）、戯曲ぎきょく「ずばぬけてさびしいあのひまわりのように」を書かき、つかこうへい事務所じむしょが上演じょうえんした。その時ときの様子ようすは『ひまわりの日々ひび』に描えがかれている。また2003年ねん（平成へいせい15年ねん）より初はつの小説しょうせつ『トリアングル』を読売新聞よみうりしんぶんに連載れんさい、阿木あぎ燿子監督かんとくの『TANNKA 短歌たんか』として映画えいが化かされた。2003年ねん11月に男児だんじを出産しゅっさん。

2006年ねん（平成へいせい18年ねん）歌集かしゅう「プーさんの鼻はな」で第だい11回かい若山わかやま牧水ぼくすい賞しょうを受賞じゅしょう。同年どうねんから宮城みやぎ県けん仙台せんだい市しに居住きょじゅうしていたが、2011年ねん（平成へいせい23年ねん）3月11日にちの東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしん（東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい）の発生はっせいを受うけ、沖縄おきなわ県けん・石垣島いしがきじまに移住いじゅうした。宮崎みやざき県けん日向ひなた市しで開催かいさいされている「牧水ぼくすい・短歌たんか甲子園こうしえん」の審査しんさ員いんを、同おなじ佐佐木ささき幸綱ゆきつなの門下生もんかせいで、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの発生はっせいにより仙台せんだい市しから宮崎みやざき市しに移住いじゅうした大学だいがくの後輩こうはいである大口おおぐち玲子れいこと共ともに務つとめた縁えんから、2016年ねん（平成へいせい28年ねん）4月がつからは宮崎みやざき市しに移住いじゅう。2020年ねん3月がつ、宮崎みやざき県けんの全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ芸術げいじゅつ・文化ぶんか祭さいの広報こうほうアンバサダー（大使たいし）に就任しゅうにんした。

季刊きかん誌し『考かんがえる人ひと』（新潮社しんちょうしゃ）で「考かんがえる短歌たんか」を連載れんさい中ちゅう。1996年ねん6月がつから、毎週まいしゅう日曜日にちようび読売新聞よみうりしんぶんの『読売よみうり歌壇かだん』の選せんと評ひょうを務つとめる。また、2019年ねん6月がつからは、西日本にしにほん新聞しんぶんにて、心しんにのこる一いち首しゅと出会であった作者さくしゃの思おもい出でを綴つづる「俵たわら万智まちの一いち首しゅ一いち会かい」を、隔月かくげつで連載れんさいしている。

2022年ねん9月、高齢こうれいの両親りょうしんをサポートするため、仙台せんだい市しに移住いじゅう。

広島東洋ひろしまとうようカープのファン。

年譜ねんぷ

• 1986年ねん - 『八はち月がつの朝あさ』で角川かどかわ短歌たんか賞しょう受賞じゅしょう。
• 1987年ねん - 『サラダ記念きねん日び』が280万まん部ぶのベストセラーに。
• 1988年ねん - 『サラダ記念きねん日び』で第だい32回かい現代げんだい歌人かじん協会きょうかい賞しょう受賞じゅしょう。
• 1989年ねん3月がつ - 神奈川かながわ県立けんりつ橋本はしもと高校こうこう を退職たいしょく。
• 1990年ねん - 第だい57回かいNHK全国ぜんこく学校がっこう音楽おんがくコンクール中学校ちゅうがっこうの部課ぶか題だい曲きょくとして「朝あさのバス」を作詞さくし。
• 1991年ねん - 第だい19期き国語こくご審議しんぎ会かい委員いいんとなる。以降いこう第だい20期き、21期きと1998年ねんまで。
• 1996年ねん - 4月がつからNHK歌壇かだんの司会しかい。6月から読売新聞よみうりしんぶんの『読売よみうり歌壇かだん』の選者せんじゃとなる。
• 2003年ねん11月3日にち - 男児だんじ出産しゅっさん。
• 2003年ねん - 『愛あいする源氏物語げんじものがたり』で紫式部むらさきしきぶ文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう。
• 2006年ねん - 『プーさんの鼻はな』で第だい11回かい若山わかやま牧水ぼくすい賞しょう受賞じゅしょう。第だい74回かいNHK全国ぜんこく学校がっこう音楽おんがくコンクール小学校しょうがっこうの部ぶの課題かだい曲きょくとして「手てをのばす」を作詞さくし。
• 2007年ねん - 『クワイエットルームにようこそ』に旅館りょかんの女将おかみ役やくで出演しゅつえんした。
• 2009年ねん5月がつ10日とおか - 第だい2回かい『ベストマザー賞しょう』を受賞じゅしょう。
• 2019年ねん - 『牧水ぼくすいの恋こい』で第だい29回かい宮みや日び出版しゅっぱん大賞たいしょう特別とくべつ大賞たいしょうを受賞じゅしょう。
• 2021年ねん - 『未来みらいのサイズ』で第だい36回かい詩歌しか文学ぶんがく館かん賞しょう、第だい55回かい迢空賞ちょうくうしょうを受賞じゅしょう。
• 2022年ねん - 2021年度ねんど朝日あさひ賞しょうを受賞じゅしょう。
• 2023年ねん - 2023年ねん秋あきの紫綬褒章しじゅほうしょう受章じゅしょう。

作品さくひん

歌集かしゅう

• 第だい一いち歌集かしゅう『サラダ記念きねん日び』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1987年ねん のち文庫ぶんこ
• 『とれたての短歌たんかです』浅井あさい慎まこと平たいら写真しゃしん、角川書店かどかわしょてん、1987年ねん のち文庫ぶんこ
• 『もうひとつの恋こい』浅井あさい慎まこと平ひら写真しゃしん、角川書店かどかわしょてん 1989年ねん のち文庫ぶんこ
• 第だい二に歌集かしゅう『かぜのてのひら』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1991年ねん のち文庫ぶんこ
• 第だい三さん歌集かしゅう『チョコレート革命かくめい』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1997年ねん のち文庫ぶんこ
• 『小ちいさな友ともだち』管かん洋志ひろし写真しゃしん 、講談社こうだんしゃ 1996年ねん
• 『花束はなたばのように抱いだかれてみたく』稲いね越こし功一こういち写真しゃしん、同朋どうほう舎しゃ 1997年ねん のち角川かどかわ文庫ぶんこ
• 『そこまでの空そら 俵たわら万智まちの贈おくりもの』安野やすの光ひかり雅みやび絵え、河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 1998年ねん
• 『恋文こいぶみ』荒木あらきとよひさ共著きょうちょ 主婦しゅふと生活社せいかつしゃ、2003年ねん のち中公ちゅうこう文庫ぶんこ
• 『会あうまでの時間じかん 自選じせん歌集かしゅう』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2005年ねん
• 第だい四よん歌集かしゅう『プーさんの鼻はな』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2005年ねん のち文庫ぶんこ
• 『たんぽぽの日々ひび 俵たわら万智まちの子育こそだて歌集かしゅう』市橋いちはし織江おりえ写真しゃしん、小学館しょうがくかん、2010年ねん
• 『生うまれてバンザイ』童話どうわ屋や、2010年ねん
• 『あれから 俵たわら万智まち3・11短歌たんか集しゅう』今こん人ひと舎しゃ、2012年ねん
• 『風ふうが笑わらえば』奥宮おくのみや誠まこと次じ写真しゃしん、中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、2012年ねん
• 第だい五ご歌集かしゅう『オレがマリオ』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2013年ねん のち文庫ぶんこ
• 第だい六ろく歌集かしゅう『未来みらいのサイズ』角川かどかわ文化ぶんか振興しんこう財団ざいだん 2020年ねん
• 第だい七なな歌集かしゅう『アボカドの種たね』KADOKAWA 2023年ねん
• 『あとがきはまだ 俵たわら万智まち選歌せんか集しゅう』渡辺わたなべ祐ゆう真しん編集へんしゅう・解説かいせつ 短歌たんか研究けんきゅう社しゃ 2024年ねん ISBN 978-4862727671

エッセイ他ほか

• 『よつ葉ばのエッセイ』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1988 のち文庫ぶんこ
• 『魔法まほうの杖つえ 対談たいだん集しゅう』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1989 のち文庫ぶんこ
• 『りんごの涙なみだ』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1989 のち文庫ぶんこ
• 『短歌たんかの旅たび』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1992 のち文庫ぶんこ
• 『俵たわら万智まちのハイテク日記にっき Alice in hi-teck land』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、1992 のち文庫ぶんこ
• 『ふるさとの風ふうの中なかには 詩人しじんの風景ふうけいを歩あるく』内山うちやま英明ひであき写真しゃしん 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1992
• 『恋こいする伊勢物語いせものがたり』筑摩書房ちくましょぼう、1992 のち文庫ぶんこ
• 『短歌たんかをよむ』岩波いわなみ新書しんしょ、1993
• 『旬しゅんのスケッチブック』角川かどかわ文庫ぶんこ、1993
• 『日本語にほんごはすてき』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1993
• 『かすみ草そうのおねえさん』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1994 のち文庫ぶんこ
• 『そこまでの空そら』安野やすの光ひかり雅みやび絵え 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1994
• 『本ほんをよむ日曜日にちようび』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1995
• 『三十一文字みそひともじのパレット』中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ、1995 のち文庫ぶんこ
• 『こんにちは、ふるさと』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1995
• 『ひまわりの日々ひび』ベネッセコーポレーション、1995 のち福武ふくたけ文庫ぶんこ
• 『あなたと読よむ恋こいの歌うた百ひゃく首しゅ』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 1997、のち文春ぶんしゅん文庫ぶんこ
• 『さよならごっこ』角川かどかわmini文庫ぶんこ、1997
• 『燃もえる肌はだを抱いだくこともなく人生じんせいを語かたり続つづけて寂さびしくないの』野村のむら佐紀子さきこ写真しゃしん 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、1998
• 『言葉ことばの虫むしめがね』角川書店かどかわしょてん、1999 のち文庫ぶんこ
• 『九きゅう十じゅう八はちの旅物たびもの語ご』平地ひらち勲いさお写真しゃしん、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、2000
• 『三十一文字みそひともじのパレット 2』中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、2000 のち文庫ぶんこ
• 『風ふうの組曲くみきょく』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2000
• 『ある日ひ、カルカッタ』新潮社しんちょうしゃ、2001 のち文庫ぶんこ
• 『俵たわら万智まちと野崎のさき洋光ひろみつのゆっくり、朝あさごはん。』廣済堂こうさいどう出版しゅっぱん、2001
• 『101個こ目めのレモン』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2001 のち文庫ぶんこ
• 『百ひゃく人にん一いち酒さけ』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう 2003、のち文庫ぶんこ
• 『愛あいする源氏物語げんじものがたり』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2003 のち文庫ぶんこ
• 『考かんがえる短歌たんか 作つくる手てほどき、読よむ技術ぎじゅつ』新潮しんちょう新書しんしょ、2004
• 『花はな咲さくうた 三十一文字みそひともじのパレット 3』中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、2005 のち文庫ぶんこ
• 『かーかん、はあい 子こどもと本ほんと私わたし』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2008
• 『かーかん、はあい 子こどもと本ほんと私わたし2』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2010
• 『ちいさな言葉ことば』岩波書店いわなみしょてん、2010
• 『かーかん、はあい 子こどもと本ほんと私わたし3』朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん、2011
• 『富士山ふじさんうたごよみ』福音館書店ふくいんかんしょてん、2012
• 『短歌たんかのレシピ』新潮しんちょう新書しんしょ、2013
• 『旅たびの人ひと、島しまの人ひと』ハモニカブックス、2014
• 『そだちノート』アリス館かん、2014
• 『ありがとうのかんづめ』小学館しょうがくかん、2017
• 『牧水ぼくすいの恋こい』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2018 のち文庫ぶんこ
• 『花はなと短歌たんかでめぐる二に十じゅう四よん節気せっき花はなのこよみ』KADOKAWA、2021

共著きょうちょ

• 『恋こい、がんばって。』岡本おかもと真夜まよ、竹内たけうち夕紀ゆき共著きょうちょ 徳間書店とくましょてん 1998
• 『ひかりそへたる 源氏物語げんじものがたりの恋こいの歌うた』芳賀はが明夫あきお共著きょうちょ 講談社こうだんしゃ 2000
• 『新しん・おくのほそ道みち』立松たてまつ和平わへい共著きょうちょ 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 2001
• 『短歌たんかの作つくり方かた、教おしえてください』一青ひとと窈共著きょうちょ 角川かどかわソフィア文庫ぶんこ 2014
• 『連句れんく日和びより』 和田わだ誠まこと、笹ささ公人きみと、矢吹やぶき申さる彦共著きょうちょ 自由じゆう国民こくみん社しゃ 2015 ISBN 4426119871
• 『アイドル歌会うたかい 公式こうしき歌集かしゅう1』笹ささ公人きみと、吉田よしだ尚しょう記き共著きょうちょ 講談社こうだんしゃ 2022 ISBN 978-4065286418

小説しょうせつ

• トリアングル 中央公論ちゅうおうこうろん新しん社しゃ、2004 のち文庫ぶんこ

翻訳ほんやく

• おーい、おりてよ ジョン・バーニンガム JR西日本にしにほんコミュニケーションズ 1989
• マドレーヌのクリスマス ルドウィッヒ・ベーメルマンス 佑たすく学がく社しゃ 1989
• クリスマスのほし マーカス・フィスター 講談社こうだんしゃ 1995
• みだれ髪かみ 1-2 チョコレート語ご訳やく 与謝野よさの晶子あきこ 河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ 1998 のち文庫ぶんこ
• こねこのクレオ ステラ・ブラックストーン 教育きょういく画が劇げき 2003
• クレオとキャスパー ステラ・ブラックストーン 教育きょういく画が劇げき 2003
• クレオのゆきあそび ステラ・ブラックストーン 教育きょういく画が劇げき 2003
• こっちおいでクレオ ステラ・ブラックストーン 教育きょういく画が劇げき 2004
• クレオのひっこし ステラ・ブラックストーン 教育きょういく画が劇げき 2004
• いつまでも アンナ・ピンヤタロ 主婦しゅふの友社ともしゃ 2007
• クマと森もりのピアノ デイビッド・リッチフィールド ポプラ社ぽぷらしゃ 2017

その他た

• 藤子とうこ・F・不二雄ふじお大だい全集ぜんしゅう『ドラえもん』9巻かん（2010年ねん、小学館しょうがくかん） - 解説かいせつを執筆しっぴつ。
• 『歌集かしゅう 滑走かっそう路ろ』(2017年ねん、著者ちょしゃ:萩原はぎはら慎一郎しんいちろう 角川書店かどかわしょてん) - 帯おびの推薦すいせん文ぶんを執筆しっぴつ。
• 『映画えいが 滑走かっそう路ろ』(2020年ねん、原作げんさく:萩原はぎはら慎一郎しんいちろう 、配給はいきゅう:KADOKAWA) - プレスリリースや映画えいが公式こうしきサイトに映画えいが評ひょうの寄稿きこう

出演しゅつえん

• クワイエットルームにようこそ（2007年ねん公開こうかい映画えいが）
• HVスペシャル「癒いやしの楽園らくえんを求もとめて アジアリゾートへの招待しょうたい 豊饒ほうじょうの水郷すいごう ケララ〜南みなみインド〜」（2001年ねん3月がつ29日にち、NHK BSプレミアム）
• 匠たくみの蔵ぞう創つくる人ひと、開ひらく人ひと、発はっする人ひと（JFN系けい九州きゅうしゅう沖縄おきなわ8局きょく・FNS系けい九州きゅうしゅう沖縄おきなわ8局きょく、2016年ねん - ）
• 世界一せかいいち受うけたい授業じゅぎょう（2019年ねん6月がつ8日にち・2020年ねん11月7日にち、日本にほんテレビ）
• プロフェッショナル 仕事しごとの流儀りゅうぎ（2023年ねん2月がつ27日にち、NHK総合そうごう）
• イベント「アイドル歌会うたかい」（2021年ねん - ） - 選者せんじゃを務つとめるイベント。2021年ねんのサラダ記念きねん日びに第だい1回かいが開催かいさい、以後いご不定期ふていき開催かいさい
• 第だい74回かいNHK紅白こうはく歌合戦うたがっせん（2023年ねん12月31日にち、NHK） - ゲスト審査しんさ員いん

逸話いつわ

• 俵たわら万智まちは高校生こうこうせいのときに武生たけお市しから福井ふくい県立けんりつ藤島ふじしま高等こうとう学校がっこうに通かよう際さい、福井ふくい市しの田原たはら町まち駅えきを利用りようしていた。そのため駅名えきめいにちなんだペンネームではないかと言いわれることがよくあるが、れっきとした本名ほんみょうである。駅えきのおかげで他人たにんから名前なまえをすぐ覚おぼえられたという。

• 俵たわらが作詞さくしし、おかあさんといっしょで歌うたわれた「銀ぎんちゃんのラブレター」という曲きょくがある。この曲きょくの歌詞かしに登場とうじょうするぎんのじょうくんという男おとこの子この名前なまえは山崎やまざき銀之丞ぎんのじょうから拝借はいしゃくした。彼女かのじょが
• のファンであり、ファンクラブの名誉めいよ会長かいちょうを務つとめていたこともありその縁えんで実現じつげんした。

• 2000年代ねんだい頃ごろに自身じしんが参加さんかした書店しょてんのイベントで、萩原はぎはら慎一郎しんいちろうが短歌たんかを始はじめたきっかけを作つくったとされる。『歌集かしゅう 滑走かっそう路ろ』には萩原はぎはらのあとがきにその事ことが書かかれている。また、萩原はぎはら慎一郎しんいちろうが受賞じゅしょうした短歌たんか大会たいかいのパーティーで俵たわら万智まちは萩原はぎはらに直接ちょくせつその話はなしを聞きき嬉うれしかったが、それが最初さいしょで最期さいごの会話かいわとなってしまったと後のちに語かたっている。歌集かしゅう滑走かっそう路ろの帯おびの推薦すいせん文ぶんは俵たわら万智まちが書かいている。

外部がいぶリンク

• 俵たわら万智まちのチョコレートBOX（公式こうしきサイト）
• 俵たわら万智まち (たわら まち) 株式会社かぶしきがいしゃ 東京とうきょうコンサーツ
• 読売新聞よみうりしんぶんオンライン
• 俵たわら万智まち (@tawara_machi) - X（旧きゅうTwitter）
• 俵たわら万智まち - NHK人物じんぶつ録ろく