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三洋電機さんようでんき

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
パナソニックホールディングス > 三洋電機さんようでんき
三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ
SANYO Electric Co., Ltd.
ロゴ
ブランド統合とうごうのロゴ
ロゴ
インド市場いちばのぞくブランド統合とうごうまえのロゴ
きゅう本社ほんしゃだいいちビル(守口もりぐち売却ばいきゃく売却ばいきゃくはPanasonicロゴとうのぞかれており、現在げんざい守口もりぐち市役所しやくしょ庁舎ちょうしゃとして使用しよう
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう以下いか過去かこのデータ)
東証とうしょう1 6764
1954ねん12月16にち - 2011ねん3がつ29にち
大証だいしょう1廃止はいし 6764
1954ねん4がつ1にち - 2011ねん3がつ29にち
NASDAQ SANYY
2011ねん3がつ29にち上場じょうじょう廃止はいし
略称りゃくしょう サンヨー
三洋さんよう
SANYO
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
540-6221
大阪おおさか中央ちゅうおう城見しろみ丁目ちょうめ1ばん61ごう
ツイン21パナソニックタワー
本店ほんてん所在地しょざいち 571-0050
大阪おおさか門真かどま門真かどま1006
設立せつりつ 1950ねん4がつ8にち創業そうぎょう1947ねん2がつ1にち
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 1120001155854 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 電化でんか製品せいひん半導体はんどうたいとう製造せいぞう販売はんばい保守ほしゅ・サービスとう
代表だいひょうしゃ 井垣いがき誠一郎せいいちろう代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
資本しほんきん 4おくえん
売上うりあげだか 341おく4,500まんえん
(2024ねん3がつ[1]
営業えいぎょう利益りえき △40おく5,700まんえん
(2024ねん3がつ[1]
経常けいじょう利益りえき △47おく6,700まんえん
(2024ねん3がつ[1]
じゅん利益りえき △72おく5,000まんえん
(2024ねん3がつ[1]
そう資産しさん 487おく4,400まんえん
(2024ねん3がつ[1]
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし パナソニックホールディングス 100%
関係かんけいする人物じんぶつ うえ歳男としおとこ創業そうぎょうしゃ
外部がいぶリンク 公式こうしきサイト
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三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ(さんようでんき、えい: SANYO Electric Co., Ltd.)は、パナソニックホールディングス子会社こがいしゃである日本にっぽん電機でんきメーカー。本社ほんしゃ大阪おおさか大阪おおさか中央ちゅうおう登記とうきじょう本店ほんてん大阪おおさか門真かどま門真かどまパナソニック本社ほんしゃ敷地しきちない所在しょざい。パナソニック傘下さんかはい以前いぜんには、創業そうぎょうから68ねんにわたり大阪おおさか守口もりぐち本社ほんしゃいていた。

概説がいせつ

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松下まつした幸之助こうのすけ義弟ぎていつまおとうと)で、松下電器産業まつしたでんきさんぎょうげん・パナソニックホールディングス)創業そうぎょうにもかかわり、同社どうしゃ専務せんむ取締役とりしまりやくだったうえ歳男としおとこが、GHQによる公職こうしょく追放ついほう指定していともない、1946ねん昭和しょうわ21ねん)に松下電器まつしたでんき退社たいしゃ翌年よくねん2がつ1にち松下まつした幸之助こうのすけより、自転車じてんしゃよう発電はつでんランプの製造せいぞうけん加西かさいにある松下電工まつしたでんこう北条ほうじょう工場こうじょう現在げんざいの「イオンモール加西かさい北条ほうじょう敷地しきち)をゆずけ、個人こじん事業じぎょう三洋電機さんようでんき製作所せいさくしょ」を創業そうぎょうし、自転車じてんしゃようランプを製造せいぞう当初とうしょ松下電器まつしたでんき三洋電機さんようでんき名前なまえ併記へいきして「ナショナル」ブランドで販売はんばいしていた[2]が、のちに直販ちょくはんした(2009ねん平成へいせい21ねん6月30にちまで存在そんざいした企業きぎょう博物館はくぶつかん「サンヨーミュージアム」[3]には、「ナショナル発電はつでんランプ:三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ製造せいぞう」などというむねかれた当時とうじ広告こうこくやブランドロゴが展示てんじされていた。)。松下電器産業まつしたでんきさんぎょう後藤ごとう清一せいいち創業そうぎょう工場こうじょうちょうとして参加さんかのちふく社長しゃちょう)。

1949ねん昭和しょうわ24ねん)、三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ会社かいしゃロゴマークに、源流げんりゅう企業きぎょうである松下電器まつしたでんきの「ナショナルマーク」(Nマーク中身なかみ)に類似るいじした円形えんけい電気でんきスパークとサンヨーロゴ(こちらはナショ文字もじ意識いしきはしているが同一どういつではないもの)をデザインしたものを採用さいよう社名しゃめい太平洋たいへいよう大西おおにしひろしインド洋いんどよう意味いみし、世界せかい活躍かつやくできる企業きぎょうになるという意志いしめられている。

1953ねん昭和しょうわ28ねん)に開発かいはつした噴流ふんりゅうしき洗濯せんたくだいヒットし、一躍いちやく有名ゆうめいになった。

その総合そうごう家電かでんメーカーとして日本にっぽん屈指くっし企業きぎょう成長せいちょう本家ほんけである松下電器まつしたでんきとも、国内こくない、さらに海外かいがい長年ながねんしのぎをけずることとなった(これは、戦後せんご松下電器まつしたでんきのグループ企業きぎょうとなった日本にほんビクターげんJVCケンウッド)も同門どうもんであり、松下電器まつしたでんき松下まつした幸之助こうのすけの「相互そうご補完ほかん相互そうご競争きょうそうによる発展はってん」という方針ほうしんから、おなじグループないでも独自どくじせいたもつことを推進すいしんしていたためである)。1986ねんには東京とうきょう三洋電機さんようでんきとの合併がっぺいによりしんCIロゴマークを導入どうにゅう太陽たいようのように活力かつりょくあふれたイメージの「サンヨーレッド」のコーポレートカラーの配色はいしょくで、2ほんたてせんを5つにけた「N」で5つの行動こうどう基準きじゅん長期ちょうきビジョン(後述こうじゅつ)をあらわすものとした[4]

しかし、度重たびかさなる製品せいひん重大じゅうだい事故じこ不祥事ふしょうじ経営けいえいじょうきょう悪化あっかし、2011ねん平成へいせい23ねん株式かぶしき交換こうかんによりパナソニックの完全かんぜん子会社こがいしゃとなった。この前後ぜんごすう年間ねんかん役員やくいんのほとんどが社外しゃがいり、グループ10まんにんちょう巨大きょだい企業きぎょう倒産とうさんずに(経営けいえい統合とうごうで)事実じじつじょう消滅しょうめつするという、日本にっぽん経済けいざいでもはじめてのケースとなった。なお現在げんざい法人ほうじんかくがありアフターサポート事業じぎょう一部いちぶで「SANYO」ブランドは使用しようされているが、後述こうじゅつ沿革えんかくにもあるように社員しゃいんのほぼ全員ぜんいんのパナソニックグループなどに転籍てんせきしているので、事実じじつじょう休眠きゅうみん会社かいしゃ状態じょうたいである。

なお、社名しゃめいに「三洋さんよう」とくが、三洋さんよう貿易ぼうえき三洋証券さんようしょうけん1997ねん会社かいしゃ更生こうせいほう申請しんせい)や三洋信販さんようしんぱん2010ねんプロミス吸収きゅうしゅう合併がっぺい)、三洋さんよう物産ぶっさん三洋さんよう産業さんぎょうとは、資本しほん人材じんざいとともに一切いっさい無関係むかんけいである(各社かくしゃこう参照さんしょう)。現在げんざいは、掃除そうじかみパックや、ファクシミリのインクリボンなど交換こうかん必要ひつよう製品せいひん家電かでん補修ほしゅう部品ぶひんなど一部いちぶかぎ三洋電機さんようでんき商標しょうひょう(「SANYO」ブランド)の使用しよう継続けいぞくしている。ただし「SANYO」ブランド製品せいひん修理しゅうり受付うけつけ補修ほしゅうよう性能せいのう部品ぶひん供給きょうきゅうは2023ねん3がつかぎりで終了しゅうりょうとなり、今後こんごは「SANYOブランド製品せいひん故障こしょうした場合ばあい、Panasonicブランドなど最新さいしんモデルへえる」ようびかけられている。

のロゴは[5]参照さんしょうのこと。

歴史れきし

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歴代れきだい社長しゃちょう

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氏名しめい 在任ざいにん期間きかん
初代しょだい うえ歳男としおとこ 1947ねん - 1968ねん
2だい うえゆうろう 1968ねん - 1971ねん
3だい うえかおる 1971ねん - 1986ねん
4だい うえさと 1986ねん - 1992ねん
5だい 高野たかの泰明やすあき 1992ねん - 1998ねん
6だい 近藤こんどう定男さだお 1998ねん - 2000ねん
7だい 桑野くわの幸徳ゆきのり 2000ねん - 2005ねん
8だい うえさとみやび 2005ねん - 2007ねん
9だい 佐野さの精一郎せいいちろう 2007ねん - 2011ねん
10代 伊藤いとう正人まさと 2012ねん - 2014ねん
11だい 中川なかがわのうとおる 2014ねん - 2017ねん
12だい 井垣いがき誠一郎せいいちろう 2017ねん - 現在げんざい

経営けいえい理念りねん・コーポレートスローガンとう

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経営けいえい理念りねん
「わたしたちは、世界せかいのひとびとになくてはならない存在そんざいでありたい」
独創どくそうてき技術ぎじゅつによってすぐれた商品しょうひんとまごころのこもったサービスを提供ていきょうし、世界せかい人々ひとびとからあいされ信頼しんらいされ、なくてはならない「太陽たいようのような」存在そんざいになることを意味いみする[20]
コーポレートスローガン
ひとと・地球ちきゅう大好だいすきです」
クリーンエネルギーとマルチメディアの事業じぎょう積極せっきょくてき展開てんかいしていくことを宣言せんげんしたもの[21]。2005ねん6がつまで使用しよう
ブランドビジョン
「Think GAIA For Life and the Earth」
ひとと・地球ちきゅう大好だいすきです」をグローバルに企業きぎょうイメージをつたえるために変更へんこう。2005ねん7がつより使用しよう[5]
行動こうどう基準きじゅん[20]
  1. 品位ひんいのある仕事しごとをする(品位ひんい
  2. 客様きゃくさま満足まんぞく先取さきどりする(顧客こきゃく主義しゅぎ
  3. 時代じだい独自どくじひらく(独創どくそうせい
  4. 自由じゆう闊達かったつ職場しょくばをつくる(相互そうご信頼しんらい
  5. 経営けいえい効率こうりつたかめ、利益りえき公平こうへい分配ぶんぱいする(社会しゃかい貢献こうけん
長期ちょうきビジョン[4]
  1. 国際こくさいてき経営けいえい基盤きばんったこう収益しゅうえき優良ゆうりょう企業きぎょう
  2. 先端せんたん技術ぎじゅつ一流いちりゅうのエレクトロニクスメーカー
  3. 社会しゃかいへの貢献こうけん重視じゅうしする企業きぎょう
  4. すぐれたマーケティングにより顧客こきゃく信頼しんらいされる企業きぎょう
  5. 一人ひとりひとりの社員しゃいん活力かつりょくった積極せっきょく経営けいえい企業きぎょう

経営けいえい再建さいけん

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2005年度ねんど再建さいけんけたうご

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2000年代ねんだい初頭しょとう三洋さんようソニーシャープは「3S」としてこう評価ひょうかていたが[22]2004ねん平成へいせい16ねん)10がつ23にち発生はっせいした新潟にいがたけん中越なかこし地震じしんにより、子会社こがいしゃ新潟三洋電子にいがたさんようでんし三洋さんよう半導体はんどうたい製造せいぞうオン・セミコンダクター新潟にいがた)の半導体はんどうたい製造せいぞう工場こうじょう被災ひさい地震じしん保険ほけん加入かにゅうであったため500おくえんえる損害そんがいがほぼそのまま損失そんしつとして計上けいじょうされたほか、デジタルカメラの単価たんか下落げらくなどのあおりをけて、どう年度ねんど大幅おおはば減収げんしゅう減益げんえきとなった。2005ねん3がつ決算けっさんは1,715おくえん当期とうき赤字あかじ

このため、2005ねん平成へいせい17ねん)6がつには、創業そうぎょう以来いらいながらくつづけてきたうえ一族いちぞくによる同族どうぞく経営けいえいからやぶり、外部がいぶからジャーナリスト野中のなかともよ社外しゃがい取締役とりしまりやくとして招聘しょうへいした。野中のなかはその会長かいちょう最高さいこう経営けいえい責任せきにんしゃ(CEO)に就任しゅうにんする。しかし2006ねん平成へいせい18ねん)2がつ野中のなかはCEO兼務けんむかれる。

2005ねん平成へいせい17ねん9月28にちには、創業そうぎょうである北條ほうじょう工場こうじょう兵庫ひょうごけん加西かさい)の閉鎖へいさふく追加ついか再建さいけん計画けいかく発表はっぴょう同年どうねん10月22にち共同通信社きょうどうつうしんしゃが「冷蔵庫れいぞうこなどの家電かでんから撤退てったいしこれらを生産せいさんしている工場こうじょう閉鎖へいさする」と報道ほうどうしたが、三洋電機さんようでんきがわはこの報道ほうどうすべ否定ひてい、「しろぶつ家電かでんからの撤退てったいかんがえている事実じじつはない」として、当該とうがい報道ほうどうへの遺憾いかんあらわした[23]。しかし同年どうねん11月18にち総合そうごう家電かでんメーカーから撤退てったい発表はっぴょう今後こんご電池でんち太陽光たいようこう発電はつでんといった自然しぜん環境かんきょうやさしいクリーンエネルギー事業じぎょうや、携帯けいたい電話でんわをはじめとするモバイル関連かんれん事業じぎょう中心ちゅうしん経営けいえい再建さいけんはか見通みとおしとなった。しろぶつ家電かでんについては完全かんぜん撤退てったいしないものの、日本にっぽん国外こくがいメーカーとの合弁ごうべん視野しやれ、事業じぎょう大幅おおはば縮小しゅくしょうされる見通みとおしだった。

2005ねん平成へいせい17ねん12月9にち再建さいけんけての重要じゅうよう課題かだいとされてきた金融きんゆう子会社こがいしゃ三洋電機さんようでんきクレジットについて、べい投資とうし銀行ぎんこうゴールドマン・サックス譲渡じょうとすると発表はっぴょう株式かぶしき譲渡じょうと第三者だいさんしゃ割当わりあて増資ぞうしによりゴールドマン・サックスが三洋さんようわって筆頭ひっとう株主かぶぬしとなった[24]。また同日どうじつ不振ふしんのテレビ事業じぎょうについても、アジアメーカーとの提携ていけいけて協議きょうぎちゅうであることをあきらかにし、2006ねん平成へいせい18ねん3月17にち台湾たいわんクアンタ・コンピュータ提携ていけいすると正式せいしき発表はっぴょう。クアンタ・コンピュータと薄型うすがたテレビ事業じぎょうのための合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつし、三洋さんようブランドの液晶えきしょうテレビはしん会社かいしゃから発売はつばいされることとなった。

2005ねん平成へいせい17ねん12月21にち再建さいけんけて三洋電機さんようでんき資本しほん増強ぞうきょう計画けいかくについての第三者だいさんしゃによる新株しんかぶしき優先株ゆうせんかぶしき発行はっこう基本きほん合意ごうい大和証券だいわしょうけんエスエムビーシープリンシパル・インベストメンツ株式会社かぶしきがいしゃ以下いか大和証券だいわしょうけんSMBCPI」)、ゴールドマン・サックス・グループ、および株式会社かぶしきがいしゃ三井住友銀行みついすみともぎんこう以下いか三井住友銀行みついすみともぎんこう」)のなかたっしたと発表はっぴょうした。この発表はっぴょうでは、2006ねん平成へいせい18ねん)2がつまつまでに総額そうがく3,000おくえん優先株ゆうせんかぶしき発行はっこうし、大和証券だいわしょうけんSMBCPI、ゴールドマン・サックス・グループ、および三井住友銀行みついすみともぎんこうがこれをけ、このうち大和証券だいわしょうけんSMBCPIおよびゴールドマン・サックス・グループにかく1,250おくえんを、三井住友銀行みついすみともぎんこうへは500おくえんてる予定よてい[25]とし、2006ねん平成へいせい18ねん1がつ25にち上記じょうき内容ないよう予定よていどお正式せいしき決定けっていしたと発表はっぴょう2がつ26にちでの臨時りんじ株主かぶぬし総会そうかいにて了承りょうしょうのち3月14にち増資ぞうし完了かんりょうした。なお、産業さんぎょう再生さいせいほう適用てきようにより、増資ぞうしともな税金ぜいきん一部いちぶ軽減けいげんされた。

また同時どうじ人事じんじ変更へんこう発表はっぴょうもあり、CEOとCOO、およびCFO廃止はいしし、9にん取締役とりしまりやくのうち5にん今回こんかい引受ひきうけさき金融きんゆう機関きかん3しゃから就任しゅうにんする予定よていであることをあきらかにした。

そのも12月には不具合ふぐあいによる携帯けいたい電話機でんわき充電じゅうでん130まん回収かいしゅうよく2007ねん平成へいせい19ねん)1がつ洗濯せんたく乾燥かんそう16まんだいリコール、さらに2がつには不適切ふてきせつ会計かいけい処理しょり問題もんだいするなど、野中のなかのCEO解任かいにん財務ざいむ事業じぎょう両面りょうめんつづけにトラブルがつづいた。

2007年度ねんど再建さいけんけたうご

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2007ねん平成へいせい19ねん3月19にち、3連続れんぞく赤字あかじ決算けっさん責任せきにん会計かいけい問題もんだい処理しょりする過程かてい野中のなか社外しゃがい取締役とりしまりやく会社かいしゃる。さらに同年どうねん4がつ2にちには創業そうぎょうしゃうえ歳男としおとこまごであるうえさとみやび社長しゃちょうして代表だいひょうけんのない取締役とりしまりやく退しりぞく。わってきの佐野さの精一郎せいいちろう執行しっこう役員やくいん総務そうむ人事じんじ本部ほんぶちょう当時とうじ)が社長しゃちょう就任しゅうにん同年どうねん6がつ正式せいしき代表だいひょう取締役とりしまりやくとなった。その佐野さの社長しゃちょうしたで(実質じっしつてきにはだい株主かぶぬしである金融きんゆう機関きかん主導しゅどう)、採算さいさん事業じぎょう関連かんれんせいひく事業じぎょう売却ばいきゃく太陽たいよう電池でんちとう主力しゅりょく事業じぎょう強化きょうかおこなわれた。これにより、創業そうぎょう経営けいえい一線いっせんから退しりぞいた。なお、うえさとみやびのちじゅう生活せいかつグループ企業きぎょうであるLIXIL(リクシル)相談役そうだんやくて、2011ねん平成へいせい23ねん)4がつより同社どうしゃインターナショナルカンパニー(社内しゃないカンパニー)社長しゃちょうとなった。

2007ねん平成へいせい19ねん11月27にち、2007年度ねんど9がつ中間ちゅうかん連結れんけつ決算けっさんは、人員じんいん削減さくげんなどのリストラ効果こうかもあり、最終さいしゅう損益そんえきが159おくえん黒字くろじと、中間なかまでは3ぶりに黒字くろじ転換てんかん発表はっぴょう。また同日どうじつ来年度らいねんどから3年間ねんかんのマスタープラン「チャレンジ1000」も発表はっぴょう得意とくい分野ぶんやである電池でんち充電じゅうでんしき電池でんち)や太陽たいよう電池でんち電子でんし部品ぶひんなどの部品ぶひん事業じぎょう設備せつび投資とうし集中しゅうちゅうし、とく太陽たいよう電池でんちでは岐阜ぎふ事業じぎょうしょ岐阜ぎふけん安八あんぱちまちない薄膜うすまく太陽たいよう電池でんち研究けんきゅう開発かいはつ拠点きょてんとなる「次世代じせだい太陽たいよう電池でんち開発かいはつセンター」を新設しんせつ売却ばいきゃく断念だんねんした半導体はんどうたい事業じぎょうも、子会社こがいしゃ三洋さんよう半導体はんどうたいたいし3年間ねんかんやく3,700おくえんとうじる方針ほうしんかかげた。不振ふしんしろぶつ家電かでんも「AQUA」など環境かんきょうやさしい高級こうきゅう商品しょうひん中心ちゅうしん継続けいぞくする方向ほうこうとした。

2008ねん平成へいせい20ねん1がつ25にち同年どうねん4がつ1にちけでグループの組織そしき再編さいへんおこない、三洋電機さんようでんきしろぶつ家電かでん事業じぎょう車載しゃさい機器きき事業じぎょうおよび営業えいぎょう販売はんばい部門ぶもんを、同日どうじつづけ鳥取三洋電機とっとりさんようでんきから社名しゃめい変更へんこうした三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスに移管いかん鳥取三洋電機とっとりさんようでんきのフォトニクス事業じぎょう三洋電機さんようでんき移管いかんすることを発表はっぴょう[26]

2008ねん平成へいせい20ねん)4がつ国内こくない家電かでん量販りょうはんてん出荷しゅっかする液晶えきしょうテレビの生産せいさん中止ちゅうしし、地域ちいき系列けいれつてんだけで販売はんばいしているが、優位ゆういせいのある日本にっぽん国外こくがい市場いちば事業じぎょう規模きぼ拡大かくだいしておき、競争きょうそう優位ゆういてる生産せいさん規模きぼになれば、ふたた国内こくない市場いちば本格ほんかく参入さんにゅうもあるとした。テレビ事業じぎょうは、2006ねん10がつアメリカ子会社こがいしゃ移管いかんし、アメリカ市場いちばではウォルマート販路はんろ活用かつようしている。

パナソニックによる買収ばいしゅうとFDK、オン・セミコンダクター、ハイアールへの事業じぎょう譲渡じょうと

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2008ねん平成へいせい20ねん11月1にち日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい(NHK)のテレビニュースにて「パナソニックが三洋電機さんようでんき買収ばいしゅうすることを検討けんとうしている」とほうじられ、これにつづいて、新聞しんぶん各紙かくし同様どうよう内容ないようほうじた。のちに友好ゆうこうてき株式かぶしき公開こうかい買付かいつ(TOB)により過半数かはんすう株式かぶしき取得しゅとくし、2009ねん平成へいせい21ねん)4がつまでに子会社こがいしゃするとほうじられていた。

2008ねん平成へいせい20ねん11月7にちパナソニック三洋電機さんようでんき子会社こがいしゃすることで基本きほん合意ごういしたことを発表はっぴょう。この基本きほん合意ごうい時点じてんでは、2008ねん平成へいせい20ねん)12がつ目途もくと雇用こよう事業じぎょう・ブランドとうについての大枠おおわく合意ごういしたうえで、2009ねんはじめに、パナソニックが友好ゆうこうてき株式かぶしき公開こうかい買付かいつ(TOB)を実施じっしし、3がつまつまでに子会社こがいしゃする予定よていだった。

2008ねん平成へいせい20ねん)12月に資本しほん業務ぎょうむ提携ていけい契約けいやく締結ていけつ2009ねん平成へいせい21ねん)3がつには過半数かはんすう議決ぎけつけん主要しゅよう株主かぶぬし三井住友銀行みついすみともぎんこう大和証券だいわしょうけんSMBCPI、ゴールドマン・サックス・グループ)がTOB応募おうぼでパナソニックと合意ごういした。しかし、両社りょうしゃアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでのニッケル水素すいそ電池でんち市場いちばわせてやく8わりたっするシェアをゆうするひとし電池でんちたかいシェアをめることから、独占どくせん禁止きんしはんトラスト)ほうじょう手続てつづき予想よそう以上いじょう長期ちょうきした。

2009ねん平成へいせい21ねん6月26にち佐野さの精一郎せいいちろう社長しゃちょう株主かぶぬし総会そうかいで、同年どうねん9がつ1にちよりパナソニックの子会社こがいしゃとなりパナソニックグループ傘下さんかはいることを正式せいしき発表はっぴょう同年どうねん10がつまつまでにニッケル水素すいそ電池でんち部門ぶもん一部いちぶ売却ばいきゃくなどを条件じょうけん世界せかいかく地域ちいきすべての関係かんけい当局とうきょくから承認しょうにんられたことから、2009ねん平成へいせい21ねん)11月4にちにパナソニックが三洋さんようたいする友好ゆうこうてきTOBの実施じっし三洋さんようがTOBへの賛同さんどうをそれぞれ決議けつぎした。TOBは11月5にちから12月7にちまでおこなわれ、12月8にち成立せいりつ12月21にちにTOB決済けっさいとTOBに応募おうぼされた優先株ゆうせんかぶしき普通ふつう株式かぶしき転換てんかんおこなわれ、パナソニックがぜん株式かぶしきの50.27%を取得しゅとく当初とうしょ予定よていより半年はんとし以上いじょうおくれて三洋さんよう正式せいしきにパナソニックグループにくわわった[27]よく2010ねん平成へいせい22ねん2がつ1にちづけでパナソニックから役員やくいん[28]自社じしゃのHIT太陽たいよう電池でんちをパナソニックにOEM供給きょうきゅうし、パナソニック電工でんこうようする強力きょうりょく販売はんばいもうせて販売はんばいするなど、パナソニックグループの一員いちいんとして本格ほんかくてき連携れんけいはじまった。

三洋さんよう買収ばいしゅうされる以前いぜん、ブランドビジョンとして「Think GAIA(シンクガイア)」という言葉ことばかかげていた。買収ばいしゅう直後ちょくごの2010ねん1がつ、パナソニックグループは創立そうりつ100周年しゅうねんビジョンをあらたに公開こうかいした。このため三洋さんよう会社かいしゃ方向ほうこうせいしめ表現ひょうげんを2つつこととなったが、混乱こんらんまねくとして、2010ねん平成へいせい22ねん4がつ9にちかぎりでブランドビジョン「Think GAIA」の運用うんようりやめを発表はっぴょうした[29]

2010ねん平成へいせい22ねん5月7にち大坪おおつぼ文雄ふみおパナソニック社長しゃちょうが、同年どうねん3がつパナソニック決算けっさん発表はっぴょう記者きしゃ会見かいけん席上せきじょうで「三洋さんようしろぶつ家電かでん事業じぎょう将来しょうらいてき統合とうごうする」と発表はっぴょう。その同年どうねん7がつ28にちにパナソニック・パナソニック電工でんこう三洋電機さんようでんきの3しゃ合同ごうどうでパナソニックグループの抜本ばっぽんてき再編さいへん発表はっぴょうした。3しゃがそれぞれ一定いってい独立どくりつせいった現状げんじょう経営けいえい形態けいたいでは、サムスン電子でんしLGエレクトロニクスといったきゅう成長せいちょうつづけるアジアけい電機でんきメーカーとの競争きょうそうくには不十分ふじゅうぶんで、競争きょうそうりょく強化きょうか意思いし決定けってい迅速じんそくはかるには、経営けいえい統合とうごうこまかく重複じゅうふくおお既存きそん事業じぎょう大胆だいたん整理せいり集約しゅうやくといった抜本ばっぽんてき再編さいへん必要ひつようであるとパナソニックがわから電工でんこう三洋さんよう両社りょうしゃ打診だしん合意ごういした。

まずパナソニックが2010ねん平成へいせい22ねん)8がつ23にちから10がつ6にちまで友好ゆうこうてきTOBを実施じっし。TOBは10月7にち成立せいりつして10がつ14にちづけ決済けっさいおこなわれ、パナソニックは三洋さんようぜん株式かぶしきの80.98%を取得しゅとくした。TOBに応募おうぼされなかった株式かぶしき株式かぶしき交換こうかんによって取得しゅとく三洋さんようよく2011ねん平成へいせい23ねん)3がつ29にち上場じょうじょう廃止はいしとなり、同年どうねん4がつ1にちづけでパナソニックの完全かんぜん子会社こがいしゃとなった。つづいて2012ねん平成へいせい24ねん)1がつ1にちづけでパナソニックグループ全体ぜんたいで「コンシューマ」「デバイス」「ソリューション」の3事業じぎょう分野ぶんやかくとする事業じぎょう再編さいへん実施じっし三洋さんようつよみである太陽たいよう電池でんち蓄電池ちくでんちなどのエナジーシステムはおもに「デバイス」事業じぎょう活用かつようされる見込みこみ。

そして、事業じぎょう再編さいへん実施じっしされる2011年度ねんどちゅうに、SANYOブランドがつよ支持しじされている海外かいがい一部いちぶ地域ちいき機器ききのぞき「SANYO」ブランドを原則げんそく廃止はいしし「Panasonic」へ一本いっぽんすることまった[30]。まず「SANYO」ブランドでのしん製品せいひん発表はっぴょうは2011ねん3がつ31にちづけもっ終了しゅうりょうよく4がつ1にち以降いこう三洋さんよう生産せいさん出荷しゅっかする製品せいひんには原則げんそくとして「Panasonic」ブランドをかんすることとなり、「SANYO」ブランドをかんする既存きそん製品せいひん生産せいさん出荷しゅっかは1ねん商標しょうひょう公式こうしき使用しよう終了しゅうりょうけて縮小しゅくしょうされる。そして2012ねん平成へいせい24ねん)4がつ以降いこう日本にっぽん国内こくないの「SANYO」ブランド製品せいひんeneloopだけとなり、それ以外いがい製品せいひんは「在庫ざいこ展示てんじひんかぎり」となって完売かんばい次第しだい市場いちばから姿すがたす。当面とうめんあいだ「SANYO」ブランド製品せいひんとしてパナソニックの充電じゅうでんしきEVOLTA併売へいばいされていたeneloopをのぞき、日本にっぽん国内こくないでの「SANYO」ブランドの使用しよう2013ねん平成へいせい25ねん)4がつ25にちもっ廃止はいし。それ以降いこう、eneloopは発売はつばいもと・ブランドを「Panasonic」に統合とうごうして発売はつばい継続けいぞくする方針ほうしんとなった。「EVOLTA」の併売へいばい継続けいぞくされるため、事実じじつじょうパナソニックは2つの蓄電池ちくでんちブランドをかまえることになった。

さらに全国ぜんこくやく1500てんある三洋さんよう系列けいれつてんスマイるNo.1ショップ」を「パナソニックショップ」に転換てんかん統合とうごうすることまった。2011ねん平成へいせい23ねん)10がつ1にちから、三洋さんよう系列けいれつてん看板かんばんを(「SANYO」ロゴとう撤去てっきょして)「Panasonic」ロゴとうえる作業さぎょうはじまり、2012ねん3がつまつ完了かんりょう予定よてい[31]。これに先行せんこうするかたち三洋さんよう系列けいれつてんには、三洋さんようグループ本体ほんたい生産せいさん体制たいせい大幅おおはば縮小しゅくしょうした製品せいひん中心ちゅうしんに、薄型うすがたテレビ冷蔵庫れいぞうこひとし一部いちぶでパナソニック製品せいひん供給きょうきゅうはじめ、完全かんぜん子会社こがいしゃ以降いこうはパナソニックショップ転換てんかんけて、「Panasonic」ブランドをかんした三洋さんよう製品せいひんふくめてぜん分野ぶんや製品せいひんがパナソニックショップと同様どうようしなそろえにわっていった。ただしすべての三洋さんよう系列けいれつてんがパナソニックショップに衣替ころもがえするとはかぎらず、三洋さんよう・パナソニック以外いがい他社たしゃ製品せいひん併売へいばいする「アトム電器でんきとう独立どくりつけいや「エディオンファミリーショップ」とう家電かでん量販りょうはんてんけい移籍いせきする店舗てんぽている。さらに一部いちぶ地域ちいき店舗てんぽでは看板かんばんからの「SANYO」文字もじはずして「Panasonic」や「アトム電器でんき」などへのえが予定よていより前倒まえだおしされ、2011ねん平成へいせい23ねん)4がつ1にちよりえをはじめている。

また完全かんぜん子会社こがいしゃともない、2011ねん4がつから三洋電機さんようでんき公式こうしきウェブサイトURLが、パナソニックのドメイン(panasonic.co.jp)のしたかれることとなった。

なお、車載しゃさいよう以外いがいのニッケル水素すいそ電池でんち部門ぶもんとう三洋さんようエナジートワイセルとう)は2010ねん平成へいせい22ねん)に古河ふるかわグループ富士通ふじつうけい)のFDKに、いち売却ばいきゃく断念だんねんした半導体はんどうたい事業じぎょう三洋さんよう半導体はんどうたい)も2011ねん平成へいせい23ねん)にアメリカオン・セミコンダクターにそれぞれ売却ばいきゃくされた。ただし前者ぜんしゃ2011ねん平成へいせい23ねん現在げんざいも、eneloopの製造元せいぞうもととしてつづ三洋さんよう製品せいひん供給きょうきゅうつづけており、後者こうしゃもオン・セミコンダクター傘下さんか最長さいちょう3年間ねんかんはSANYOロゴを使用しようする計画けいかくがあるとされていた。ちなみに車載しゃさいようのニッケル水素すいそ電池でんち事業じぎょうは、三洋さんようがわではなくパナソニックがわ事業じぎょう中国ちゅうごく湖南こなんりょくとお新能しんのうげん譲渡ゆずりわたされる見通みとおしとされる[32]

パナソニックと重複じゅうふくする洗濯せんたく機器きき家庭かていよう冷蔵庫れいぞうこ事業じぎょうは、2011ねんにハイアールグループに売却ばいきゃくされた。三洋さんようとハイアールは家庭かていよう冷蔵庫れいぞうこ生産せいさん合弁ごうべん会社かいしゃ・ハイアール三洋さんようエレクトリック(ハイアールアジアインターナショナル)を設立せつりつしており、家庭かていよう機器きき事業じぎょう売却ばいきゃくさきとしては妥当だとうといえる。コインランドリー機器ききでは国内こくない市場いちばをほぼ独占どくせんしていたが、家庭かていよう洗濯せんたくだけでなくコインランドリーなどの業務ぎょうむよう機器きき事業じぎょう売却ばいきゃくした結果けっか日本にっぽん国内こくないでトップシェアをにぎっていたコインランドリー機器きき事業じぎょう外国がいこく企業きぎょうわたすことになった。ハイアール売却ばいきゃくまえの2011ねん以前いぜん製造せいぞうされた製品せいひんはパナソニックグループがアフターサービスをおこなっているが、補修ほしゅうよう性能せいのう部品ぶひん供給きょうきゅう終了しゅうりょうともない・2024ねん9がつかぎりで「SANYO」ブランド製品せいひん修理しゅうり受付うけつけ終了しゅうりょうする予定よてい(パナソニックHPでの「SANYO」ブランド製品せいひん取扱とりあつかい説明せつめいしょダウンロードサービスは継続けいぞく)。

製品せいひん・サービス

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洗剤せんざい不要ふようなモデルなどの洗濯せんたくニッケル・カドミウム蓄電池ちくでんちニッケル・水素すいそ充電じゅうでん高性能こうせいのうこう品質ひんしつリチウム電池でんち商品しょうひんとう電池でんちソーラーパネルなどの領域りょういきたか技術ぎじゅつりょくゆうしていた。CD-Rドライブのみエラー(バッファアンダーラン防止ぼうし機能きのう「BURN-Proof(バーン・プルーフ)」を世界せかいはじめて開発かいはつした。

ソーラーパネル太陽光たいようこう発電はつでん事業じぎょう)の主要しゅようなメーカーのひとつであり、独自どくじ技術ぎじゅつのHIT太陽たいよう電池でんちたかいシェアをつ。岐阜ぎふけん安八あんぱちぐん安八あんぱちまち岐阜ぎふ事業じぎょう所内しょない巨大きょだいなモニュメントをねただい規模きぼ太陽光たいようこう発電はつでんシステム「ソーラーアーク」(後述こうじゅつ)を設置せっち東海道新幹線とうかいどうしんかんせん米原まいばらえき岐阜ぎふ羽島はしまえきあいだ車内しゃないからることができる。

ディスプレイ分野ぶんやでは、有機ゆうきELディスプレイをべいイーストマンコダックしゃ共同きょうどう開発かいはつしていたが、2006ねん平成へいせい18ねん1がつ31にち撤退てったい表明ひょうめいした(コダックしゃ事業じぎょう継続けいぞく)。プラズマテレビ液晶えきしょうテレビではシェアはひくいが、セイコーエプソン技術ぎじゅつ協力きょうりょくホームシアターようプロジェクターであるZシリーズは国内こくない一番いちばん売上うりあげである。プラズマテレビ・液晶えきしょうテレビではデザイナーのグエナエル・ニコラ起用きようし、革新かくしんてきなデザインのテレビでシェア向上こうじょうねらっている。

携帯けいたい電話でんわ分野ぶんやではイー・モバイルのぞき、PHSふく国内こくないぜんキャリアたいしてはしまつ携帯けいたい電話でんわ端末たんまつ)を供給きょうきゅうした実績じっせきがある。携帯けいたい電話でんわ開発かいはつは、三洋電機さんようでんき大阪おおさかきゅう三洋さんようテレコミュニケーションズ、SA型番かたばん)と、子会社こがいしゃ鳥取三洋電機とっとりさんようでんき(ST型番かたばんのちにSAへ統合とうごう)の2しゃにより独立どくりつしておこなわれていた。ほね伝導でんどうスピーカー(SonicSpeaker)やワンセグ放送ほうそう対応たいおうテレビチューナー(KDDI沖縄おきなわセルラー電話でんわauブランドCDMA 1X WIN対応たいおう端末たんまつ・W33SA)は携帯けいたい電話でんわ端末たんまつとしては世界せかいはじめて搭載とうさいし、ほかにもFMラジオチューナーなど、様々さまざま技術ぎじゅつ搭載とうさい挑戦ちょうせんした。携帯けいたい電話でんわ事業じぎょう2008ねん平成へいせい20ねん1がつ21にち、500おくえん携帯けいたい電話でんわ事業じぎょうきょうセラへの売却ばいきゃく正式せいしき発表はっぴょうされ、同年どうねん4がつ1にちづけ売却ばいきゃくされた。

かつてはエアコン世界せかい市場いちばでもたかいシェアをゆうしていたり、1人ひとりらしよう開発かいはつされた「It's」シリーズがなが発売はつばいされていた。なお、はこ可能かのうナビゲーションシステムの分野ぶんやでは、2006ねん平成へいせい18ねんまつ発売はつばいした「ミニゴリラ」が人気にんきた。

一般いっぱん消費しょうひしゃにはあまり認知にんちされていないが、製品せいひん実際じっさい製造せいぞうしゃ注目ちゅうもくするとたかいシェアをゆうした製品せいひん多数たすうある。家電かでん製品せいひんなど、自社じしゃブランドではなくOEM供給きょうきゅう、すなわち当社とうしゃ製造せいぞう他社たしゃへと供給きょうきゅうし、他社たしゃ商標しょうひょうけて消費しょうひしゃ供給きょうきゅうされる製品せいひん比率ひりつたかかった。ひかりデバイス電池でんち・パソコンとう電子でんし機器ききようコンデンサなど一部いちぶ電子でんしデバイスや、デジタルカメラなどの完成かんせいひんOEM供給きょうきゅうではトップシェアを製品せいひん数多かずおお存在そんざいし、えんした三洋さんよう電機でんき)」とわれたこともある[よう出典しゅってん]とくデジタルカメラのOEM供給きょうきゅうもととしては世界せかいトップシェアをゆうしたこともあった。またハイビジョンレコーダーなどは通常つうじょうOEM供給きょうきゅうのみである。

また、「デジカメ」「ムービーデジカメ」を商標しょうひょうとして登録とうろくしている。このため他社たしゃ自社じしゃ製品せいひんをデジカメとぶことはないが、ほぼ商品しょうひんジャンル全体ぜんたい代名詞だいめいししているため、マスメディアなど第三者だいさんしゃ他社たしゃ製品せいひんをこのぶことは黙認もくにんされている。

てい価格かかく競争きょうそうはげしい家電かでん量販りょうはんてんよりも、地元じもと密着みっちゃくがたでアフターサービス重視じゅうしまち電器でんきてん優遇ゆうぐうする傾向けいこうがあった。三洋さんよう系列けいれつ電器でんきてんとして「スマイるNo.1ショップ」があり、専売せんばいモデルや購入こうにゅうした場合ばあいのみに適用てきようする長期ちょうき延長えんちょう動作どうさ保証ほしょうなどの特典とくてんもあった。

コンシューマ部門ぶもん

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以前いぜん使つかわれていた商標しょうひょう現在げんざい商標しょうひょうもともに解説かいせつする。現在げんざいはほとんどパナソニックなどに移管いかん売却ばいきゃくされている。

  • 映像えいぞう音響おんきょう機器きき
    • 液晶えきしょうテレビ
      • VIZON - おも輸出ゆしゅつけ、国内こくない流通りゅうつうではおも通販つうはん一部いちぶ大型おおがた量販りょうはんてん主軸しゅじく
      • CAPUJO - 系列けいれつてんせん売品ばいひん
    • ポータブルDVDプレイヤー - ムービッシュ安定あんてい受信じゅしんワンセグチューナー内蔵ないぞう
    • デジタルカメラ - Xacti三洋さんようでは「ムービーカメラ」としょうしている。2003ねん平成へいせい15ねん)まではMulti-z(マルチーズ)ブランドで販売はんばいされていた。パナソニックに移管いかんも、Xactiブランドは消滅しょうめつしたものの「デジタルムービーカメラ」として販売はんばい継続けいぞく
    • 液晶えきしょうプロジェクタ - BIGSHOW大型おおがた業務ぎょうむようプロジェクタ、ビジネスようオフィスようプロジェクタ)、Z(ホームシアターようフルスペックハイビジョンプロジェクタ)、Xacti Projector(エントリータイプのハイビジョン対応たいおう16:9のプロジェクタ)
    • 家庭かていよう防犯ぼうはんカメラ - HOVICA外出がいしゅつさきからチェックできる)
    • ICレコーダー - Xacti(業務ぎょうむ放送ほうそう用途ようとでも使用しようされるリニアPCMレコーダーも製造せいぞう
  • 情報じょうほう通信つうしん機器きき
  • 生活せいかつ家電かでん
    • 洗濯せんたく乾燥かんそう - AQUAみずあらえないものをオゾン除菌じょきんけししゅうする) - ハイアールグループに売却ばいきゃく(AQUAブランドは継続けいぞく使用しよう)。
    • 空気くうき清浄せいじょう - virus washer電解でんかいすい使つかってウイルスを無効むこうする) - パナソニックの同種どうしゅ技術ぎじゅつ「nanoe(ナノイー)」と競合きょうごうするため事実じじつじょう撤退てったい状態じょうたいだったが、「ziaino」にがれる。
    • エアコン - 2009ねん平成へいせい21ねん)10がつかぎりで欧州おうしゅう中国ちゅうごくけをのぞ家庭かていようエアコンの自社じしゃ生産せいさん撤退てったい富士通ふじつうゼネラルからのOEM供給きょうきゅうになったものの、こちらも2010ねん平成へいせい22ねん)9がつかぎりで撤退てったい
    • 電動でんどうアシスト自転車じてんしゃ - エネループ・バイクハイブリッド自転車じてんしゃエナクルてい価格かかくタイプや片山かたやま右京うきょうモデルなど)
    • 掃除そうじ - airsis空間くうかん清浄せいじょうサイクロン)、JetTurn排気はいき循環じゅんかん方式ほうしき)、マラソンサイクロン三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスせい) - パナソニックに移管いかん(airsisブランドのみ継続けいぞく)。
    • シェーバー - T-SOLID(シンプルかつパワフル)
    • 圧力あつりょくIHジャー炊飯すいはん - たくみ純銅じゅんどうおどりでないでシュー圧力あつりょくIHを世界せかいはじめて実装じっそう炊飯すいはんシェア51%を[36]三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスせい) - パナソニックに移管いかん(おどりき)。
    • ホームベーカリー - GOPAN2010ねん平成へいせい22ねん)11月発売はつばい) - パナソニックに移管いかん

三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスとともに、セレクトショップFrancFrancamadana±0あつかうオリジナルブランド家電かでんのOEM供給きょうきゅうもとでもある。また洗濯せんたく生産せいさんでは、ハイアールグループに売却ばいきゃくされるまでふねしきぜん自動じどうしき洗濯せんたく乾燥かんそういたるまですべて日本にっぽんせいつらぬいた。生産せいさん三洋さんようアクア東京とうきょう工場こうじょうおこなわれた。

その製品せいひんとして、かつて電子でんしオルガン販売はんばいしていたこともある。デジタル腕時計うでどけい昭和しょうわ末期まっきごろまでに10機種きしゅほど製造せいぞう販売はんばいしていた。

コマーシャル部門ぶもん

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  • 業務ぎょうむよう機器きき
    • 業務ぎょうむよう空調くうちょう電気でんき・ガス)
    • TES機器きき
    • 業務ぎょうむよう冷蔵庫れいぞうこ冷凍庫れいとうこ - パナソニックに移管いかんどう分野ぶんやはパナソニックも松下電器まつしたでんき時代じだいにナショナルブランドで展開てんかいしていたが、2008ねん社名しゃめい変更へんこう撤退てったいしているため、事実じじつじょうさい参入さんにゅうとなった。
    • 業務ぎょうむよう大型おおがたプレハブ
    • コンビニ・スーパーマーケットようショーケース、enegreen
    • 医療いりょう研究けんきゅう機器きき
      • 医事いじコンピュータ(医療いりょう事務じむようコンピュータ)「medicomメディコム)」(パナソニック ヘルスケアに移管いかん同社どうしゃはパナソニックグループを離脱りだつし、げんPHC
    • SIP電話機でんわき三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスせい

コンポーネント部門ぶもん

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eneloop

不祥事ふしょうじ事件じけん

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石油せきゆファンヒーター事故じこ

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1984ねん昭和しょうわ59ねん)に発売はつばいされた石油せきゆファンヒーター「CFH-S221F」を使つかっていた45にん一酸化いっさんか炭素たんそ中毒ちゅうどくとなり、うち4にん死亡しぼうした。原因げんいんそら気取きどり入口いりくちうえいていたためで、そこにホコリがたまって不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうこしやすくなっていたとされる。暖房だんぼう器具きぐ安全あんぜんせい見直みなおされた重要じゅうよう事件じけんである。

事件じけん多発たはつした1985ねん昭和しょうわ60ねん)から1986ねん昭和しょうわ61ねん)にかけて、三洋さんようはそのテレビCM新聞しんぶん広告こうこくなどのマスメディアで『三洋電機さんようでんきからのおびとおねが』とだいしたリコールにより回収かいしゅうすすめ、提供ていきょう番組ばんぐみでは数ヶ月すうかげつあいだ通常つうじょうのテレビCMを自粛じしゅくした。なお、このCMは日本にっぽんはつ宣伝せんでん目的もくてきとしない「リコールCM(びCM)」とされており、事故じここした製品せいひん写真しゃしんテロップスーパーインポーズ)が表示ひょうじされ、男性だんせいナレーター津田つだ英治えいじ)が事故じこ報告ほうこく謝罪しゃざい製品せいひん回収かいしゅうならびに修理しゅうり依頼いらいのおねがいをBGMしで淡々たんたんかたストレートニュースのようなものだった。さらに1986ねん1がつには前年ぜんねん12がつきた事故じこによりしんタイプのCMが制作せいさくされ、CMの途中とちゅうには「人命じんめいおよ重大じゅうだい事故じこおそ」という恐怖きょうふしんあふらせる文言もんごんくわえられた[37]

20ねんとなる2005ねん平成へいせい17ねん以降いこう発覚はっかくした松下電器まつしたでんきのFFしき石油せきゆ暖房だんぼう欠陥けっかんによる死亡しぼう事故じこパロマリンナイせいガス給湯きゅうとうによる死亡しぼう事故じこ発覚はっかくしたさいにも、これに類似るいじしたCMが長期間ちょうきかん放映ほうえいされ、おびCMのデファクトスタンダードおよびテンプレートとした。

この事故じこけ、当該とうがいファンヒーターを製造せいぞうした子会社こがいしゃ東京とうきょう三洋電機さんようでんき吸収きゅうしゅう合併がっぺいすると同時どうじに、ブランドロゴ(ワードマーク)を一新いっしんし「だい創業そうぎょう」にることとなる。

また1994ねん平成へいせい6ねん)から1998ねん平成へいせい10ねん)にかけて、同社どうしゃ生産せいさん発売はつばいした石油せきゆファンヒーターによって瞬間しゅんかんてきほのおるという事故じこもあった。症状しょうじょうは、燃料ねんりょう検出けんしゅつセンサーが故障こしょうした状態じょうたい運転うんてんつづけた場合ばあい灯油とうゆ使つか直前ちょくぜん温風おんぷう吹出ふきだこうから瞬間しゅんかんてきほのおてすぐに運転うんてん停止ていししてしまうというもの。原因げんいんは、灯油とうゆ使つか直前ちょくぜん灯油とうゆ一緒いっしょ空気くうきまれることで、燃焼ねんしょう状態じょうたい不安定ふあんていになるためにしょうずる一時いちじてきなものである。三洋さんようで22機種きしゅ販売はんばいしたほか、ユアサプライムス(ユアサ)は4機種きしゅ日本電気にっぽんでんきホームエレクトロニクス(NEC)でも3機種きしゅ同様どうよう機種きしゅ販売はんばいしている。

これらの事故じこをきっかけに、三洋さんよう2001ねん平成へいせい13ねん)に石油せきゆファンヒーター製造せいぞう終了しゅうりょう石油せきゆファンヒーターからは撤退てったいしたが、FFしき石油せきゆ暖房だんぼう2007ねん平成へいせい19ねん)まで継続けいぞくして製造せいぞうされた。

三洋電機さんようでんきがパナソニックグループりした2023ねんれい5ねん現在げんざいにおいては、前者ぜんしゃのCFH-S221Fがた回収かいしゅうについては継続けいぞくしているものの[38]後者こうしゃ三洋さんようおよびユアサ、NECが販売はんばいした石油せきゆファンヒーターについては対応たいおうり、利用りようしゃたいしては製品せいひん使用しよう中止ちゅうしするようびかける状況じょうきょうとなっている[39]

なお、当時とうじ三洋電機さんようでんき社長しゃちょうであったうえかおるは、事故じこにより自責じせきねんられノイローゼとなってしまったことがきっかけで1986ねん辞任じにんし、後任こうにんとしておいであるうえさと就任しゅうにんすることとなった。

事故じこ発生はっせい年月としつき概要がいよう[40]
発生はっせい(すべて1985ねん昭和しょうわ60ねんない 被害ひがい
1がつ16にち 1めい中毒ちゅうどく
1がつ28にち 5めい中毒ちゅうどく
1がつ31にち(1けん 1めい中毒ちゅうどく
1がつ31にち(2けん 2めい中毒ちゅうどく
2がつ13にち 1めい中毒ちゅうどく
3月12にち 3めい中毒ちゅうどく
3がつ20日はつか 3めい中毒ちゅうどくうち1めい死亡しぼう
11月16にち 1めい中毒ちゅうどく
11月20日はつか(1けん 3めい中毒ちゅうどく
11月20日はつか(2けん 4めい中毒ちゅうどく
11月21にち 2めい中毒ちゅうどく
12月9にち 1めい中毒ちゅうどく
12月11にち 3めい中毒ちゅうどく
12月15にち 3めい中毒ちゅうどく
12月16にち 1めい死亡しぼう
12月17にち 2めい死亡しぼう
12月20にち 3めい中毒ちゅうどくうち1めい死亡しぼう
12月26にち 3めい中毒ちゅうどくうち1めい死亡しぼう
合計ごうけい45にん中毒ちゅうどく、4めい死亡しぼう

発電はつでんパネル不正ふせい販売はんばい事件じけん

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ソーラーアーク(岐阜ぎふけん安八あんぱちぐん安八あんぱちまち岐阜ぎふ事業じぎょう所内しょない
事件じけんによる回収かいしゅうひん使つかって建設けんせつされた。
中央ちゅうおうの「SANYO」ロゴは2011ねん8がつ「Panasonic」ロゴにえられている

1990年代ねんだい後半こうはん子会社こがいしゃである三洋さんようソーラーインダストリーズ販売はんばいしてきたソーラー発電はつでんシステムの太陽たいよう電池でんちパネルに、仕様しようよりひく出力しゅつりょくのものがおおふくまれていた。市民しみん団体だんたいによる再三さいさんわた事実じじつ確認かくにんにもかかわらず、2000ねん平成へいせい12ねん10がつ20日はつか記者きしゃ会見かいけん良品りょうひん存在そんざいみとめるまで、なん事実じじつみとめなかった。さらにその記者きしゃ会見かいけんでも、当初とうしょからてい出力しゅつりょくのパネルを販売はんばいしていたことを認識にんしきしていたにもかかわらず同年どうねん9がつはじめて発覚はっかくしたと虚偽きょぎ発言はつげんをしたことから批判ひはん集中しゅうちゅう、ついには三洋さんようソーラーインダストリーズのみならず親会社おやがいしゃ三洋さんよう本社ほんしゃ社長しゃちょうまでもが辞任じにんまれる事態じたいとなった。同年どうねん12がつ通産省つうさんしょう三洋さんようおよ三洋さんようソーラーインダストリーズに行政ぎょうせい処分しょぶんおこなった。三洋さんよう行政ぎょうせい処分しょぶん該当がいとうするパネルを回収かいしゅう製品せいひん品質ひんしつたいする自戒じかいねんめ、それをもちいて岐阜ぎふ事業じぎょう所内しょないソーラーアーク建設けんせつした。

ぜん自動じどう洗濯せんたく乾燥かんそう発火はっか事故じこ

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子会社こがいしゃ三洋さんようアクア(げんアクア)が製造せいぞうしたトップオープンドラムしき洗濯せんたく乾燥かんそうで、3のリコールと1さい告知こくちおこなったうえで修理しゅうり対応たいおうおこなったものの、修理しゅうり作業さぎょう不備ふび原因げんいん発火はっか事故じこが1けん発生はっせいしたことをけ、再度さいど無料むりょう点検てんけん一部いちぶ機種きしゅ製品せいひん交換こうかん発表はっぴょうした。なお、現行げんこうでの交換こうかん対応たいおうしきれない場合ばあい市価しかから減価げんか償却しょうきゃくいた所定しょてい金額きんがくでの返金へんきん対応たいおうとなる[41]

この事故じこかんし、三洋さんよう本社ほんしゃ専務せんむ執行しっこう役員やくいん修理しゅうり作業さぎょうおこなった三洋電機さんようでんきサービス代表だいひょう取締役とりしまりやくならびに製品せいひん製造せいぞうした三洋さんようアクアの代表だいひょう取締役とりしまりやく(いずれも当時とうじすうめい降格こうかく処分しょぶんとうおこなわれた[42]

その不祥事ふしょうじ

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2006ねん平成へいせい18ねん12月7にちNTTドコモ携帯けいたい電話でんわD902i三菱電機みつびしでんきせい)」などに使つかわれている三洋さんようジーエスソフトエナジーせいのバッテリーやく130まん不具合ふぐあいにより回収かいしゅう[43]

2007ねん平成へいせい19ねん2がつ23にち朝日新聞あさひしんぶんが「三洋電機さんようでんき巨額きょがく粉飾ふんしょくうたがい」と朝刊ちょうかんいちめん報道ほうどう

2007ねん平成へいせい19ねん12月25にち東証とうしょう大証だいしょうは、2001ねん3がつから2006ねん3がつまでの有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ訂正ていせいしたことが虚偽きょぎ記載きさい該当がいとうするとして、三洋電機さんようでんきかぶ監理かんりポストてた。よく2008ねん平成へいせい20ねん2がつ9にち監理かんりポストの指定してい解除かいじょ注意ちゅうい勧告かんこくおこなわれ改善かいぜん報告ほうこくしょ提出ていしゅつ義務付ぎむづけられた。

2002ねん9月から2004ねん9月の中間ちゅうかん配当はいとうに、同社どうしゃうえさともと会長かいちょうきゅう経営けいえいじん子会社こがいしゃ評価ひょうかがく過少かしょう計上けいじょうしたうえ違法いほう配当はいとうしたことで同社どうしゃ損害そんがいあたえたとして、西日本にしにほん在住ざいじゅう同社どうしゃ株主かぶぬしらがきゅう経営けいえいじんたい同社どうしゃやく287おくえん賠償ばいしょうすることをもとめ、大阪おおさか地方裁判所ちほうさいばんしょ株主かぶぬし代表だいひょう訴訟そしょうこした。2012ねん9月28にちどう地裁ちさいは「経営けいえい判断はんだん不合理ふごうりだったとはいえない」などとして、株主かぶぬしがわうったえを棄却ききゃくする判決はんけつをいいわたした[44]

おも事業じぎょうしょ

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  • 東京とうきょう製作所せいさくしょ群馬ぐんまけん邑楽おうらぐん大泉おおいずみまちきゅう東京とうきょう三洋電機さんようでんき
    • 空調くうちょうシステム機器きき業務ぎょうむよう食品しょくひんシステム機器きき洗濯せんたく乾燥かんそうぜん自動じどう洗濯せんたく衣類いるい乾燥かんそうドライクリーニング装置そうち蒸留じょうりゅう装置そうち仕上しあ、コインランドリー機器きき施設しせつよう洗濯せんたく乾燥かんそう機器きき自動じどう洗髪せんぱつ器具きぐ洗浄せんじょう収納しゅうのうしき介護かいご浴槽よくそう工業こうぎょうようクリーニングシステム・ポンプ、前記ぜんき機器きき関連かんれんする付帯ふたい設備せつびおよ部品ぶひん生産せいさん拠点きょてん。ハイアールアジアインターナショナル(きゅう・ハイアール三洋さんようエレクトリック)の事業じぎょう併設へいせつされ、三洋さんよう事業じぎょうしょでありながらハイアール製品せいひんのみ生産せいさんしている。
  • 岐阜ぎふ事業じぎょうしょ岐阜ぎふけん安八あんぱちぐん安八あんぱちまち
    • だい規模きぼ太陽光たいようこう発電はつでんシステム「ソーラーアーク」(前述ぜんじゅつのソーラーパネル出荷しゅっか問題もんだい回収かいしゅうされたパネルを流用りゅうようし、製品せいひん品質ひんしつたいする自戒じかいねんめている)で有名ゆうめい
  • 洲本すもと事業じぎょうしょ兵庫ひょうごけん洲本すもと
    • AISしゃ(パナソニック法人ほうじんない)の拠点きょてん
  • 徳島とくしま工場こうじょう徳島とくしまけん松茂まつしげまち
  • 二色浜にしきのはま工場こうじょう大阪おおさか貝塚かいづか
    • 太陽たいよう電池でんち事業じぎょう(ソーラー事業じぎょう)の拠点きょてん

関連かんれん企業きぎょう

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現行げんこう関連かんれん企業きぎょう

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親会社おやがいしゃ

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主要しゅよう連結れんけつ子会社こがいしゃ

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持分もちぶんほう適用てきよう関連かんれん会社かいしゃ

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  • エーシーテクノサンヨー
    • 業務ぎょうむよう空調くうちょう機器きき保守ほしゅメンテナンス。2011ねん平成へいせい23ねん)までサンヨーの名称めいしょうならびにロゴマークを使用しようしていたが、株式かぶしきの3ぶんの2ちかくを当社とうしゃ代表だいひょう取締役とりしまりやく一個人いっこじんとして所有しょゆうしている。

過去かこ関連かんれん企業きぎょう

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活動かつどう

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かつては『けんこうかおる世界せかいたび』『仮面かめん忍者にんじゃ あかかげ』などのいちしゃ提供ていきょうなど大々的だいだいてきにCMを放映ほうえいしていた。現在げんざいPT親会社おやがいしゃパナソニック提供ていきょう番組ばんぐみでの放映ほうえいおおくなっている。パナソニック電工でんこう発売はつばいする住宅じゅうたくよう太陽光たいようこう発電はつでんシステム「HIT」シリーズに限定げんていされるが、「HIT」の名称めいしょう自体じたい三洋電機さんようでんき登録とうろく商標しょうひょうでオリジナル技術ぎじゅつである。2008ねん北京ぺきんオリンピック開催かいさいまえまでは、イメージキャラクターにバドミントン所属しょぞくオグシオコンビ(小椋おぐら久美子くみこ潮田うしおだ玲子れいこ)を起用きようしていた。

過去かこのCMキャラクター

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提供ていきょう番組ばんぐみすべ過去かこ

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よみうりテレビ制作せいさく全国ぜんこくネット番組ばんぐみでの提供ていきょうおおかった。

いちしゃ提供ていきょう

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複数ふくすうしゃ提供ていきょう

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日本にほんテレビ系列けいれつ
TBS系列けいれつ
フジテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
テレビ東京てれびとうきょう系列けいれつ

など

その

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ だい100決算けっさん公告こうこく
  2. ^ 三洋電機さんようでんきホームページブランドロゴを参照さんしょう
  3. ^ SANYO MUSEUM (サンヨーミュージアム) どもとおかけ情報じょうほうサイト「いこーよ」
  4. ^ a b 三洋電機さんようでんき - 日本にっぽんのロゴ(成美せいびどう出版しゅっぱん2007ねん)82ぺーじ
  5. ^ a b 三洋電機さんようでんきについて 経営けいえい理念りねん・ビジョン ブランドロゴ/ビジョン - ウェイバックマシン(2009ねん3がつ11にちアーカイブぶん
  6. ^ 三洋さんよう東芝とうしば電池でんちのニッケル水素すいそ電池でんち事業じぎょう取得しゅとく - 2000ねん10がつ4にち ASCII
  7. ^ 三洋電機さんようでんきがジーエス・メルコテックしゃ株式かぶしき取得しゅとくすることで基本きほん合意ごうい』(プレスリリース)日本電池にっぽんでんち株式会社かぶしきがいしゃ、2002ねん10がつ3にちhttp://www.nippondenchi.co.jp/nippondenchi/gshp/wtn/20021003.htm2017ねん8がつ30にち閲覧えつらん 
  8. ^ ジーエス・メルコテックしゃ株式かぶしき譲渡じょうと完了かんりょうについて』(プレスリリース)日本電池にっぽんでんち株式会社かぶしきがいしゃ、2003ねん2がつ26にちhttp://www.nippondenchi.co.jp/nippondenchi/gshp/wtn/20030226.htm2017ねん8がつ30にち閲覧えつらん 
  9. ^ 親会社おやがいしゃ異動いどうかんするおらせ”. 三洋電機さんようでんき. 2010ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  10. ^ a b c 子会社こがいしゃ三洋さんようエナジートワイセルおよび三洋さんようエナジー鳥取とっとり)との会社かいしゃ分割ぶんかつとうおよび子会社こがいしゃ株式かぶしき譲渡じょうとかんする基本きほん合意ごういのおらせ - 三洋電機さんようでんきニュースリリース 2009ねん平成へいせい21ねん10月28にち
  11. ^ 子会社こがいしゃ三洋さんようジーエスソフトエナジー株式会社かぶしきがいしゃ)の解散かいさんおよ債権さいけん取立とりたて不能ふのうのおそれにかんするおらせ』(PDF)(プレスリリース)三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ、2010ねん8がつ20日はつかhttps://www.panasonic.com/jp/corporate/ir/pdf/sanyo/2010/di-0820-1.pdf2017ねん8がつ30にち閲覧えつらん 
  12. ^ 三洋電機さんようでんき、シャープを提訴ていそ 液晶えきしょう表示ひょうじ技術ぎじゅつ特許とっきょ侵害しんがい 産経新聞さんけいしんぶん 2011ねん1がつ27にち
  13. ^ ごうこえ三洋さんよう三洋電機さんようでんき動向どうこうにらみ、しん自主じしゅブランド「みかど」を発表はっぴょう”. サーチナ (2011ねん11月30にち). 2015ねん7がつ5にち閲覧えつらん
  14. ^ 会社かいしゃ分割ぶんかつ簡易かんい分割ぶんかつ略式りゃくしき分割ぶんかつ)にかんするおらせ~三洋電機さんようでんき社債しゃさいによる資金しきん調達ちょうたつ償還しょうかん管理かんり業務ぎょうむ承継しょうけいについて~ パナソニック株式会社かぶしきがいしゃ・プレスリリース2011ねん8がつ31にち
  15. ^ a b 三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクスの簡易かんい吸収きゅうしゅう合併がっぺいについて - 三洋電機さんようでんきニュースリリース
  16. ^ 三洋さんよう中国ちゅうごく家電かでん市場いちばから撤退てったい 後釜あとがまべいワールプール”. 人民じんみんもう (2014ねん9がつ18にち). 2017ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  17. ^ 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ社員しゃいんのパナソニック株式会社かぶしきがいしゃへの転籍てんせきについて パナソニック株式会社かぶしきがいしゃ・プレスリリース2014ねん11月28にち
  18. ^ SANYO、インドで復活ふっかつ パナ、TV販売はんばい苦戦くせんおく”. 朝日新聞社あさひしんぶんしゃ (2016ねん9がつ29にち). 2016ねん10がつ12にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2016ねん9がつ29にち閲覧えつらん
  19. ^ パナソニックときょうセラ、三洋電機さんようでんききゅう住道すみのどう工場こうじょう土地とち売却ばいきゃく…600おくえん規模きぼ”. 読売新聞社よみうりしんぶんしゃ (2022ねん3がつ15にち). 2022ねん4がつ5にち閲覧えつらん
  20. ^ a b 三洋電機さんようでんきについて 経営けいえい理念りねん・ビジョン 経営けいえい理念りねん/行動こうどう基準きじゅん - ウェイバックマシン(2009ねん3がつ10日とおかアーカイブぶん
  21. ^ Sanyo web site : 会社かいしゃ情報じょうほう : 概要がいよう経営けいえい理念りねん - ウェイバックマシン(2000ねん8がつ29にちアーカイブぶん
  22. ^ “ニッポン電機でんき落日らくじつの30ねんて、れいはまたのぼるか|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社にっかんこうぎょうしんぶんしゃ
  23. ^ 一部いちぶ報道ほうどうについて - 三洋電機さんようでんきニュースリリース
  24. ^ 三洋電機さんようでんきクレジット株式会社かぶしきがいしゃ株式かぶしき譲渡じょうとかんするおらせ - 三洋電機さんようでんきニュースリリース
  25. ^ 第三者だいさんしゃ割当わりあてによる新株しんかぶしき優先株ゆうせんかぶしき発行はっこう基本きほん合意ごういかんするおらせ - 三洋電機さんようでんきニュースリリース
  26. ^ 2008ねん4がつ1にちづけ 組織そしき再編さいへんおよび人事じんじについて - 三洋電機さんようでんきニュースリリース
  27. ^ パナソニック株式会社かぶしきがいしゃ三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ子会社こがいしゃ完了かんりょう”. 三洋電機さんようでんき. 2010ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  28. ^ 人事じんじについて”. 三洋電機さんようでんき. 2010ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  29. ^ ブランドビジョンのあつかいについて - 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ ニュースリリース 2010ねん4がつ10日とおかインターネットアーカイブ
  30. ^ パナソニック株式会社かぶしきがいしゃによるパナソニック電工でんこう株式会社かぶしきがいしゃおよ三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ完全かんぜん子会社こがいしゃけた合意ごういのおらせ (PDF)
  31. ^ 2010ねん平成へいせい22ねん)10がつ23にち土曜どようづけ日本経済新聞にほんけいざいしんぶん1めんおよび10めん記事きじにて報道ほうどう
  32. ^ 湖南こなんりょくとお新能しんのうげんまた份有げん公司こうしへの車載しゃさいようニッケル水素すいそ電池でんち事業じぎょう譲渡じょうとについて - パナソニックニュースリリース 2011ねん平成へいせい23ねん2がつ1にち
  33. ^ ASCII 1983ねん7がつごう, p. 216.
  34. ^ 田辺たなべ 1983, p. 283.
  35. ^ ASCII 1983ねん7がつごう, p. 50-51.
  36. ^ がっちりマンデー放送ほうそうより
  37. ^ CMの研究けんきゅう だい4かい”. JCC株式会社かぶしきがいしゃ. 2016ねん6がつ11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2024ねん7がつ28にち閲覧えつらん
  38. ^ つづきお客様きゃくさまへのおねがいです。1984ねんせいのサンヨー石油せきゆファンヒーターをさがしています。(改訂かいてい - 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ
  39. ^ 商品しょうひんかんする大切たいせつなおらせ(対応たいおう終了しゅうりょうのおらせ) - 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ
  40. ^ 石油せきゆ燃焼ねんしょう機器きき過去かこ事故じこ一覧いちらん ③石油せきゆファンヒーター” (PDF). 日本にっぽんガス石油せきゆ機器きき工業こうぎょうかい (2007ねん3がつ13にち). 2016ねん6がつ11にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2024ねん7がつ27にち閲覧えつらん
  41. ^ トップオープンドラムしき洗濯せんたく乾燥かんそうをご使用しようのお客様きゃくさまへのおびと無料むりょう点検てんけんおよび一部いちぶ機種きしゅ製品せいひん交換こうかんかんするおらせ|三洋電機さんようでんき
  42. ^ トップオープンドラムしき洗濯せんたく乾燥かんそう品質ひんしつ問題もんだいかんする対応たいおうについて|ニュースリリース|三洋電機さんようでんき
  43. ^ 弊社へいしゃ子会社こがいしゃせい電池でんちパック「D06」の取替とりかえ・回収かいしゅうについてのお”. 三洋電機さんようでんき株式会社かぶしきがいしゃ (2006ねん12月8にち). 2017ねん8がつ30にち閲覧えつらん
  44. ^ 三洋電機さんようでんき株主かぶぬし代表だいひょう訴訟そしょう原告げんこく賠償ばいしょう請求せいきゅう棄却ききゃく 読売新聞よみうりしんぶん 2012ねん9がつ29にち[リンク]
  45. ^ 子会社こがいしゃ三洋さんよう半導体はんどうたい株式会社かぶしきがいしゃ株式かぶしきおよ債権さいけん譲渡じょうととうかんするおらせ (PDF)
  46. ^ 子会社こがいしゃ三洋さんよう半導体はんどうたい株式会社かぶしきがいしゃ株式かぶしきおよ債権さいけん譲渡じょうととうかんする 譲渡じょうと契約けいやく一部いちぶ変更へんこうについて (PDF)
  47. ^ オン・セミコンダクターが三洋電機さんようでんきから三洋さんよう半導体はんどうたい経営けいえい統合とうごう完了かんりょう
  48. ^ 当社とうしゃおよ当社とうしゃ子会社こがいしゃによる三洋精密さんようせいみつ株式会社かぶしきがいしゃ株式かぶしき譲受じょうじゅ手続てつづ完了かんりょうしん子会社こがいしゃ概要がいよう (PDF)
  49. ^ a b 洗濯せんたくだけじゃない! 中国ちゅうごくハイアールが「AQUA」63製品せいひん投入とうにゅう”. 日経にっけいトレンディネット. 2012ねん2がつ16にち閲覧えつらん
  50. ^ 簡易かんい株式かぶしき交換こうかんによる連結れんけつ子会社こがいしゃ三洋電機さんようでんきコンシューマエレクトロニクス株式会社かぶしきがいしゃ)の完全かんぜん子会社こがいしゃかんするおらせ (PDF)
  51. ^ a b 企業きぎょうスポーツチームの名称めいしょう変更へんこうについて
  52. ^ 三洋電機さんようでんきレッドソア

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 田辺たなべ皓正てるまさ編著へんちょ『マイクロコンピュータシリーズ15 8086マイクロコンピュータ』丸善まるぜん株式会社かぶしきがいしゃ、1983ねん4がつ30にち 
  • 「ASCII 1983ねん7がつごうだい7かんだい7ごう株式会社かぶしきがいしゃアスキー出版しゅっぱん、1983ねん7がつ1にち 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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