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オラクル (企業きぎょう)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

座標ざひょう: 北緯ほくい37度ど31分ふん51秒びょう 西経せいけい122度ど15分ふん50秒びょう / 北緯ほくい37.530812度ど 西経せいけい122.263820度ど / 37.530812; -122.263820

オラクル
Oracle Corporation
ロゴ
本社ほんしゃ
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう
本社ほんしゃ所在地しょざいち アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
テキサス州しゅうオースティン（2020年ねん12月にカリフォルニア州しゅうRedwood Shoresより移転いてん）
設立せつりつ 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）6月16日にち
業種ぎょうしゅ 情報じょうほう・通信つうしん業ぎょう
事業じぎょう内容ないよう コンピュータ用ようソフトウェアの開発かいはつ、製造せいぞう、販売はんばい、保守ほしゅ
代表だいひょう者しゃ ラリー・エリソン共同きょうどう創業そうぎょう者しゃ兼けんCTO兼けん会長かいちょう
サフラ・キャッツCEO兼けんCFO
マーク・ハードCEO
資本しほん金きん US$45.72 billion (2018)[4][1]
売上うりあげ高だか US$39.83 billion (2018)[4][2]
営業えいぎょう利益りえき US$13.67 billion (2018)[4][3]
純じゅん利益りえき US$3.82 billion (2018)[4][4]
総そう資産しさん US$137.26 billion (2018)[4][5]
従業じゅうぎょう員数いんずう 137,000 (2018)[5][6]
決算けっさん期き 5月31日にち
主要しゅよう子会社こがいしゃ 日本の旗 日本にっぽんオラクル
外部がいぶリンク www.oracle.com
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オラクル（Oracle Corporation）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニア州しゅう創業そうぎょう、テキサス州しゅうに本拠ほんきょを置おく、民間みんかん法人ほうじんや公的こうてき機関きかんを対象たいしょうとするビジネス用途ようとに特とく化かしたソフトウェア会社かいしゃである。日本にっぽん法人ほうじんは日本にっぽんオラクル。

2007年ねんには世界せかいで第だい3位いのソフトウェア会社かいしゃとなる[7]。

概要がいよう[編集へんしゅう]

オラクルはデータベース管理かんりシステム (DBMS) を中心ちゅうしんとした企業きぎょう向むけソフトウェアの開発かいはつ・販売はんばいを行おこなっている。また多数たすうの買収ばいしゅうによりソフトウェア市場いちばでのシェアを高たかめており、

オラクルは、主力しゅりょくのデータベース管理かんりソフトウェア製品せいひんであるOracle Databaseに加くわえ、データベース開発かいはつツール、ERP、CRM、SCMなどの製品せいひんを持もっている。クラウドコンピューティング分野ぶんやにも力ちからを入いれており、クラウドコンピューティング全般ぜんぱんの売上うりあげ高だか（SaaS/PaaS/IaaSの合計ごうけい）で世界せかい6位い（2020年ねん現在げんざい）[8]、SaaS分野ぶんやで世界せかい5位いに位置いちしている（2019年ねん現在げんざい）[9]。

認定にんてい資格しかくとしてオラクルマスターがある。

歴史れきし[編集へんしゅう]

オラクルは、1977年ねんにラリー・エリソンにより設立せつりつされた。

1979年ねんには、Oracle Databaseの最初さいしょのバージョンがミニコンピュータのPDP-11用ように出荷しゅっかされ、商用しょうようとして世界せかいで最初さいしょの関係かんけいデータベース管理かんりシステム (RDBMS) となった。

1994年ねんには、DECのRDB部門ぶもんを買収ばいしゅうした。2005年ねんには、JD Edwardsを買収ばいしゅうした直後ちょくごのピープルソフトを敵対てきたい買収ばいしゅうし、ERPなどに進出しんしゅつした。2006年ねんにはCRM大手おおてのシーベル、2007年ねんには業績ぎょうせき管理かんりソフトウェアの最右翼さいうよくであったHyperion Solutionsを買収ばいしゅうし、同どう分野ぶんやに進出しんしゅつするBIベンダーの買収ばいしゅう合戦かっせんに先鞭せんべんをつけ、続つづく2008年ねんにはアプリケーションサーバのBEA WebLogicを持もつBEAシステムズを買収ばいしゅうし、Oracle WebLogic Serverとした。

2009年ねん4月がつにはサン・マイクロシステムズの買収ばいしゅう合意ごういを発表はっぴょうした。オラクルによるハードウェア事業じぎょうを含ふくむ本格ほんかく的てきな買収ばいしゅうは、これが最初さいしょとされる。

オラクルの歴史れきしはラリー・エリソンも参照さんしょう。

沿革えんかく[編集へんしゅう]

  • 1977年ねん6月がつ16日にち - カリフォルニア州しゅう Redwood Shores に Software Development Laboratories (SDL) として創業そうぎょう[10]。創業そうぎょう者しゃはラリー・エリソン、en:Bob Miner、en:Ed Oates。
  • 1979年ねん
    • 6月がつ - Relational Software Inc. (RSI) に改称かいしょうし、メンローパークに移転いてん。最初さいしょのデータベース製品せいひんである Oracle 2 がライト・パターソン空軍くうぐん基地きちに購入こうにゅうされ、PDP-11上うえで動作どうさした。最初さいしょの製品せいひんをバージョン1ではなくバージョン2としたのは、顧客こきゃくが最初さいしょのリリースの購入こうにゅうをためらう可能かのう性せいがあると考かんがえたためである。
    • 10月 - RSIはVAX版はん Oracle（VAX上じょうでPDP-11エミュレータモードで動作どうさ）を活発かっぱつに販促はんそく。
  • 1981年ねん
    • ?月つき - Umang Gupta が同社どうしゃに入社にゅうしゃし、同社どうしゃ初はつのビジネスプランを書かき、副ふく社長しゃちょう兼けんゼネラルマネージャを務つとめた。
    • 2月がつ - Oracle Database 向むけツールとして、Oracle*Forms の前身ぜんしんである Interactive Application Facility (IAF) などを開発かいはつ。
  • 1983年ねん3月がつ - 移植いしょく性せいを高たかめるため Oracle をC言語げんごで書かき換かえ、Oracle バージョン3 をリリース。社名しゃめいを主力しゅりょく製品せいひん名めいに合あわせ Oracle とする。なお Oracle という名称めいしょうは、創業そうぎょう者しゃらがアンペックスで働はたらいていたときに関かかわったCIAのプロジェクト名めいから来きている。
  • 1984年ねん
    • 4月がつ - セコイア・キャピタルから追加ついか資金しきんを得える。
    • 10月 - Oracle バージョン4 リリース。読よみ込こみ整合せいごう性せい (read consistency) を導入どうにゅう。
    • 11月 - Oracle Database をPC上じょうに移植いしょく。メモリ容量ようりょう512KBのPC（MS-DOS 4.1.4）で動作どうさした。なお、MS-DOS バージョン5 用ようの Oracle は1986年ねんにリリースされた。Mike Roberts が考案こうあんした技法ぎほうを使つかい、286マシンのプロテクトモードで動作どうさ。
  • 1985年ねん4月がつ - Oracle バージョン5 をリリース。データベース管理かんりシステムとしていち早はやくクライアントサーバモデルを採用さいよう。
  • 1986年ねん
    • ?月つき - 分散ぶんさんクエリ機能きのうをサポートした Oracle バージョン5.1 をリリース。クラスタリングについての研究けんきゅうを開始かいし。
    • 3月12日にち - 株式かぶしき上場じょうじょうを果はたす。売上うりあげ高だかは5500万まんUSD。
  • 1987年ねん8月がつ - アプリケーション部門ぶもんを創設そうせつ。データベースと密みつに連携れんけいする企業きぎょう向むけソフトウェアを開発かいはつ。
  • 1988年ねん - Oracle バージョン6 をリリース。低ていレベルロック機構きこうとホットバックアップ機能きのうをサポート。PL/SQLという手続てつづき型がた言語げんごの処理しょり系けいを組くみ込こんだが、プログラム格納かくのう方法ほうほうやデータベースからの手続てつづき起動きどう方法ほうほうを用意よういしておらず、本格ほんかく的てきに使つかえるようになったのはバージョン7からである。この段階だんかいでは、SQL*Plusなどの環境かんきょう（あるいはホストプログラムにSQL文ぶんを埋うめ込こむなど）からサーバにPL/SQLのブロックを送おくって、即座そくざに実行じっこうすることが可能かのうだった。オラクルは各種かくしゅクライアントツール（SQL*Formsなど）にもPL/SQLエンジンを搭載とうさいさせた。
  • 1989年ねん - 本社ほんしゃを Redwood Shores に移転いてん。売上うりあげ高だかは5億おく8400万まんドルに達たっした。
  • 1990年ねん - 第だい3四半期しはんき、オラクルは初はつの赤字あかじを計上けいじょうし、数すう百ひゃく人にんの従業じゅうぎょう員いんを解雇かいこした。エリソンはCFOとして Jeffrey O. Henley、COOとして Raymond Lane を雇やとい入いれた。
  • 1992年ねん6月がつ - 性能せいのうを強化きょうかした Oracle 7 をリリース。他ほかにも、管理かんりユーティリティ、アプリケーション開発かいはつツール、セキュリティ機能きのう、PL/SQLによるストアドプロシージャおよびデータベーストリガ機能きのう、宣言せんげん的てき参照さんしょう整合せいごう性せいなどを導入どうにゅう。
  • 1993年ねん - Oracle Forms、Reports、Graphics、Book をまとめた "Cooperative Development Environment" (CDE) をリリース。
  • 1994年ねん - DECから DEC Rdb（後ごの Oracle Rdb）を購入こうにゅう。Oracle Rdb はDECの製品せいひんだったOpenVMS上うえで動作どうさする。
  • 1995年ねん
  • 1996年ねん - ウェブブラウザのOracle PowerBrowserをリリース。
  • 1997年ねん
    • 4月がつ - ビジネスインテリジェンス (BI) 用ようアドホック・クエリツールである Discoverer をリリース。
    • 6月がつ - SQLオブジェクト技術ぎじゅつ、インターネット技術ぎじゅつ、テラバイト級きゅうデータサポートなどを導入どうにゅうした Oracle 8 をリリース。
    • 9月 - Javaプラットフォームへのコミットメントを発表はっぴょう。Java統合とうごう開発かいはつ環境かんきょう（後ごの Oracle JDeveloper）をリリース。
  • 1998年ねん
    • 1月がつ - Oracle Applications 10.7 Network Computing Architecture (NCA) をリリース。全すべてのビジネスソフトウェアをウェブ上じょうで動作どうささせ、標準ひょうじゅんのウェブブラウザで使つかえるようにした。
    • 5月 - Oracle Applications 11 をリリース。
    • 4月がつ - Java仮想かそうマシンを Oracle Database に組くみ込こむことを発表はっぴょう。
    • 9月 - Oracle 8i リリース。
    • 10月 - Linux向むけの Oracle 8 と Oracle Application Server 4.0 をリリース。
  • 1999年ねん5月がつ - JDeveloper 2.0 をリリースし、データベースを使つかったアプリケーション構築こうちくのための開発かいはつツール/ライブラリ Business Components for Java (BC4J) を導入どうにゅう。
  • 2000年ねん
    • ?月つき - 子会社こがいしゃ OracleMobile を創設そうせつ。Oracle 9i リリース。
    • 5月 - Internet File System (iFS) を発表はっぴょう。後のちに Oracle Content Management SDK として商品しょうひん化か[11]。
    • 6月がつ - ポータルサイト構築こうちく機能きのうをサポートした Oracle9i Application Server をリリース。
  • 2001年ねん - エリソンは社内しゃないで自社じしゃ製せいビジネスアプリケーションを使つかい、10億おくドルを節約せつやくしたと発表はっぴょうした。
  • 2004年ねん
    • ?月つき - Oracle 10g リリース。
    • 12月13日にち - ピープルソフトを1株かぶ26.50ドルで買収ばいしゅうする契約けいやくを結むすんだことを発表はっぴょう（総額そうがく103億おくドル）。
  • 2005年ねん
    • 1月がつ14日にち - オラクルは、ピープルソフトの買収ばいしゅうで増大ぞうだいしたグループ全体ぜんたいの従業じゅうぎょう員数いんずうを約やく5000人にん削減さくげんし、5万まん人にんにすることを発表はっぴょう。ピープルソフトの開発かいはつ・サポート要員よういんの90%をそのまま保持ほじする計画けいかくである。
    • 3月 - 中近東ちゅうきんとうでの活動かつどうを拡大かくだいするため、ヨルダンのアンマンに支社ししゃを創設そうせつ。
    • 9月12日にち - 顧客こきゃく関係かんけい管理かんり (CRM) やビジネスインテリジェンスソフトウェアで知しられる Siebel Systems を58億おくドルで買収ばいしゅうすることを発表はっぴょう。
  • 2006年ねん10月がつ25日にち - Unbreakable Linux を発表はっぴょう。
  • 2007年ねん
    • ?月つき - Oracle 11g リリース。
    • 3月1日にち - オラクルは、業務ぎょうむ管理かんりソフトウェア大手おおてのHyperion Solutionを33億おくドルで買収ばいしゅうすることに合意ごういしたと発表はっぴょう。
    • 3月22日にち - オラクルは SAP AG を違法いほう行為こういと不正ふせい競争きょうそうで訴うったえた[12]。
    • 10月12日にち - オラクルはBEAシステムズを1株かぶあたり17ドルで買収ばいしゅうする提案ていあんを行おこなったが、BEA経営けいえい陣じんは同社どうしゃの価値かちを軽かるく見みているとして、これを拒否きょひした。
    • 10月16日にち - アプリケーション開発かいはつ担当たんとうの上級じょうきゅう副ふく社長しゃちょう John Wookey が突然とつぜんオラクルを辞やめ、今後こんごのアプリケーションのリリース計画けいかくに懸念けねんが生しょうじた[13]。
  • 2008年ねん
    • 1月がつ16日にち - BEAシステムズを1株かぶ19.375ドル（総額そうがく72億おくドル）で買収ばいしゅうすることを発表はっぴょう[14]。
    • 9月24日にち - オラクルはHPとデータウェアハウス用ようサーバおよびストレージを共同きょうどう開発かいはつし、HP Oracle Database Machine として発売はつばいすることを発表はっぴょう[15]。
  • 2009年ねん4月がつ20日はつか - サン・マイクロシステムズを74億おくドル（1株かぶあたり9.50ドル）で買収ばいしゅうする意図いとがあることを発表はっぴょう[16][17]。
  • 2010年ねん1月がつ27日にち - サン・マイクロシステムズを買収ばいしゅうしたことを発表はっぴょう[18]。
  • 2022年ねん2月がつ9日にち-レッドブルレーシングとタイトルスポンサーとして契約けいやくしたことを発表はっぴょう

企業きぎょう買収ばいしゅう[編集へんしゅう]

2005年ねん1月がつにピープルソフトを買収ばいしゅうしてから、オラクルは成長せいちょう戦略せんりゃくとして企業きぎょう買収ばいしゅうを行おこなうようになった。

企業きぎょう名めい 買収ばいしゅう日び 事業じぎょう内容ないよう 買収ばいしゅう価格かかく
百ひゃく万まんUSD
DECのRDB部門ぶもん 1994年ねん10月がつ 関係かんけいデータベース N/A
シンキングマシンズ 1999年ねん6月がつ データマイニング技術ぎじゅつ N/A
TopLink 2002年ねん1月がつ オブジェクト関係かんけいマッピング技術ぎじゅつ N/A
NetForce 2002年ねん1月がつ 有害ゆうがい事象じしょう報告ほうこくシステム N/A
Steltor 2002年ねん6月がつ 企業きぎょう向むけカレンダー管理かんりシステム N/A
Reliaty 2003年ねん6月がつ 企業きぎょうデータ保護ほご N/A
Phaos 2004年ねん5月がつ アイデンティティ管理かんり N/A
Collaxa 2004年ねん6月がつ ビジネスプロセス管理かんり N/A
ピープルソフト 2005年ねん1月がつ 企業きぎょうアプリケーション $10,300
Oblix 2005年ねん3月がつ アイデンティティ管理かんり N/A
Retek 2005年ねん4月がつ 小売こうり業ぎょう向むけパッケージ $630
TripleHop 2005年ねん6月がつ 文脈ぶんみゃく依存いぞん型がたエンタープライズサーチ N/A
TimesTen 2005年ねん6月がつ リアルタイム企業きぎょうソリューション N/A
ProfitLogic 2005年ねん7月がつ 小売こうり業ぎょう向むけソリューション N/A
Context Media 2005年ねん7月がつ 企業きぎょうコンテンツ統合とうごう N/A
i-flex (Oracle Financial Services) 2005年ねん8月がつ 金融きんゆう業ぎょう向むけソリューション $900
G-Log 2005年ねん9月がつ 輸送ゆそう管理かんりソリューション N/A
Innobase 2005年ねん10月がつ オープンソース・データベース N/A
Thor Technologies 2005年ねん11月 企業きぎょうプロビジョニング・ソリューション N/A
OctetString 2005年ねん11月 仮想かそうディレクトリ・ソリューション N/A
Temposoft 2005年ねん12月 人事じんじ管理かんりアプリケーション N/A
360Commerce 2006年ねん1月がつ 小売こうり業ぎょうソリューション N/A
Siebel Systems 2006年ねん1月がつ CRM $5,850
Sleepycat 2006年ねん2月がつ 組くみ込こみ用ようオープンソースデータベース N/A
HotSip 2006年ねん2月がつ 通信つうしん基盤きばんソリューション N/A
Portal Software 2006年ねん4月がつ 通信つうしん業ぎょう用ようソフトウェアスイート $220
Net4Call 2006年ねん4月がつ 通信つうしん業ぎょうサービス配信はいしんプラットフォーム N/A
Demantra 2006年ねん6月がつ 要求ようきゅう駆動くどう型がた計画けいかく立案りつあんソリューション N/A
Telephony@Work 2006年ねん6月がつ IPベースのコンタクトセンター・ソリューション N/A
Sigma Dynamics 2006年ねん8月がつ リアルタイム予測よそく分析ぶんせきソフトウェア N/A
Sunopsis 2006年ねん10月がつ 企業きぎょう統合とうごうソフトウェア N/A
MetaSolv Software 2006年ねん10月がつ 通信つうしんサービスプロバイダ・ソリューション $219
Stellent 2006年ねん11月 コンテンツ管理かんりソリューション $440
SPL WorldGroup 2006年ねん11月3日にち 売うり上あげ・営業えいぎょう管理かんりソフトウェア N/A
Hyperion Solutions 2007年ねん3月がつ1日にち 業績ぎょうせき管理かんりソフトウェア $3,300
AppForge
（知的ちてき資産しさんのみ）		 2007年ねん4月がつ 各種かくしゅ携帯けいたい機器きき向むけアプリケーション N/A
LODESTAR Corporation 2007年ねん4月がつ24日にち ユーティリティソフトウェア N/A
Agile Software Corporation 2007年ねん5月がつ15日にち 製品せいひんライフサイクル管理かんり $495
Bharosa 2007年ねん7月がつ18日にち アイデンティティ盗難とうなん防止ぼうし $495
NetSure Telecom Ltd. 2007年ねん9月がつ2日にち ネットワーク管理かんり 未み公開こうかい
Active Reasoning, Inc. 2007年ねん9月がつ2日にち IT法令ほうれい遵守じゅんしゅソフトウェア 未み公開こうかい
Bridgestream 2007年ねん9月がつ5日にち 企業きぎょうロール管理かんり N/A
LogicalApps 2007年ねん10月がつ9日にち 法令ほうれい遵守じゅんしゅソフトウェア N/A
Moniforce 2007年ねん12月6日にち エンドユーザーエクスペリエンス管理かんりソフトウェア N/A
BEAシステムズ 2008年ねん1月がつ16日にち ミドルウェア $8,500
Captovation 2008年ねん1月がつ16日にち 文書ぶんしょ収集しゅうしゅうソフトウェア N/A
Empirix (Web) 2008年ねん3月がつ27日にち Webアプリケーション評価ひょうかソフトウェア N/A
AdminServer 2008年ねん5月がつ13日にち 保険ほけんポリシー管理かんりソフトウェア N/A
Skywire Software 2008年ねん6月がつ23日にち 保険ほけんソフトウェア N/A
Global Knowledge Software 2008年ねん7月がつ31日にち 技術ぎじゅつ文書ぶんしょ/トレーニング N/A
ClearApp 2008年ねん9月がつ2日にち アプリケーション管理かんり N/A
Primavera Systems 2008年ねん10月がつ9日にち プロジェクトポートフォリオ管理かんり N/A
Advanced Visual Technology 2008年ねん10月がつ9日にち 小売こうり店舗てんぽ管理かんりソフトウェア $4
Haley Limited 2008年ねん10月がつ29日にち ポリシーモデリング/オートマトン N/A
mValent 2009年ねん2月がつ4日にち アプリケーション設定せってい管理かんりソフトウェア N/A
Relsys 2009年ねん3月がつ23日にち 薬くすりの安全あんぜん管理かんりソリューション N/A
Virtual Iron Software 2009年ねん5月がつ13日にち サーバ仮想かそう化か管理かんりソフトウェア N/A
Conformia Software
（知的ちてき資産しさんのみ）		 2009年ねん7月がつ17日にち 製品せいひんライフサイクル管理かんりソフトウェア N/A
GoldenGate Software （発表はっぴょうのみで買収ばいしゅうは未み完了かんりょう） 2009年ねん7月がつ23日にち リアルタイムデータ統合とうごう・高こう可用性かようせいソリューション N/A
サン・マイクロシステムズ 2009年ねん8月がつ20日はつか コンピュータ製品せいひん、部品ぶひん、ソフトウェア、開発かいはつ環境かんきょう、ITサービス $7,400
HyperRoll 2009年ねん9月がつ29日にち 財務ざいむ報告ほうこくソフトウェア N/A
FatWire 2011年ねん7月がつ コンテンツ管理かんりシステム N/A

製品せいひんとサービス[編集へんしゅう]

テクノロジー製品せいひん[編集へんしゅう]

アプリケーション製品せいひん[編集へんしゅう]

サービス[編集へんしゅう]

  • Oracle Academy - 教育きょういく機関きかんとのパートナーシップによるコンピュータ及および商業しょうぎょうに関かんするトレーニング[21]
  • Oracle Consulting
  • Oracle University - オラクル製品せいひんのトレーニング[22]
  • Oracle On Demand - SaaS
  • Oracle Support
    • 製品せいひんサポート: オラクルは、CSI (Customer Support Identifier) コードで顧客こきゃくとサポート状じょう況きょうを把握はあくしている[23]。登録とうろく済ずみ顧客こきゃくは Service Requests (SRs) を送おくる[24]。このときウェブ経由けいゆでMetaLinkインタフェースかその上位じょういインタフェースである "My Oracle Support" を使つかう[25]。
    • Critical Patch Updates: 2005年ねん以降いこう、オラクルは製品せいひんごとにパッチを四半期しはんきごとにまとめた "Critical Patch Update" (CPU) を1月がつ、4月がつ、7月がつ、10月に発行はっこうしている[26]。
  • Oracle Financing

マーケティング[編集へんしゅう]

過去かこの営業えいぎょう慣行かんこう上じょうの問題もんだい[編集へんしゅう]

1990年ねん、オラクルは10%（約やく400人にん）の従業じゅうぎょう員いんを解雇かいこした。このときオラクルは倒産とうさん寸前すんぜんまで追おい込こまれたが、その原因げんいんは同社どうしゃの最前線さいぜんせんのマーケティング戦略せんりゃくにあった。営業えいぎょう員いんは潜在せんざい的てき顧客こきゃくになるべくたくさんの製品せいひんを一いち度どに購入こうにゅうさせようとする。そして、将来しょうらいのライセンス売うり上あげまで今期こんきの売うり上あげに計上けいじょうし、自分じぶんのボーナスを増ふやそうとした。しかし、計上けいじょうした将来しょうらいの売うり上あげが実際じっさいに入金にゅうきんされない状況じょうきょうが生しょうじ、問題もんだいが表面ひょうめん化かした。結果けっかとしてオラクルは売上うりあげ高だかを2回かい訂正ていせいせざるを得えなくなり、売うり上あげを強調きょうちょうしすぎたことに対たいする集団しゅうだん訴訟そしょうを起おこされ、示談じだんでそれを収拾しゅうしゅうした。エリソンは1992年ねん、オラクルが「信しんじられないビジネス上じょうのミス」を犯おかしたと述のべた[27]。

競合きょうごう[編集へんしゅう]

IBMはDB2およびSQL/DSという製品せいひんでメインフレームの関係かんけいデータベース市場いちばを独占どくせんしていたが、UNIXおよびWindows向むけの関係かんけいデータベース市場いちばでは出遅でおくれていた。このため、Sybase、オラクル、Informix（さらにはマイクロソフト）がミッドレンジとパーソナルコンピュータのデータベース市場いちばを支配しはいするチャンスが生うまれた。

当初とうしょ、オラクルはSybaseに技術ぎじゅつ的てきに遅おくれをとっていた。1990年ねんから1993年ねんまでSybaseは最もっとも成長せいちょうが著いちじるしいデータベース企業きぎょうだったが、すぐに合併がっぺいと製品せいひん上じょうの問題もんだいによってトップの座ざから陥落かんらくした。Sybaseは1993年ねんにPowerSoftと合併がっぺいしたことによって、データベース技術ぎじゅつへの集中しゅうちゅうを失うしなった。1993年ねん、SybaseはWindows上じょうで動作どうさする同社どうしゃのデータベース技術ぎじゅつをマイクロソフトに売却ばいきゃくし、それが Microsoft SQL Server となった。

1994年ねん、InformixがSybaseからトップの座ざを奪うばい、オラクルの最大さいだいのライバルとなった。InformixのCEOフィル・ホワイトとエリソンの確執かくしつは3年ねんに渡わたってシリコンバレーの新聞しんぶんの一いち面めんを飾かざった。1997年ねん、最終さいしゅう的てきにオラクルはInformixを打うち破やぶった。2005年ねん11月、オラクルとInformixの争あらそいに関かんする本ほんが出版しゅっぱんされ[28]、フィル・ホワイトがいかにして収監しゅうかんされるに至いたったかを詳細しょうさいに記しるしている。

InformixとSybaseに勝かったオラクルは、しばらくの間あいだデータベース市場いちばの独占どくせんを達成たっせいしていたが、Microsoft SQL Server のシェアが大おおきくなり、2000年ねんにはIBMがInformixを買収ばいしゅうしたことで状況じょうきょうが変化へんかした。

2004年ねん、オラクルの売うり上あげは14.5%伸のびて62億おくドルとなり、関係かんけいデータベース市場いちばでのシェアは41.3%でトップとなった（InformationWeek - March, 2005）。いくつかの情報じょうほう源げんによれば2005年ねんには、シェアが44.6%になったと見積みつもられている[29]。当時とうじはオラクルと競合きょうごうするのは主おもに IBM DB2 と Microsoft SQL Server であり、SybaseとTeradataがそれに続つづいていた[29]。オープンソースのデータベースではPostgreSQLとMySQLが広ひろく使つかわれている。EnterpriseDBはPostgreSQLをベースとしており[30]、オラクルとの互換ごかん性せい機能きのうをより低てい価格かかくで提供ていきょうするとしている。

アプリケーション市場いちばでは、オラクルはSAPと競合きょうごうしている。2007年ねん3月がつ22日にち、オラクルは詐欺さぎと不正ふせい競争きょうそうでSAPを訴うったえた[31]。

ビジネスインテリジェンスソフトウェアの市場いちばが成長せいちょうするに連つれ、様々さまざまな企業きぎょうがオラクルやSAPの製品せいひんと競合きょうごうする製品せいひんを投入とうにゅうするようになってきた。2008年ねんにはSAPがビジネスインテリジェンス最大手さいおおてBusinessObjectsを買収ばいしゅう、2010年ねんにインメモリーデータベースSAP HANAをリリース、同年どうねんにデータベース大手おおてSybaseを買収ばいしゅうしたことでデータベースおよびアナリティクス市場いちばの勢力せいりょく図ずは一変いっぺんした。[32][33][34][35] 2017年ねん現在げんざい、オラクルのリレーショナルデータベース分野ぶんやでの主おもなライバルはIBM DB2とMicrosoft SQL Server、SAP HANA、PostgreSQLである。

Oracle と SAP[編集へんしゅう]

1988年ねん以来いらい10年間ねんかん、オラクルはドイツの企業きぎょうSAP AGとの協力きょうりょく関係かんけいにあった。始はじまりはSAP R/3をオラクルの関係かんけいデータベース製品せいひんと連携れんけいさせることだった。両者りょうしゃは補完ほかん関係かんけいにあり、決けっして競合きょうごうするものではなかった。SAPは今いまではマイクロソフトとも提携ていけいし、マイクロソフト製品せいひん（Microsoft SQL Server など）との連携れんけいを強化きょうかしているが、依然いぜんとしてオラクルとも協力きょうりょく関係かんけいにある。オラクルによれば、SAPの顧客こきゃくの多おおくがオラクルのデータベースを使つかっている[36]。

しかし、2000年代ねんだい後半こうはんに入はいって両社りょうしゃは競合きょうごうすることが多おおくなり、対立たいりつする場面ばめんが増ふえてきた。時ときには相手あいて企業きぎょうについてネガティブなコメントを発表はっぴょうすることもある。

2004年ねん、オラクルは企業きぎょう向むけアプリケーション市場いちばへの関心かんしんを増ますようになった（1989年ねん、オラクルはOracle Financialsという製品せいひんを既すでにリリースしている）。オラクルはそのための一連いちれんの企業きぎょう買収ばいしゅうを開始かいしし、ピープルソフト、Siebel、Hyperionといった企業きぎょうを手中しゅちゅうに収おさめた。

SAPがリーダーシップを発揮はっきしている市場いちばでオラクルが競合きょうごうしようとしていることが明あきらかとなり、オラクルが買収ばいしゅうした企業きぎょうの顧客こきゃくをその機会きかいに奪うばおうとした。SAPはそれら顧客こきゃくに特別とくべつな値引ねびきを提示ていじした。オラクルも同様どうようの手法しゅほうでSAPの顧客こきゃくを奪うばおうとし、これを同社どうしゃのミドルウェア製品せいひん "Oracle Fusion for SAP" にひっかけて "OFF SAP" と称しょうした[37]。

2008年ねん現在げんざい、オラクルとSAPはサードパーティーによるソフトウェア保守ほしゅサポート市場いちばでも競合きょうごうしている。2007年ねん3月がつ22日にち、オラクルは再ふたたびSAPを訴うったえた。訴状そじょうによれば、SAPの子会社こがいしゃであるTomorrowNowが、以前いぜんのオラクルの顧客こきゃくのアカウントを使つかい、古ふるいオラクル製品せいひん群ぐんについてオラクルのウェブサイトから体系たいけい的てきにパッチや文書ぶんしょを取とり出だし格安かくやすでサポートを提供ていきょうしたという[38][39]。2007年ねん7月がつ3日にち、SAPはTomorrowNowの従業じゅうぎょう員いんがオラクルのサポート用ようウェブサイトから「不適切ふてきせつなダウンロード」を行おこなったことを認みとめた。しかし、SAP本体ほんたいの従業じゅうぎょう員いんや顧客こきゃくがTomorrowNowを経由けいゆしてオラクルの知的ちてき資産しさんにアクセスしたことは否定ひていした。SAPのCEO Henning Kagermann は「1回かいでも不適切ふてきせつなダウンロードが行おこなわれたとしたら、私わたしから見みれば受うけ入いれられない。このようなことが起おきたことを遺憾いかんに思おもう」と述のべた。さらにSAPはTomorrowNowの過失かしつに対たいしてしかるべき対処たいしょをすると発表はっぴょうした[40]。

メディア[編集へんしゅう]

オラクルはマーケティング素材そざいとして "Oracle ClearView" というビデオシリーズを製作せいさく・配布はいふしている[41]。

論争ろんそう[編集へんしゅう]

トラッシュゲート事件じけん[編集へんしゅう]

2000年ねん、オラクルはマイクロソフトの反はんトラスト法ほう違反いはんの裁判さいばんに関連かんれんして、ゴミから情報じょうほうを掘ほり出だすために私立しりつ探偵たんていを雇やとい、コンピュータ業界ぎょうかいと報道ほうどう機関きかんの注目ちゅうもくを集あつめた[42]。オラクル会長かいちょうラリー・エリソンは、反はんトラスト法ほう裁判さいばんにおいてマイクロソフトを支援しえんしたグループを調査ちょうさするためであり、一種いっしゅの「公共こうきょうサービス」だとして、同社どうしゃが東海岸ひがしかいがんの探偵たんてい事務所じむしょを雇やとったことを擁護ようごした。この調査ちょうさで、Association for Competitive Technology の管理人かんりにんに1200ドルを支払しはらって、マイクロソフトのゴミから情報じょうほうを探さがしたという。他人たにんがオラクルのビジネス活動かつどうを調査ちょうさしたとしたらどう感かんじるかを訊きかれ、エリソンは「我々われわれはレドモンドにゴミを出だしており、誰だれでもそこを通とおり抜ぬけることができる。我々われわれは完全かんぜん公開こうかいを信しんじている」と述のべている[43]。

"Can't break it, can't break in"[編集へんしゅう]

オラクルは宣伝せんでん文句もんくとして "Can't break it, can't break in"（壊こわせない、侵入しんにゅうできない）あるいは "Unbreakable" という言葉ことばを使つかっている[44]。これは、情報じょうほうの安全あんぜん性せいへのますます高たかまる需要じゅようを意味いみしている。オラクル社しゃはまた、ネットワーク型がたデータベースの信頼しんらい性せいとデータベースへのネットワークアクセスを主要しゅようなセールスポイントとして強調きょうちょうしている。

しかし、2002年ねんにこれらスローガンを使つかい始はじめて2週間しゅうかん後ご、David Litchfield、Alexander Kornbrust、Cesar Cerrudo らはオラクル製品せいひんに対たいする攻撃こうげきが成功せいこうしたことを明あきらかにした[45][46]。このため、オラクルのスローガンは非ひ現実げんじつ的てきでありクラッカーをひき付つけるだけだと批判ひはんされたが、オラクルのセキュリティ担当たんとう重役じゅうやくの Mary Ann Davidson は、その批判ひはんが不公平ふこうへいだと述のべた。このスローガンはオラクル製品せいひんの難攻不落なんこうふらくさを表あらわしているのではなく、オラクルのデータベースサーバが14種類しゅるいのセキュリティ評価ひょうかに合格ごうかくしたことを示しめしたキャンペーンだと彼女かのじょは主張しゅちょうした[47]。

ジョン・アシュクロフトとの関係かんけい[編集へんしゅう]

2004年ねん、当時とうじのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく司法しほう長官ちょうかんジョン・アシュクロフトは契約けいやく成立せいりつを阻止そしするため、オラクル社しゃを訴うったえた。2005年ねん、オラクルはアシュクロフトが最近さいきん設立せつりつした政治せいじ団体だんたい The Ashcroft Group, LLC. と契約けいやくを結むすんだ。その後ご、オラクルとアシュクロフトの政治せいじ団体だんたいは諜報ちょうほう機関きかん関係かんけいで数すう十じゅう億おくドルの契約けいやくを獲得かくとくしている[48]。

本社ほんしゃ[編集へんしゅう]

オラクル本社ほんしゃビル群ぐん

オラクルの本社ほんしゃはサンフランシスコ半島はんとうのレッドウッドシティの Redwood Shores 地区ちくにある。サンカルロス空港くうこう（IATA空港くうこうコード: SQL）に近ちかい。

現在げんざいのオラクル本社ほんしゃの敷地しきちにはかつて Marine World Africa USA があったが、1986年ねんにヴァレーホに移転いてんした。オラクルは当初とうしょ2つの建物たてものを借かり、以前いぜんの本社ほんしゃがあったベルモント（レッドウッドシティの隣となり）から財務ざいむ部門ぶもんと経営けいえい部門ぶもんだけを移転いてんさせた。その後ご敷地しきち全体ぜんたいを買かい取とり、さらに4つのビルを建設けんせつした。

これら本社ほんしゃのビルは、ロビン・ウィリアムズ主演しゅえんの映画えいが『アンドリューNDR114』（1999年ねん）[49]で、架空かくうの会社かいしゃ“NorthAm Robotics”（ノース・アム・ロボティックス社しゃ、北米ほくべいロボティクス社しゃ）のビルとして登場とうじょうしている。

人々ひとびと[編集へんしゅう]

オラクルの初期しょきの従業じゅうぎょう員いんブルース・スコットは、1984年ねんに Umang Gupta と共ともに Gupta Technologies（後ごの Centura Software）を創業そうぎょうし、後のちに PointBase, Inc. の創業そうぎょう者しゃ兼けんCEOとなった。スコットは Oracle V1, V2, V3 の設計せっけいに携たずさわっていた。Oracle のサンプルスキーマ "SCOTT"（EMPとDEPTという表ひょうを含ふくむ）とそのパスワード "TIGER"（彼かれの飼かっていた猫ねこの名前なまえ）は彼かれの命名めいめいである[50]。

1997年ねん、ラリー・エリソンはスティーブ・ジョブズがAppleに戻もどった後のち、同社どうしゃの取締役とりしまりやくに就任しゅうにんした。エリソンは、取締役とりしまりやく会かいに出席しゅっせきする時間じかんがとれないことを理由りゆうに、2002年ねんにAppleの取締役とりしまりやくを辞任じにんした。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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  3. ^ Oracle>About>Investor Relations>Proxy and Electronic Delivery Enrollment>2013 Annual Report on Form 10-K>32P>Item 6. Selected Financial Data>Operating income
  4. ^ Oracle>About>Investor Relations>Proxy and Electronic Delivery Enrollment>2013 Annual Report on Form 10-K>32P>Item 6. Selected Financial Data>Net income
  5. ^ Oracle>About>Investor Relations>Proxy and Electronic Delivery Enrollment>2013 Annual Report on Form 10-K>32P>Item 6. Selected Financial Data>Total assets
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  46. ^ The Register: "How to hack unbreakable Oracle servers"
  47. ^ Oracle list of major Security certifications Oracle list of major Security certifications
  48. ^ Chicago Tribune: "Ashcroft breaks with tradition by lobbying, has earned $269,000"
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

ウィキポータル コンピュータ
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外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、オラクル (企業きぎょう)に関連かんれんするカテゴリがあります。
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  • Oracle（日本語にほんご）
  • Oracle Technical Resources
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アメリカ合衆国の旗 S&P 100 構成こうせい銘柄めいがら（2024年ねん3月がつ18日にち入替いれかわ時点じてん）
  1. マイクロソフト (MSFT)
  2. Apple (AAPL)
  3. NVIDIA (NVDA)
  4. Amazon.com (AMZN)
  5. メタ・プラットフォームズ クラスA (META)
  6. Alphabet クラスA (GOOGL)
  7. バークシャー・ハサウェイ クラスB (BRK B)
  8. Alphabet クラスC (GOOG)
  9. イーライリリー・アンド・カンパニー (LLY)
  10. JPモルガン・チェース (JPM)
  11. ブロードコム (AVGO)
  12. テスラ (TSLA)
  13. Visa クラスA (V)
  14. ユナイテッド・ヘルス (UNH)
  15. エクソンモービル (XOM)
  16. マスターカード クラスA (MA)
  17. プロクター・アンド・ギャンブル (PG)
  18. ジョンソン・エンド・ジョンソン (JNJ)
  19. ホーム・デポ (HD)
  20. コストコ・ホールセール (COST)
  21. アッヴィ (ABBV)
  22. アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)
  23. メルク・アンド・カンパニー (MRK)
  24. セールスフォース (CRM)
  25. シェブロン (CVX)
  26. Netflix (NFLX)
  27. ウォルマート (WMT)
  28. バンク・オブ・アメリカ (BAC)
  29. ペプシコ (PEP)
  30. コカ・コーラ (KO)
  31. アクセンチュア クラスA (ACN)
  32. アドビ (ADBE)
  33. リンデ (LIN)
  34. サーモフィッシャーサイエンティフィック (TMO)
  35. ウォルト・ディズニー・カンパニー (DIS)
  36. ウェルズ・ファーゴ (WFC)
  37. オラクル (ORCL)
  38. マクドナルド (MCD)
  39. シスコシステムズ (CSCO)
  40. アボット・ラボラトリーズ (ABT)
  41. クアルコム (QCOM)
  42. ゼネラル・エレクトリック (GE)
  43. インテル (INTC)
  44. キャタピラー (CAT)
  45. インテュイット (INTU)
  46. IBM (IBM)
  47. コムキャスト クラスA (CMCSA)
  48. ベライゾン・コミュニケーションズ (VZ)
  49. ダナハー (DHR)
  50. ファイザー (PFE)
  51. テキサス・インスツルメンツ (TXN)
  52. ユニオン・パシフィック鉄道てつどう (UNP)
  53. フィリップモリス (PM)
  54. アムジェン (AMGN)
  55. コノコフィリップス (COP)
  56. ロウズ (LOW)
  57. ハネウェル・インターナショナル (HON)
  58. アメリカン・エキスプレス (AXP)
  59. ゴールドマン・サックス (GS)
  60. RTXコーポレーション (RTX)
  61. AT&T (T)
  62. ネクステラ・エナジー (NEE)
  63. ブッキング・ホールディングス (BKNG)
  64. ナイキ クラスB (NKE)
  65. ブラックロック (BLK)
  66. シティグループ (C)
  67. メドトロニック (MDT)
  68. モルガン・スタンレー (MS)
  69. ユナイテッド・パーセル・サービス クラスB (UPS)
  70. ブリストル・マイヤーズ スクイブ (BMY)
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  72. スターバックス (SBUX)
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  • 銘柄めいがら入替いれかわ日時にちじ点てんでのウェイト順じゅん
  • 緑みどり字じは2024年ねん3月がつ18日にち入替いれかわ銘柄めいがら
フォーブス・グローバル2000 第だい80位い （2023年ねん、上位じょうい100社しゃ）
注ちゅう: 本社ほんしゃ所しょ在国ざいこくはフォーブス誌し公式こうしきサイトの表示ひょうじに基もとづく。
  1. JPモルガン・チェースアメリカ合衆国の旗
  2. サウジアラムコサウジアラビアの旗
  3. 中国ちゅうごく工こう商しょう銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  4. 中国ちゅうごく建設けんせつ銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  5. 中国ちゅうごく農業のうぎょう銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  6. バンク・オブ・アメリカアメリカ合衆国の旗
  7. Alphabetアメリカ合衆国の旗
  8. エクソンモービルアメリカ合衆国の旗
  9. マイクロソフトアメリカ合衆国の旗
  10. Appleアメリカ合衆国の旗
  11. シェルイギリスの旗
  12. 中国銀行ちゅうごくぎんこう中華人民共和国の旗
  13. トヨタ自動車とよたじどうしゃ日本の旗
  14. サムスン電子でんし大韓民国の旗
  15. ユナイテッド・ヘルスアメリカ合衆国の旗
  16. 中国ちゅうごく平安へいあん保険ほけん中華人民共和国の旗
  17. ウェルズ・ファーゴアメリカ合衆国の旗
  18. シェブロンアメリカ合衆国の旗
  19. 中国ちゅうごく石油せきゆ天然てんねん気き集団しゅうだん中華人民共和国の旗
  20. HSBCホールディングスイギリスの旗
  21. トタルエナジーズフランスの旗
  22. ベライゾン・コミュニケーションズアメリカ合衆国の旗
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  27. 中国ちゅうごく郵政ゆうせい儲もうか蓄銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  28. BPイギリスの旗
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  30. モルガン・スタンレーアメリカ合衆国の旗
  31. Metaアメリカ合衆国の旗
  32. 中国ちゅうごく石油せきゆ化工かこう集団しゅうだん中華人民共和国の旗
  33. BNPパリバフランスの旗
  34. ゴールドマン・サックスアメリカ合衆国の旗
  35. テンセント中華人民共和国の旗
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  39. ファイザーアメリカ合衆国の旗
  40. ジョンソン・エンド・ジョンソンアメリカ合衆国の旗
  41. ドイツテレコムドイツの旗
  42. メルセデス・ベンツ・グループドイツの旗
  43. トロント・ドミニオン銀行とろんとどみにおんぎんこうカナダの旗
  44. 台湾たいわん積せき体たい電路でんろ製造せいぞう中華民国の旗
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  48. アクサフランスの旗
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  50. ネスレスイスの旗
  51. コムキャストアメリカ合衆国の旗
  52. エクイノールノルウェーの旗
  53. 交通こうつう銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  54. アリババグループ中華人民共和国の旗
  55. プロクター・アンド・ギャンブルアメリカ合衆国の旗
  56. 日本電信電話にほんでんしんでんわ日本の旗
  57. ソニーグループ日本の旗
  58. ペトロブラスブラジルの旗
  59. グレンコアスイスの旗
  60. 興業こうぎょう銀行ぎんこう中華人民共和国の旗
  61. ステランティスオランダの旗
  62. 中国人ちゅうごくじん寿ことぶき保険ほけん中華人民共和国の旗
  63. アメリカン・エキスプレスアメリカ合衆国の旗
  64. ゼネラル・エレクトリックアメリカ合衆国の旗
  65. CVSヘルスアメリカ合衆国の旗
  66. 中国ちゅうごく建築けんちく中華人民共和国の旗
  67. ホーム・デポアメリカ合衆国の旗
  68. シグナアメリカ合衆国の旗
  69. テスラアメリカ合衆国の旗
  70. ゼネラルモーターズアメリカ合衆国の旗
  71. 中国ちゅうごく中ちゅう信しん集団しゅうだん公司こうし中華人民共和国の旗
  72. アンハイザー・ブッシュ・インベブベルギーの旗
  73. メルク・アンド・カンパニーアメリカ合衆国の旗
  74. アッヴィアメリカ合衆国の旗
  75. 三菱商事みつびししょうじ日本の旗
  76. ロシュ・ホールディングスイスの旗
  77. インドステイト銀行ぎんこうインドの旗
  78. エレバンスヘルス（英語えいご版ばん）アメリカ合衆国の旗
  79. RTXコーポレーションアメリカ合衆国の旗
  80. オラクルアメリカ合衆国の旗
  81. Eniイタリアの旗
  82. ペプシコアメリカ合衆国の旗
  83. コノコフィリップスアメリカ合衆国の旗
  84. モントリオール銀行ぎんこうカナダの旗
  85. 中国ちゅうごく海洋かいよう石油せきゆ集団しゅうだん中華人民共和国の旗
  86. 三井みつい住友すみともフィナンシャルグループ日本の旗
  87. ウォルト・ディズニー・カンパニーアメリカ合衆国の旗
  88. スコシアバンクカナダの旗
  89. サノフィフランスの旗
  90. BHPグループオーストラリアの旗
  91. 三菱みつびしUFJフィナンシャル・グループ日本の旗
  92. UBSスイスの旗
  93. シスコシステムズアメリカ合衆国の旗
  94. ノバルティススイスの旗
  95. ユナイテッド・パーセル・サービスアメリカ合衆国の旗
  96. コカ・コーラアメリカ合衆国の旗
  97. シーメンスドイツの旗
  98. イタウ・ウニバンコブラジルの旗
  99. コストコ・ホールセールアメリカ合衆国の旗
  100. オーストラリア・コモンウェルス銀行ぎんこうオーストラリアの旗
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