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鶴屋南北戯曲賞(つるやなんぼくぎきょくしょう)は、光文文化財団が主催する、新作戯曲を対象とした文学賞である。受賞者には正賞としてブロンズ像、副賞として賞金200万円が与えられる。選考委員は現役の演劇記者であり、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、日経新聞、東京新聞、報知新聞、共同通信から1人ずつ出る。
- 第11回(2008年) - 別役実 『やってきたゴドー』
- 候補作
- 東憲司 『軍鶏307』
- 岩松了 『シェイクスピア・ソナタ』
- 第12回(2009年) - 鄭義信 『焼肉ドラゴン』
- 第13回(2010年) - 小幡欣治『神戸北ホテル』
- 候補作
- 前川知大 『関数ドミノ』『奇ッ怪~小泉八雲から聞いた話』
- 鐘下辰男 『大人の時間』
- 岩松了 『マレーヒルの幻影』
- 第14回(2011年) - 前川知大『プランクトンの踊り場』
- 第15回(2012年) - 鈴木聡『をんな善哉』
- 候補作
- 中津留章仁 『黄色い叫び』
- 東憲司 『オバケの太陽・・・ソノ太陽ハ沈マナイ・・・ソノ太陽ハ夢ヲ見ル・・・』
- ふたくちつよし 『切り子たちの秋』
- 桑原裕子 『往転-オウテン-』
- 鈴木聡 『ハズバンズ&ワイブズ』
- 第16回(2013年) - 川村毅『4 four』、東憲司『泳ぐ機関車…アリフレタ炭鉱町ノ…少年ノ物語…』
- 候補作
- 土田英生 『少しはみ出て殴られた』
- 竹内銃一郎 『満ちる』
- 中島かずき 『シレンとラギ』
- 長田育恵 『青のはて-銀河鉄道前奏曲-』
- 第17回(2014年) - 北村想『グッドバイ』
- 候補作
- 中島かずき 『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』
- 古沢良太 『趣味の部屋』
- 岩松了 『不道徳教室』
- 藤田貴大 『COCOON』
- 長田育恵 『地を渡る舟』
- 第18回(2015年) - 桑原裕子『痕跡(あとあと)』
- 第19回(2016年) - 長田育恵『蜜柑とユウウツ―茨木のり子異聞―』
- 第20回(2017年) - 蓬莱竜太『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
- 候補作
- 岩井秀人『夫婦』
- 赤堀雅秋『同じ夢』
- 蓬莱竜太『嗚呼いま、だから愛。』
- 松尾スズキ『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』
- 詩森ろば『insider hedge2』
- 第21回(2018年) - 岩松了 『薄い桃色のかたまり』
- 候補作
- 瀬戸口郁 『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』
- 古川健 『60’sエレジー』
- 詩森ろば 『アンネの日』
- ノゾエ征爾 『鳩に水をやる』
- 第23回(2020年) - 谷賢一 『1986:メビウスの輪』[2]
- 候補作
- 横山拓也 『ヒトハミナ、ヒトナミノ』
- 松尾スズキ 『命、ギガ長ス』
- 赤堀雅秋 『美しく青く』
- 第25回(2022年) - 岡田利規 『未練の幽霊と怪物―『挫波』『敦賀』―』
- 候補作
- 古川健 『帰還不能点』
- 上田久美子 『桜嵐記』
- 内藤裕子 『灯に佇む』
- 横山拓也 『ジャンガリアン』
- 第26回(2023年) - 内藤裕子 『カタブイ、1972』[5]
- 候補作
- 畑澤聖悟『hana-1970、コザが燃えた日-』
- 加藤拓也『もはやしずか』
- 内藤裕子『ソハ、福ノ倚ルトコロ』
- 横山拓也『猫、獅子になる』
- 兼島拓也『ライカムで待っとく』
- 第27回(2024年) - 横山拓也 『モモンバのくくり罠』[6]
- 候補作
- 中村ノブアキ『磁界』
- 原田ゆう『悼、灯、斉藤』
- 加藤拓也『綿子はもつれる』『いつぞやは』
- 古川健『同盟通信』