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'80アニメーション ザ・ベストテン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
'80アニメーション ザ・ベストテン
Animation The Best Ten 1980
監督かんとく 上野うえのおさむ(ドン・上野うえの
製作せいさく 石川いしかわかおるあきら飯島いいじまたかし徳山とくやま雅也まさや
出演しゅつえんしゃ タモリ児島こじまよしゆき
撮影さつえい 中島なかじま芳男よしお
編集へんしゅう 戸田とだ健夫たけお
配給はいきゅう 東映とうえい
公開こうかい 日本の旗 1980ねん12月20にち
上映じょうえい時間じかん 53ふん
製作せいさくこく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
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『'80アニメーション ザ・ベストテン』(はちじゅうアニメーション ザ・ベストテン)は、1980ねん12月20にち東映とうえいけい劇場げきじょう公開こうかいされた日本にっぽん映画えいがである。カラー、ビスタビジョン上映じょうえい時間じかん53ふん

キャッチコピーは「人気にんきアニメのめい場面ばめんとヒット主題歌しゅだいかつづるバラエティ!!」「どんな人気にんきアニメがとびすか!わらいとたのしさがいっぱいのアニメの缶詰かんづめ」。

概要がいよう[編集へんしゅう]

ニッポン放送にっぽんほうそうが1980ねん放送ほうそうもしくは劇場げきじょう公開こうかいされたアニメの人気にんき投票とうひょうをリスナーにびかけ、それらの集計しゅうけい結果けっかからみちびしたランキングを劇場げきじょう公開こうかいした作品さくひん[1]

ほんさくには、当時とうじTBS系列けいれつきょく放送ほうそうされていた『ザ・ベストテン』(TBS)のパロディ要素ようそまれており[2]どう番組ばんぐみおな方式ほうしきでランキングを発表はっぴょうした。司会しかいつとめたのはタモリ児島こじまよしゆきで、児島こじま黒柳くろやなぎ徹子てつこふう衣装いしょう着用ちゃくようし、口調くちょう真似まねていた。タモリたちのほか、作品さくひん原作げんさくしゃ担当たんとう声優せいゆう、アニメソングの担当たんとう歌手かしゅたちも出演しゅつえんした。また、っかけマン水島みずしまひろしつとめ、アニメポリス・ペロから中継ちゅうけいし、Dr.スランプのパイロットフィルムを紹介しょうかいした。

ほんさく東映とうえい作品さくひんであるため、もと東映とうえいけいでない作品さくひんについてはランキングにはせても映像えいぞう公開こうかいしなかった。そのような作品さくひん紹介しょうかいには、「あしたのジョー減量げんりょうちゅうであるため、出演しゅつえんできません」などのなんらかの理由りゆうけて映像えいぞう公開こうかい回避かいひしていた。また、本家ほんけならって協賛きょうさん企業きぎょう各社かくしゃ提供ていきょうクレジットコマーシャルメッセージ挿入そうにゅうされていた。

なお、タモリはほんさく公開こうかい実際じっさい本家ほんけ『ザ・ベストテン』で久米くめひろし代理だいりつとめることになる。

紹介しょうかい作品さくひんとランキング[編集へんしゅう]

順位じゅんい 作品さくひんめい
1 銀河ぎんが鉄道てつどう999
2 ヤマトよ永遠えいえん
3 サイボーグ009だい2さく
4 機動きどう戦士せんしガンダム
5 がんばれ元気げんき
6 宇宙うちゅう海賊かいぞくキャプテンハーロック
7 あしたのジョー(1980ねん劇場げきじょうばん
8 地球ちきゅうへ…
9 鉄腕てつわんアトムだい2さく
10 トム・ソーヤーの冒険ぼうけん

その紹介しょうかいされたランキング[編集へんしゅう]

人気にんきキャラクターのベストテン[編集へんしゅう]

  1. キャプテンハーロック
  2. メーテル
  3. 星野ほしの鉄郎てつお
  4. シャア・アズナブール
  5. 古代こだいすすむ
  6. アムロ・レイ
  7. 島村しまむらジョー
  8. 火浦ひうらけん
  9. もりゆき
  10. コナン

人気にんき男性だんせい声優せいゆうのベストテン[編集へんしゅう]

  1. 水島みずしまひろし
  2. 井上いのうえ和彦かずひこ
  3. 古谷ふるやとおる
  4. 富山とみやまたかし
  5. 神谷かみやあきら
  6. 井上いのうえ真樹夫まきお
  7. 三ツ矢みつや雄二ゆうじ
  8. 曽我部そがべ和行かずゆき
  9. もり功至かつじ
  10. 野沢のざわ那智なち

人気にんき女性じょせい声優せいゆうのベストテン[編集へんしゅう]

  1. はん恵子けいこ
  2. 戸田とだ恵子けいこ
  3. 小原おはら乃梨子のりこ
  4. 麻上あさがみ洋子ようこ
  5. 池田いけだ昌子まさこ
  6. 杉山すぎやま佳寿子かずこ
  7. 小山こやま茉美まみ
  8. 大山おおやまのぶ
  9. 野沢のざわ雅子まさこ
  10. 田島たじま令子れいこ

出演しゅつえんしゃ[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

製作せいさく[編集へんしゅう]

企画きかく[編集へんしゅう]

ほんさく企画きかくは、当時とうじ東映とうえい映画えいが宣伝せんでんかかわっていた会社かいしゃで、たまたまアルバイトをしていた大学生だいがくせい[3]。『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト』や『銀河ぎんが鉄道てつどう999』などの東映とうえいのアニメーションの宣伝せんでんをやっていた会社かいしゃに、東映とうえいから「『サイボーグ009 ちょう銀河ぎんが伝説でんせつ』の併映へいえいさくてい予算よさんなにつくれ」と発注はっちゅう[3]。そこで当時とうじアルバイトをやっていた21さい大学生だいがくせい杉田すぎたかおるが「『ザ・ベストテン』のアニメをやろう」という企画きかくし、これが採用さいようされた[3]杉田すぎた製作せいさく進行しんこうとしてクレジットタイトル名前なまえ[3]タモリ児島こじまよしゆき司会しかいなど、キャスティングも杉田すぎたがやった[3]。また最後さいご監督かんとくほか、スタッフがみなげて、プロデューサーにたのまれ、適当てきとう編集へんしゅうもやったという[3]杉田すぎたはこの会社かいしゃを1ねんはんめ、東映とうえい洋画ようが契約けいやく社員しゃいんとなり、製作せいさく宣伝せんでん担当たんとう[3]。ここも1984ねんめ、同年どうねん映画えいが宣伝せんでん業務ぎょうむとする「ファンハウス」を設立せつりつしている[3]

同時どうじ上映じょうえい[編集へんしゅう]

サイボーグ009 ちょう銀河ぎんが伝説でんせつ

原作げんさく石森いしもり章太郎しょうたろう / 主演しゅえんこえ):井上いのうえ和彦かずひこ / 東映動画とうえいどうが作品さくひん

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ '80アニメーション ザ・ベストテン : 作品さくひん情報じょうほう - 映画えいが.com”. 映画えいが.com. 2016ねん8がつ1にち閲覧えつらん
  2. ^ 80アニメーション ザ・ベストテン|一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん映画えいが製作せいさくしゃ連盟れんめい”. 日本にっぽん映画えいが製作せいさくしゃ連盟れんめい. 2016ねん8がつ1にち閲覧えつらん
  3. ^ a b c d e f g h 土屋つちやしげる映画えいが仕事しごとVol.5 製作せいさく宣伝せんでんまき前編ぜんぺん」『プレイガイドジャーナル』1985ねん8がつごう、プレイガイドジャーナルしゃ、27ぺーじ 

参考さんこう資料しりょう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]