酒井さかい董ただし美び

酒井さかい董ただし美び（さかいただよし、1935年ねん - ）は、民話みんわ研究けんきゅう者しゃ、島根大学しまねだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ。

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

松江まつえ市し出身しゅっしん。1957年ねん島根大学しまねだいがく教育きょういく学部がくぶ卒業そつぎょう。玉川大学たまがわだいがく文学部ぶんがくぶ通信つうしん教育きょういく課程かてい卒業そつぎょう。島根しまね県けん下かの中学校ちゅうがっこう・高等こうとう学校がっこうに勤務きんむした後のち、島根大学しまねだいがく法文学部ほうぶんがくぶ助教授じょきょうじゅ、教授きょうじゅ、99年ねん定年ていねん退官たいかん、名誉めいよ教授きょうじゅ、鳥取女子短期大学とっとりじょしたんきだいがく（のち鳥取とっとり短期大学たんきだいがく）教授きょうじゅ、2006年ねん退職たいしょく。松江まつえ市し大庭おおば町まちにある出雲いずもかんべの里さと館長かんちょう。山陰さんいん両りょう県けんの口承こうしょう文芸ぶんげいを収録しゅうろく・研究けんきゅうしており、2005年ねんより山陰さんいん民俗みんぞく学会がっかい会長かいちょう^[1]。1987年ねん久留島くるしま武彦たけひこ文化ぶんか賞しょう受賞じゅしょう^[2]。

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

『「島根しまね」ふるさとの民話みんわ』ワン・ライン 1993
『山陰さんいんの口承こうしょう文芸ぶんげい論ろん』三弥みつや井い書店しょてん 1998
『「島根しまね」隠岐おきの民話みんわ』福本ふくもと隆男たかお画がワン・ライン 2000
『「鳥取とっとり」ふるさとの民話みんわ』福本ふくもと隆男たかお画がワン・ライン 2000
『随想ずいそう山陰さんいんつれづれ』新風しんぷう書房しょぼう 2003
『山陰さんいんのわらべ歌うた』三弥みつや井い書店しょてん 2004
『向むかい山猿やまざるが三さん匹ひきとおる石見いわみの民話みんわ・民謡みんよう・わらべ歌うた』ハーベスト出版しゅっぱん 2009
『さんいんの民話みんわとわらべ歌うた島根しまね県けん・鳥取とっとり県けん』ハーベスト出版しゅっぱん 2010
『ふるさとの民話みんわ』第だい1-9集しゅうハーベスト出版しゅっぱんさんいんの民話みんわシリーズ　2011-14
『山陰さんいんのわらべ歌うた・民話みんわ文化ぶんか論ろん』三弥みつや井い書店しょてん 2013

共編きょうへん著ちょ[編集へんしゅう]

『石見いわみのわらべうた』田中たなか幸雄ゆきお採譜さいふ松江まつえ今井いまい書店しょてん 1962
『県境けんきょうの町まち吉賀よしか地方ちほうの社会しゃかいと文化ぶんか』森安もりやす章あきら,小原おはら徹とおる共著きょうちょ　山陰さんいん文化ぶんかシリーズ今井いまい書店しょてん 1966
『鼻はなきき甚兵衛じんべえ出雲いずもの昔話むかしばなし』田中たなか瑩一共編きょうへん桜さくら楓かえで社しゃ 1974
『日本にっぽんの昔話むかしばなし 27 石見いわみの昔話むかしばなし』編へん日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい 1979
『日本にっぽんの伝説でんせつ出雲いずも・石見いわみの伝説でんせつ』萩坂はぎさか昇のぼり共著きょうちょ角川書店かどかわしょてん 1980
『魚屋さかなやと山姥やまうば隠岐おき・島前どうぜんの昔話むかしばなし』編へん桜さくら楓かえで社しゃ 1980
『日本にっぽん伝説でんせつ大系たいけい第だい11巻かん山陰さんいん編へん鳥取とっとり・島根しまね』野村のむら純一じゅんいち編集へんしゅう共著きょうちょみずうみ書房しょぼう 1984
『日本にっぽんわらべ歌うた全集ぜんしゅう 20 下か　島根しまねのわらべ歌うた』尾原おはら昭夫あきお共著きょうちょ柳原やぎわら書店しょてん 1984
『日本にっぽんわらべ歌うた全集ぜんしゅう 20 上じょう鳥取とっとりのわらべ歌うた』尾原おはら昭夫あきお共著きょうちょ柳原やぎわら書店しょてん 1985
『島根しまねの冠婚葬祭かんこんそうさい家蔵かぞう版ばん』白石しらいし昭あきら臣しん共著きょうちょワン・ライン 2000
『島根しまねの民謡みんよう歌うたわれる古ふるき日本にっぽんの暮くらしと文化ぶんか』藤井ふじい浩ひろし基もと共著きょうちょ三弥みつや井い書店しょてん 2009

論文ろんぶん[編集へんしゅう]

cinii

注ちゅう[編集へんしゅう]

^ 『山陰さんいんのわらべ歌うた・民話みんわ文化ぶんか論ろん』著者ちょしゃ紹介しょうかい
^ 『現代げんだい日本人にっぽんじん名めい録ろく』2002年ねん

[1] 『山陰さんいんのわらべ歌うた・民話みんわ文化ぶんか論ろん』著者ちょしゃ紹介しょうかい

[2] 『現代げんだい日本人にっぽんじん名めい録ろく』2002年ねん

[1]

[2]