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薔薇ばら

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

薔薇ばら』(いばら)は、ケイブ業務ぎょうむようたてスクロールシューティングゲームのシリーズ、またはそのだい1さくのタイトルである。

ラインナップは以下いかとお

  • 薔薇ばら
  • 薔薇ばらくろ ブラックレーベル
  • ピンクスゥイーツ ~薔薇ばらそれから~

薔薇ばら

[編集へんしゅう]
薔薇ばら
ジャンル シューティング
対応たいおう機種きしゅ アーケード[AC]
PlayStation 2[PS2]
開発元かいはつもと AC:ケイブ
PS2:ケイブ(移植いしょく、アレンジモード開発かいはつ
発売はつばいもと AC:AMI
PS2:タイトー
プロデューサー 高野たかの健一けんいち
ディレクター 矢川やがわしのぶ
プログラマー 矢川やがわしのぶ
音楽おんがく 細江ほそえまきおさむ
美術びじゅつ コタニトモユキ
人数にんずう 1〜2人ふたり
メディア AC:業務ぎょうむよう基板きばん
PS2:DVD-ROM
発売はつばい AC:2005ねん6がつ
PS2:2006ねん2がつ23にち
対象たいしょう年齢ねんれい CERO:12さい以上いじょう
テンプレートを表示ひょうじ

薔薇ばら』は2005ねん6がつ稼働かどう開始かいしそう発売はつばいもとエイエムアイ2006ねん2がつ23にちには、タイトーよりPS2移植いしょくばん発売はつばいされている。2006ねんには続編ぞくへんとなる『ピンクスゥイーツ ~薔薇ばらそれから~』が稼働かどう後述こうじゅつ)。

バトルガレッガ』などをつくったきゅうライジングのスタッフが、ケイブに移籍いせきして製作せいさくした作品さくひん

解説かいせつ

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ほんさくは、ケイブのシューティングゲームとはことなる方向ほうこうせい作品さくひんである。てきだん若干じゃっかんすくないぶんたり判定はんていおおきい。くわえて、かせぎと自爆じばく前提ぜんていとした攻略こうりゃくほうなど、ゲームせいが『バトルガレッガ』に類似るいじしている。キャッチコピーは「ワタシタチハキレイ」。 また、キャラクター要素ようそ重視じゅうしされている。

ゲームちゅうのBGMの作曲さっきょく細江ほそえまきおさむ担当たんとう

部分ぶぶんてきなメディア展開てんかいもされており、公式こうしきサイトではローズ・ガーデンのメンバーをげるうごくウェブ漫画まんがが4まで掲載けいさいされていた。これは、2006ねん7がつ発売はつばいされたローズ・レース キャラクターフィギュアにどうこりされた「オフィシャルコミック&イラストレーションブック」(続編ぞくへんであるピンクスゥイーツの資料しりょうどうこり)で、一部いちぶろしをくわえて掲載けいさい

『バトルガレッガ』との類似るいじ差異さい
『バトルガレッガ』とおなじく、「つ」「かわす」以外いがい行動こうどう得点とくてんアイテムをる、無駄むだアイテムをらない、無駄むだ行動こうどうをしない、特定とくていぶつ特定とくていタイミングで特定とくてい攻撃こうげき破壊はかいする、以上いじょう実行じっこうするためにてきてきだん以外いがいすべてにも注意ちゅういをはらう)がオールクリアに有効ゆうこうという情報じょうほう流布るふされており、初心者しょしんしゃはそれらを不用意ふよういためすことで、本来ほんらいの「つ」「かわす」ことへの集中しゅうちゅうがそらされ、ミスしがちになってしまう。この場合ばあいミスの原因げんいんもはっきりせず、対策たいさくもたてづらく、挫折ざせつしやすい。初心者しょしんしゃけの対策たいさくとしてはまずてき攻撃こうげきれること、つぎ明確めいかく方針ほうしんちそれが混乱こんらんしないよう注意ちゅういしてプレイすること。
差異さいは、ボムよりはるかにたか威力いりょく波動はどうガンの存在そんざいなど。

システム

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1Pと2Pで性能せいのう速度そくどからのショット、ボムの軌道きどう)がことなる。またコイン投入とうにゅうタイトル画面がめんでボタンをしっぱなしにしてスタートすることで4とおりに性能せいのう変化へんかする(『ブラックレーベル』ではスタートはた性能せいのうタイプを選択せんたく可能かのう)。パワーアップはバトルガレッガとおなじで、ちいさいパワーアップアイテムを複数個ふくすうこ、もしくはおおきいパワーアップアイテムを取得しゅとくすることで7段階だんかいまで強化きょうかされる。
オプション
ゲームちゅうにオプションアイテムを取得しゅとくすることで、3つまでとはことなるショットを発射はっしゃするオプションを装着そうちゃくすることが出来できる。装着そうちゃく個所かしょ左右さゆう後部こうぶ移動いどうすることで発射はっしゃ方向ほうこう変化へんかする。
種類しゅるいは7つで、5way、ホーミング(追尾ついびミサイル)、ナパーム(着弾ちゃくだん爆発ばくはつ)、バーナー(たまそく可変かへん)、マシンガン、ロケット(よこいちれつ斉射せいしゃ貫通かんつうだん)、ガトリング(射撃しゃげきごとらばるショット)が存在そんざいする。
ボンバー
バトルガレッガおな方式ほうしきで、しょうボムアイテムを40あつめるとだいボムが1個いっこストックされ、のこだいボムが場合ばあいは、ストックしたしょうボムをすべ消費しょうひし、それにおうじた性能せいのうのボムを発射はっしゃする。消去しょうきょしたてきだん薔薇ばらじょう得点とくてんアイテムに変化へんかする。1Pと2Pでボンバーの挙動きょどう変化へんかする。
波動はどうガン
だいボムが1個いっこ以上いじょうストックされている状態じょうたいでボンバーボタンをしっぱなしにすると、射出しゃしゅつグリッドが表示ひょうじされボタンをはなすと正面しょうめんに「波動はどうガン」を発射はっしゃできる。着弾ちゃくだんには威力いりょくたか爆発ばくはつはっするほか貫通かんつうしたてき衝撃波しょうげきは接触せっしょくしたたまをアイテムにえる。
得点とくてんシステム
バトルガレッガ』とおな方式ほうしきで、てき破壊はかいすると出現しゅつげんする勲章くんしょう連続れんぞくして取得しゅとくすると最大さいだい1まんてん入手にゅうしゅできる。勲章くんしょう背景はいけいかくされている場合ばあいもあり、そのポイントにボンバーを使つかうことで出現しゅつげんする。勲章くんしょうとしてしまうとエクステンドがとおのいてしまうので展開てんかい不利ふりになってしまう。
エクステンド
100まんてんごとにエクステンドする(出荷しゅっか設定せってい)。使つかえるすうおおいが、普通ふつうにプレイしてノーミスで全面ぜんめんクリアできるようにはバランス調整ちょうせいはされていない。やせるのは最大さいだい5までで、それ以上いじょうはエクステンドの条件じょうけんたしてもえない。

ストーリー

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ときは19世紀せいき機械きかい技術ぎじゅつ産業さんぎょうけた北欧ほくおうくに「エーデルワイス」では、蒸気じょうき機関きかん発達はったつにより目覚めざましい発展はってんげていた。だがある、テレサ・ローズ博士はかせひきいる精鋭せいえい部隊ぶたい「ローズ・ガーデン」が「エーデルワイス」を襲撃しゅうげきまち壊滅かいめつてき被害ひがいける。これにたいし、くにはエーデルワイス政府せいふぐん出動しゅつどうさせるが「ローズ・ガーデン」のちからはあまりにもすさまじく、事態じたい悪化あっか一途いっと辿たどった。

悪化あっかしていく事態じたいおもたエーデルワイス皇宮こうぐうは、皇宮こうぐう特殊とくしゅ攻撃こうげき部隊ぶたい「ネゴシエータ」に出撃しゅつげき命令めいれいくだこと決定けってい部隊ぶたいおもぞくする「ボンド」と「ダイン」はひそかに用意よういされた「たけ」に搭乗とうじょうし、侵攻しんこうつづける「ローズ・ガーデン」にかう。首謀しゅぼうしゃのテレサにあさはかならぬ因縁いんねん二人ふたりの、それぞれのおもいとともに。

しかしゲームちゅうにはこれといったストーリーはかたられず、エンディングにおいて意味深いみしん会話かいわがあるため、ストーリーの真相しんそうはwebコミックばんないかぎりはからない。

キャラクター

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こえは『ゴシックは魔法まほう乙女おとめ〜さっさと契約けいやくしなさい!〜』のコラボイベントでの担当たんとう声優せいゆう(ネゴシエーターのにんのみ続投ぞくとう)。

ネゴシエーター
  • ボンド(1Pサイド)こえ松本まつもと大輔だいすけ
    スピードがはやく、集中しゅうちゅうがたのショットを発射はっしゃする「シリスター・シミリス」に搭乗とうじょうする、あつ感情かんじょう理性りせいあわ男性だんせい隊員たいいん左目ひだりめ義眼ぎがんとなっており、つねあか発光はっこうしている。Webコミックばんでは、からだ一部いちぶ義肢ぎしであることをかしている。
  • ダイン(2Pサイド)こえ若林わかばやしあきら
    スピードがおそく、広範囲こうはんいがたのショットを発射はっしゃする「ディオ・スピロッシ」に搭乗とうじょうする、冷静れいせい沈着ちんちゃくだが事件じけんたいする様々さまざま感情かんじょうつのらせている男性だんせい隊員たいいん全身ぜんしんボディスーツなちで、ぜん頭部とうぶ後頭部こうとうぶ頭髪とうはつ境目さかいめがはっきりしているなど異様いよう風貌ふうぼうつ。エンディングにおいて驚愕きょうがく事実じじつかされる。
ローズ・ガーデン
ほんさくてきキャラクター。テレサがひきいる精鋭せいえい軍団ぐんだん。ローズ・ガーデンのメンバーは全員ぜんいんテレサのむすめ姉妹しまいということになっているが、彼女かのじょたちはテレサがつくった人造じんぞう人間にんげんであり、血縁けつえん関係かんけいい。
  • テレサ・ローズ(STAGE6ボス)こえ植田うえだ佳奈かな
    今回こんかい首謀しゅぼうしゃである女性じょせい。かつてすめらぎりつ機械きかいしき義肢ぎし研究所けんきゅうじょ所長しょちょうつとめていたが、所内しょない事故じこにより辞任じにんしている。ボンデージふう格好かっこうをしており、てきキャラクターにくらはだ露出ろしゅつ極端きょくたんはげしい。
  • メイディ・ローズ(STAGE1ボス)こえ寺田てらださいなな
    「オレンジ・メイアンディナ」に搭乗とうじょうするテレサのすえむすめ空挺くうてい部隊ぶたい指揮しき統括とうかつ担当たんとう。かなりのあまったれ。薔薇ばらかたちをしたおおきなかみかざりをけている。なぜか下半身かはんしん下着したぎとソックスだけの姿すがた。ちなみに、コスチュームのモチーフはスクール水着みずぎだとのこと
  • ミディ・ローズ(STAGE2ボス)こえ宮地みやじこい
    「グロワール・ドゥ・ミディ」に搭乗とうじょうするテレサのよんじょ陸上りくじょう部隊ぶたい指揮しき統括とうかつ担当たんとう。かなりさっぱりしている。搭乗とうじょうのキャタピラを破壊はかいすると移動いどうできなくなり、そのまま素通すどおりすることができる。
  • カスミ・ローズ(STAGE3ボス)こえ小原おはらゆか
    「ハナ・カスミ」に搭乗とうじょうするテレサのさんじょ兵器へいき生産せいさん担当たんとうドレスている。おしとやかだがかなりの頑固がんこしゃうちにこもってしまうことも。
  • シャスタ・ローズ(STAGE4ボス)こえつじゆう希乃きの
    「マウント・シャスタ」に搭乗とうじょうするテレサの次女じじょ情報じょうほう統括とうかつ担当たんとう。ショートカットの髪型かみがた女性じょせい背中せなかおおきくけたレオタードうえにスカートをけた軽装けいそうをしており、ベレーぼうこうむっている。底抜そこぬけにあかるい。なんでもこなす天才てんさいはだで、攻撃こうげきとくした機体きたい使つかいこなす技量ぎりょうわせつ。
  • レース・ローズ(STAGE5ボス)こえ小川おがわ祐奈ゆうな
    「フレンチ・レース」に搭乗とうじょうするテレサの長女ちょうじょ戦略せんりゃく立案りつあん担当たんとう。かなり冷淡れいたん性格せいかく。テレサそのものにちか性質せいしつち、もっと信用しんようされている。

かくしモード

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ハーダーモード
こうなんモードでプレイできる。
プレイするには、タイトル画面がめんで↑+スタート
エクステンデッドモード
1しゅうをクリアすると、2しゅうをプレイすることができる。ただし1しゅうからなんたかくなっている。
プレイするには、タイトル画面がめんで↓+スタート

ステージ構成こうせい

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めん ステージめい ボス
1 破壊はかいとともにはじめましょう オレンジ・メイアンディナ
2 イシとホコリのしん グロワール・ドゥ・ミディ
3 くろふかたに薔薇ばらえて? はなかすみ
4 大空おおぞらにも(ヤイバ)をませ マウント・シャスタ
5 鋼鉄こうてつ家族かぞくとともに フレンチ・レース
6 わたし薔薇ばら出来できている アンブリッジ・ローズ、テレサ・ローズ

家庭かていようへの移植いしょく

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タイトーから販売はんばい移植いしょくばん開発かいはつはケイブがおこなった。初回しょかい限定げんてい特典とくてんとして「爆裂ばくれつ攻略こうりゃくしゅう」が付属ふぞく

後述こうじゅつする『薔薇ばらくろ ブラックレーベル』の前身ぜんしんにあたる、家庭かていようアレンジモード収録しゅうろくされている。家庭かていよう付属ふぞくするアレンジモードとしてはめずらしく、ほぼ別物べつもの新作しんさくシューティングにちかいシステム刷新さっしんがなされている。

そのほか、アーケードモード、練習れんしゅうようのプラクティスモード、ギャラリーモード、ランキングモードが実装じっそうされている。

詳細しょうさいについては『薔薇ばらくろ ブラックレーベル』または家庭かていようアレンジモードこう参照さんしょう

家庭かていようアレンジモード

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薔薇ばらのシステムを大幅おおはば変更へんこうしたものが家庭かていようアレンジモードである。PS2はん薔薇ばらに「アレンジモード」として搭載とうさい

薔薇ばらくろ ブラックレーベル』のプロトタイプてき作品さくひんにあたり、薔薇ばらDIEすシステムとう特徴とくちょうは『ブラックレーベル』と共通きょうつうである。『ブラックレーベル』とのおおきな差異さい以下いかのとおり。

フォーメーションチェンジ
オプションのフォーメーション(自動じどうてきねらう「サーチ」など)は、オプションフォーメーションボタンにより、任意にんいえができる。このため、『ブラックレーベル』での「ショットボタンしっぱなしでオプションがてき自動じどうねらう」要素ようそ家庭かていようアレンジモードにはない(手動しゅどうでサーチフォーメーションにえることで代替だいたい)。
SELECTボタンをすことで、フォーメーション前方ぜんぽう固定こていモードのON/OFFえができる。フォーメーションめいあか表示ひょうじされれば固定こていモード、あお表示ひょうじされれば通常つうじょうモード。サーチフォーメーションなどの場合ばあいは、固定こていモードにしてもサーチ動作どうさなどが優先ゆうせんされる。固定こていモードはノーマルフォーメーションで前方ぜんぽう固定こていしたいときなどに有効ゆうこう
ショットのフルオート連射れんしゃボタンがない
『ブラックレーベル』になって追加ついかされた要素ようそであり、家庭かていようアレンジモードの段階だんかいではまだ搭載とうさいされていない。ショットボタンはセミオート連射れんしゃすこしの連打れんだ連射れんしゃになる)になっている。
アイテムの自動じどうせがない
『ブラックレーベル』になって追加ついかされた要素ようそであり、家庭かていようアレンジモードの段階だんかいではまだ搭載とうさいされていない。
コンティニューや途中とちゅう参加さんか
家庭かていようアレンジモードは途中とちゅう参加さんかやコンティニューが出来できない。コンティニューせずに最後さいごまでクリアしないとエンディングとスタッフロールをることができない。

なお家庭かていようアレンジの段階だんかいではランクゲージのシステムには名称めいしょうがない。薔薇ばらDIEすシステムと名付なづけられたのは『ブラックレーベル』から。


薔薇ばらくろ ブラックレーベル

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薔薇ばらくろ ブラックレーベル』は、2006ねん5月稼動かどう。100まい限定げんてい生産せいさん

薔薇ばら 家庭かていようアレンジモードをベースに、『薔薇ばら』のシステムを大幅おおはば変更へんこうしたもの。4ボタンせい

解説かいせつ

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薔薇ばらとはことなり、従来じゅうらいのケイブ弾幕だんまくシューティングの方向ほうこうせいった作品さくひんたり判定はんていちいさく、また、てきだんりょうもランクゲージMAXには極端きょくたんおおくなる(ランクゲージはボンバーでてきだん大量たいりょうすことでほぼリセットできる)。てきだん極端きょくたんおおいシーンでボンバーを使つかうことで、ハイスコアとなんリセット(ていなんになる)をるシステムとなっている。

なん急激きゅうげき上昇じょうしょう下降かこうによるカタルシスの演出えんしゅつ
ランクゲージMAXによるなんのピークはおよそ1~2ふんごとにおとずれる(プレイ内容ないようにより周期しゅうきはかわる)。このときてき攻撃こうげき膨大ぼうだい物量ぶつりょうはげしさとなり、このピークをボンバーでることでてき攻撃こうげき平常へいじょうもどる。また、ボンバーおそろしいてきだん大量たいりょううつくしい薔薇ばら派手はで得点とくてん表示ひょうじ変化へんかする演出えんしゅつ効果こうか一役ひとやくっている。

システム

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『ブラックレーベル』ではショットボタン(A)しっぱなしで従来じゅうらいのケイブ作品さくひんのように移動いどう速度そくどとしながら強化きょうかされたショットをつようになり、そのときオプションはてき自動的じどうてきねらう。また、べつボタン(C)に前述ぜんじゅつ状態じょうたいにならないタイプのショット連射れんしゃ設定せっていされている。
オプション
マシンガンやバーナーなどのオプションを任意にんいえできるボタン(D)が設定せっていされている。っていないオプションにはえできない。ミスすると手持てもちオプションをうしなう。
ランクゲージ
『ブラックレーベル』の特徴とくちょうひとつ。画面がめんじょう表示ひょうじされたランクゲージがえるほど、てき攻撃こうげき極端きょくたんはげしくなっていく。ゲージは勲章くんしょうふくめたアイテム取得しゅとく上昇じょうしょう意識いしきせずとも取得しゅとくすることがおおい、およそ1~2ふんでMAX)、ボスパーツ破壊はかい上昇じょうしょう薔薇ばらアイテム(以下いか薔薇ばら取得しゅとく減少げんしょういち大量たいりょう獲得かくとくすれば0にリセットできる)、ミスにより0リセット。
薔薇ばらてきだんをボンバーですことなどで出現しゅつげん薔薇ばら得点とくてんにはゲージにおうじた倍率ばいりつがかかっており、ゲージたかいときに取得しゅとくするほどこう得点とくてんることができる。
ランクゲージの大幅おおはば減少げんしょう薔薇ばら大量たいりょう獲得かくとく)のためには、ランクゲージMAXのときにボンバーをつのが効果こうかてき。D-TYPEの機体きたいのボンバーが有効ゆうこう。ランクゲージMAX薔薇ばら大量たいりょう獲得かくとくすることで非常ひじょうたか得点とくてんられ、スコアエクステンドの重要じゅうよう手段しゅだんとなっている。1めんボスまえでの大量たいりょう薔薇ばら獲得かくとくは、そこまでノーミス到達とうたつできる腕前うでまえであれば比較的ひかくてき容易ようい
ランクゲージがMAXになる場所ばしょはプレイの内容ないようによりことなる。ボンバー以外いがいにも薔薇ばら方法ほうほうはあり、破壊はかいすることでてきだん薔薇ばら発生はっせいするてきなどが存在そんざい。ゲージは1まんてん勲章くんしょうにより大幅おおはば増加ぞうか。ランクゲージはゲームちゅうリアルタイムで変化へんかする内部ないぶなんとはべつ系統けいとうであり、最終さいしゅうてきむずかしたびはランクゲージと内部ないぶなんとのわせでまる。
ランクゲージに関連かんれんしたこのシステムは薔薇ばらす(薔薇ばらDIEす=バラダイス)システムとばれている(ケイブ公式こうしき)。
エクステンド
『ブラックレーベル』では1000まんてんごとにエクステンドする。

ピンクスゥイーツ ~薔薇ばらそれから~

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ピンクスゥイーツ ~薔薇ばらそれから~
ジャンル シューティング
対応たいおう機種きしゅ アーケード[AC]
Xbox 360
開発元かいはつもと ケイブ
発売はつばいもと AMI
人数にんずう 1〜2人ふたり
メディア 業務ぎょうむよう基板きばん
稼働かどう時期じき 2006ねん4がつ21にち(AC)
2011ねん2がつ24にち(Xbox 360)
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ピンクスゥイーツ ~薔薇ばらそれから~』は、2006ねん4がつ21にち稼働かどう開始かいしそう発売はつばいもとエイエムアイ。2011ねん2がつ24にちにXbox 360はんが、薔薇ばらのシステムを踏襲とうしゅうしているむちむちポーク!とのセットで発売はつばいされた。

キャッチコピーは「今度こんど薔薇ばらちょうエロカワイイの」。

解説かいせつ

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薔薇ばら続編ぞくへん。「薔薇ばら」のかくステージボスであった「ローズ姉妹しまい」がとなっている。

無限むげん使つかえるボムや2種類しゅるいのパワーアップ、4種類しゅるいから選択せんたくできるなどのしん要素ようそおおれているが、あらゆる行動こうどう難易なんい上昇じょうしょうするため、それをコントロールしていくという攻略こうりゃくほう前作ぜんさく同様どうようである。

ゲームシステムはファミコンようソフト『サマーカーニバル'92 烈火れっか』に酷似こくじしている。なお、このソフトも『バトルガレッガ』と同様どうよう薔薇ばらシリーズのプロデューサー矢川やがわしのぶ過去かこ開発かいはつかかわったものである。

デザインとう薔薇ばらがスチームパンクふうなシリアス路線ろせんだったのにたいし、こちらはてきがおもちゃのようなポップなデザインとなっており、ストーリーもそれにったややコミカルなものとなっている。

タイトルあん当初とうしょ『ピンクポンチフォー』であった[1]

2006ねん5がつにはケイブが運営うんえいしていたiモードけサイトゲーセン横町よこちょうで「ピンクスゥイーツ外伝がいでん 対戦たいせん!ローズシスターズ」が配信はいしんされていた。とき系列けいれつとしてはほんさくよりまえたり、1めんボスであるピンク姉妹しまいことピンクスゥイーツがラスボスとして登場とうじょうする。

ストーリー

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かつて、「ローズ・ガーデンの凶行きょうこう」とばれる「ローズ・ガーデン」が世界せかい薔薇ばらおおうためにった「エーデルワイス」へのだい侵攻しんこうは、エーデルワイス皇宮こうぐう特殊とくしゅ攻撃こうげき部隊ぶたい「ネゴシエータ」により部隊ぶたい制圧せいあつおよびに事件じけん首謀しゅぼうしゃ「テレサ・ローズ博士はかせ」の逮捕たいほという結果けっかまくじた。その、テレサ・ローズ博士はかせは「西欧せいおう平和へいわ維持いじ連合れんごう」での裁判さいばんで、大西おおにし洋上ようじょうかぶ孤島ことうヘレニウム」への流刑りゅうけいという判決はんけつける。はなひとかないしまで、絶望ぜつぼうれる日々ひびおくっていたテレサだったが、ちをかけるがごとく、セントーレアこくかげ実力じつりょくしゃうわさされるアンタッチャブルモンスター「ビッグ・バーン」と結婚けっこんさせられてしまったのだった。

一方いっぽうそのうらでは、凶行きょうこうのこったテレサのむすめたちによる「テレサ救出きゅうしゅつ作戦さくせん」が実行じっこうされようとしていた…。

キャラクター

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ローズガーデン
  • メイディ=ローズ(声優せいゆう内藤ないとう)&ミディ=ローズ(声優せいゆうMao Mao
    今回こんかい2人ふたりで「グロワール・ドゥ・ミディ・アンド・メイディ」に搭乗とうじょうする。メイディは前作ぜんさく同様どうよう、なぜか下着したぎ姿すがた登場とうじょうしている。ステージ1のボスせんにおいて「ママをかえせぇ!」と意気込いきごむもミディに「こんなちかくにテレサがいるはずがない」という愚痴ぐちをこぼされる(いまさくぜん7ステージ)。
  • カスミ=ローズ(声優せいゆう石原いしはら久美子くみこ
    「ハナ・カスミあらため」に搭乗とうじょう前作ぜんさくおなじくドレスをている。口調くちょうこそ上品じょうひんでおしとやかななままだが前作ぜんさくくらつきがするどくなったほか、かなり気性きしょうはげしくなっており「もうかおたくない」「デカいだけでムダ」とうのきつい台詞せりふもあるなど「うちにこもる傾向けいこうがある」という設定せっていえかかっている。ステージ6である条件じょうけんたすと「わたしはただめばよい」という台詞せりふくが、カスミのう「」とは戦闘せんとうよう兵器へいきで、兵器へいき生産せいさん担当たんとう責務せきむをまっとうしようとする意志いしあらわれであり、けっして「機械きかい」ではない。
  • シャスタ=ローズ(声優せいゆうもり麻衣子まいこ
    「チャイルド オブ マウント・シャスタ」に搭乗とうじょう。かなりくちわるい。前作ぜんさく同様どうよう背中せなかおおきくけたレオタードのうえにスカートをけた軽装けいそうにベレーぼうこうむった服装ふくそうをしているが、なぜか自分じぶんのスカートを自分じぶんでめくっている。
  • レース=ローズ(声優せいゆうNami b-z-r AOKI
    「フレンチ・レース:エス」に搭乗とうじょう。ボムの発動はつどう時間じかん範囲はんいもっとひろい。服装ふくそう髪型かみがた前作ぜんさくから大幅おおはばわっており、また、いまさくでは眼鏡めがねをかけている。また若干じゃっかんけたようにもえる。
ロージ・フューチャー
  • ビッグ=バーン(声優せいゆう岡本おかもと未来みらい)(STAGE7ボス)
    エーデルワイスこく隣国りんごくセントーレアの実業じつぎょう。テレサと結婚けっこんしようと目論もくろむ。かお半分はんぶん仮面かめんおおっているが素顔すがおっているのはノヴァだけらしい。キャッチコピーは「アンタッチャブルモンスター」。
  • キャラメル=ピンク&メープル=ピンク(声優せいゆう田中たなか奈生)(STAGE1ボス)
    ビッグ=バーンのあねたち。義肢ぎし技師ぎしであるテレサがいると彼女かのじょたちのからだがくなるらしく、このことから彼女かのじょたちもローズ・ガーデンのメンバーたちおなじく人造じんぞう人間にんげんである可能かのうせいたかい。
  • ソシエ=ソア(声優せいゆう阿部あべ留美るみ)(STAGE2ボス)
    だい1の侍女じじょ侍女じじょたちのまとめやく巨乳きょにゅう美女びじょ。なぜかまえおおきくひらいた露出ろしゅつたかふくている。キャッチコピーは「やさしいおねえさん」。
  • ハーモニー=ハミング(声優せいゆう佐藤さとうめぐみ)(STAGE3ボス)
    だい2の侍女じじょ。ピンクのかみポニーテール髪形かみがたをした少女しょうじょ。おとなしい性格せいかくでユニにいじめられているが、ユニのつよさにあこがれている。キャッチコピーは「思案じあんいじめられッ」。
  • ユニ=ユリシーズ(声優せいゆう河内かわうち映美えみ)(STAGE4ボス)
    だい3の侍女じじょチャイナドレスをアレンジしたような独特どくとくふくており、後頭部こうとうぶシニヨンけている。勝気かちき性格せいかくでハーモニーをいじめているが、ハーモニーのおとなしさ、しおらしさにあこがれている。キャッチコピーは「自信じしん過剰かじょういじめっ」。
  • フリージア=フリーダム(声優せいゆう羽田はた由香ゆか)(STAGE5ボス)
    だい4の侍女じじょしろちか金髪きんぱつにベリーショートの髪形かみがたをした少女しょうじょ背中せなかおおきくひらいたレオタードをている。にぎやかなことが大好だいすきな快楽かいらく主義しゅぎしゃ子供こどもあつかいされたり子供こどもっぽいものはきらい。ノヴァとはなかわるい。キャッチコピーは「天真爛漫てんしんらんまんまつむすめ」。
  • スーパー=ノヴァ(声優せいゆう日下部くさかべ美紀みき)(STAGE6ボス)
    ビッグ=バーンの1人ひとり息子むすこ。しかし外見がいけんからはとても男性だんせいにはえない。おさないながらも侍女じじょたちをまとめあげたり、ちち抑制よくせいしているが、ソシエにあまえたがるいちめんもある。キャッチコピーは「ビッグ=バーンの息子むすこ」。先述せんじゅつとお男性だんせいなのだが上着うわぎしたているのは女子じょし生徒せいとようのスクール水着みずぎにしかえない。

ゲームシステム

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ほんさく中核ちゅうかくとなるのは「ローズクラッカー」。ショットをたずにいることでてきだんすべてのてきだんではない)をふせぐシールドを展開てんかいし、画面がめん表示ひょうじされているゲージが最大さいだいまでまったときにショットボタンをすことでローズクラッカーを発射はっしゃ。ローズクラッカーに接触せっしょくしたてきだんすことができる。このローズクラッカーは無制限むせいげん使つかうことができ、攻略こうりゃくするじょう非常ひじょう役立やくだ武器ぶきとなる。

アイテムを取得しゅとくすることでオプションの「ローズヒップ」を装備そうびできる。装備そうびちゅうはBボタンをすことでローズヒップのフォーメーションをえることができる。また、ローズヒップに接触せっしょくしたてきだん消滅しょうめつし、防御ぼうぎょ手段しゅだんともなる。てきはっする攻撃こうげきには破壊はかい可能かのうてきだんおおいため、てき攻撃こうげきおおくをすことができる防御ぼうぎょりょくひいでた性能せいのうとなっている。

しかしそこは薔薇ばら続編ぞくへんであり、随時ずいじ上昇じょうしょうするゲームちゅうのランクがたかくなると、ローズクラッカーですことができないてきだんによる攻撃こうげき回避かいひ不能ふのうになったり、てき軍団ぐんだんがローズクラッカーを貫通かんつうして突進とっしんしてきたりしてしまうことになる。そのため、序盤じょばんではローズヒップをらない、ローズクラッカーの使用しよう極力きょくりょくおさえる(ローズクラッカーを使用しようするとランクが上昇じょうしょうするうえに、後述こうじゅつのエクステンドがとおざかってしまう)など、長期ちょうきせん見越みこした戦略せんりゃく必要ひつようがある。

このためにランクをげるためにミスする必然ひつぜんせい発生はっせいするが、ほんさくはエクステンド条件じょうけん得点とくてんではなく、ショットで破壊はかいしたてきすうてきだん)によって1UPアイテムが出現しゅつげんするようになっており、得点とくてんかせがずともクリア可能かのうとなっている。(ただし、そのぶん破壊はかい可能かのうてきだんおお破壊はかいする必要ひつようはある。しかもローズクラッカーで破壊はかいしたぶん計上けいじょうされないどころかてきすうからかれてしまう)

家庭かていようのアレンジモードでは前作ぜんさく採用さいようされた波動はどうガンシステムが復活ふっかつしており、それをてきてることでだいダメージをあたえられるほか、制限せいげんだんすうもうけられている(波動はどうガンの発射はっしゃだんすうはミスをするたびに1つえる(最大さいだいストックすうは4))。アレンジモードのエクステンドは1000まんてんごとおこなわれる。

かくしモード

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  • ハーダーモード
がえしなどのある、ちょうこうなんモードでプレイできる。
プレイするには、タイトル画面がめんで↑+スタート。
  • エクステンデッドモード
1しゅうをクリアすると、2しゅうをプレイすることができる。ただし1しゅうからなんたかくなっている。
プレイするには、タイトル画面がめんで↓+スタート。
  • スコアアタックモード
5分間ふんかん、いくらミスしてもゲームオーバーにならない。
6めんを5分間ふんかんでどれだけかせげるかきそうモード。
プレイするには、タイトル画面がめんでA+B+スタート。

ステージ構成こうせい

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めん ステージめい ちゅうボス ボス
1 バラバラをえて スクランブルエッグ メープル=ピンク&キャラメル=ピンク
2 ははたずねて メロンブリザード、スクランブルエッグ ソシエ=ソア
3 されてはころされるモノ スクランブルエッグ ハーモニー=ハミング
4 ながされてくの? ストロング・ストロベリーチュロス、スクランブルエッグ ユニ=ユリシーズ
5 けっしてかわかないおも スクランブルエッグ フリージア=フリーダム
6 くもこうへつづ ミントヨーク、チーズコロネ、スクランブルエッグ スーパー=ノヴァ
7 結婚式けっこんしき是非ぜひヘレニウムで スクランブルエッグ ビッグ=バーン

出典しゅってん

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  1. ^ 月刊げっかんアルカディア』2010ねん3がつごう 51ページ

外部がいぶリンク

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