関東かんとう三さん大不動おおふどう

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関東かんとうの三さん大不動おおふどう（かんとうのさんだいふどう）とは、征夷大将軍せいいたいしょうぐんが支配しはいしていた歴史れきしの有ある関せき八はち州しゅうにおける3つの不動明王ふどうみょうおうを本尊ほんぞんとする主おもに真言宗しんごんしゅうの寺院じいんの総称そうしょう。不動明王ふどうみょうおうには厄除やくよけのご利益りやくもあると言いわれているため、関東かんとうの三さん大師だいしと同様どうように、厄除やくよけ祈願きがんで訪おとずれる参拝さんぱい者しゃも多おおい。

概要がいよう[編集へんしゅう]

成田山新勝寺なりたさんしんしょうじ（なりたさんしんしょうじ）、高幡山たかはたやま金剛寺こんごうじ（たかはたさんこんごうじ）は古ふるくから数かぞえられていたが[1]、3つめにはいくつかの説せつがある。

例れい[編集へんしゅう]

例れい1[1]
例れい2[2][3][4]
例れい3[5][6][7]
  • 成田山新勝寺なりたさんしんしょうじ（成田なりた不動尊ふどうそん）千葉ちば県けん
  • 高幡山たかはたやま金剛寺こんごうじ（高幡不動たかはたふどう尊みこと）東京とうきょう都と
  • 高貴こうき山さん常楽じょうらく院いん（高山たかやま不動尊ふどうそん）埼玉さいたま県けん
例れい4[8][9]
  • 成田山新勝寺なりたさんしんしょうじ（成田なりた不動尊ふどうそん）千葉ちば県けん
  • 高幡山たかはたやま金剛寺こんごうじ（高幡不動たかはたふどう尊みこと）東京とうきょう都と
  • 大聖寺だいしょうじ（大だい相模さがみ不動尊ふどうそん）埼玉さいたま県けん

関東かんとうの厄除やくよけ三さん不動ふどう[編集へんしゅう]

関東かんとうの厄除やくよけ三さん不動ふどう（かんとうのやくよけさんふどう）とは、関東かんとうの三さん大不動おおふどうと同おなじく、不動明王ふどうみょうおうをご本尊ほんぞんとして祀まつる、主おもに天台宗てんだいしゅうの寺院じいんで、つぎの３みっつの寺院じいんを指さす。（関東かんとうの三さん大不動おおふどう同様どうように厄除やくよけ目的もくてきで参拝さんぱいする者ものも多おおい）。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 中村なかむら稔みのる『中村なかむら稔みのる著作ちょさく集しゅう: 紀行きこう・文学ぶんがくと文学ぶんがく館かん』青土おうづち社しゃ、2005年ねん、252頁ぺーじ。ISBN 978-4791791552。 
  2. ^ 戸部とべ民夫たみお「相模さがみ大山おおやま」『起源きげんからご利益りやくまで！ 「日本にっぽんの霊山れいざん」がよくわかる本ほん』PHP研究所けんきゅうじょ、2016年ねん。ISBN 978-4569765327。 
  3. ^ 三省堂さんせいどう編修へんしゅう所しょ 編へん『東京とうきょう地名ちめい小しょう辞典じてん』三省堂さんせいどう、1974年ねん、102頁ぺーじ。 NCID BN02940534。 
  4. ^ 中村なかむら規ただし『民俗みんぞく東京とうきょうの祭まつり』鷹たか書房しょぼう、1980年ねん、58頁ぺーじ。 NCID BA31885438。 
  5. ^ 『るるぶ埼玉さいたま 川越かわごえ 鉄道てつどう博物館はくぶつかん’15』JTBパブリッシング、2014年ねん、59頁ぺーじ。ISBN 978-4533098895。 
  6. ^ 『朝日あさひ現代げんだい用語ようご知恵ちえ蔵ぞう』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ、1995年ねん、276頁ぺーじ。ISBN 402350095X。 
  7. ^ 山本やまもと正三しょうさん、新井あらい正ただし『日本にっぽんの地誌ちし: 首都しゅと圈けん I-II』朝倉書店あさくらしょてん、2009年ねん、460頁ぺーじ。ISBN 978-4254167658。 
  8. ^ 種智院大学しゅちいんだいがく密教みっきょう学会がっかい『総覧そうらん不動明王ふどうみょうおう』大本山だいほんざん成田山新勝寺なりたさんしんしょうじ、1984年ねん、244頁ぺーじ。 NCID BN05873444。 
  9. ^ 越谷こしがや市し 市し史し編纂へんさん室しつ『越谷こしがや市し史し: 通史つうし』 2巻かん、越谷こしがや市役所しやくしょ、1977年ねん、258頁ぺーじ。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:77004898。 
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