雄蛇ヶ池おじゃがいけ

2011年ねん9月がつ撮影さつえい

雄蛇ヶ池おじゃがいけ（おじゃがいけ）は、千葉ちば県けん東金とうがね市しにある灌漑かんがい用よう貯水池ちょすいちである。

概要がいよう

江戸えど時代じだいの初期しょきに嶋田しまだ伊い伯はくが造成ぞうせいを主導しゅどうしてできた貯水池ちょすいち。1614年ねん（慶長けいちょう19年ねん）完成かんせいと伝つたえられている。

池いけの周囲しゅういは約やく4.5km、面積めんせきは約やく25万まん平方へいほうメートル、水深すいしんは浅あさく満水まんすい時じ最深さいしん部ぶで4m程度ていどである。整備せいびされた遊歩道ゆうほどうにより歩あるいて一周いっしゅうすることができ、週末しゅうまつはウォーキングをする人ひとや釣つり人じんでにぎわう。池いけの形状けいじょうが十和田湖とわだこにやや似にていることから「房総ぼうそうの十和田とわだ」の別称べっしょうがある。

1970年代ねんだいころから、リリーパッドと呼よばれる水草みずくさが茂しげった環境かんきょうで、ソフトルアーを使つかって行おこなうバスフィッシングの名所めいしょとして知しられた。1980年ねん頃ころ、堰堤えんてい工事こうじのため水位すいいを大幅おおはばに落おとしていた時期じきがあった。また、同どう時期じきにソウギョが放流ほうりゅうされたことで池いけの水生すいせい植物しょくぶつは激減げきげんすることとなる。その後ご年月としつきが経過けいかし、2000年ねん以降いこうに水生すいせい植物しょくぶつが勢いきおいを取とり戻もどし繁茂はんもしはじめたことから、2006年ねんに再ふたたびソウギョが放流ほうりゅうされた。ソウギョの食害しょくがいにより水生すいせい植物しょくぶつは壊滅かいめつ、代かわりに藍あい藻類そうるいが繁殖はんしょくしアオコ現象げんしょうが発生はっせいしている。ブラックバス、ブルーギル、鯉こい、ソウギョ、ヘラブナ、モクズガニの生息せいそくが確認かくにんされている。また、1981年ねんにはオオマリコケムシという奇妙きみょうな生いき物ものが大だい繁殖はんしょくしている。

関連かんれん項目こうもく

• とんねるずのみなさんのおかげです - 1988年ねんから1997年ねんまで放送ほうそうしていたフジテレビ系列けいれつのバラエティー番組ばんぐみ。その中なかで、超ちょう能力のうりょく者しゃ宜保ぎぼ愛子あいこ出演しゅつえんの特番とくばんのパロディコーナーとして「宜保ぎぼタカ子たかこと行いく心霊しんれい体験たいけんバスツアー」が放送ほうそうされ、雄蛇ヶ池おじゃがいけでもロケを行おこなっており、映像えいぞうに本物ほんものの心霊しんれいが映うつりこむハプニングが発生はっせいし、指摘してきのハガキが殺到さっとうしたことがある。

外部がいぶリンク

• 雄お蛇へびヶ湖こガイド