雨宮あまみや巽たつみ

雨宮あまみや 巽たつみ
生誕せいたん	1892年ねん12月15日にち 日本にっぽん 山梨やまなし県けん
死没しぼつ	(1945-06-30) 1945年ねん6月30日にち（52歳さい没ぼつ） 日本にっぽん 沖縄おきなわ県けん
所属しょぞく組織そしき	大日本帝国だいにっぽんていこく陸軍りくぐん
軍ぐん歴れき	1914年ねん - 1945年ねん
最終さいしゅう階級かいきゅう	陸軍りくぐん少将しょうしょう

雨宮あまみや 巽たつみ（あまみや たつみ、1892年ねん（明治めいじ25年ねん）12月15日にち - 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）6月がつ30日にち）は、日本にっぽんの陸軍りくぐん軍人ぐんじん。最終さいしゅう階級かいきゅうは陸軍りくぐん中将ちゅうじょう。

経歴けいれき

山梨やまなし県けん出身しゅっしん。名古屋なごや陸軍りくぐん地方ちほう幼年ようねん学校がっこう、中央ちゅうおう幼年ようねん学校がっこうを経へて、1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）5月がつ、陸軍りくぐん士官しかん学校がっこう（26期き）を卒業そつぎょう。同年どうねん12月がつ、歩兵ほへい少尉しょういに任官にんかんし歩兵ほへい第だい49連隊れんたい付づけとなる。1925年ねん（大正たいしょう14年ねん）11月、陸軍りくぐん大だい学校がっこう（37期き）を卒業そつぎょうした。

1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）12月、参謀さんぼう本部ほんぶ付づけ勤務きんむとなり、参謀さんぼう本部ほんぶ付づけ（支ささえ那な駐在ちゅうざい）、歩兵ほへい第だい49連隊れんたい大隊だいたい長ちょう、参謀さんぼう本部ほんぶ員いん（支ささえ那な課か）、兼けん陸りく大だい教官きょうかん、南京なんきん駐在ちゅうざい武官ぶかん、陸軍りくぐん省しょう軍務ぐんむ局きょく付づけなどを経へて、1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）11月、歩兵ほへい大佐たいさに進すすみ大本営だいほんえい報道ほうどう部ぶ企画きかく課長かちょうに就任しゅうにん。

1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）7月がつ、北きた支ささえ那な方面ほうめん軍ぐん参謀さんぼう（2課長かちょう）に発令はつれいされ日にち中ちゅう戦争せんそうに出征しゅっせい。1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）7月がつ、陸軍りくぐん兵器へいき本ほん廠しょう付づけ（商工しょうこう省しょう物資ぶっし調整ちょうせい官かん）に転てんじ、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）8月がつ、陸軍りくぐん少将しょうしょうに進級しんきゅうした。

1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）3月がつ、北きた支ささえ那な方面ほうめん軍ぐん司令しれい部ぶ付づけ（天津てんしん特務とくむ機関きかん長ちょう）に発令はつれいされ、1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）6月がつ、独立どくりつ混成こんせい第だい6旅団りょだん長ちょうに転てんじ京きょう漢かん線せん沿線えんせん警備けいびに従事じゅうじした。同年どうねん10月がつ、陸軍りくぐん中将ちゅうじょうに進級しんきゅう。1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）2月がつ、第だい24師団しだん長ちょうに就任しゅうにんし満州まんしゅうに駐屯ちゅうとん。その後ご、第だい32軍ぐん隷下れいかに転てんじて沖縄おきなわ戦せんに参戦さんせんし、1945年ねん6月がつ30日にちに自決じけつした。

栄典えいてん

• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）11月10日にち - 紀元きげん二に千せん六ろく百ひゃく年ねん祝典しゅくてん記念きねん章あきら

著作ちょさく

• 『私わたしの見みた支ささえ那な』陸軍りくぐん画が報ほう社しゃ、1937年ねん。

参考さんこう文献ぶんけん

• 秦はた郁いく彦編へん『日本にっぽん陸海りくかい軍ぐん総合そうごう事典じてん』第だい2版はん、東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱん会かい、2005年ねん。
• 福川ふくかわ秀樹ひでき『日本にっぽん陸軍りくぐん将官しょうかん辞典じてん』芙蓉ふよう書房しょぼう出版しゅっぱん、2001年ねん。
• 外山とやま操みさお編へん『陸海りくかい軍ぐん将官しょうかん人事じんじ総覧そうらん 陸軍りくぐん篇へん』芙蓉ふよう書房しょぼう出版しゅっぱん、1981年ねん。