50/50 フィフティ・フィフティ

50/50 フィフティ・フィフティ
50/50
監督かんとく	ジョナサン・レヴィン
脚本きゃくほん	ウィル・ライザー
製作せいさく	エヴァン・ゴールドバーグ セス・ローゲン ベン・カーリン
製作せいさく総そう指揮しき	ネイサン・カヘイン ウィル・ライザー
出演しゅつえん者しゃ	ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット セス・ローゲン アナ・ケンドリック ブライス・ダラス・ハワード アンジェリカ・ヒューストン
音楽おんがく	マイケル・ジアッキーノ
撮影さつえい	テリー・ステイシー
編集へんしゅう	ジーン・ベイカー
製作せいさく会社かいしゃ	マンデート・ピクチャーズ ポイント・グレイ・ピクチャーズ
配給はいきゅう	サミット・エンターテインメント アスミック・エース
公開こうかい	2011年ねん9月がつ30日にち 2011年ねん12月1日にち
上映じょうえい時間じかん	98分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
製作せいさく費ひ	800万まんドル
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$35,381,647

『50/50 フィフティ・フィフティ』(原題げんだい: 50/50) は、2011年ねんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのコメディ・ドラマ映画えいが。ウィル・ライザーが脚本きゃくほんを執筆しっぴつし、ジョナサン・レヴィンが監督かんとくを務つとめ、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィットとセス・ローゲンが主演しゅえんした。

ストーリー

ラジオ局きょくに務つとめる27歳さいアダム (ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット) は、ある日ひ腰こしの痛いたみを感かんじ病院びょういんで検査けんさしたところ、5年ねん生存せいぞん率りつ50％の脊髄せきずい癌がん（悪性あくせい神経しんけい鞘さや腫しゅ）であることを宣告せんこくされる。初はじめは驚おどろきを隠かくせなかったものの、すぐに落おち着つきを取とり戻もどし、ガールフレンドのレイチェル (ブライス・ダラス・ハワード)、親友しんゆうのカイル (セス・ローゲン)、そして両親りょうしん、同僚どうりょうたちに打うち明あける。感情かんじょうをあまり表ひょうに出ださないタイプのアダムは、過剰かじょうに優やさしく接せっし慰なぐさめてくる人ひとたちを冷さめた目めで見みていた。臨床りんしょう心理しんり療法りょうほう士しキャサリン(アナ・ケンドリック)もそのうちの一人ひとりで、彼女かのじょなりのセラピーを受うけるものの心しんに変化へんかは現あらわれなかった。しかし、闘病とうびょう生活せいかつを続つづけるうちに周囲しゅういの対応たいおうは様々さまざまな形かたちで変化へんかしていき、本当ほんとうに愛あいを持もって接せっしてくれる人ひと、そしてそうでない人ひととの違ちがいが顕著けんちょに現あらわれるようになる。さらには病状びょうじょうも悪化あっかしていき、アダムの精神せいしん状態じょうたいは不安定ふあんていな状態じょうたいに。そんな中なか、常つねに親身しんみになってアドバイスをくれるキャサリンに、次第しだいに心しんを開ひらくようになってくる。

キャスト

※括弧かっこ内ないは日本語にほんご吹替

• アダム - ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット（浪なみ川がわ大輔だいすけ）
• カイル - セス・ローゲン（鶴岡つるおか聡さとし）
• キャサリン - アナ・ケンドリック（小林こばやし沙すな苗なえ）
• レイチェル - ブライス・ダラス・ハワード（木下きのした紗しゃ華はな）
• ダイアン - アンジェリカ・ヒューストン（弥永やなが和子かずこ）
• リチャード - サージ・ホード
• ロス医師いし - アンドリュー・エアリー
• ミッチ - マット・フリューワー
• アラン - フィリップ・ベイカー・ホール（富田とみた耕生こうせい）

製作せいさく

本ほん作さくの脚本きゃくほんは自身じしんもがんを克服こくふくした経験けいけんを持もつウィル・ライザーによって書かかれた。映画えいがは過去かこに『I'm with Cancer』『Live with It』と呼よばれていた。

主役しゅやくには当初とうしょジェームズ・マカヴォイが充あてられていたが、撮影さつえい直前ちょくぜんに「彼かれの手てに及およばない無関係むかんけいな事情じじょう」のために降板こうばんし、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィットに代かわった。撮影さつえいは2010年ねん3月がつ、バンクーバーで行おこなわれた。

評価ひょうか

映画えいがは批評ひひょう家かから総そうじて高たかい評価ひょうかを得えた。映画えいがのレビューを集積しゅうせきするウェブサイトRotten Tomatoesは、142個このレビューを基もとに90%の支持しじ率りつと7.8/10の評価ひょうかの平均へいきんを示しめし、批評ひひょう家かの総意そういを「難むずかしい題材だいざいを扱あつかった優やさしい映画えいが『50/50 フィフティ・フィフティ』は、ジョークとドラマの間あいだを驚おどろくほど巧たくみに動うごいている」と紹介しょうかいしている。Metacriticは42個このレビューを基もとに72/100という「広ひろく好意こうい的てきな評価ひょうか」の加重かじゅう平均へいきん値ちを示しめしている。

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト（英語えいご）
• 公式こうしきウェブサイト（日本語にほんご）
• 50/50 フィフティ・フィフティ - allcinema
• 50/50 フィフティ・フィフティ - KINENOTE
• 50/50 - オールムービー（英語えいご）
• 50/50 - IMDb（英語えいご）
• 50/50 - Metacritic（英語えいご）
• 50/50 - Box Office Mojo（英語えいご）