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AION

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、日本にっぽんのヘヴィメタルバンドについて説明せつめいしています。その他たの用法ようほうについては「アイオン」をご覧らんください。
AION
出身しゅっしん地ち 日本の旗 日本にっぽん 大阪おおさか府ふ
ジャンル ヘヴィメタル[1]
パワーメタル
スラッシュメタル
スピードメタル
ハードロック[1]
活動かつどう期間きかん 1983年ねん - 1985年ねん
1986年ねん -
レーベル Night Gallery
BMGビクター
デスラッシュバウンド
公式こうしきサイト deathrash-bound.com[リンク切きれ]
メンバー IZUMI (ギター)
旧きゅうメンバー NOV (ヴォーカル)
TARO (ヴォーカル)
POTUKUN (ヴォーカル)
KAMIZI (ヴォーカル)
ROD (ヴォーカル)
SALLY (ヴォーカル)
SATORU (ヴォーカル)
HISAYOSHI (ヴォーカル)
DEAN (ベース)
RAY (ベース)
HIDEKI (ドラム)
新一しんいち (ドラム)
愁 (ドラム)
S.A.B (ドラム)

AION（アイオン）は、日本にっぽんのヘヴィメタルバンド。1983年ねんにIZUMI（G）を中心ちゅうしんに結成けっせい。「DEATHRASH BOUND」という独自どくじの音楽おんがくジャンルと過激かげきな格好かっこうで後のちのヴィジュアル系けいバンドに影響えいきょうを与あたえた。1991年ねんにメジャーデビュー。

メンバー

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  • IZUMI（イズミ、Guitar）

旧きゅうメンバー

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  • NOV（ノブ、Vocal）
  • TARO（Vocal）
  • POTUKUN（Vocal）
  • KAMIZI（カミジ、Vocal） - 元もとエグゾゼ。
  • ROD（ロッド、Vocal） - 藤崎ふじさき賢一けんいち。元もとMEIN KAMPF、後のちにJUSTY-NASTY、CRAZE。
  • SALLY（サリー、Vocal）
  • SATORU（サトル、Vocal） - 後のちにPARANOIA、SWEET DEATH（後ごのmedia youth）。
  • DIE（ダイ、Vocal）
  • HISAYOSHI（ヒサヨシ、Vocal） - 元もとROSENFELD。後のちにROSENFELD再さい結成けっせい。
  • DEAN（ディーン、Bass）
  • RAY（レイ、Bass）
  • HIDEKI（ヒデキ、Drums） - 後のちにガウチというバンドを東京とうきょうで結成けっせい。POPS/ROCK系けいオムニバスアルバムに参加さんか。
  • 新一しんいち（シンイチ、Drums） - 元もとエグゾゼ。元もとGargoyleのKATSUJIの実兄じっけい。後のちにインスパイアに加入かにゅう。
  • 愁（シュウ、Drums） - 酒井さかい愁。元もとVirus。後のちにMALICE MIZERのサポートドラマーとして活動かつどう。
  • S.A.B（エス・エー・ビー、Drums） - 佐分利さぶり淳あつし。AIONのドラムとしては最長さいちょう在籍ざいせき。2009年ねん5月がつ12日にちに正式せいしき脱退だったい。2016年ねん10月がつ2日にちに逝去せいきょ。

概要がいよう

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1983年ねんにIZUMI（G）を中心ちゅうしんに結成けっせいし、AIONと命名めいめい[2]。大阪おおさかの心斎橋しんさいばしBAHAMAで初はつライヴを行おこなう[2]。一度いちど解散かいさんしたが、IZUMIはバンドMEIN KAMPF（マインカンプ）を経へてベースのDEANと共ともに、1986年ねんにAIONを再さい結成けっせいした[1][2]。

AION再さい結成けっせい後ごもヴォーカリストの交代こうたいが続つづいたが、SATORU（Vo）在籍ざいせき時じの1987年ねんに初はつのEP「HANG ON NIGHT / BLOODY」をリリース。HISAYOSHI（Vo）在籍ざいせき時じの1989年ねんに初はつのLP『DEATHRASH BOUND』をリリース。NOV（Vo）に交代こうたいした1990年ねんには、アルバムのVoパートを差さし替かえたCD『HUMAN GREIFMAN』をリリース[3]。

1991年ねん10月がつ、NOV、IZUMI、DEAN、S.A.Bのラインナップで、BMGビクターからメジャーデビューを果はたす[2]。メジャー活動かつどう中ちゅうにS.A.B（Dr）が脱退だったいし、元もとVirusの愁が加入かにゅう。インディーズに戻もどった後のち、1997年ねんから2000年ねん末まつまで、NOV、IZUMIのみで活動かつどうした時期じきもあったが、2001年ねんまでにS.A.BとDEANが完全かんぜん復帰ふっきする。

2003年ねん10月がつにはアルバム「SISTER」をリリースし、20周年しゅうねん鬼おに燃もえ頼よりゆき武たけと銘打めいうった3Daysイベントがラ・ママで行おこなわれた[2]。真ま矢やを除のぞくLUNA SEA各かくメンバー、屍かばね忌き蛇へび、HISAYOSHI、Anchang、NATCHIN（SIAM SHADE）、淳じゅん士し（SIAM SHADE）、元もとΛらむだuciferのYUKIらがゲスト出演しゅつえんし、ゲストがAIONのコピーバンドを組くんでAIONと対たいバンを行おこなった。河村かわむら隆一りゅういち、INORAN、葉山はやま拓たく亮あきらの3人にんは、このイベントでユニットを組くんで演奏えんそうした事ことをきっかけに、その後ごTourbillonとして本格ほんかく活動かつどうを開始かいしした。

2009年ねん5月がつ12日にち、ドラムのS.A.Bが脱退だったい[1][2]（2000年ねん頃ごろから椎間板ついかんばんヘルニアによる座骨ざこつ神経痛しんけいつうを抱かかえており、健康けんこう上じょうの理由りゆうによるもの）。後任こうにんはS.A.Bの推薦すいせんによりYOUTH-K（元もとBATCAVE）がサポートメンバーとして参加さんか[2]。

以降いこうS.A.Bは、Myspace上じょうで「WICKED-JOKE-MAN」名義めいぎとして個人こじんの作品さくひんを発表はっぴょう、ドラマーとしてはサポート業ぎょうを行おこなっていたが、2010年ねん3月がつ、難病なんびょうである拡張かくちょう型がた心筋しんきん症しょうを発症はっしょうし、現役げんえきを退しりぞいた。　2016年ねん10月がつ2日にち、逝去せいきょ。

2017年ねん4月がつ、NOVとDEANが脱退だったい。

作品さくひん

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CDシングル

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  1. BE AFRAID（1991.10.2）
  2. 愛あい音おん〜AION〜（1992.8.5）
  3. Missing（1994.2.23）
  4. Black Heart （2010.10.13）

非売品ひばいひんシングル

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  1. FATALISM （1990.8.3）
    • 中野なかの公会堂こうかいどうで行おこなわれた「爆ばく獣じゅう暴動ぼうどうGIG」にて配布はいふされたCD。
  2. PIECE OF MY LIFE（1991年ねん）
    • 「AIONISM」と「BE AFREID」購入こうにゅう者しゃの先着せんちゃく応募おうぼ3000名めいにプレゼントされたCD。

CDアルバム

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  1. HUMAN GREIFMAN（1990年ねん） - オリコン・インディーズチャート1位い獲得かくとく
  2. MA-G-MA（1990年ねん） - オリコン・インディーズチャート1位い獲得かくとく
  3. IZUMI（1991年ねん） - オリコン・インディーズチャート1位い獲得かくとく
    • IZUMIのソロアルバム。
  4. AIONISM（1991年ねん）
    • メジャー初はつアルバム。LUNA SEAのメンバーがコーラスで参加さんか。
  5. PLASMATIC MANIA（1992年ねん）
    • 渋谷しぶや公会堂こうかいどうライブ収録しゅうろく。LDでも1000枚まい限定げんてい販売はんばい。
  6. 愛あい音おん〜AION〜（1992年ねん）
  7. 聖きよし・愛あい音おん（1992年ねん）
  8. Z（1993年ねん）
  9. Absolute（1994年ねん）
  10. FREAK OUT（1995年ねん）
  11. Mithras（1997年ねん）
  12. EVE（1998年ねん）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  13. 抹殺まっさつの儀式ぎしき（1999年ねん9月がつ9日にち）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  14. 殺傷さっしょうの礼儀れいぎ（1999年ねん9月がつ9日にち）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  15. 死線しせんの裁さばき（1999年ねん9月がつ9日にち）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  16. MAGNITUDE（2000年ねん）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  17. SISTER（2003年ねん）
    • 2012年ねん3月がつ28日にち再さい発売はつばい
  18. THREATENED SPECIES MANIA （2011年ねん）
    • 東京とうきょう・吉祥寺きちじょうじ CRESCENDOライブ収録しゅうろく。
  19. NINE BELLS（2012年ねん）
    • セルフカバーベストアルバム。

非ひ販売はんばいアルバム

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  1. FIRE BALL（2000年ねん）
  2. スペシャル&サウンド&メッセージ（2003年ねん） - 100名めい限定げんてい配布はいふ
  3. DEMO CD（2004年ねん）
  4. スペシャルレアCD Aタイプ（2004年ねん） - 心斎橋しんさいばしバハマで配布はいふ
  5. スペシャルレアCD Bタイプ（2004年ねん） - 目黒めぐろ鹿しか鳴な館かんで配布はいふ

デモテープ（カセット）

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  1. 解散かいさん（1985年ねん）
  2. STAND BY LIGHTNING（1987年ねん）
  3. CARE KILLED THE CAT（1990年ねん） - 配布はいふ
  4. PLUTONIUM →IZUMIソロ（1990年ねん） - 限定げんてい500本ほん
  5. AION SUPER SOFT 01 （1997年ねん） - 爆ばく獣じゅう覚醒かくせいの会場かいじょうでMithrasを購入こうにゅうするともらえたデモテープ（プリクラ付つき）

デモテープ（ビデオ）

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  1. MA-G-MA（1990年ねん） - 配布はいふ

LP

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  1. DEATHRASH BOUND（1989年ねん）

EP

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  1. HANG ON NIGHT / BLOODY（1987年ねん）

ソノシート

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  1. GASP FOR BREATH（1990年ねん） - 音楽おんがく雑誌ざっし「ロッキンf」1990年ねん9月がつ号ごう付録ふろく

DVD

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  1. 爆ばく獣じゅう暴動ぼうどう伝説でんせつ（2004年ねん） - 2枚まい組ぐみ。04年ねん目黒めぐろ鹿しか鳴な館かん、心斎橋しんさいばしバハマ、京都きょうと次元じげん屋やライブ収録しゅうろく
  2. D.B.CLASSICS-MEIN KAMPF-（2004年ねん） - マインカンプのライブ映像えいぞう
  3. D.B.CLASSICS Ⅱ 秘蔵ひぞう吟醸ぎんじょう仕込しこみ！爆ばく獣じゅう外伝がいでん！！-AION対たいMEINKAMPF-（2006年ねん）
  4. D.B.CLASSICS Ⅱ 秘蔵ひぞう吟醸ぎんじょう仕込しこみ！爆ばく獣じゅう外伝がいでん！！-番外ばんがい編へん-（2006年ねん）
  5. Records（2009年ねん）- 2月がつ15日にち、東京とうきょう・下北沢しもきたざわ CAVE BEにて行おこなわれたライヴ「SABBATH IN JUDGEMENT NIGHT」AIONとしてのS.A.B(Drums)最後さいごのLIVE映像えいぞう
  6. Records version 1.5（2010年ねん）- 2009年ねん12月26日にち 東京とうきょう・新宿しんじゅく MARBLEにて行おこなわれたAIONのワンマンライヴ「EXECUTION」序盤じょばんに演奏えんそうされた2曲きょくを収録しゅうろく
  7. FIRE BALL DVD＆CD (Digital remastering)（2011年ねん）-2001年ねん12月21日にちに発売はつばいされた「FIRE BALL」(VIDEO)のリマスタリング復刻ふっこく版ばん
  8. Records Ⅱ（2011年ねん）- 2009年ねん12月26日にち、東京とうきょう・新宿しんじゅく MARBLEにて行おこなわれたライヴ「EXECUTION」収録しゅうろく
  9. Records Ⅲ通常つうじょう版ばん（2011年ねん）- 2010年ねん10月がつ10日とおか、東京とうきょう・新大久保しんおおくぼ CLUB VOICEにて行おこなわれたライヴ「MILLION VOLT」収録しゅうろく
  10. Records Ⅲ 3D版ばん（2011年ねん）- 上記じょうき3D版ばん
  11. Records Ⅳ通常つうじょう版ばん（2012年ねん）- 2011年ねん11月13日にち、東京とうきょう・吉祥寺きちじょうじ CRESCENDOにて行おこなわれたライヴ「SHOCKWAVE ZONE」収録しゅうろく
  12. Records Ⅳ3D版ばん（2012年ねん）- 上記じょうき3D版ばん

VHS

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  1. 爆ばく獣じゅう暴動ぼうどう（1991年ねん） - 中野なかの公会堂こうかいどうライブ収録しゅうろく
  2. FILM PLASMATIC MANIA（1992年ねん） - 渋谷しぶや公会堂こうかいどうライブ収録しゅうろく
  3. HISTORY OF AION（1992年ねん） - 応募おうぼ者しゃ抽選ちゅうせん500名めい配布はいふ
  4. Special Edition in武道館ぶどうかん（1993年ねん） - 配布はいふ。「TRUTH」「IRA IRA」収録しゅうろく
  5. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.1（2000年ねん） - 86年ねん～89年ねんまでの未み公開こうかい映像えいぞう
  6. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.2（2000年ねん） - 90年ねん～94年ねんまでの未み公開こうかい映像えいぞう
  7. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.3（2001年ねん） - 90年ねんからのS.A.B（Dr）在籍ざいせき時じ映像えいぞう
  8. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.4（2001年ねん） - 93年ねんからの愁（Dr）在籍ざいせき時じ映像えいぞう
  9. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.5（2001年ねん） - 98年ねんSAITO、S.A.Bサポートのライブ
  10. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.6（2001年ねん） - 00～01年ねんS.A.B正式せいしき復帰ふっき後ごの映像えいぞう
  11. FIRE BALL（2001年ねん） - 配布はいふ
  12. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.7（2002年ねん） - 01年ねん11月17・18日にちに目黒めぐろ鹿しか鳴な館かんで行おこなわれた2day'sライブ収録しゅうろく
  13. DEATHRASH BOUND SEEK BOOTLEG Vol.8（2002年ねん） - 01年ねん11月17・18日にちに目黒めぐろ鹿しか鳴な館かんで行おこなわれた2day'sライブ収録しゅうろく
  14. DOGMA（2002年ねん） - 配布はいふ。「HEAD MOVE」収録しゅうろく
  15. 爆ばく獣じゅう暴動ぼうどうSP（2004年ねん） - 先着せんちゃく30名めいに配布はいふ
  16. FIRE BALL

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d “AION”. キューブミュージック. 2014年ねん2月がつ25日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b c d e f g “AION HISTORY”. deathrash-bound.com. 2015年ねん8月がつ2日にち閲覧えつらん。
  3. ^ 「ヴィジュアル系けいディスクガイド名めい盤ばん100選せん 1980〜2003」『X JAPANと「ヴィジュアル系けい」黄金おうごん伝説でんせつ』宝島社たからじましゃ〈別冊べっさつ宝島たからじま821 音楽おんがく誌しが書かかないJポップ批評ひひょう27〉、2003年ねん、99頁ぺーじ。ISBN 4-7966-3382-0。 

外部がいぶリンク

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