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iBATIS

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Apache iBATIS
開発元かいはつもと Apacheソフトウェア財団ざいだん
初版しょはん 2001ねん (23ねんまえ) (2001)
最新さいしんばん
3.0 (Java), 1.6.2/1.9.2 (.Net)
プラットフォーム クロスプラットフォーム
対応たいおう言語げんご Java, .NET, Ruby
サポートじょうきょう 活動かつどう停止ていしMyBatis移行いこう
種別しゅべつ 永続えいぞくせいフレームワーク
ライセンス Apache License 2.0
公式こうしきサイト http://ibatis.apache.org
テンプレートを表示ひょうじ

iBATIS は、SQLクエリを POJO (Plain Old Java Object) にマッピングする永続えいぞくせいフレームワークである。SQLクエリはXMLファイルにくことで一旦いったんアプリケーションと分離ぶんりされる。検索けんさく結果けっかのオブジェクトのマッピングは自動的じどうてきはん自動的じどうてきおこなう。

iBATIS の基本きほんとなるかんがかたは、SQLクエリをXMLファイルにくことで、関係かんけいデータベースにアクセスするさい必要ひつようとなる大量たいりょうJavaコードを大幅おおはばらすことである。

たとえば、データベースに PRODUCT (PRD_ID: INTEGER, PRD_DESCRIPTION: VARCHAR) というひょうがあるとし、Javaのオブジェクト com.example.Product (id: int, description: String) があるとする。Product POJO のなか特定とくていPRD_IDPRODUCT内容ないよう格納かくのうするには、以下いかを XML SQL マップに挿入そうにゅうする。

 <select id="getProduct"
 	parameterClass="java.lang.Long"
 	resultClass="com.example.Product">
 		select
 			PRD_ID		as id,
 			PRD_DESCRIPTION	as description
 		from 
 			PRODUCT
 		where 
 			PRD_ID = #value#
 </select>

パラメータオブジェクトを設定せっていして結果けっかオブジェクトに格納かくのうするJavaコードはつぎのようになる。

Product resultProduct = sqlMapClient.queryForObject("getProduct", 123);

#value# はクエリでわたされる Long をす。パラメータがJavaオブジェクトなら、そのオブジェクトのプロパティからられるたような # 記法きほう使つかってクエリに挿入そうにゅうできる。たとえばパラメータクラスが com.example.Product で、それに id というプロパティがある場合ばあい、#value# は #id# に置換ちかんできる。sqlMapClient は com.ibatis.sqlmap.client.SqlMapClient のインスタンスである。

iBATIS の創始そうししゃJava 5 への失望しつぼう表明ひょうめいしており、2006ねん12月に 2.3.0 をリリースしてから 2.3.1 と 2.3.2 を2008ねん4がつにリリースするまでなが時間じかんようしたのは無関係むかんけいではない。

2010ねん6がつ16にち公式こうしきサイトにてApacheソフトウェア財団ざいだんでの活動かつどう中止ちゅうしと、プロジェクトのフォーク、ならびに開発かいはつしゃ移籍いせきがアナウンスされた。しんプロジェクトはMyBatisばれている。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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