| この記事は最新の出来事を扱っています。記載される内容は出来事の進行によって急速に変更される可能性があります。(2024年6月) |
iPadOS 18はAppleが開発している5番目のiPadOSである。2024年6月11日(日本時間)から開催されたWWDC2024の基調講演で発表され[1]、同日(日本時間)よりベータ版として配布されている[2]。パブリックベータ版は、2024年7月、正式リリースは今年秋の予定である。
Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)が、プライバシー保護に配慮し、パーソナルコンテキストを理解する、独自開発した生成モデルを据えるパーソナルインテリジェンスシステム(人工知能プラットフォーム)として、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaでの全面採用と応用した多数の機能が発表された[注釈 1][1][3][4][5]。
2024年秋から米国英語でのベータテストが始まり、多言語対応は2025年中となる予定[注釈 1][1][4]。
対応機種は、Apple M1以上搭載のiPad Air/iPad Pro[4]。
新しいSiriから、Apple Intelligence以外に、外部のChatGPT-4oをOpenAIのアカウントや契約無しで利用することも可能となる。
ホーム画面のアプリが画面上の自由な位置に配置する事が可能となった。また、アプリアイコンがダークモードによって専用の色彩に変更されるオプションも追加された[1][2]。
ロック画面の下に表示されるアイコンの変更と用途が変更可能になった[1][2]。
全てのアプリでFace IDあるいはTouch IDでのロック機能に対応したほか、他の人に見られたくないアプリを隠す機能などが搭載された[1][2]。
新しくデザインされたコントロールセンター。これまでよりもさらに自由にカスタマイズ可能になり、今までのコントロールセンターの画面に加え、ミュージック、ホーム、通信用の画面が追加された[1][2]。
写真アプリが一新され、新しい表示方法に変更された。Apple Intelligenceを活用し、自動でアルバムを生成したり、音楽と共にスライドショーを作成する機能の機能向上とより一層複雑な検索キーワードに対応した検索機能や、意図しない写り込みを除去してくれる機能などが搭載された[注釈 1][1][2]。
一新されたデザインに変更され、「重要」「支払い」「プロモーション」などに自動で振り分ける機能が追加される予定である[注釈 2]。また、Apple Intelligenceを使用できるようになるため、メールの返信内容を校閲してくれたり自動で返信内容の提案や文体の変更を行なってくれる[注釈 1][1][2]。
新しいテキストスタイル(太文字、イタリック、下線など)に対応。リアクション機能も強化され、より多くのリアクションの選択肢が追加された。さらに、「あとで送る」機能やRCSに対応した[1][2]。
初の計算機アプリ搭載。通貨や単位の変換や画面での関数計算に対応し、「計算メモ」と呼ばれるメモに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[1][2]。
Safariに関連項目について自動的に検索し表示してくれる機能やApple Intelligenceを活用した要約機能が追加された[注釈 1][1][2]。
ノートアプリで音声から自動で文章を書き出す機能やノートに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[1][2]。その他、ハイライトの色や折りたたみ式の書式が追加された。
これまでのiCloudキーチェーンが独立したアプリになった。このアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、Windowsに対応している[1][2]。
macOS Sonomaで追加されたゲームモードと同様の機能に対応した。これにより、ゲーム時のゲームアプリ以外の動作を極力控えることでゲームパフォーマンスを向上させる[1][2][7]。
高度が表示に対応し、ハイキングコースをカスタマイズする事が可能になった[1][2]。
ウォレットに追加したパスに会場の案内やマップ、当日の天気などが表示できる機能が追加された[1][2]。
新しくなったデザインにより見やすさが向上したほか、リマインダーとの機能連携が可能になった[1][2]。
アプリに共有する連絡先が、今までは全てを共有するかしないかの二択だったが、自由に共有する連絡先をユーザー自身が選択する機能が追加された[1][2]。
アイトラッキングによって目線での操作に対応。その他、音楽のリズムと共に振動する「Apple Musicカタログ」機能が追加された[1][2]。
版
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バージョン
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ビルド
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配信日
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更新内容
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リリースノート
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Developer Beta
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iPadOS18 Beta1
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22A5282m
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2024年6月11日
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Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
- ホーム画面:ホーム画面のアプリが画面上の自由な位置に配置する事が可能となった。また、アプリアイコンがダークモードによって専用の色彩に変更されるオプションも追加された。
- アプリのロック:全てのアプリでFace IDあるいはTouch IDでのロック機能に対応したほか、他の人に見られたくないアプリを隠す機能などが搭載された。
- コントロールセンター:新しくデザインされたコントロールセンター。これまでよりもさらに自由にカスタマイズ可能になり、今までのコントロールセンターの画面に加え、ミュージック、ホーム、通信用の画面が追加された。
- 写真:写真アプリが一新され、新しい表示方法に変更された。
- メッセージ:新しいテキストスタイル(太文字、イタリック、下線など)に対応。リアクション機能も強化され、より多くのリアクションの選択肢が追加された。さらに、「あとで送る」機能やRCSに対応した。
- 計算機:通貨や単位の変換にも対応。その他、縦画面での関数計算に対応し、「計算メモ」と呼ばれるメモに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された。
- Safari:Safariに関連項目について自動的に検索し表示してくれる機能が追加された。
- AirPods:AirPods(第二世代)が首振りによる操作に対応。電話等に出る際は縦に、拒否する際は、横に振ることで人の多いところや話せない場面で操作が可能になった。
- ノート:ノートアプリで音声から自動で文章を書き出す機能やノートに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された。その他、ハイライトの色や折りたたみ式の書式が追加された。
- パスワード:これまでのiCloudキーチェーンが独立したアプリになった。このアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、Windowsに対応している。
- ゲームモード:macOS Sonomaで追加されたゲームモードと同様の機能に対応した。これにより、ゲーム時のゲームアプリ以外の動作を極力控えることでゲームパフォーマンスを向上させる。
- マップ:高度が表示に対応し、ハイキングコースをカスタマイズする事が可能になった。
- ウォレット:ウォレットに追加したパスに会場の案内やマップ、当日の天気などが表示できる機能が追加された。
- カレンダー:新しくなったデザインにより見やすさが向上したほか、リマインダーとの機能連携が可能になった。
- プライバシーとセキュリティー:アプリに共有する連絡先が、今までは全てを共有するかしないかの二択だったが、自由に共有する連絡先をユーザー自身が選択する機能が追加された。
- アクセシビリティ:アイトラッキングによって目線での操作に対応。
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[8][1][2]
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iPadOS18 Beta2
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2024年6月25日
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Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iPadOS18 Beta3
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22A5307f
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2024年7月9日
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Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
- アプリアイコンのダークモードへの対応。(開発者によるアイコンの追加が必要なく、可能な場合は自動で背景を切り出し黒い背景を適用される。自動で切り抜きが不可能な場合はアイコンが若干暗くなる仕様に変更された。)
- 絵文字キーボードでの絵文字のサイズ調整。(従来より少し大きく表示されるようになった。)
- 壁紙に新たな「ダイナミック」のオプションが追加。
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(注:全て日本時間)凡例: 過去のバージョン 最新のバージョン 最新のベータバージョン
以下は、iPadOS 18に対応している端末の一覧である。iPadOS 17まで対応していたiPad (第6世代)/12.9インチiPad Pro (第2世代)/10.5インチiPad Proがサポート対象外となった。[2]。
- ^ a b c d e この機能はAppleシリコンを搭載した機種のみ対応[6]
- ^ 年内に使用可能(2024年)
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