(Translated by https://www.hiragana.jp/)
MOS 6510 - Wikipedia コンテンツにスキップ

MOS 6510

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
コモドール64内部ないぶの、MOS 6510プロセッサ(左下ひだりしたの40ピンDIP)。右側みぎがわのチップがMOS SID(Sound Interface Deice)である。それぞれのチップは名前なまえした製造せいぞうねんしゅう(WWYY)がしるされている。

MOS 6510は、モステクノロジー(MOS Technology, Inc.)が設計せっけいしたマイクロプロセッサである。これは、おおきな成功せいこうおさめたMOS 6502修正しゅうせいくわえたものである。

6502からの主要しゅよう変更へんこうてんは、8ビットの汎用はんようI/Oポートを追加ついかしたことである(ただし、6510のおおくのはんでは6ビットぶんのI/Oピンしか使用しようできない)。くわえて、アドレスバスがスリーステート動作どうさとなった。

6510がひろ使用しようされたのは、ホームコンピュータコモドール64(C64)だけである(ごく少数しょうすうが、C64のポータブルタイプであるSX-64でも使用しようされた)。C64とSX-64の両方りょうほうで、プロセッサの拡張かくちょうピンはメモリマップ制御せいぎょするために使用しようされた。C64ではデータセッテ (Datassette)テープレコーダのモーター制御せいぎょするためにも使用しようされた。プロセッサのアドレス$01にただしいビットパターンくことで、ROMI/Oかくし、C64の64KBRAM全体ぜんたいせることが可能かのうであった。

派生はせいプロセッサ

[編集へんしゅう]

1985ねんに、MOSはHMOSはんの6510である8500生産せいさんした。製造せいぞうプロセスが変更へんこうされた以外いがいNMOSはんの6510と実質じっしつてき同一どういつである。当初とうしょ8500は、刷新さっしんされたC64であるC64Cで使用しようするために設計せっけいされた。しかし1985ねんには、ふるいNMOSばんのC64で、少数しょうすうの8500が発見はっけんされた。これは、1987ねん公式こうしき発表はっぴょうされ、あたらしい85xx HMOSチップセットを使用しようしたマザーボードで使用しようされた。

もっと一般いっぱんてきな6510 CPUのピン配置はいち

6510の派生はせいである7501/8501が、コモドールのC16, C116, Plus/4パーソナルコンピュータで使用しようされた。2MHzで駆動くどうできる8502が、コモドールC128で使用しようされた。8502をのぞいて、すべてのCPUのオペコードは(非公開ひこうかいのオペコードふくめて)互換ごかんであったが、非公開ひこうかいのオペコードにかんするいくつかの差異さい報告ほうこくされている。

コモドール1551ディスクドライブでは、8ほんのI/Oピンをった6510である6510T使用しようされた。これは、NMIとRDY信号しんごう削除さくじょされている。

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]