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NAT-T

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

NAT-T (NAT Traversal in the IKE) は、IPsec保護ほごされたIPデータグラムがNAT (Network Address Translation) を通過つうかすることを可能かのうにする手法しゅほうである。

IPパケットは、NAT機器きき通過つうかするあいだに、IPsec互換ごかんせいがない方法ほうほう変更へんこうされてしまう。NAT-Tは、もとのIPsecでエンコードしたパケットを、UDPとIPヘッダーからべつそうによってカプセルすることにより保護ほごする。

IKE (Internet key exchange) フェーズのネゴシエーションはRFC 3947定義ていぎされている。そして、UDPのカプセルRFC 3948定義ていぎされている。

大抵たいてい主要しゅようなネットワーキング・ベンダーの機器ききは、IKEv1のNAT-Tをサポートしている。Microsoft Windows XP Service Pack 2では、NAT-Tの機能きのう使用しよう可能かのうである[1]


参照さんしょう

[編集へんしゅう]
  • RFC 3715: IPsec-Network Address Translation (NAT) Compatibility Requirements
  • RFC 3947: Negotiation of NAT-Traversal in IKE
  • RFC 3948: UDP Encapsulation of IPsec ESP Packets
  1. ^ http://support.microsoft.com/kb/818043/en-us