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RUN&RUN

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曖昧さ回避 この項目こうもくでは、映画えいがについて説明せつめいしています。川添かわぞえ智久ともひさのアルバムについては「RUN&RUN (川添かわぞえ智久ともひさのアルバム)」をご覧らんください。
RUN&RUN
監督かんとく 根本ねもと順じゅん善ぜん
出演しゅつえん者しゃ 矢沢やざわ永吉えいきち
音楽おんがく 矢沢やざわ永吉えいきち
撮影さつえい 黒柳くろやなぎ満みつる
編集へんしゅう 熱海あたみ鋼こう一いち
配給はいきゅう 富士ふじ映画えいが
公開こうかい 1980年ねん3月15日にち
上映じょうえい時間じかん 98分ふん
製作せいさく国こく 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
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『RUN&RUN』（ラン アンド ラン）は、1980年ねん3月15日にちに全国ぜんこく劇場げきじょう公開こうかいされた矢沢やざわ永吉えいきちのドキュメンタリー映画えいが[1][2]。製作せいさく・プルミエ・インターナショナル[2]、富士ふじ映画えいが配給はいきゅう[3]。矢沢やざわの1979年ねん9月15日にちのナゴヤ球場きゅうじょうライブを中心ちゅうしんに[2]、北陸ほくりくツアーやリハーサル風景ふうけい[2]、後のちに大おおきな騒動そうどうとなった山中湖やまなかこの自宅じたくでの普段ふだん見みせない私生活しせいかつなど[2]、9台だいのカメラでフィルムを4万まんフィート回まわし、矢沢やざわを追おう[1][2]。

製作せいさく

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石原いしはらプロモーション出身しゅっしんで、プルミエ・インターナショナル代表だいひょう・増田ますだ久雄ひさおプロデューサーが1978年ねん秋あき、矢沢やざわと知しり合あい、意気投合いきとうごう[2]。矢沢やざわは1978年ねん7月がつに出版しゅっぱんした自伝じでん本ほん『成なりあがり』がベストセラーになり[2]、映画えいが化か希望きぼうが殺到さっとうしたが[2]、ガンとして首くびをたてに降ふらず[2]。当時とうじの矢沢やざわは「テレビを拒否きょひ、同様どうように映画えいがにも絶対ぜったい出でない」というスタンスと伝つたえられていたが[2]、増田ますだからの「ロック・ドキュメンタリーを作つくりましょう」という提案ていあんを承諾しょうだくした[2]。矢沢やざわが1980年代ねんだいに何なにをやろうとするのか、矢沢やざわの成なり上あがり哲学てつがくを基もとに描えがく[3]。

興行こうぎょう

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1980年ねんのテーマを「青春せいしゅん―音楽おんがく―愛あい」をテーマにしていた富士ふじ映画えいがが『さらば青春せいしゅんの光ひかり』『ワンダラーズ (映画えいが) 』に次ついで配給はいきゅうを決きめ、1979年ねん10月がつに発表はっぴょうした[3]。当時とうじ矢沢やざわはテレビ、ラジオ出演しゅつえんを一切いっさい拒否きょひしていたため、その矢沢やざわが映画えいがに出でるというのが大おおきな売うりであった[3]。

ファンからの問とい合あわせが富士ふじ映画えいがに殺到さっとうしたが、当時とうじの矢沢やざわは徹底てっていしたマスコミ嫌ぎらいを標榜ひょうぼうし[1]、富士ふじ映画えいがが何なん度ど頭あたまを下さげても矢沢やざわは表おもて舞台ぶたいに出でて来きてくれず[1]。このため製作せいさく記者きしゃ会見かいけんも出来できず、完成かんせい披露ひろう試写ししゃ会かいでの出席しゅっせきも拒否きょひされ、映画えいがの宣伝せんでんに一切いっさい協力きょうりょくしなかった[1]。ところが1980年ねん2月がつ10日とおかにNHK教育きょういくの『若わかい広場ひろば』に突如とつじょ出演しゅつえんし[4]、富士ふじ映画えいがの関係かんけい者しゃをビックリさせた[1]。この放送ほうそうが大おおきな反響はんきょうを呼よんだため、これ以上いじょうない映画えいがの宣伝せんでんになった[1]。

なぎら健壱けんいちは、公開こうかい時じに映画えいが館かんに本ほん作さくを観かんに行いき、劇場げきじょう内ないで矢沢やざわタオルを宙ちゅうに放ひるYAZAWA信者しんじゃを目撃もくげきし、衝撃しょうげきを受うけたと話はなしている[5]。

収録しゅうろく曲きょく

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  • 過すぎてゆくすべてに
  • バイバイサンキューガール
  • ズッコケ娘むすめ
  • I SAY GOOD-BYE,SO GOOD-BYE
  • 古ふるいラヴレター

ワンナイトショー

  • 馬鹿ばかもほどほどに
  • 苦にがい涙なみだなど、他た12曲きょく

スタッフ

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映像えいぞうソフト

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発売はつばい日び レーベル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん 備考びこう
1983年ねん6月がつ25日にち 松竹しょうちく VHS NV-1802
パイオニア LD FH003-25F
1996年ねん12月21日にち 松竹しょうちくホームビデオ VHS KF-0071
2006年ねん8月がつ4日にち 松竹しょうちく DVD DC-0019
DVD DC-9019 レンタル専用せんよう

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f g 「〈るっく 人ひとと事件じけん〉 矢沢やざわ永吉えいきちが宣伝せんでんに協力きょうりょくしてくれなくて映画えいが会社かいしゃは困惑こんわく」『週刊しゅうかん現代げんだい』1980年ねん2月がつ7日にち号ごう、講談社こうだんしゃ、48頁ぺーじ。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 「邦画ほうが新作しんさく情報じょうほう」『キネマ旬報きねまじゅんぽう』1978年ねん12月がつ上旬じょうじゅん号ごう、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、183頁ぺーじ。 
  3. ^ a b c d 週刊しゅうかん映画えいがニュース (全国ぜんこく映画えいが館かん新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (1979年ねん10月がつ27日にち) 
  4. ^ 若わかい広場ひろば | なつかしの番組ばんぐみ こども・教育きょういく番組ばんぐみ編へん | 特集とくしゅう記事きじから探さがす | NHK
  5. ^ 「リレー・エッセイ 映画えいがと私わたし(247) フォークシンガー なぎら健壱けんいち」『キネマ旬報きねまじゅんぽう』2006年ねん4月がつ下旬げじゅん号ごう、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、116-117頁ぺーじ。 

外部がいぶリンク

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