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Security Association

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

Security Association(SA、セキュリティ・アソシエーション)は、セキュアな通信つうしん提供ていきょうするために、2つのネットワークエンティティあいだ共有きょうゆうセキュリティ属性ぞくせい確立かくりつすることである。

SAは、つぎのような属性ぞくせいふくむ。

  • 暗号あんごうアルゴリズムとモード
  • トラフィック暗号あんごうかぎ
  • 接続せつぞくかいしてわたされるネットワークデータのパラメータ

SAを確立かくりつするためのフレームワークは、Internet Security Association and Key Management Protocol英語えいごばん(ISAKMP)によって提供ていきょうされる。Internet Key Exchange英語えいごばん(IKE)やKerberized Internet Negotiation of Keys英語えいごばん(KINK)などのプロトコルは、認証にんしょうかぎ生成せいせい必要ひつよう情報じょうほう提供ていきょうする[1]

SAは、ネットワークデバイスあいだのセキュアなデータ接続せつぞく承認しょうにん提供ていきょうする、たん方向ほうこう英語えいごばん論理ろんり接続せつぞくである。SAの基本きほん要件ようけんは、2つのエンティティが複数ふくすうのチャネルをかいして通信つうしんするときに発生はっせいする。ここで、無線むせんアクセス加入かにゅうしゃ基地きちきょくとのあいだ通信つうしんおこな場合ばあいかんがえる。加入かにゅうしゃ複数ふくすうのサービスに加入かにゅうすることができる。かくサービスには、データ暗号あんごうアルゴリズム、公開こうかいかぎ初期しょきベクトルなど、様々さまざまことなるサービスプリミティブがある。このセキュリティ情報じょうほう論理ろんりてきにグループした、論理ろんりグループ自体じたいがSAである。かくSAには、SAIDという独自どくじのIDがある。そのため、基地きちきょく加入かにゅうしゃ両方りょうほうがSAIDを共有きょうゆうし、そこからすべてのセキュリティパラメータを導出どうしゅつする。

いかえれば、SAは、のエンティティと情報じょうほう共有きょうゆうできるようにするセキュリティパラメータの論理ろんりグループである。

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ The Internet Key Exchange (IKE), RFC 2409, §1 Abstract
  • Internet Key Exchange (IKEv2) Protocol - RFC 5996