Socket F

Socket F
ソケット形式けいしき	LGA
チップ形状けいじょう	Flip-chip land grid array
接点せってん数すう（ピン数すう）	1207
FSB周波数しゅうはすう	200 MHz システムクロック; 1 GHz HyperTransport
採用さいようプロセッサ	Opteron 2xxx, 8xxxシリーズ ; Athlon 64 FX FX-7xシリーズ
	この記事きじはCPUソケットシリーズの一部いちぶです

Socket F（ソケットエフ）は、AMDが、OpteronシリーズのCPU向むけに設計せっけいしたCPUソケットであり、2006年ねん 8月がつ15日にちにリリースされた^[1]。Socket Fは1207ピンであり、AMDの文書ぶんしょでは「Socket F (1207)」と記述きじゅつされている^[2]。

Socket Fは、当初とうしょはAMDのサーバ向むけのAMD Opteronで使用しようされ、Socket S1と同様どうように、Athlon 64やAthlon 64 X2で使つかわれたSocket AM2と同おなじ世代せだいと考かんがえられている。このソケットの世代せだいはDDR2をサポートしている。

マザーボードにも依存いぞんするが、Socket FはFB-DIMMをサポートすることが出来できる。Socket F向むけのAMD Opteronは、DDR2-667 ECCだけでなくXDR DRAMもサポートする。このようなRAMをFB-DIMMで使用しようする場合ばあい、FB-DIMMは使用しようするRAMに関かかわらず全すべて同おなじDRAMスロットを使用しようできるので、新あたらしいRAMをサポートするためのマザーボードやCPUの変更へんこうは必要ひつようない。これにより、新あたらしい形式けいしきのメモリをサポートするために、非常ひじょうに高価こうかなCPUに置おき換かえることが必要ひつような、統合とうごうメモリコントローラを使用しようするHammerアーキテクチャの古ふるい欠点けってんを解決かいけつした。しかし、AMDは最近さいきんになってFB-DIMMをロードマップから消去しょうきょした。

初期しょきの世代せだいのAMDプロセッサソケットのテクニカルドキュメントは容易よういに入手にゅうしゅできるが、"Socket F (1207) Processor Functional Data Sheet"（AMD文書ぶんしょ番号ばんごう31118）は、まだ一般いっぱんに公開こうかいされていない。

AMD Quad FXプラットフォーム

Socket Fは、2006年ねん 11月30日にちにAMDによって公表こうひょうされたAMD Quad FXプラットフォーム（リリース前まえは「4x4」や「QuadFather」と呼よばれた）のベースである。この修正しゅうせい版ばんのSocket Fを、AMDはSocket 1207 FXと呼よび、NVIDIAはSocket L1と呼よんだ。これは、家庭かてい用ようのハイエンドデスクトップで、デュアルソケット・デュアルコア（合計ごうけいで4コア、将来しょうらい的てきには8コア）プロセッサを可能かのうとする。

参照さんしょう

外部がいぶリンク

[1] Press Release

[2] ttp://www.amd.com/us-en/assets/content_type/DownloadableAssets/qcsalessheet_opteron_V4_02_19_07.pdf

[1]

[2]

表ひょう話はなし編へん歴れき AMDのCPUソケット
デスクトップ	Super Socket 7 Slot A Socket A Socket 754 Socket 939 Socket AM2 Socket AM2+ Socket AM3 Socket AM3+ Socket FM1 Socket FM2 Socket FM2+ Socket AM1 Socket AM4 Socket AM5
ハイエンド・デスクトップ	Socket 940 Socket 1207 FX Socket TR4 Socket sTRX4
モバイル	Socket A Socket 563 Socket 754 Socket S1 Socket FS1 Socket FT3 Socket FP3 Socket FP4 Socket FP5 Socket FP6
サーバー	Socket A Socket 940 Socket F Socket F+ Socket G34 Socket C32 Socket SP3