以外いがい

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日本語にほんご

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名詞めいし

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そといがい

  1. 形式けいしき名詞めいし、「(体言たいげん用言ようげん、その各種かくしゅ語句ごく以外いがい(に)/以外いがいの」のかたちで)その
    • 吾輩わがはいがこのいえんだ当時とうじは、主人しゅじん以外いがいのものにははなはだ人望じんぼうであった。(夏目なつめ漱石そうせき吾輩わがはいねこである」)
    • ただ先刻せんこく多々良たたらくん吾輩わがはいして休養きゅうよう以外いがいなんとうのうもない贅物ぜいぶつのごとくにののしったのは少々しょうしょう気掛きがかりである。(夏目なつめ漱石そうせき吾輩わがはいねこである」)
    • ねていたくないのだが、こおりをのせると、ねる以外いがい仕方しかたがない。(坂口さかぐち安吾あんご不良ふりょう少年しょうねんとキリスト」)
    • けぬとは、たたかう、ということです。それ以外いがいに、勝負しょうぶなど、ありやせぬ。たたかっていれば、けないのです。(坂口さかぐち安吾あんご不良ふりょう少年しょうねんとキリスト」)
    • むすめおしでああああんあん以外いがい言葉ことばくせに、じゅうはちになると何処どこかの曲者くせものにだまされてはらばかりぶくぶくふくらんで恰好かっこうわるくなる一方いっぽうである。(北條ほうじょう民雄たみお白痴はくち」)
    1. (「をのぞく/のぞいた以外いがい(に)/以外いがいの」などのかたちで)のほか。を例外れいがいとして。
      • 瀬戸せと藤四郎とうしろう九谷くたにざい郎等ろうどう時代じだいおいては芸術げいじゅつとして取扱とりあつかいふに作品さくひんしょうじてあまりあるのであるが、以後いごおいては屈指くっし名匠めいしょうのぞ以外いがい大体だいたいるべきものは鮮少せんしょうである。(北大路魯山人きたおおじろさんじん近業きんぎょうとして陶磁器とうじき製作せいさくこころみる所以ゆえん」)
  2. 形式けいしき名詞めいし、「(体言たいげん以外いがい(に)/以外いがいの」のかたちで)ある範囲はんいそと
    • いちだい画工がこう精力せいりょく消耗しょうもうして変化へんかもとめたかおでもじゅうさんしゅ以外いがいこと出来できんのをもってせば、人間にんげん製造せいぞう一手いってで受ったかみ手際てぎわ格別かくべつものだと驚嘆きょうたんせざるをない。(夏目なつめ漱石そうせき吾輩わがはいねこである」)
    • いな社会しゃかいとおざからずしてきみ人間にんげん居住きょじゅう以外いがい放逐ほうちくするであろう。文明ぶんめい中学ちゅうがく退校たいこうどころではない。(夏目なつめ漱石そうせき吾輩わがはいねこである」)

朝鮮ちょうせん

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名詞めいし

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以外いがい이외

  1. 日本語にほんごおなじ)以外いがい

中国ちゅうごく

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発音はつおん(?)

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  • ピンイン: yǐwài
  • ちゅう音符おんぷごう: ㄧˇ ㄨㄞˋ
  • 閩南: í-gōa
  • きゃく: yî-ngoi

方位ほうい

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以外いがい

  1. 日本語にほんごおなじ)以外いがい

関連かんれん

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