(Translated by https://www.hiragana.jp/)
小児科の教授がおらず当直医が新生児手術、「一生障がい」の責任は誰が負うのか=韓国 | Joongang Ilbo | 中央日報
주요 기사 바로가기

小児科しょうにか教授きょうじゅがおらず当直とうちょく新生児しんせいじ手術しゅじゅつ、「一生いっしょうさわがい」の責任せきにんだれうのか=韓国かんこく

中央日報ちゅうおうにっぽう/中央日報ちゅうおうにっぽう日本語にほんごばん2024.09.16 08:40
0
小児しょうに外科げか教授きょうじゅがおらずことなる外科げか教授きょうじゅ新生児しんせいじ救急きゅうきゅう手術しゅじゅつ執刀しっとうした。

このとき新生児しんせいじ疾患しっかん使つかわれる手術しゅじゅつほうらなくてやらなかったとしたら病院びょういん責任せきにんはどれくらいみとめられるだろうか。1しんは「責任せきにんがない」とたが控訴こうそしんは「一部いちぶ責任せきにんがある」と交錯こうさくした判断はんだんくだし、大法たいほういん最高裁さいこうさい)が1年間ねんかん審理しんりつづけている。

 
控訴こうそしん裁判さいばんであるソウル高等法院こうとうほういん高裁こうさい民事みんじ17-1部長ぶちょう判事はんじホン・ドンギ、チャ・ムノ、オ・ヨンジュン)が昨年さくねん10がつに「病院びょういんやく70%の責任せきにんい、そのあいだ治療ちりょう未来みらい治療ちりょう看病かんびょう慰謝いしゃりょうなどを支給しきゅうしなければならない」と判決はんけつしながらだ。

事件じけんは2017ねんさんいちせつ独立どくりつ運動うんどう記念きねん)をひかえた連休れんきゅう発生はっせいした。生後せいごにちあかちゃん(A)がたびたび緑色みどりいろびた吐瀉としゃぶつ嘔吐おうとしたため急遽きゅうきょ(きゅうきょ)小児しょうに青少年せいしょうねん外来がいらいおとずれたが、小児科しょうにか医師いしは「ちょう回転かいてん異常いじょうしょうちゅうちょうじく捻転ねんてん」と診断しんだんしてただちに救急きゅうきゅう手術しゅじゅつ必要ひつようだと判断はんだんした。ちょうからまった状態じょうたいながつづけばちょう血液けつえきわたらなくなり、れて炎症えんしょうこして深刻しんこくすればちょう壊死えしして死亡しぼういたおそれがあるため、ただちに手術しゅじゅつ必要ひつようだ。

この病院びょういんには当時とうじ連休れんきゅう小児しょうに外科げか医師いしがなかったが、遅滞ちたいする場合ばあいにはいのちかかわると判断はんだんし、当直とうちょくだった外科げか教授きょうじゅ救急きゅうきゅう手術しゅじゅつおこなった。うみまっているなど壊死えし直前ちょくぜんだったはらうち炎症えんしょう洗浄せんじょうし、からまった小腸しょうちょう正常せいじょう位置いちもどしたのち手術しゅじゅつえた。

だが外科げか教授きょうじゅ見逃みのがしていたところが1カ所かしょあった。ちょう回転かいてん異常いじょうしょうっているあかちゃんの盲腸もうちょう正常せいじょうではないところについていたため、盲腸もうちょうはらうしがわ固定こていさせておびってちょう通常つうじょう位置いちおなじようにさい配置はいちしなければならなかった。小児しょうに外科げか細部さいぶ専攻せんこうではない執刀しっとうはここまでかんがえがまわらず、あかちゃんは結局けっきょくまたちょうからまって2にちさい手術しゅじゅつけた。このとき小腸しょうちょうだい部分ぶぶん怪死かいしし、上部じょうぶ15~20センチだけをのこして盲腸もうちょうまですべて摘出てきしゅつしなくてはならない状態じょうたいだった。

翌年よくねんがつあかちゃんは嘔吐おうとなどでふたた入院にゅういん治療ちりょうける過程かてい呼吸こきゅう症状しょうじょうしめして集中しゅうちゅう治療ちりょうしつはいり、のう異常いじょうしょうじて発達はったつ遅延ちえん四肢ししマヒ、認知にんち低下ていかなどの障害しょうがいあらわれるようになった。これにたいしてあかちゃんの母親ははおや病院びょういん外科げか教授きょうじゅ小児科しょうにか主治医しゅじいたいして逸失いっしつ損害そんがいおよび今後こんご治療ちりょうなどを請求せいきゅうする損害そんがい賠償ばいしょう訴訟そしょうこした。▽小児しょうに外科げか専門医せんもんいではないが手術しゅじゅつ執刀しっとうして1手術しゅじゅつでミスをして▽観察かんさつ粗雑そざつにして2手術しゅじゅつおくれ▽1ねん入院にゅういん治療ちりょう当時とうじ過失かしつによって永久えいきゅうてきさわがいをつことになった--などの理由りゆうだった。すると病院びょういんもAの未納みのう診療しんりょう合計ごうけいおく3683まんウォン(やく2500まんえん)をもとめて訴訟そしょうこした。

◇1しん病院びょういんには責任せきにんない」、控訴こうそしん「それでも手術しゅじゅつほうまもらなくてはならない」

しん担当たんとうしたソウル中央ちゅうおう地方ちほうほういん病院びょういんがわ勝訴しょうそとし、Aがわ未納みのう診療しんりょうをすべて支払しはらうようめいじる判決はんけつした。「小児しょうに外科げか細部さいぶ専門医せんもんいでなくても外科げか専門医せんもんいなので手術しゅじゅつには欠格けっかくがなく、べつ病院びょういんれてって時間じかん遅滞ちたいすれば悪化あっかしていただろう」と判断はんだんした。

反面はんめん控訴こうそしん裁判さいばんはAがわ控訴こうそしん請求せいきゅうしたやく15おくウォンあまりのうち70%を病院びょういん責任せきにん判断はんだんし、やく10おくウォンを賠償ばいしょうし、そのうち1000まんウォンは手術しゅじゅつした外科げか教授きょうじゅ一緒いっしょ責任せきにんうようにめいじた。新生児しんせいじ発生はっせいする特徴とくちょうてき疾患しっかんにはまった手術しゅじゅつほうがあるが、それに沿っておこなわなかったため再発さいはつおよびちょう切除せつじょをすることになったとし、手術しゅじゅつ過失かしつ一部いちぶみとめながらだ。また、ちょうみじかくなって後遺症こういしょうである栄養えいよう欠乏けつぼう免疫めんえき低下ていか感染かんせんなどで脳病のうびょうさわがいがあらわれることがあるという鑑定かんてい分析ぶんせき根拠こんきょとした。ただし、小児科しょうにか主治医しゅじい手術しゅじゅつ参加さんかしなかったため責任せきにんがないと判断はんだんした。病院びょういんがわ逆転ぎゃくてんした2しん結果けっか不服ふふくとし、ただちに上告じょうこくした。

医療いりょうかいでは救急きゅうきゅう状況じょうきょうでこのような状況じょうきょう今後こんごおお発生はっせいするだろうと指摘してきする。2024ねん現在げんざい外科げか専門医せんもんい8800にんのうち外科げか学会がっかいが2013ねんから発行はっこうしている小児しょうに外科げか細部さいぶ専門医せんもんいは73にんだけしかいないためだ。

関連かんれん記事きじ

最新さいしん記事きじ

    もっと0 / 0

    포토뷰어

    小児科しょうにか教授きょうじゅがおらず当直とうちょく新生児しんせいじ手術しゅじゅつ、「一生いっしょうさわがい」の責任せきにんだれうのか=韓国かんこく

    2024.09.16 08:40
    뉴스 메뉴 보기
    ある大学だいがく病院びょういんけんいき救急きゅうきゅう医療いりょうセンター入口いりくち。※写真しゃしん記事きじとは直接ちょくせつ関係かんけいありません。中央ちゅうおうフォト
    TOP