なぜ勉強べんきょうするのか？名言めいげんが教おしえてくれる学まなびの本当ほんとうの意味いみ！

「なぜ勉強べんきょうするの？」

そんなことを、子供こどもから質問しつもんをされたことってありませんか？
また、学生がくせいと時ときに、そんな風ふうに思おもったことありませんでしたか？

誰だれでも、当あたり前まえの様ように、幼稚園ようちえんに行いき、そして学校がっこうに行いき、勉強べんきょうしますよね。

勉強べんきょうが得意とくいで、いつも成績せいせきの良よい人達ひとたちがいる反面はんめん、勉強べんきょうがどうしてもキライで
成績せいせきもあまり良よくない人ひともいます。

どうして勉強べんきょうしなくちゃいけないんだろう・・・？

エライ人じんになるため？
お金持かねもちになるため？

一体いったい、なんのためなんでしょう。

今回こんかいは、そんな勉強べんきょうについての意味いみについて、偉人いじんの名言めいげんを通とおして、考かんがえてみたいと思おもいます。

勉強べんきょうは子供こどもだけのものじゃない

学生がくせいは、勉強べんきょうすることが仕事しごとってよく言いいますよね。

じゃあ、仕事しごとをしている大人おとなは、特とくに勉強べんきょうは不要ふようなのか？っていうと・・・
実際じっさいは、かなり勉強べんきょうしないとやっていけませんよね。

学生がくせいの時ときより、勉強べんきょうしているという社会しゃかい人じんの方ほうも、少すくなくないでしょう。

報告ほうこく書しょの書かき方かた、まとめかた、そしてプレゼンテーションの能力のうりょく、営業えいぎょう、事務じむのスキル
技術ぎじゅつ系けいの知識ちしきなどなど・・・

学生がくせいに学まなんだ事ことだけで、そのまま仕事しごとが、出来できるということはないでしょう。

また、一度いちどそういったものを学まなんで身みに付つけたとしても、新規しんきプロジェクトが立たち上あがったり、異動いどうになって、全まったく畑違はたけちがいの仕事しごとをしたり、あるいは立場たちばが変かわったり・・・などなど

周囲しゅういの変化へんかに、対応たいおうしていかなければならず、その為ためには、新あらたに覚おぼえなければいけないことは山やまのようにあります。

では、勉強べんきょうは仕事しごとをするために必要ひつようなものなのでしょうか？

何なにのために、勉強べんきょうするのか？

歴史れきし上じょうの偉人いじんが、色々いろいろとこの疑問ぎもんに対たいする名言めいげんを出だしています。
しかし、その中なかでも、次つぎの名言めいげんは、心しんに響ひびきます。

自分じぶんを磨みがく

この名言めいげんは、吉田よしだ松陰しょういんが、孟子もうしの教おしえを伝つたえるためにまとめた、講こう孟はじめ余話よわにある言葉ことばです。

「自分じぶんを磨みがくため」

 それが、学まなぶこと・勉強べんきょうの目的もくてきだと断言だんげんしています。

テストで、いい点てんをとって褒ほめられるためとか、仕事しごとでよい成績せいせきを出だして出世しゅっせするためとか、そんなことは、この自分じぶんを磨みがくという事ことに比くらべたら小ちいさな事ことだということですよね。

確たしかに、テストでいい点てんを取とるためとか、出世しゅっせのために勉強べんきょうをしているから

「一体いったい何なにのために勉強べんきょうしているんだろう・・・」　という疑問ぎもんが浮うかぶんでしょうね。

何なにのために生いきるのか？

でも、この「自分じぶんを磨みがくため」という答こたえは、もはや、「何なにのために勉強べんきょうするか？」 ということを超こえて、「何なにのために生いきているのか？」 の答こたえにもなっているように思おもえます。

生いきていくこと ＝ 学まなぶこと、そう言いってもいいのかもしれません。

そう、考かんがえれば勉強べんきょうが決けっして、学生がくせいだけのものではなく、大人おとなにも必要ひつようなのは納得なっとくですよね。生いきている限かぎり、学まなび続つづけるんですから。

自分じぶんを磨みがくためには、今いま何なにが必要ひつようかという視点してんで見みると・・・

• 自分じぶんに足たりないもの
• 本当ほんとうに必要ひつようなもの

そういったものが、見みえてくるのではないでしょうか？

 

 一心不乱いっしんふらんに打うち込こめば、それだけ磨みがかれていきます。
試験しけんに受うかった落おちたなど結果けっかに関係かんけいなく、磨みがかれていきます。

無駄むだな勉強べんきょうなど一切いっさい無ないということですよね。

吉田よしだ松陰しょういんの学まなびに対たいする教おしえを、もう一ひとつ紹介しょうかいします。

継続けいぞくの重要じゅうよう性せい

これは、結構けっこう、強つよくて烈はげしい言葉ことばですよね。

常つねに、学まなび続つづけろと言いっています。
覚悟かくごを決きめて、学まなび=人生じんせいに向むかっていきなさいということですよね。

自分じぶんを磨みがくために、勉強べんきょうし、そして生いきていく。
その繰くり返かえしで、やがて自分じぶんの人生じんせいの終おわりを迎むかえる。

そんなシンプルな生いき方かたが、出来できればいいですよね。

まとめ

あとがき

吉田よしだ松陰しょういんについては、いつか書かきたいなと思おもっていたのですが、これが最初さいしょとなりました。 孟子もうしが好すきだったことが、彼かれの行いき方かたにそのまま反映はんえいしていますよね。

なぜ勉強べんきょうしなければならないのか？

子供こどもに言いわれて、ついつい・・・
「将来しょうらい困こまらないため」とか
「お前まえのためだ」

こういうのは、一番いちばん良よくない答こたえなんでしょうね（笑）

「己おのれを磨みがくためだ！」とかっこよく答こたえられたらいいんですけど・・・
自分じぶんが、自然しぜんにそれを行おこなっているようではないと、なかなか言いえるものではありません。

自分じぶん磨みがきを、もっともっとシンプルに、自分じぶんの中なかにとりいれたいものです。