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主婦(シュフ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

主婦しゅふみ)シュフ

デジタル大辞泉だいじせん主婦しゅふ」の意味いみみ・例文れいぶん類語るいご

しゅ‐ふ【主婦しゅふ

一家いっか家事かじりをする女性じょせい。「専業せんぎょう主婦しゅふ
[類語るいご]おかみおかみさん

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しゅ‐ふ【主婦しゅふ

  1. 名詞めいし 一家いっか主人しゅじんつま。また、一家いっか主人しゅじんである女性じょせいおんな主人しゅじん
    1. [初出しょしゅつ実例じつれい]「しゅうとこううんそくおもねいえおもねおきななり。主婦しゅふ主人しゅじんをいふ」(出典しゅってん随筆ずいひつ・秉燭たん(1729))
    2. 主婦しゅふたるひとのうない支配しはいすべし、さなくばおのれれ却て家内かないもの支配しはいさるるべし」(出典しゅってん家内やない心得こころえそう(1876)〈穂積ほづみきよしのき〉)
    3. [その文献ぶんけん]〔かんいよいよしめせ

主婦しゅふかたり

( 1 )明治めいじ時代じだいには、中流ちゅうりゅう家庭かていあるいは商家しょうか下宿げしゅくで、家政かせい采配さいはいるう立場たちばにある女性じょせいをいった。この場合ばあいかならずしも自身じしん家事かじ労働ろうどうたずさわるわけではなかった。
( 2 )大正たいしょう時代じだいになると、サラリーマン家庭かてい増加ぞうかし、そのつまたちのおおくはもっぱら家庭かていない家事かじ労働ろうどう担当たんとうした。のちに「主婦しゅふ」といえば、とくにこのような家事かじ専従せんじゅうする既婚きこん女性じょせいすようになる。しかし、いちきゅうなな年代ねんだい以降いこう、このそうでも仕事しごとものえ、そのため、家事かじ専従せんじゅう主婦しゅふして、あらたに「専業せんぎょう主婦しゅふ」といういいかたまれた。

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日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ)主婦しゅふ」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ

主婦しゅふ
しゅふ

家事かじ管理かんりにあたる女性じょせい生産せいさんてき機能きのう家業かぎょう)をまったくうしなった家族かぞく一般いっぱんしたことにより、家庭かていにとどまってもっぱら家事かじ育児いくじ専念せんねんするいわゆる「家庭かてい婦人ふじん」をひろしょうじた。主婦しゅふ名称めいしょうはこうした事態じたいにおける家事かじせん担者として明確めいかく意義いぎづけをあたえられ、ひとつの社会しゃかいそうとみられるかたちていしてもいる。主婦しゅふ連合れんごう消費しょうひしゃ連合れんごうなどと銘打めいう団体だんたい結成けっせい基盤きばんもそこにある。

竹内たけうち利美としみ

主婦しゅふ民俗みんぞく

職能しょくのう身分みぶんせいわくない展開てんかいしてきた家業かぎょう中心ちゅうしん伝統でんとうてき家族かぞくにも主婦しゅふ役割やくわり存在そんざいしていた。武家ぶけ継承けいしょう男子だんしかぎられ、その権限けんげん強大きょうだいで、妻女さいじょ奥方おくがた内儀ないぎとしてかげ存在そんざいではあったが、複雑ふくざつ機構きこうの「大奥おおおく制度せいどをもつ大名だいみょうそうべつとして、一般いっぱん近世きんせい武家ぶけはまったくの俸禄(ほうろく)生活せいかつしゃとなり、もっぱら「うちおさめる」妻女さいじょ役割やくわり儒教じゅきょうてき倫理りんり沿って強調きょうちょうもされた。

 商家しょうか上層じょうそう農家のうか妻女さいじょオカミ、オウエ、オカタ、オマエ、あるいはエヌシ、イエトウジ(いえ刀自とじ)、ユワラジ(家主やぬし)などのふるしめすように、家事かじ管理かんり責任せきにんしゃとして、いわゆる「内方ないほう奥方おくがた」の「仕切しきり」にあたり、食事しょくじをはじめ衣服いふく居住きょじゅうなど万般ばんぱん生活せいかつ権限けんげんをもち、「主婦しゅふけん」ともいうべきものが慣行かんこうてきにできあがっていたところおおい。「杓子しゃくし(しゃくし)わたし」「へらわたし」といって、しゅうと(しゅうとめ)(きゅう主婦しゅふ)がよめにその権限けんげんゆずわたすにあたり、年取としとりのよる杓子しゃくし(へら)を鍋蓋なべぶた(なべぶた)にのせてわた儀礼ぎれいおこなってきたところもある。「食事しょくじ配分はいぶん」が主婦しゅふのいちばんおも権限けんげんであり、めし杓子しゃくし(へら)はいわば主婦しゅふけん象徴しょうちょうであった。主婦連しゅふれんのデモに杓子しゃくししたのも暗黙あんもく符合ふごうであろうか。また「だいてん(おおだな)」の商家しょうかきゅう地主じぬし農家のうかは、家族かぞくのほかにおおくのやとにん出入でいじんかかえ、そうした人々ひとびとへの適切てきせつ応対おうたいも、家事かじ管理かんり同様どうようおもくみられた。家運かうんうちからささえるうえで主婦しゅふはたらきはふるくから実質じっしつじょうおおきな評価ひょうかあたえられてもいた。とくに漁家りょうけ妻女さいじょなどは家事かじいっさいをもっぱらりした。落語らくご主人公しゅじんこう江戸えど長屋ながや住民じゅうみん職人しょくにんるい)の生活せいかつもまた、家事かじいっさいのまわしはもっぱら妻女さいじょ依存いぞんしていた。

竹内たけうち利美としみ

現代げんだい主婦しゅふかんするしょ問題もんだい

主婦しゅふのなかにおける専業せんぎょう主婦しゅふおっと賃金ちんぎん収入しゅうにゅうもとで、みずからは有償ゆうしょう仕事しごとをもたず、家事かじ育児いくじ専念せんねんする主婦しゅふ)の割合わりあいは、高度こうど成長せいちょうた1970年代ねんだいピークたっし、その徐々じょじょ低下ていかした。75ねんの「国際こくさい婦人ふじんねん以降いこう世界せかいてき潮流ちょうりゅうのなかで確認かくにんされた性別せいべつ役割やくわり分業ぶんぎょう見直みなおし、男女だんじょ雇用こよう機会きかい均等きんとうほう施行しこうなど、すべての分野ぶんや女性じょせい男性だんせい同等どうとう参加さんかすることの必要ひつようせいさけばれるなかで、専業せんぎょう主婦しゅふのぞましいとしない人々ひとびとえた。結婚けっこん出産しゅっさんはたらつづけたいという希望きぼう女性じょせい増加ぞうかしている。また、90年代ねんだい以降いこう経済けいざいきょう高学歴こうがくれき背景はいけいに、みずか選択せんたくてき失業しつぎょう主婦しゅふとなり、ボランティアやワーカーズ・コレクティブ人間にんげんらしいはたらかたをするために、労働ろうどう経営けいえい自主じしゅてき管理かんりする事業じぎょうたい)、消費しょうひしゃ運動うんどうなどの地域ちいき活動かつどうとおして社会しゃかい参加さんかし、自己じこ実現じつげんたす主婦しゅふ増加ぞうかしている。ぎゃくに、男性だんせいのなかからはあたらしいかたとして「主夫しゅふ」を選択せんたくする男性だんせいあらわれ、かずすくないものの育児いくじ休業きゅうぎょうをとるおっと登場とうじょうするなど、1960年代ねんだいにつくられた主婦しゅふぞう家族かぞくぞうおおきく変化へんかしてきている。

 しかし、今日きょう日本にっぽん経済けいざい社会しゃかいシステムのなかでは、専業せんぎょう主婦しゅふ、ことにサラリーマンのつまは、おっと扶養ふようしゃとなることでさまざまな優遇ゆうぐう措置そちける仕組しくみとなっているので、女性じょせいあいだ全体ぜんたいにおける負担ふたん不公平ふこうへいという状況じょうきょうしている。すなわち、年収ねんしゅう103まんえん以下いかであるならばおっと扶養ふようしゃであるとみなされ配偶はいぐうしゃ控除こうじょ配偶はいぐうしゃ特別とくべつ控除こうじょ適用てきようされて非課税ひかぜいとなる。年収ねんしゅう130まんえん未満みまんであれば、年金ねんきん医療いりょう保険ほけん保険ほけんりょうはらわなくてすむうえに、おっと勤務きんむさきより配偶はいぐうしゃ手当てあてけるなどの措置そちがある。そのため、共働ともばたら主婦しゅふとはいっても、以上いじょう優遇ゆうぐうける範囲はんいないでのパート労働ろうどうにとどまる傾向けいこうはやまない。この「税制ぜいせいじょう専業せんぎょう主婦しゅふ」が、パートてい賃金ちんぎん労働ろうどう温床おんしょうとなっているという批判ひはんもある。

 一方いっぽう専業せんぎょう主婦しゅふかぎらず主婦しゅふ全体ぜんたい共通きょうつうするおおきな問題もんだいとしては、少子しょうし高齢こうれい社会しゃかいにおける介護かいご問題もんだいがある。介護かいごは、2000ねん平成へいせい12)に公的こうてき介護かいご保険ほけん制度せいどができ、介護かいご休業きゅうぎょう法的ほうてきみとめられているものの、介護かいご社会しゃかいはいまだ十分じゅうぶんたされておらず、もっぱら家族かぞくのなかの主婦しゅふ仕事しごととして認識にんしきされている。かかる負担ふたんおおきさゆえに、健康けんこうがいしたり、離職りしょく余儀よぎなくされる主婦しゅふおおい。

大門だいもん泰子やすこ

倉石くらいしあつちょ柳田やなぎだ国男くにお女性じょせいかん――主婦しゅふけん中心ちゅうしんとして』(1995・さんいち書房しょぼう)』阪南大学はんなんだいがく女性じょせいがく研究けんきゅうかいへん女性じょせいがく視座しざ』(1996・ナカニシヤ出版しゅっぱん)』落合おちあい恵美子えみこちょ『21世紀せいき家族かぞくへ』新版しんぱん(1997・有斐閣ゆうひかく)』金子かねこ幸子さちこちょ近代きんだい日本にっぽん女性じょせいろん系譜けいふ』(1999・出版しゅっぱん)』春日かすがキスヨちょ介護かいご問題もんだい社会しゃかいがく』(2001・岩波書店いわなみしょてん)』

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改訂かいてい新版しんぱん 世界せかいだい百科ひゃっか事典じてん主婦しゅふ」の意味いみ・わかりやすい解説かいせつ

主婦しゅふ (しゅふ)

主婦しゅふとは,一般いっぱん既婚きこん女性じょせい家庭かてい運営うんえい責任せきにんしゃである,という定義ていぎがある。家庭かてい運営うんえいにかかわる作業さぎょうをするひと主婦しゅふかぎられるわけではない。しかし,夫婦ふうふ中心ちゅうしんしょう家族かぞくにおいては,主婦しゅふは,家事かじ育児いくじなどかぎられた作業さぎょう自分じぶんめた方針ほうしんしたがって,自分じぶん自身じしんおこなひととなっている。

 西欧せいおう夫婦ふうふ基礎きそ単位たんいとするかく家族かぞくにおいては,産業さんぎょう革命かくめいが〈主婦しゅふhousewife〉を誕生たんじょうさせたといわれている。つまり,家族かぞくもの生産せいさんする単位たんいから労働ろうどうりょく生産せいさんする単位たんいになり,良質りょうしつ労働ろうどうりょくとしてちちおっと職場しょくばははつまはその労働ろうどうりょく維持いじするための環境かんきょうとしての家庭かていまもり,どもや病人びょうにんなどを保護ほごする,という分業ぶんぎょう成立せいりつした,というのである。主婦しゅふとしての役割やくわりには,母親ははおや教師きょうし看護かんご家政かせいおんな主人しゅじん,セックス・パートナーなどがあげられる。主婦しゅふにとっては家庭かていないでのはたらきが多様たようかつ重要じゅうようであるのにはんし,生産せいさん過程かてい関与かんよしないことから,家庭かていそとでは地位ちいをもたない存在そんざいであった。また主婦しゅふはたらきは報酬ほうしゅうであった。これが西欧せいおうまれた主婦しゅふである。

 かつての日本にっぽん商家しょうかのように,男女だんじょ役割やくわり分業ぶんぎょう明確めいかくで,それぞれの役割やくわり相補そうほてき場合ばあいには,主婦しゅふ労働ろうどう直接ちょくせつ経済けいざいてき報酬ほうしゅうをもたらさなくても,一家いっかの〈おんな主人しゅじん〉としての位置いちづけがみられたといえる。日本にっぽん主婦しゅふのイメージは,そのような背景はいけいをもちながら,1960年代ねんだい以降いこう顕著けんちょにみられるかく家族かぞく雇用こよう労働ろうどうしゃ増加ぞうかなかで,西欧せいおうてき主婦しゅふ特徴とくちょうそなえるようになっているとみられる。直系ちょっけい家族かぞくせいしたでは,主婦しゅふすくなくとも家長かちょうつまという立場たちばで,一家いっかおんな成員せいいんちょうとしての権威けんいをもっていた。また家庭かてい運営うんえいにかかわる作業さぎょう多岐たきにわたっており,それだけ彼女かのじょ役割やくわり家庭かていというわくなかではあるが重要じゅうようであったし夫婦ふうふ中心ちゅうしんとするしょう家族かぞくは,夫婦ふうふどものかぎられた人間にんげん関係かんけいからなる集団しゅうだんで,そこでの権威けんい序列じょれつ流動的りゅうどうてきであり,家庭かてい運営うんえいにかかわる作業さぎょうすくない。さらに,家事かじ作業さぎょう補助ほじょとなる電気でんき製品せいひんとう普及ふきゅうにより,主婦しゅふ作業さぎょう大半たいはんは,だれでも簡単かんたんにできる種類しゅるいのものとなり,主婦しゅふ重要じゅうようせい減少げんしょうしたといえる。とくに,育児いくじ家事かじ作業さぎょうとは異質いしつであり,主婦しゅふ最後さいご聖域せいいきかんがえられているが,出生しゅっしょうすう減少げんしょうにより,それを短期間たんきかんえる傾向けいこうつよくなり,寿命じゅみょう延長えんちょうあいまって中高年ちゅうこうねん主婦しゅふ自己じこ確認かくにんどころあやうくなってきている。

 アメリカには,主婦しゅふ調査ちょうさをもとに〈おっと志向しこうがた〉〈ども志向しこうがた〉〈家庭かてい志向しこうがた〉〈家族かぞく志向しこうがた〉〈ライフサイクルがた〉〈自己じこ志向しこうがた〉〈キャリア志向しこうがた〉という分類ぶんるいがある。現代げんだい日本にっぽん主婦しゅふ意識いしき調査ちょうさでみるかぎり,〈ども志向しこうがた〉が圧倒的あっとうてきおおく〈家族かぞく志向しこうがた〉がそれにつづく。このようなかた主婦しゅふは,これまでの社会しゃかいてき条件じょうけんしたでは〈あたりまえ〉で〈しあわせ〉な人生じんせいおくれたかもしれないが,現代げんだい社会しゃかい変化へんかは,ありかたといなおしをせまっている。
家事かじ
執筆しっぴつしゃ

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普及ふきゅうばん どおり主婦しゅふ」のみ・字形じけい画数かくすう意味いみ

主婦しゅふ】しゆふ

本妻ほんさい

どおりあるじ」の項目こうもく

出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ普及ふきゅうばん どおり普及ふきゅうばん どおりについて 情報じょうほう

世界せかいだい百科ひゃっか事典じてん旧版きゅうばんうち主婦しゅふ言及げんきゅう

かぎ】より

…システムじょうにはこのほか,磁気じきカードを利用りようしたもの,音声おんせい利用りようしたものなども考案こうあんされている。【岩崎いわさき 正義まさよし
かぎちから
 ゲルマンじんあいだでは,ふるくからつま主婦しゅふとして家事かじ必要ひつよう行為こうい主宰しゅさいしていたに相違そういなく,ドイツ法制ほうせい史家しかグリムによると,かぎ主婦しゅふ地位ちい象徴しょうちょうであった。それはローマじんあいだでも同様どうようであって,新婦しんぷかぎあたえられ,離婚りこんされたおんなかぎ返還へんかん要求ようきゅうされた。…

離婚りこん】より

…つまり,ここには,中世ちゅうせい在地ざいち世界せかいに,離別りべつされたつまは,おっと家中いえじゅう物品ぶっぴんを,きなだけることができるという慣習かんしゅうほう存在そんざいしていたことがしめされている。これは結局けっきょく結婚けっこんののち,つまおっと家中いえじゅうめていたいわゆる家内かない支配しはいけん(主婦しゅふとしての権限けんげん)が,かなり強固きょうこなものであったことのあらわれであろう。したがって,《成敗せいばい式目しきもく》21じょうにも,離婚りこん請求せいきゅうけんがいかにおっとがわにあったとしても,簡単かんたんにはつま離別りべつしがたい,ある程度ていど歯止はどめがかけられていた。…

※「主婦しゅふ」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつ一部いちぶ掲載けいさいしています。

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