デジタル大辞泉だいじせん 「切戸きりど」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご きり‐ど【切きり（り）戸と】 １ 「潜せんくぐり戸と1」に同おなじ。２ 「切きり戸口とぐち」の略りゃく。 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「切戸きりど」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご きり‐ど【切戸きりど】 〘 名詞めいし 〙 ( 「きりと」とも )① 門もんの脇わきにあるくぐって出入でいりする小ちいさな門もん。くぐり戸ど。また、塀へい、扉とびらなどを切きりあけてつけた戸と。[初出しょしゅつの実例じつれい]「義景よしかげはきりどの脇わきにかしこまりてぞ侍さむらいける」(出典しゅってん：増ぞう鏡きょう（1368‐76頃ごろ）四よん)② 能のう舞台ぶたいの側面そくめんの脇わき鏡板かがみいたの奥おくにある片かた引びきの小ちいさなくぐり戸ど。地謡じうたい、後見こうけんなどの出入でいりや、役やくのすんだ登場とうじょう人物じんぶつの退場たいじょうに用もちいる。切戸きりど口こう。臆病おくびょう口こう。忘わすれ口こう。[初出しょしゅつの実例じつれい]「芝居しばいの上手じょうず下手へたの入口いりくちは能楽のうがくの切戸きりど（臆病おくびょう口こうともいふ）に似にて更さらに数かずを増まして居いる」(出典しゅってん：病牀びょうしょう六ろく尺しゃく（1902）〈正岡まさおか子規しき〉五ご二に) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
