デジタル大辞泉だいじせん 「商売しょうばい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご しょう‐ばい〔シヤウ‐〕【商売しょうばい】 [名な](スル)1 利益りえきをあげる目的もくてきで物ものを売うり買かいすること。あきない。「数すう軒けんの支店してんを持もって商売しょうばいしている」「客きゃく商売しょうばい」「商売しょうばい繁盛はんじょう」2 生活せいかつの基盤きばんになっている仕事しごと。職業しょくぎょう。「本ほんを書かくのが商売しょうばいだ」「因果いんがな商売しょうばいだ」3 芸者げいしゃ・遊女ゆうじょなどの仕事しごと。水商売みずしょうばい。[類語るいご](1)売うり買かい・商しょうあきない・小商こあきない・営業えいぎょう・売買ばいばい・取引とりひき・引ひき合あい・交易こうえき・トレード・ビジネス・貿易ぼうえき・輸出入ゆしゅつにゅう・通商つうしょう・商しょう取引とりひき・先物さきもの取引とりひき・商業しょうぎょう・商事しょうじ・ビジネス・営利えいり事業じぎょう・経営けいえい・商行為しょうこうい・業務ぎょうむ・外商がいしょう・外交がいこう・セールス・稼かせぐ・得える・一いち稼かせぎする・得とくする・利りする・益えきする・潤うるおう・潤うるおす・金かねになる・受益じゅえき・一いち儲もうけ・丸儲まるもうけ・ぼろ儲もうけ・金儲かねもうけ・営利えいり・荒稼あらかせぎ・一攫千金いっかくせんきん・海老えびで鯛たいを釣つる・濡ぬれ手てで粟あわ・焼やけ太ぶとり・甘あまい汁しるを吸すう・うまい汁しるを吸すう・懐ふところを肥こやす・私腹しふくを肥こやす・私利しりを貪むさぼる・一山ひとやま当あてる/(2)職業しょくぎょう・仕事しごと・稼業かぎょう・生業せいぎょうせいぎょう・なりわい・飯めしの種たね 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「商売しょうばい」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご しょう‐ばいシャウ‥【商売しょうばい】 〘 名詞めいし 〙① 売買ばいばいに関かんする商業しょうぎょうの総称そうしょう。あきない。商業しょうぎょう。[初出しょしゅつの実例じつれい]「凡京中ちゅう衛士えじ仕丁じちょう等とう坊ぼう不ふレ得とく二に商売しょうばい一いち」(出典しゅってん:延喜えんぎ式しき(927)四よん二に)「港みなとの中なかにも商売しょうばい最さい繁昌はんじょうなる地ちにして、これを五ご港こうと云うんふ」(出典しゅってん:日本にっぽん読本とくほん(1887)〈新保しんぼ磐いわお次じ〉四よん)② それによって生計せいけいをたててゆく仕事しごと。職業しょくぎょう。営業えいぎょう。転てんじて、専門せんもんあるいは専せん門もんの仕事しごとの意いに用もちいる。[初出しょしゅつの実例じつれい]「今いまの世よの商売しょうばい(シャウバイ)に銀ぎん(かね)かし屋やより外そとによき事ことはなし」(出典しゅってん:浮世草子うきよぞうし・世間せけん胸算用むなざんよう(1692)二に)③ 素人しろうと(しろうと)の女性じょせいに対たいして、芸者げいしゃ、遊女ゆうじょなどの職業しょくぎょうをいう。[初出しょしゅつの実例じつれい]「そふして見みればお米べいは商売しょうばい(シャウバイ)、外そとの座敷ざしきへ行くだり日びもあろう」(出典しゅってん:人情本にんじょうぼん・春色しゅんしょく梅うめ児じ誉ほまれ美び(1832‐33)四よん) 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい