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生業(ナリワイ)とは？ 意味や使い方 - コトバンク

生業せいぎょう（読よみ）ナリワイ

デジタル大辞泉だいじせん 「生業せいぎょう」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

なり‐わい〔‐はひ〕【生せい＝業ごう／家いえ＝業ごう】

１ 生活せいかつを営いとなむための仕事しごと。「小説しょうせつを書かくことを―とする」
２ 五穀ごこくが実みのるようにつとめるわざ。農業のうぎょう。また、その作物さくもつ。
「―は天下てんかの大たいきなる本ほんなり」〈崇たかし神かみ紀おさむ〉
[類語るいご]職業しょくぎょう・職しょく・仕事しごと・生業せいぎょう・商売しょうばい・家業かぎょう・稼業かぎょう・ビジネス

せい‐ぎょう〔‐ゲフ〕【生業せいぎょう】

生活せいかつのための職業しょくぎょう。なりわい。すぎわい。「八百屋やおやを生業せいぎょうとする」
[類語るいご]職業しょくぎょう・職しょく・仕事しごと・なりわい・商売しょうばい・家業かぎょう・稼業かぎょう・ビジネス

すぎ‐わい〔‐はひ〕【生せい＝業ごう】

生計せいけいのための職業しょくぎょう。なりわい。
「―は草箒くさぼうきばうきの種たねなるべし」〈浮・永代ながよ蔵ぞう・一いち〉

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精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「生業せいぎょう」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

せい‐ぎょう‥ゲフ【生業せいぎょう】

  1. 〘 名詞めいし 〙 生活せいかつするための仕事しごと。なりわい。すぎわい。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「勧すすむ二に人生じんせい業ぎょう一いち、為ため二に制せい条じょう一いち」(出典しゅってん：続ぞく日本にっぽん紀き‐養老ようろう二に年ねん（718）四よん月がつ乙おつ亥い)
    2. 「あちこち遊ゆうあるいて、家いえの生業せいぎょうを治おさめたりなんどもせぬぞ」(出典しゅってん：史記しき抄しょう（1477）一いち四よん)
    3. [その他たの文献ぶんけん]〔史記しき‐封ふう禅ぜん書しょ〕

すぎ‐わい‥はひ【生業せいぎょう】

  1. 〘 名詞めいし 〙 生計せいけいを立たてるための職業しょくぎょう。世渡よわたりの手段しゅだん。なりわい。生計せいけい。活計かっけい。すぎあい。〔文明ぶんめい本節ほんぶし用よう集しゅう（室町むろまち中ちゅう）〕
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「浪人ろうにんの産業さんぎょう(スギハイ)鳴滝なるたき村むらで子供こどもを集あつめ、手て習指南しなん仕つかまつり」(出典しゅってん：浄瑠璃じょうるり・菅原すがわら伝授でんじゅ手しゅ習鑑（1746）一いち)

すぎあいすぎあひ【生業せいぎょう】

  1. 〘 名詞めいし 〙 「すぎわい（生業せいぎょう）」の変化へんかした語かたり。
    1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「内儀ないぎは、昔むかし親おや祖父そふのすぎあひのごとく成なり、ひゑがいのてい成なり」(出典しゅってん：三河みかわ物語ものがたり（1626頃ごろ）三さん)

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普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「生業せいぎょう」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ

【生業せいぎょう】せいぎよう（げふ）

くらし。〔宋そう書しょ、謝しゃ霊れい運うん伝でん〕靈れい、のに因より、生業せいぎょう甚はなはだ厚あつし。奴やつに衆しゅう(おほ)く、義よし故こ門生もんせい數すう百ひゃく、山やまを鑿(うが)ち湖みずうみを浚(さら)へ、功こう役やく已やめ(や)むこと無なし。山やまをね嶺みね(みね)に陟のぼるり、必かならず幽かそけ峻たかしに至いたる。

字じ通どおり「生せい」の項目こうもくを見みる。

出典しゅってん　平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて　情報じょうほう

世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん（旧版きゅうばん）内うちの生業せいぎょうの言及げんきゅう

【職業しょくぎょう】より

…職業しょくぎょう社会しゃかいといわれる今日きょうでは，人にんは直接ちょくせつ間接かんせつになんらかの職業しょくぎょうや職業しょくぎょう人じんとつながりをもっており，職業しょくぎょうはわれわれの生活せいかつのなかできわめて重要じゅうような役割やくわりを果はたしている。
［職業しょくぎょうと生業せいぎょう］
　〈職業しょくぎょう〉は漢かんの時代じだいにまでさかのぼることができる古ふるいことばである。職業しょくぎょうということばには，もともと生業せいぎょうとか〈なりわい〉という意味いみがある。…

※「生業せいぎょう」について言及げんきゅうしている用語ようご解説かいせつの一部いちぶを掲載けいさいしています。

出典しゅってん｜株式会社かぶしきがいしゃ平凡社へいぼんしゃ「世界せかい大だい百科ひゃっか事典じてん（旧版きゅうばん）」

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