波及(ハキュウ)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉だいじせん「波及はきゅう」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご

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〘名詞めいし〙 波なみがうつっていくように、だんだんと影響えいきょうの及およぶ範囲はんいが広ひろがっていくこと。
1. [初出しょしゅつの実例じつれい]「読書どくしょを論ろんずるより波及はきゅう(ハキウ)せる事ことにて」(出典しゅってん：授業じゅぎょう編へん（1783）四よん)
2. 「禍わざわいの全国ぜんこくに波及はきゅうするに至いたりては」(出典しゅってん：学問がくもんのすゝめ（1872‐76）〈福沢ふくさわ諭吉ゆきち〉一いち三さん)
3. [その他たの文献ぶんけん]〔春秋しゅんじゅう左ひだり伝でん‐僖公二に三さん年ねん〕

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波なみが遠とおく及およぶように、伝つたわってゆく。〔左ひだり伝でん、僖二に十じゅう三さん年ねん〕（公子こうし重じゅう耳みみ）對たい(こた)へて曰いわく、子女しじょ玉だま帛は則のりち君くん之のれを

せり。

毛もう齒は革かわは則のりち君くんの地ち之のれを生しょうず。其その晉すすむ國こくに波なみ

する

は、君きみの餘あまりなり。其それ何なにを以もってか君きみに報むくいんと。

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