2022.06.10(Fri)

サバ読さばよみもミセスも誰だれでもOK　競きそうは「泣なき顔がお」だけ！　銚子ちょうし電鉄でんてつ×涙なみだ活かつがミスコンを開催かいさいへ

　近年きんねんルッキズムやジェンダーの観点かんてんから批判ひはんも相次あいついでいるミスコン。そのミスコンに、万まん年ねん赤字あかじに苦くるしみ、もはや食品しょくひん会社かいしゃとして紹介しょうかいされてしまった千葉ちば県けんの銚子ちょうし電鉄でんてつが乗のり出だした。競きそってもらうのは「泣なき顔がお」でその名なも「ミス・ティアーズ」。ちなみに「年齢ねんれいのサバ読さばよみもミセスも、どんな人ひとでもアリ」だという。

　コラボした、泣ないて心しんのデトックスを図はかる「涙なみだ活かつ」のプロデューサーで銚子ちょうし電鉄でんてつの看板かんばん商品しょうひん「まずい棒ぼう」発案はつあん者しゃでもある寺井てらい広樹ひろきさんによると、銚子ちょうし電鉄でんてつの創業そうぎょう99年ねんと涙なみだ活かつ9年ねんに合あわせた企画きかく。「泣」の音読おんよみの「キュウ」にこじつけ、7月（な）9日にち（く）の「泣なく日ひ」に最終さいしゅう審査しんさを開催かいさいするという。

　とにかく「9」にこだわり、現在げんざい9人にんのファイナリストを募集ぼしゅう中ちゅう。応募おうぼ資格しかくは「39歳さいまで」だが、銚子ちょうし電鉄でんてつでは銚子ちょうし名産めいさんの鯖さばにちなみ、鯖さばをデザインしたヘッドマークを掲かかげた「サバヨミ号ごう」を運行うんこうしていることもあり、「サバ読さばよみもいろいろありにしましょう！！」と同どう電鉄でんてつの竹本たけもと勝紀かつのり社長しゃちょう。

　最終さいしゅう審査しんさは、銚子ちょうし市しの飯沼いいぬま観音かんのんで行おこない、9人にんのファイナリストが自みずから泣なける話はなしを披露ひろうして涙なみだを流ながす。審査しんさ員いんは、寺井てらいさんや竹本たけもと社長しゃちょう、グラビア写真しゃしん家かの山岸やまぎし伸しんさん、飯沼いいぬま観音かんのんと圓福寺えんぷくじの平ひら幡はた照正てるまさ住職じゅうしょくら9人にん。誰だれしも泣なくとメークは落おちるわ、鼻水はなみずは出でるわ、頑張がんばって取とり繕つくろっても素もとが出でてしまう場面ばめんだけに、審査しんさにあたっては「涙なみだは内面ないめんを映うつす鏡かがみ。いわゆる“外見がいけんの美うつくしさ”だけではない魅力みりょくがカギになる」（寺井てらいさん）という。当日とうじつ銚子ちょうし電鉄でんてつの商品しょうひん3900円えん以上いじょうを購入こうにゅうした人ひとも投票とうひょう権けんをもらえ、合計ごうけい得点とくてんで選考せんこうする。

　グランプリ（1人ひとり）には「銚電感涙かんるい大使たいし」の称号しょうごうを授与じゅよ。ファイナリストには、山岸やまぎしさんが銚子ちょうし電鉄でんてつの電車でんしゃや駅舎えきしゃ内ないなどで泣なき顔がおを撮影さつえいした「泣なき写真しゃしん集しゅう」に登場とうじょうしてもらうほか、まずい棒ぼう第だい10弾だん「めんたい味あじ」1年ねん分ぶんプレゼント（9人にん）▽銚子ちょうしを舞台ぶたいにした映画えいが「散歩さんぽ屋やケンちゃん」（主演しゅえん：いしだ壱成いっせい、監督かんとく：寺井てらい広樹ひろき）にて泣なき顔がお出演しゅつえん（1人ひとり）▽「赤あかの他人たにんの証明しょうめい写真しゃしん」ガチャに登場とうじょうできる権利けんり（1人ひとり）▽銚子ちょうし電鉄でんてつ制作せいさくのYoutubeドラマに出演しゅつえん（1人ひとり）―との特典とくてんがある。