(Translated by https://www.hiragana.jp/)
衆院選・米国からの提言:強まる中国の脅威 日本が模索する供給網の多角化は正しい道/2 | 毎日新聞

特集とくしゅう

だい49かい衆院しゅういんせん

岸田きしだ文雄ふみお首相しゅしょう衆院しゅういんせんを10月19にち公示こうじ、31にち投開票とうかいひょう実施じっしすると表明ひょうめい短期たんき決戦けっせん選挙せんきょせんとなります。

特集とくしゅう一覧いちらん

衆院しゅういんせん米国べいこくからの提言ていげん

つよまる中国ちゅうごく脅威きょうい 日本にっぽん模索もさくする供給きょうきゅうもう多角たかくただしいみち/2

インタビューに応じる米シンクタンク「ハドソン研究所」日本部副部長のライリー・ウォルターズ氏=ワシントンで2021年10月6日、秋山信一撮影
インタビューにおうじるべいシンクタンク「ハドソン研究所けんきゅうじょ日本にっぽんふく部長ぶちょうのライリー・ウォルターズ=ワシントンで2021ねん10がつ6にち秋山あきやま信一しんいち撮影さつえい

 4ねんぶりの衆院しゅういんそう選挙せんきょは19にち公示こうじされ、31にち投開票とうかいひょうむかえる。唯一ゆいいつ同盟どうめいこくである米国べいこくからは、日本にっぽんがどのようにえているのか。新進しんしん日本にっぽん研究けんきゅうしゃいた。ぜん4かいだい2かいは、ハドソン研究所けんきゅうじょのライリー・ウォルターズ本部ほんぶふく部長ぶちょう経済けいざい安全あんぜん保障ほしょうかんする問題もんだいいた。防衛ぼうえい問題もんだいげる3かいは16にちあさ掲載けいさいする。

経済けいざい安保あんぽ統一とういつした定義ていぎはない

 日本にっぽん米国べいこくでは経済けいざい安全あんぜん保障ほしょう重要じゅうよう課題かだいになっている。米国べいこくでは中国ちゅうごくへの依存いぞん低減ていげんだけでなく、中国ちゅうごく経済けいざい関係かんけいはなす「デカップリング」さえ議論ぎろんされているが、地理ちりてきにも文化ぶんかてきにも中国ちゅうごくちか日本にっぽん同調どうちょうするのはむずかしい。それでも日本にっぽんがさまざまなくに関係かんけいふかめ、供給きょうきゅうもうをはじめとして、経済けいざいてきなつながりの多様たようすすめているのは、ただしいみちだとかんがえる。

 経済けいざい安保あんぽとは一般いっぱんてきには半導体はんどうたい通信つうしん電池でんち海底かいていケーブルなどの技術ぎじゅつ供給きょうきゅうもうかんして、安保あんぽ観点かんてんから対応たいおうかんがえることだ。

 しかし、経済けいざい安保あんぽには統一とういつした定義ていぎがなく、対応たいおうくにによってことなる。日本にっぽん米国べいこく中国ちゅうごくへの依存いぞんらすようにはか観点かんてん一致いっちしているが、アプローチはことなる。

 トランプぜんべい政権せいけんは「すべてを米国べいこくもどす」として、自国じこくであらゆるものを製造せいぞうし、他国たこく依存いぞんすべきではないという路線ろせんをとった。バイデン政権せいけん産業さんぎょう国内こくない回帰かいきという方向ほうこう

この記事きじ有料ゆうりょう記事きじです。

のこ1123文字もじ全文ぜんぶん1671文字もじ

とき系列けいれつる】

関連かんれん記事きじ

あわせてみたい

アクセスランキング

現在げんざい
昨日きのう
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在げんざい
昨日きのう
1カ月かげつ