すぐそばにクマネズミ　敷島製しきじませいパン「超ちょう熟じゅく」混入こんにゅう、10万まん個こ自主じしゅ回収かいしゅう

　名古屋なごや市しに本社ほんしゃを置おく大手おおてパンメーカー「敷島製しきじませいパン」の食しょくパンにクマネズミの子こどもが混入こんにゅうし、同社どうしゃは商品しょうひんの自主じしゅ回収かいしゅうを余儀よぎなくされた。専門せんもん家かは、クマネズミは人ひとの生活せいかつに入はいり込こんでいるといい、日ひごろからのリスク管理かんりの必要ひつよう性せいを指摘してきする。

住宅じゅうたく地ち生息せいそく域いき／壁かべ穴あなや隙間すきまから侵入しんにゅう

　敷島製しきじませいパンは5月7日にち、東京とうきょう都と昭島あきしま市しのパスコ東京とうきょう多摩たま工場こうじょうで生産せいさんした「超ちょう熟じゅく山やま型がた5枚まいスライス」に小しょう動物どうぶつらしきものが混入こんにゅうしたことが判明はんめいしたと、ホームページ上じょうで発表はっぴょう。同おなじラインで生産せいさんした同どう商品しょうひんと「超ちょう熟じゅく山やま型がた6枚まいスライス」の2商品しょうひん計けい約やく10万まん4000個こを自主じしゅ回収かいしゅうした。調査ちょうさの結果けっか、混入こんにゅうしていたのは、約やく6センチのクマネズミの子こどもだった。

　同社どうしゃによると、4月がつの定期ていき点検てんけんで確認かくにんされなかった巣す穴あなを工場こうじょうの外そとで発見はっけん。この巣す穴あなからネズミが工場こうじょう内ないに侵入しんにゅうし、焼やく前まえのパン生地ぱんきじに混入こんにゅうしたと推定すいていされるという。