「キャプテン翼」といえば南葛ですよね。
翼くんの所属チームは南葛小、南葛SC、南葛中学ですし、翼がブラジルにわたったあと、石崎くんや岬くんが進学したのは南葛高校でした。
とにかく「キャプ翼」といえば南葛、南葛といえば「キャプ翼」なわけですが、じゃあこの「南葛」と架空の地名「南葛市」の由来ってご存じですか?
じつは「南葛」は高橋陽一先生の母校「東京都立南葛飾高等学校」からとったものなんです。
「南葛飾」で「南葛」。ぼくも最初聞いたときはびっくりしました。ていうか静岡県じゃないのかと。
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高橋陽一
(漫画家)
小学5・6年生のころから漫画を描き始め、高校時代に漫画家を志す。スポーツマンガを得意とし、1980年サッカーを主題にした「キャプテン翼」でデビュー。1983年にアニメ化され、サッカー・ブームの火付役となった。他の作品に「翔の伝説」「エース!」「100Mジャンパー」「CHIBI-チビ」などがある。妻はアニメ版「キャプテン翼」で大空翼の声優もつとめた日比野朱里(旧名:小粥よう子)。
小学5・6年生のころから漫画を描き始め、高校時代に漫画家を志す。スポーツマンガを得意とし、1980年サッカーを主題にした「キャプテン翼」でデビュー。1983年にアニメ化され、サッカー・ブームの火付役と……
そんな南葛高校出身の高橋先生は東京都葛飾区四つ木に生まれました。その縁もあって、いま四つ木周辺には大空翼や日向小次郎など「キャプテン翼」のキャラクターの銅像が建てられています。
今回はそれをぜんぶ見て回ってきたレポートです。
四ツ木駅からスタート
銅像めぐりの旅のスタートは京成押上線・四ツ木駅です。
都内からだと荒川をわたってすぐのところにあります。ぼくははじめて降りました。
駅の改札を出て正面に南葛SCの面々が描かれたパネルがあります。
これ、ジャンプコミックスの4巻の表紙と同じだとすぐに気づく「キャプ翼」チルドレンなぼく。
線路沿いを歩いていくと、最初の銅像があります。石崎くんです。
なにか吼えています。
小学生編にこんなシーンあったかな。
少し離れたところから。
ちょっと悲しそうに見えるのはぼくだけ?
線路(高架)をくぐって歩いていくと、四つ木公園があります。
ここにいるのが日向小次郎!
日向越しのスカイツリー。
正面から。
これはたしか予選リーグでの「まずは1点」のシーンですね。あれ、決勝で2-1と勝ち越したときの「この試合勝ったぞ!」のシーンかな。
この頃の日向小次郎はすぐこのポーズを取るんだけど、カッコ良かったなあ。ポーズ的にウェーイ系に見えなくもないけど。
次の目的地は四つ木つばさ公園です。
こんな案内板があるので迷わずたどり着けると思いますよ。
公園です。四方をネットで囲われていて、ある意味「鳥かご」を連想させますね。
この翼くんは等身大だそうです。銅像の高さは測ってないけど、翼くんの身長は公式資料では145cmですね。
背中はネット越しでしか見れないのが残念。
商店街を歩いていると、「キャプ翼」銅像ストラップがあると書いてあったので寄ってみました。
翼くんのストラップです。500円。地元でしか買えないそうです。
この四つ木フードストアー味正さんにはまだ在庫があるみたいです。
ぶっちゃけぜんぜん似てないですけどね。
(そもそも銅像が似てないのに、それをモデルにしてるから謎の少年になってる)
おじさんが「これもいる?」と銅像が完成したときにつくった記念のポケットティッシュやカードをつけてくれました。
そうそう、おじさんいわく外国人もちらほらと観光に来られるそうですよ。
ちなみに切手シートはすでに販売が終了してて買えないんですが、おじさんが「見せてあげよう」と自宅用に購入したものを見せてくれました。
銅像がデザインされてて、けっこういいかも。買えばよかったなあ。
ここからさらに直進して国道6号線にぶつかると、ロベルト本郷がいます。
このシーンも好きだなあ。
少し戻って、京成線に沿って歩きます。
商店街に翼くんの旗がなびいてました。
そして旗がなびくといえば、あねごですよね。
郵便局前に中沢早苗の銅像があります。ちょっと電柱の影になっててわかりにくいですけど。
旗は画で、竿の部分がおかしな角度になっています。
ここまでが四つ木エリアの銅像5体です。
立石駅エリアへ
そのまま線路をわたって渋江公園を目指します。
ここには黄金コンビのパートナー、岬太郎がいます。
岬くんのドリブル。どのシーンかわかんないですね。
なんか顔がちがうような。
公園を出て、奥戸街道を立石駅方面に向かって歩きます。
立石駅前の信号を左折するとアーケードがあります。けっこうお店は閉まってましたが。
一本目の細い道を右折すると、ちいさな公園(立石一丁目児童遊園)に出ます。
ここにあるのがヒールリフト翼くん。
ボ、ボールが消えた!
アーケードに戻り、さらに直進して、立石駅前の踏切もこえてまっすぐ進むと最後の銅像があります。
ラストを飾るのはSGGK、若林源三です。
それにしても若林くんのお父さんはなんで「源三」なんて古風な名前をつけたんだろう。
若林源三、ものすごくスワリはいい名前だけどね。
このアディダスのキャップ、流行ったなあ。
商店街に戻って、立石駅へ。
ぜんぶで8体、だいたい1時間弱でまわれました。
ひと駅分(じっさいにはそれ以上)歩くことになるので、けっこうしんどいです。でも天気のいい日なら散歩コースにはちょうどいいかもしれないですね。
これがお店でもらったマップです。裏表で四つ木と立石になってます。
もしかしたら駅前のコンビニでもらえたのかもしれません。
Googleマップも作成したのでよければ使ってください。