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• いま最高さいこうにアツい部活ぶかつマンガBest3

古ふるくは「SLAM DUNK」や「ドカベン」など、学校がっこうの部活ぶかつ（とくに運動うんどう部ぶ）を舞台ぶたいにしたマンガ、いわゆる「部活ぶかつマンガ」は王道おうどう中ちゅうの王道おうどうでもあります。
現在げんざいも少年しょうねん誌しを中心ちゅうしんに部活ぶかつマンガが多数たすう連載れんさいされていますが、いまとくにオススメの作品さくひんを選えらびました。

3位い

まず最初さいしょは『週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ』で連載れんさい中ちゅうの「火ひノ丸まる相撲すもう」です。

相撲すもう部ぶというなかなかマンガになりにくかった部活ぶかつが舞台ぶたいです。
才能さいのうはあるけど身長しんちょうが低ひくいというハンデを持もっている主人公しゅじんこうが、弱小じゃくしょう高校こうこうの相撲すもう部ぶを再建さいけんしてあらたに集あつまった仲間なかまとともに全国ぜんこくのライバルと戦たたかっていくという『ジャンプ』らしいストーリーですが、それゆえに感動かんどうシーンも多おおいです。
また野球やきゅうマンガではなかなか描えがけない大人おとなとの交流こうりゅうが多おおいのも特徴とくちょうで、現役げんえき力士りきしはもちろんん、相撲すもう部屋へやの親方おやかたや元もと横綱よこづななども登場とうじょうして主人公しゅじんこうたちに言葉ことばをかけます。
（野球やきゅうの場合ばあい、プロアマ協定きょうていがあるためプロは素人しろうとに野球やきゅうを教おしえてはいけないとかややこしいんですよね）

また才能さいのうあるキャラクターは作品さくひん中ちゅう「国宝こくほう」と呼よばれており、主人公しゅじんこうの「鬼丸おにまる国綱くにつな」のほか、「三日月みかづき宗はじめ近こん」や「童子どうじ切きり安やす綱つな」などそれぞれが日本にっぽん刀がたなの異名いみょうを持もっているのも昨今さっこんの日本にっぽん刀がたなブームをうまく取とり入いれています。
最初さいしょは相撲すもうマンガはダメだろうと思おもっていたのですが、どんどんハマっていまでは毎週まいしゅう楽たのしみに読よんでいます。

2位い

つづいて紹介しょうかいするのは『ビッグコミックスピリッツ』に連載れんさい中ちゅうの「あさひなぐ」です。

第だい60回かい小学館しょうがくかん漫画まんが賞しょう（一般いっぱん向むけ部門ぶもん）を受賞じゅしょうしているのでご存ぞんじの方ほうも多おおいかもしれませんね。
この作品さくひんも薙刀なぎなた（なぎなた）部ぶというマイナーな競技きょうぎを取とり上あげているのですが、『スピリッツ』では書道しょどう部ぶを舞台ぶたいにした河合かわい克敏かつとし先生せんせいの「とめはねっ!」の連載れんさいがあったので読者どくしゃとしても受うけ入いれやすかったと思おもいます。

薙刀なぎなたという競技きょうぎの奥深おくふかさや、数すう回かい勝かてばインターハイに出でれてしまうというマイナーさも伝つたわる作品さくひんになっています。
主人公しゅじんこうはけっして運動うんどう神経しんけいがいいとはいえない女性じょせいで、彼女かのじょの成長せいちょうを描えがいています。構造こうぞうとしては「はじめの一いち歩ほ」に似にているかもしれませんが、この作品さくひんの場合ばあいはより精神せいしん面めんの成長せいちょうに比重ひじゅうがあります。
ぼくは主人公しゅじんこう以外いがいのキャラ同士どうしのやり取とりがうまいと思おもっていて、受験じゅけんと練習れんしゅうの両立りょうりつに苦くるしむキャプテンを不器用ぶきような後輩こうはいが引ひきずり下おろす感かんじで交代こうたいするシーンとか、号泣ごうきゅうしながら読よんでました。

1位い

そして「いま最高さいこうにアツい部活ぶかつマンガ」の称号しょうごうにふさわしい作品さくひんは『週刊しゅうかん少年しょうねんマガジン』に連載れんさい中ちゅうの「DAYS」です！

サッカー部ぶが舞台ぶたいで主人公しゅじんこうは素人しろうとという、ベタ中ちゅうのベタなストーリーながら、主人公しゅじんこうは天才てんさいではなく究極きゅうきょくの努力どりょく家かというところが特徴とくちょうです。
渡辺わたなべ航わたる先生せんせいの「弱虫よわむしペダル」（『週刊しゅうかん少年しょうねんチャンピオン』に連載れんさい中ちゅう）のように「じつは才能さいのうが隠かくされていた！」という設定せっていでもなく、いまのところ試合しあい中ちゅうずっと走はしりつづけるという一いち点てんのみがプレイヤーとして評価ひょうかされていて、ただそのがんばりが周囲しゅういに影響えいきょうを与あたえていくストーリーになっています。
主人公しゅじんこうの性格せいかくは真ま逆ぎゃくに近ちかいけど「SLAM DUNK」の正統せいとう後継こうけい作品さくひんはこの作品さくひんだと個人こじん的てきには思おもっています。

作者さくしゃの安田やすだ剛士たけし先生せんせいはこの作品さくひんの前まえに「振ふり向むくな君きみは」という別べつのサッカー漫画まんがを連載れんさいしていたのですが、そのときのキャラクターがライバルとして登場とうじょうしているのもファンにはたまらないですね。
チームメイトはもちろん、ライバルチームの個性こせい的てきなキャラクターも見事みごとに描えがきわけられていて、泣なけるシーンも多おおいので涙腺るいせんが弱よわい人ひとは電車でんしゃなどで読よまないほうがいいかも。

あとヒロインの生方うぶかたさんも最高さいこうで、いわゆるツンデレ系けいの女子じょしなんだけどスカウティング能力のうりょくも高たかくて、いままでのスポーツ漫画まんがにないヒロイン像ぞうだと思おもいます。
こんなセリフを話はなすヒロインなんていましたっけ？

とにかく毎週まいしゅう楽たのしみにしていて『マガジン』で最初さいしょに読よむマンガです。

次点じてん

最近さいきんは部活ぶかつマンガも少すくなくなったなあと思おもいつつ、まだまだ連載れんさい中ちゅうの名作めいさくはありますね。
いまは『マガジン』がいちばん部活ぶかつマンガの連載れんさいが多おおいかもしれませんが、「ダイヤのA」（現在げんざいは第だい2部ぶが連載れんさい中ちゅう）や「あひるの空そら」などアツい作品さくひんがありますし、『ジャンプ』に連載れんさい中ちゅうの「ハイキュー!!」もどんどんアツさが増ましてきてますよね。

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