Seventeen

■概要がいよう
1968年ねんに、総合そうごう少女しょうじょ週刊しゅうかん誌し『マーガレット』のお姉ねえさん雑誌ざっし『週刊しゅうかんセブンティーン』として創刊そうかん、アメリカで1944年ねんに創刊そうかんされた『Seventeen』の日本にっぽん版ばんとして出発しゅっぱつした。掲載けいさい内容ないようはファッション・少女しょうじょ漫画まんが・芸能げいのう等とう。
1987年ねんに、誌し名めいの表記ひょうきをアルファベットの『SEVENTEEN』とし、判はん型がたも変更へんこう、リニューアルされた。通巻つうかん1000号ごうとなる1988年ねん1号ごうより、ファッション雑誌ざっしに方向ほうこう転換てんかんし、月つき2回かいの刊行かんこう（毎月まいつき1日にち・15日にち）となる。漫画まんが雑誌ざっしとしての部分ぶぶんは『月刊げっかんティアラ』として新しん創刊そうかんされ、引ひき継つがれた。その後ご、ライバル誌しだった小学しょうがく館かんの『プチセブン』の廃刊はいかん後ご、急速きゅうそくに売うり上あげを伸のばし（公称こうしょう35万まん部ぶ）、「ティーンのNo.1雑誌ざっし」と銘打めいうっている。2008年ねん、創刊そうかん40周年しゅうねんを機きに月刊げっかん化か、表記ひょうきを『Seventeen』に変更へんこうした。
上位じょうい誌しは1971年ねん創刊そうかんの『non-no』であるが、2004～09年ねんにかけては系統けいとうの異ことなるものとして『PINKY』も発売はつばいされた。


■歴史れきし
1967年ねん ティーンのための総合そうごう週刊しゅうかん誌しとして、『週刊しゅうかんセブンティーン』創刊そうかん。
1968年ねん 『別冊べっさつセブンティーン』創刊そうかん。
1973年ねん 『別冊べっさつセブンティーン』が『月刊げっかんセブンティーン』として新しん創刊そうかん。
1986年ねん 『月刊げっかんセブンティーン』廃刊はいかん。同時どうじに『ヤングユー』が月刊げっかん化か。
1987年ねん 『週刊しゅうかんセブンティーン』がリニューアル。表記ひょうきはアルファベットの『SEVENTEEN』に変更へんこう。
1988年ねん 週刊しゅうかんから月つき2回かい刊かんへ。内容ないようもファッション雑誌ざっしとなった。漫画まんが雑誌ざっしとしての部分ぶぶんは、『月刊げっかんティアラ』として新しん創刊そうかん。
2008年ねん 10月がつ号ごうより月つき2回かい刊かんから月刊げっかんへ。表記ひょうきは『Seventeen』に変更へんこう。


■専属せんぞくモデル
誌面しめんに登場とうじょうする専属せんぞくモデルは「STモ」と呼よばれる。STモは一般いっぱん公募こうぼのオーディション「ミスセブンティーン」で選出せんしゅつされたり、大手おおて芸能げいのう事務所じむしょからの編集へんしゅう部ぶへの売うり込こみなどで定期ていき的てきに補充ほじゅうされる「プロダクション組ぐみ」がいる。
人気にんきモデルは頻繁ひんぱんにカバーガール（表紙ひょうし）を務つとめたり、連載れんさいページを担当たんとうするほか、ソロでフォトエッセイが発売はつばいされることもある。また、本誌ほんしに限かぎらないが、『週刊しゅうかんプレイボーイ』、『MEN'S NON-NO』など集英社しゅうえいしゃの男性だんせい向むけ雑誌ざっしに出演しゅつえんして、女性じょせいに限かぎらず男性だんせいからも支持しじを集あつめるという手法しゅほうも採とられている。卒業そつぎょう後ごは、他たのファッション誌しに移籍いせきし引ひき続つづきモデルとして活躍かつやくする者ものがほとんどだが、女優じょゆうや歌手かしゅに転向てんこうし人気にんきを得える者ものもいる。
本誌ほんしは10代の女性じょせい向むけ雑誌ざっしであるため、専属せんぞくモデルは大抵たいてい20歳さい近ちかくになると卒業そつぎょうして行いくものの、近年きんねんでは、高たかい人気にんきを誇ほこるモデルは成人せいじんしてからもしばらくは留とまる傾向けいこうにある。2010年ねん4月がつ号ごうより専属せんぞくモデルがすべて平成へいせい生うまれになった。


■現行げんこうの専属せんぞくモデル
飯豊いいでまりえ、江こう野沢のざわ愛美まなみ、大友おおとも花はな恋こい、樫本かしもと琳花、川津かわづ明日香あすか、下村しもむら実生みしょう、新川しんかわ優ゆう愛あい、末永すえなが真しん唯ただ、田辺たなべ桃子ももこ、中条ちゅうじょうあやみ、仲谷なかたに香春かわら、
橋爪はしづめ愛あい、広瀬ひろせすず、藤井ふじいサチ、古畑ふるはた星ほし夏なつ、三吉みよし彩花あやか、横田よこた真しん悠ゆう、岡本おかもと夏美なつみ、黒崎くろさきレイナ、マーシュ彩いろどり、坂井さかい仁香にか、松岡まつおか花はな佳けい、紺野こんの彩夏あやか、佐々木ささき莉佳子こ


■過去かこの専属せんぞくモデル
過去かこに専属せんぞくモデルの経験けいけんがあり、その後ごもモデル、タレント、女優じょゆう、歌手かしゅとして顕著けんちょな活躍かつやくをした者もの。
浅木あさぎ一いち華はな（ミスセブンティーン2004）
赤あか谷たに奈緒子なおこ（ミスセブンティーン2004）
安座間あざま美優みゆ（ミスセブンティーン2002）
浅見あさみれいな
荒木あらき七なな菜さい香が（ミスセブンティーン2004）
有末ありすえ麻あさ祐子ゆうこ（ミスセブンティーン2007）
池田いけだカトリーナ（当時とうじは池田いけだあゆみ、ミスセブンティーン2002）
石橋いしばし杏奈あんな
石川いしかわ亜あ沙すな美び
一いち戸こ愛子あいこ（ミスセブンティーン2003）
伊藤いとうもなみ
上原うえはら奈美なみ　
内田うちだ安やすし咲さき美び（ミスセブンティーン2002）
榮さかえ倉くら奈々なな
大石おおいし参まいり月がつ（ミスセブンティーン2004）
大政たいせい絢あや
大河内おおこうち奈々子ななこ
岡本おかもと杏理あんり
尾形おがた沙耶さや香が（ミスセブンティーン2001）
加藤かとう幸子さちこ
柿木かきのき理紗りさ
北川きたがわ景子けいこ（ミスセブンティーン2003）
北山きたやま詩織しおり（ミスセブンティーン2010）
木村きむらカエラ（ミスセブンティーン2001）
桐谷きりたに美玲みれい
工藤くどう晴香はるか
工藤くどうえみ
草刈くさかり麻有あゆ
小泉こいずみ絵美子えみこ
小久保こくぼ利恵りえ
高下こうげ彩いろどり
剛力ごうりき彩いろどり芽め
小林こばやし美穂みほ（ミスセブンティーン2006）
紺野こんのゆり
坂田さかた梨香子りかこ
佐野さの光来こうらい（ミスセブンティーン2005）
佐藤さとうありさ（ミスセブンティーン2005）
新川しんかわ優ゆう愛あい（ミスセブンティーン2011）
鈴木すずきえみ（ミスセブンティーン1999）
鈴木すずき友とも菜さい
関せき綾乃あやの（ミスセブンティーン2001）
滝沢たきざわカレン（ミスセブンティーン2008）
武井たけい咲さき
高田たかだ有ゆう紗しゃ
田中たなかあさみ（ミスセブンティーン2007）
田中たなか美保みほ
谷口たにぐち紗しゃ耶香
立石たていし晴香はるか
月本つきもとえり（ミスセブンティーン2000）
土屋つちやアンナ
手嶋てじまゆか
トーマス玲奈れいな(サリー・トーマス)(ミスセブンティーン1999)
徳とく澤さわ直子なおこ（ミスセブンティーン2001）
知華ちか（ミスセブンティーン2003）
中根なかね成美まさみ（ミスセブンティーン2003）
仲なか程ほど仁美ひとみ（ミスセブンティーン2002）
南條なんじょう有香ゆか（ミスセブンティーン2005）
西内にしうちまりや
芳賀はが優里ゆり亜あ
橋本はしもと愛あい（ミスセブンティーン2009）
はねゆり
波なみ瑠
日高ひだか薫かおる（ミスセブンティーン2000）
広瀬ひろせアリス（ミスセブンティーン2009）
福田ふくだ明子あきこ
房ぼうみどり（ミスセブンティーン2001）
星川ほしかわ玲奈れいな（ミスセブンティーン2005）
細谷ほそや理紗りさ
本田ほんだ翼つばさ
松澤まつざわ茜あかね
真野まのきりな
水沢みずさわエレナ
水原みずはら希子のりこ（ミスセブンティーン2003）
溝口みぞぐち真央まお（ミスセブンティーン2006）
宮沢みやざわりえ（1987年ねんの誌面しめんリニューアル前後ぜんこうにまたがるレギュラー表紙ひょうしモデルを務つとめる）
美優みゆ
森もり絵梨えり佳けい
森川もりかわ葵まもる（ミスセブンティーン2010）
山下やましたさえ
山本やまもと佑美ゆみ（ミスセブンティーン2006）
吉川よしかわひなの
阿部あべ菜さい渚なぎさ美び（ミスセブンティーン2010。在籍ざいせき69ヶ月かげつ）
高こう堰せきうらら（ミスセブンティーン2012。在籍ざいせき45ヶ月かげつ）
藤ふじ麻理まり亜あ（在籍ざいせき20ヶ月かげつ）

山本やまもと裕典ひろのり（ボーイフレンド専属せんぞくモデル）
溝端みぞはた淳じゅん平ひらた
CHIKARA（セブンティーン専属せんぞくメンズモデル）


■ミスセブンティーン
1970年ねんから1986年ねんまでオーディション大会たいかい、ミスセブンティーンが開催かいさいされた。
第だい2回かい（71年ねん大会たいかい）グランプリは坂口さかぐち良子りょうこ、1978年ねん大会たいかいでは松田まつだ聖子せいこが地区ちく大会たいかいでスカウト、1984年ねん大会たいかいでは松本まつもと典子のりこ、網浜あみはま直子なおこらがグランプリを受賞じゅしょうしたほか国生こくしょうさゆり、渡辺わたなべ美里みさと、工藤くどう静香しずか、渡辺わたなべ満里奈まりななどが出場しゅつじょう。1986年ねんの大会たいかいでは、おニャン子こクラブを生うみ出だしたバラエティ番組ばんぐみ夕ゆうやけニャンニャンとの合同ごうどうオーディション（出場しゅつじょう者しゃの中なかから7名めいが無条件むじょうけんでおニャン子こクラブ入いり）を行おこなったが、グランプリの優勝ゆうしょう特典とくてんであったソロデビューと予定よていされていたおニャン子こ内ないのユニットの参加さんかが中止ちゅうしになった。特とくに1984年ねん大会たいかいは非常ひじょうに水準すいじゅんの高たかい大会たいかいとなり、入賞にゅうしょう者しゃの全すべてが歌手かしゅないしは女優じょゆうとしてデビューしている。


■コンテスト受賞じゅしょう者しゃ
宮野みやの凉子りょうこ（初代しょだいグランプリ）
坂口さかぐち良子りょうこ（1971グランプリ）
朝加あさか真由美まゆみ（1971地区ちく予選よせん落おちスカウト）
大滝おおたき裕子ゆうこ（1978グランプリ）
松田まつだ聖子せいこ（1978本選ほんせん出場しゅつじょう辞退じたいスカウト）
佐東さとう由梨ゆり（1982グランプリ）
横田よこた早苗さなえ（1982準じゅんグランプリ）
菊地きくち陽子ようこ（1982TBS賞しょう）
百瀬ももせまなみ（1982特別とくべつ賞しょう）
網浜あみはま直子なおこ（1984グランプリ）
松本まつもと典子のりこ（1984グランプリ）
藤原ふじわら理恵りえ（1984準じゅんグランプリ）
麻倉あさくらあきら（受賞じゅしょう時じは斉藤さいとうさおり、1984準じゅんグランプリ）
渡辺わたなべ美里みさと（1984歌唱かしょう賞しょう）
村田むらた恵里えり（1984歌唱かしょう賞しょう）
工藤くどう静香しずか（1984特別とくべつ賞しょう）
柴田しばたくに子こ（1984特別とくべつ賞しょう）
清原きよはら亜希あき（受賞じゅしょう時じは木村きむら亜希あき、1984全国ぜんこく大会たいかいスカウト）
森村もりむら聡美さとみ（1984全国ぜんこく大会たいかいスカウト）
矢沢やざわ美紀みき（1984全国ぜんこく大会たいかいスカウト）
国生こくしょうさゆり（1984全国ぜんこく大会たいかいスカウト）
渡辺わたなべ満里奈まりな（1984地区ちく予選よせん落おちスカウト）
ポピンズ（1984地区ちく予選よせん落おちスカウト）
貝瀬かいせ典子のりこ（1986グランプリ）
斉藤さいとう満喜子まきこ（1986準じゅんグランプリ）
守屋もりや寿恵ひさえ（1986準じゅんグランプリ）
高田たかだ尚子しょうこ（1986特別とくべつ賞しょう）
杉浦すぎうら未幸みゆき（受賞じゅしょう時じは杉浦すぎうら美雪みゆき、1986特別とくべつ賞しょう）
吉見よしみ美津子みつこ（1986特別とくべつ賞しょう）
桜川さくらがわ佳世かよ（1986夕ゆうやけニャンニャン賞しょう）

1986年ねん以降いこう一いち時じ休止きゅうししていたが、1999年ねんからオーディションが再開さいかいされ、現在げんざいは専属せんぞくモデルの選出せんしゅつに特とく化かしたものとなっている（下記かきのテンプレートも参照さんしょう）。
4月がつ号ごうにモデルの応募おうぼ方法ほうほうが記載きさいされ、8月がつ号ごうで最終さいしゅう選考せんこうで残のこった候補者こうほしゃによる読者どくしゃ投票とうひょうで決定けっていする。
また、毎年まいとし夏なつには専属せんぞくモデルが総そう出演しゅつえんするファッションショー「夏なつの学園がくえん祭さい」が開催かいさいされ、そこで受賞じゅしょう者しゃをお披露目ひろめするのが恒例こうれいとなっている[5]。
さらに,10月がつ号ごうの紙面しめんにて全国ぜんこくの読者どくしゃにお披露目ひろめする。


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