今いままでコラムを書かいていた時間じかんを、これからは有意義ゆういぎな飲のみ会かいに使つかわせてもらい、一人ひとりあぶったスルメイカを噛かみしめながら、悲かなしく寂さびしく涙なみだしつつ「東あずま謙二けんじの『“虎とら”の病院びょういん経営けいえい日記にっき』」を終了しゅうりょうさせていただく。日経にっけいメディカル Onlineの関係かんけい者しゃの方々かたがた、長ながい間あいだ本当ほんとうにお世話せわになりました。コラムをお読よみ…

　私わたしの周囲しゅういで、医療いりょう機関きかん経営けいえいの世代せだい交代こうたいが進すすんでいる。診療しんりょう所しょでは、山地さんち外科げか胃腸いちょう科か医院いいんの山地やまじ康やすし大だい郎ろう先生せんせい、みらいえクリニックの嶋津しまづ裕ひろし太郎たろう先生せんせいら、ご子息しそくの継承けいしょうが相次あいついでいる。病院びょういんでは、成なり尾お整形せいけい外科げかや阿蘇あそ立野たての病院びょういんのご子息しそくが、医学部いがくぶで頑張がんばっておられる。そんなご子息しそくから、「『“虎とら”の病院びょういん経営けいえい…

　1月がつ24日にち、日本にっぽん病院びょういん会かい熊本くまもと支部しぶの総会そうかい・講演こうえん会かいが開催かいさいされた。 今回こんかいは講師こうしとして、国際医療福祉大学こくさいいりょうふくしだいがくの高橋たかはし秦はた先生せんせいに大だい寒波かんぱの中なか、熊本くまもとまでお越こしいただいた。

　大将たいしょうというものは、先頭せんとうに立たって戦たたかわなければ戦せんに勝かてない──。いにしえの時代じだいからそうであったように、今いまの時代じだいにおいても企業きぎょうや医療いりょう機関きかんの経営けいえい者しゃはそうあるべきなのではないだろうか。

　厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、2022年ねん11月がつ末まつ、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の感染かんせん症しょう法ほう上じょうの分類ぶんるいの見直みなおしに向むけ、本格ほんかく的てきに議論ぎろんをスタートさせた。

　オリックス・バファローズ、26年ねんぶりの日本一にっぽんいちおめでとうございます。我われらが阪神はんしんタイガースは、ペナントレースで3位い、クライマックスシリーズで2位いと頑張がんばりました。

　先日せんじつ、熊本くまもと市し医師いし会かいで部会ぶかいの区分くぶん見直みなおしが行おこなわれた。どうしてかは分わからないが、これまでは病院びょういんや診療しんりょう所しょがある行政ぎょうせい区くに応おうじた区分くぶんになっていなかったからだ。

　前回ぜんかいのコラムで、リーダーシップについて偉えらそうなことを書かいたところ、「お前まえの資質ししつこそどうなのだ」と、地元じもとの医師いしからご指摘してきをいただいた。私わたしの院長いんちょう時代じだいのリーダーシップは、自己じこ診断しんだんでは100点てん満点まんてん中ちゅう50点てんといったところだろうか。…

　院長いんちょうのリーダーシップは、病院びょういんの方向ほうこう性せいを決きめる大おおきな要素ようそだ。リーダーに求もとめられる資質ししつにはいろいろあるが、私わたしがまず重要じゅうようだと考かんがえている資質ししつの1つは「正確せいかくで素早すばやい判断はんだん力りょく」である。もちろん、常つねに正ただしい判断はんだんを迅速じんそくに下くだすリーダーが理想りそうではあるが、どんな時ときでもすぐに正ただしい判断はんだんができるならばそ…

　暑あつい……。とにかく暑あつい……。日ひごろ、クーラーの効きいている院内いんないで一いち日にち中ちゅう過すごしている私わたしは、軽かるく外出がいしゅつするだけで熱中ねっちゅう症しょう状態じょうたいである。6月がつ末まつ、書籍しょせきの打うち合あわせで東京とうきょうに行いった時ときも、翌日よくじつに頭痛ずつう、嘔気がした。いやあれは、熱中ねっちゅう症しょうと二日酔ふつかよいの合併症がっぺいしょう状じょうだったかもしれない。…

　ダチョウ倶楽部くらぶの上島うえしま竜りゅう兵へいさんが亡なくなられた。上島うえしまさんが亡なくなられた理由りゆうや背景はいけいについて、第三者だいさんしゃが何なにかの意見いけんを言いう立場たちばにはないが、マスコミ等とうで話題わだいとなっていたことの1つに、彼かれの卓越たくえつした芸風げいふうがある。…

4月がつ23日にち、日本にっぽん病院びょういん会かいの支部しぶ長ちょう会かいがオンラインで開催かいさいされた。支部しぶ長ちょう会かいは、年としに3回かい開ひらかれる。今回こんかいは、オンラインでの開催かいさいとなったが、今後こんごは東京とうきょうに行いかなければいけないと思おもうと大変たいへんだ。今回こんかいの支部しぶ長ちょう会かいは「医師いしの働はたらき方かた改革かいかくをめぐる現状げんじょうと課題かだい」をテーマに、泉いずみ並木なみき副ふく会長かいちょうの出席しゅっせきの下した、各かく都道府県とどうふけんの支部しぶ…

　3月21日にちをもって、熊本くまもと県けんもようやくまん延えん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちが解除かいじょされた。九州きゅうしゅうという島国しまぐにの中なかで、熊本くまもと県けんだけが措置そちを継続けいぞくしていた。感染かんせん者しゃ数すうが減少げんしょうに転てんじなかったこともあるが、他た県けんに比くらべて病床びょうしょう利用りよう率りつが高こう止とまりしていたことが最大さいだいの原因げんいんである。…

　2月がつ初はじめから、熊本くまもと市しは救急きゅうきゅう医療いりょう体制たいせいが崩壊ほうかいしている。ひっ迫ぱくではなく、これはもう崩壊ほうかいだ。もちろん崩壊ほうかいの定義ていぎにもよるとは思おもうが、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる原発げんぱつ事故じこの際さい、「メルトダウン」という言葉ことばをほとんど使つかわなかったのと同様どうよう、「医療いりょう崩壊ほうかい」という言葉ことばも、政府せいふは使つかいたくないのだろう。しかし、2…

　熊本くまもと県けんも1月がつ21日にちから「まん延えん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そち」が適用てきようされた。1月19日にち時点じてんでの、熊本くまもと県けんの確保かくほ病床びょうしょうの使用しよう率りつは39.9％、重症じゅうしょう病床びょうしょうの使用しよう率りつは0.0％。ただ、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）に対応たいおうしている医療いりょう機関きかんからは「医療いりょうがひっ迫ぱくしている」という悲鳴ひめいが上あがっていた。一方いっぽうで、対応たいおうしていない…