写真しゃしん1　新型しんがたコロナウイルスの顕微鏡けんびきょう写真しゃしん（国立こくりつ感染かんせん症しょう研究所けんきゅうじょのウェブサイトから）

　WHOは2月がつ11日にち、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの正式せいしき名称めいしょうを「COVID-19」とすると発表はっぴょうした。コロナウイルス感染かんせん症しょうと感染かんせん者しゃが報告ほうこくされた2019年ねんを組くみ合あわせたもの。

　COVID-19の「CO」は「corona」、「VI」は「virus」、「D」は「disease」の意味いみとなる。

　一方いっぽう、ウイルス名めいについては、国際こくさいウイルス分類ぶんるい委員いいん会かい（International Committee on Taxonomy of Viruses：ICTV）が2月がつ7日にちまでに、SARS（重症じゅうしょう急性きゅうせい呼吸こきゅう器き症候群しょうこうぐん）を引ひき起おこすウイルス（SARS-CoV）の姉妹しまい種しゅであるとして「SARS-CoV-2」と名付なづけている。

　病名びょうめいとウイルス名めいが異ことなることや、ウイルス名めいに「SARS」が使つかわれていることついては、今後こんご、議論ぎろんを呼よびそうだ。

■参考さんこう情報じょうほう
・International Committee on Taxonomy of Viruses