エンター・ザ・ボイド

あらすじ・ストーリー　オスカーとリンダの兄妹きょうだいは、東京とうきょうの片隅かたすみでふたり暮くらしをしていた。ある日ひ、違法いほうドラッグを持もってバーを訪おとずれたオスカーは、取とり締しまりのために来きた警官けいかんに銃じゅうで胸むねを撃うたれてしまう。彼かれの意識いしきは次第しだいに薄うすれていき、やがて魂たましいが肉体にくたいから離脱りだつし……。

解説かいせつ　『カルネ』『アレックス』の鬼才きさいギャスパー・ノエが7年ねんぶりに放はなつ新作しんさくは、東京とうきょうの繁華はんか街がいの裏通うらどおりに住すむ外国がいこく人じん兄妹きょうだいの物語ものがたり。死後しごに肉体にくたいを離はなれた兄あにの魂たましいと残のこされた妹いもうとの運命うんめいを、セックス、ドラッグ、リーインカーネーションといったテーマと共ともに語かたり明あかす。ノエ監督かんとくとフランスのVFX工房こうぼうのコラボによって創造そうぞうされたトリップ感覚かんかくあふれる映像えいぞうに注目ちゅうもくだ。

スタッフ	監督かんとく：ギャスパー・ノエ 音楽おんがく：トマ・バンガルテル
キャスト	ナサニエル・ブラウン パズ・デ・ラ・ウェルタ シリル・ロイ