内田うちだ慈ら「ピンカートンに会あいにいく」試写ししゃ会かいでライブ、「紅白こうはく出場しゅつじょう狙ねらってます」

「ピンカートンに会あいにいく」の完成かんせい披露ひろう試写ししゃ会かいが1月がつ10日とおかに東京とうきょう・スペースFS汐留しおどめで行おこなわれ、キャストの内田うちだ慈、松本まつもと若菜わかな、山田やまだ真しん歩ふ、水野みずの小しょう論ろん、岩野いわの未知みち、小川おがわあん、岡本おかもと夏美なつみ、柴田しばた杏あんず花はな、芋生いもう悠ゆう、鈴木すずきまはな、田村たむら健太郎けんたろう、監督かんとくの坂下さかした雄一郎ゆういちろうが登壇とうだんした。

本ほん作さくは、アラフォーの女優じょゆう・優子ゆうこが、20年ねん前まえに所属しょぞくしていたアイドルグループ“ピンカートン”を再さい結成けっせいするために奔走ほんそうする物語ものがたり。ピンカートンの元もとメンバーに内田うちだ、松本まつもと、山田やまだ、水野みずの、岩野いわのが扮ふんし、彼女かのじょたちの少女しょうじょ時代じだいを小川おがわ、岡本おかもと、柴田しばた、芋生いもう、鈴木すずきが演えんじた。

イベントでは、内田うちだ、松本まつもと、山田やまだ、水野みずの、岩野いわのがポップな衣装いしょうに身みを包つつみ、本ほん作さくの主題歌しゅだいか「Revolution now」を披露ひろう。ライブ後ご、内田うちだが「この曲きょくで紅白こうはく出場しゅつじょう狙ねらってます」と笑わらい、松本まつもとが「このサプライズ演出えんしゅつのために、年末ねんまつ3日にちかけて練習れんしゅうしました」と明あかす中なか、田村たむらが「ライブ、観みたい観みたいと思おもって今日きょう駆かけ付つけましたが、トイレに行いっていたら終おわってしまっていて（笑）」と話はなして笑わらいを誘さそった。

内田うちだは「実じつは元もとアイドル役やくがすごく多おおいんです、こう見みえて（笑）」と述のべ、「ただ、今回こんかいは仲間なかまがいて心強こころづよかったです。この作品さくひんについては、あふれるくらいの思おもいがあって……。チラシのイメージから『コメディですか？』と聞きかれることが多おおいのですが、コメディとは言いいたくない自分じぶんがいます。崖がけっぷち感かんや、いろんなことがうまく行いかないときの気持きもちは老若男女ろうにゃくなんにょ共通きょうつうと思おもうので、そこを楽たのしんでいただければうれしいです」とコメント。松本まつもとは「ほかのアイドルの悪口わるぐちを言いうところとか、若手わかて時代じだいのピンカートンメンバーの掛かけ合あいがリアルで、こんなアイドルが本当ほんとうにいたら怖こわいなと思おもいました（笑）。ウィットに富とんでいて辛口からくちなユーモアがあふれる坂下さかした監督かんとくの世界せかい観かんが大好だいすきです！」と話はなした。

また、内田うちだ扮ふんする優子ゆうこの少女しょうじょ時代じだいを演えんじた小川おがわは「撮影さつえい中ちゅうのことで覚おぼえているのは、監督かんとくの表情ひょうじょうが変化へんかしないこと。なんとかみんなで笑わらわせようとしたんですが、なかなか表情ひょうじょうが変かわらず（笑）。でも、OKのときは表情ひょうじょうが朗ほがらかになられるんですよね」と回想かいそう。松本まつもと扮ふんする葵あおいの少女しょうじょ時代じだいを演えんじた岡本おかもとは「私わたしたちは悪口わるぐちを言いうシーンが多おおかったので、撮影さつえい時じは『顔かおが怖こわい』と言いわれました（笑）。マネージャーの悪口わるぐちを言いうシーンがあるんですが、自分じぶんのマネージャーさんが『こんなふうに自分じぶんも悪わるく言いわれてるんだろうな』と言いってました」と笑わらった。

坂下さかしたは「もともとは原作げんさくものを撮とるはずが、その話はなしがなくなり、撮影さつえい開始かいしまで時間じかんがない中なかで“アイドル再さい結成けっせい”という設定せっていのみ、なんとかひねり出だしてスタートした作品さくひんです」と述懐じゅっかい。「みんなでがんばったこの作品さくひんをついにお披露目ひろめできてうれしいです」と感無量かんむりょうの表情ひょうじょうを見みせた。

「ピンカートンに会あいにいく」は1月がつ20日はつかより東京とうきょう・新宿しんじゅく武蔵野むさしの館かんほか全国ぜんこくで順次じゅんじ公開こうかい。