成田なりた凌りょうがTAMA映画えいが賞しょうで新進しんしん男優だんゆう賞しょうを獲得かくとく、今泉いまいずみ力つとむ哉が“マモルっぽい”行動こうどう明あかす

第だい11回かいTAMA映画えいが賞しょうの授賞じゅしょう式しきが本日ほんじつ11月がつ17日にちに東京とうきょう・中央大学ちゅうおうだいがく多摩たまキャンパスのクレセントホールで行おこなわれ、最優秀さいゆうしゅう新進しんしん男優だんゆう賞しょうを獲得かくとくした成田なりた凌りょう、清水しみず尋ひろ也が登壇とうだんした。

「愛あいがなんだ」「チワワちゃん」「さよならくちびる」「人間にんげん失格しっかく 太宰だざい治おさむと3人にんの女おんなたち」「翔とんで埼玉さいたま」に出演しゅつえんしたほか、主演しゅえん作さく「カツベン！」の封切ふうきりを12月13日にちに控ひかえる成田なりた。「たくさんの人ひとに支ささえられて、この重おもいトロフィーをいただけました。まだまだたくさんがんばらなければいけないことがありますが、映画えいが界かいに欠かかせない人間にんげんになれるようにこれからも精進しょうじんしていきたいと思おもいます」と決意けついを語かたる。「愛あいがなんだ」でのマモル役やくについて成田なりたは「なかなかイライラさせてしまう役やくではあるんですが、岸井きしいゆきのさんと一緒いっしょに一瞬いっしゅんも間違まちがえられないという緊張きんちょう感かんをもって丁寧ていねいに取とり組くみました」と延のべた。

ここで、「愛あいがなんだ」の監督かんとくを務つとめた今泉いまいずみ力つとむ哉がサプライズ登壇とうだんし、成田なりたと、最優秀さいゆうしゅう新進しんしん女優じょゆう賞しょうを獲得かくとくした岸井きしいを祝福しゅくふくする。成田なりたが、撮影さつえい中ちゅうの岸井きしいをいたわって入浴にゅうよく剤ざいなどを差さし入いれていたことを語かたると、今泉いまいずみは「成田なりたくんの個人こじん的てきな情報じょうほうを入いれちゃうと、マモルじゃなくなっちゃうから岸井きしいさんがなるべく距離きょりを取とっていたのに、（成田なりたが）そのことに気付きづいていなかったんです（笑）。その時点じてんでマモルっぽいですよね。普通ふつう『なんか冷つめたくされているな』って気付きづくと思おもうんですけど、気付きづかずにチョコレートをあげたりしていたらしいので、（テルコとマモルは）この2人ふたりだなと思おもいました」とコメント。成田なりたは「褒ほめられているのか、けなされているのか……」と苦笑くしょうしていた。

清水しみずは「6月がつに20歳さいになり、今年ことしは重要じゅうような1年ねんになると勝手かってに思おもっていました。そんなタイミングで、賞しょうという目めに見みえる形かたちで自分じぶんの芝居しばいを評価ひょうかしていただけたことを本当ほんとうにうれしく思おもいます。僕ぼくにとっては人生じんせいで初はじめての映画えいが賞しょうなので、このTAMA映画えいが賞しょうで素敵すてきな初はつ受賞じゅしょうをいただけたことが光栄こうえいです」と頭あたまを下さげる。

清水しみずの出演しゅつえん作さく「ホットギミック ガールミーツボーイ」の監督かんとくを務つとめ、今回こんかい最優秀さいゆうしゅう新進しんしん監督かんとく賞しょうを受賞じゅしょうした山戸やまと結ゆい希まれは、本ほん作さくで感かんじた清水しみずの印象いんしょうを「天才てんさい」と述のべ、「この地球ちきゅう上じょうで清水しみずさんしかできない役やくを演えんじていただきました。才能さいのうの大おおきなかたまりだと思おもいますので、ゴリゴリ進すすんでいってほしいです」と激励げきれいする。清水しみずは「こんな大勢おおぜいの前まえで天才てんさいと言いわれて、変へんな汗あせをかいてます」と恐縮きょうしゅくした様子ようすだった。

映画えいがナタリーでは、同どう授賞じゅしょう式しきの様子ようすを引ひき続つづきレポートする。第だい29回かい映画えいが祭さいTAMA CINEMA FORUMは、11月23日にちから12月1日にちまで多摩たま市内しないの各所かくしょで開催かいさい。

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